興味の赴くままにオーディオ製品を取り上げる「物欲探訪」。今回取り上げる機種は謎の新進気鋭ブランドMUINEの完全ワイヤレスイヤホン「MUINE T1」です。
この機種についてはすでに手に入れたので、この記事にはファーストインプレッションも少し含みます。
MUINE T1の特徴
- 最新版高性能ワイヤレスイヤホン、抜群のステレオ高音質
- ANCマルチモードノイズリダクション
- ENC双マイク通話
- 最大24時間音楽再生
- ワイヤレス充電対応
- 人間工学デザイン
- IPX7防水
MUINE T1の技術仕様
- Bluetoothチップ:BES2700YP
- Bluetooth:Ver 5.0
- 対応コーデック:AAC/SBC
- 防水性能:IPX7
- イヤホン連続再生時間:7時間(ANC OFF)/5時間(ANC ON)
- 最大再生時間:24時間
- 技適番号:218-445141
MUINEについて
MUINEについてはよくわかりません。技適情報からT1の製造元はLED製品を主軸に生産を行っている深圳のLEPOWERであると思われます。
パッケージ開封動画
Bluetooth 5.0
MUINEのBluetooth イヤホンは、高度なBluetooth5.0テクノロジーを備えています。 低レイテンシーでロスレスの高音質を実現し、拡張範囲に優れ、損失の少ないサウンドを提供します。 どんな環境でも音楽をお楽しみください。
Hi-Fiステレオサウンド
T1には新しいコイルラップスピーカとより大きなコイルドライバが搭載されており、強力な低音とクリスプな高音を提供します。高解像度マイクを内蔵し、通話品質と安定した伝送を確保します。
また通信チップには業界最先端の「BES 2300」を搭載し、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、ハイブリッドノイズ低減をサポートし、ノイズ低減効果が抜群です。このBluetoothイヤホンには12 mmの大きなスピーカーが搭載されており、優れたステレオ効果で音楽や映画などの様々なサウンドの臨場感を再現します。
ANCマルチモードノイズリダクション
MUINE T1は、直径12mmのスピーカーと透き通った高音を備えています。 6つのマイクが音楽に命を吹き込み、通話は3倍クリアになります。
IPX7防水仕様
IPX7防水ナノコーティングは、汗や水からイヤホンを効果的に保護し、ランニング、スキーなどに適しています(水泳には適していません)。
ワイヤレス充電対応
TYPE-Cとワイヤレス充電の両方に対応しているため、便利な充電方法を選択できます。 完全ワイヤレスヘッドセットのバッテリー切れを気にせず、旅行先でも快適に使用できます。
幅広い互換性
Bluetoothイヤホンは、スマートフォン、タブレット、ラップトップなど、ほとんどのBluetooth対応デバイスと互換性があります。
サウンドインプレッション
さて、サウンドインプレッションです。
まずは基本となる周波数特性ですが、以下がノーマルモードとANCモードのカプラーによる測定値です。
わりとサウンドバランスがよく、低域だけ少し強調気味なのがわかります。中域の透明度は悪くないですが、低域はややドンドンする感じが強く、中域にわずかにかぶさるように聞こえる人が多そうな気がしますね。
おそらくANC性能は公称値に近い
まだ測定はしていませんが、ファン音の削減具合などから判断すると、おそらく35~38dB(商品ページでは35dBとなっているが、マニュアルのスペックに38dBと明記されている)相当の性能はありそうです。
ギャラリー



レビュー記事
まとめ
MUINE T1は新興ブランドの製品としてはわりとよくまとめられており、ほぼ同価格帯のEarFun Air Pro 2やSOUNDPEATS Mini Proといった優秀な機種を打ち負かすほどではないものの、それらに十分匹敵し、低域が強いのが好きな人にはそれらより心地よいイヤホンかもしれません。
ビルドクオリティや機能性の面でもインプレッション段階ではわりと好印象なので、このイヤホンは選択肢に入れてもよいと思います。
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