- アクティブノイズキャンセリング対応の人気完全ワイヤレスイヤホンの違いについて解説
- EarFun Air ProとEdifier NB2の相違点
- まとめ:今買うならEarFun Air Pro、待てばEdifier NB2 Proがやってくる
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アクティブノイズキャンセリング対応の人気完全ワイヤレスイヤホンの違いについて解説
最近わりと質問を多く頂いた内容で、EarFun Air ProとEdifier NB2の違いについて教えてほしいというものがありました。
Edifier NB2については手に入れてまだレビューしてないんですが、この記事で相違点だけまとめたいと思います。
簡単に言えば、EarFun Air ProはEdifier NB2の上位機種Edifier NB2 ProのOEMと思われ、ANC性能でEdifier NB2を凌駕し、音質は低域が減ってわずかにニュートラルに近くになっています。
#Edifier NB2
— audio-sound @ hatena (@audio_sound_Twr) November 28, 2020
EarFun Air Proのベース機といわれています。
測定値上はEarFun Air Proよりちょっと低域が出てたけど、それはたぶん測定時のコーデックの違いか装着感の違いかな
聴感上は目立った差を感じません。 pic.twitter.com/Qf1I7dU59L
ノイキャン性能はこちらも測定値上はEarfun Air Proのほうがよかったけど、削っているあたりはだいたい一緒で、低域から中低域を得意をしているJabra系。
— audio-sound @ hatena (@audio_sound_Twr) November 28, 2020
一応数値的にはOPPO Enco W51やHUAWEI Freebuds 3iに勝っている。ただしこれらは中域下部のノイズカットを得意としているので、傾向が違う
EarFun Air ProとEdifier NB2の相違点
相違点1:対応コーデックが違う
Edifier NB2はSBCのみをサポートしますが、EarFun Air ProはAACもサポートします。
相違点2:ANC性能が違う
Edifier NB2は-35dBまでのANCに対応しますが、EarFun Air Proは-38dBまでのANCに対応します*1。
私の測定値上もノイズ削減されている音域はほぼ一緒でしたが、平均値はEarFun Air Proのほうがだいぶ優れていました。
相違点3:音質が若干違う
個体差の可能性もなくはありませんが、私が手に入れたEdifier NB2はEarFun Air Proとほぼ同じ周波数特性を持っていましたが、低域が少し強調されていました。
相違点4:ゲームモード&付属アプリ
Edifier NB2はゲーミングモードに対応し、付属の専用アプリがついています。EarFun Air Proにはそれがありません。
相違点5:カラーバリエーション
EarFun Air Proはカラーバリエーションがブラック1色ですが、Edifier NB2はブラック・ホワイトの2色があります。
まとめ:今買うならEarFun Air Pro、待てばEdifier NB2 Proがやってくる
基本的に付加機能を考慮しない素の品質ではEarFun Air Proのほうが単純に上位互換になるので、両者で比較するならば、この記事の執筆時点では個人的にはEarFun Air Proの購入をお勧めします。カラーバリエーションやゲームモード、付属アプリなどにこだわる人は、もう少し待てばEarFun NB2 Proが日本でも手に入るようになると思われますので、そちらを待って購入するのが良いでしょう。
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*1:海外のamazonとかではNB2が-40dBのANCとかって書かれていることもあるんですが、おそらく-35dBが正しいでしょう。