- まずTaoTronics TT-BH053は音がダメ
- LEZII S1の音はかなりいい
- Dudios Zeus Aceはおすすめ
- ドンシャリ派ならCANAVIS J29
- ENACFIRE Futureはフラットだが、やや明るめで楽しい音
- パチモンだけど、いろいろ高品質なTWS-M3
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一応類似の特集記事があって、あっちではバランス考えて、極力好みは抑えて選んでるけど、こっちは個人的な好みで紹介しようと思います。
まずTaoTronics TT-BH053は音がダメ
んーとまず、別記事では一応バランス見ておすすめってことにしてますけど、こいつは音が好きじゃないので、個人的には全然お気に入りでも何でもありません。クーポンで安売りしてたの買ったので、なんとなく得した気分だし、使い勝手はまあ悪くないけど、音は聴いててもボーッとしたつまらない音なんで、楽しくもなんともないです。まだシャリシャリ尖って耳に痛いくらいのほうが味があるだけマシ。これはおすすめしません。
イヤホンは音響機器なんですから、通信品質しょぼいのは論外ですけど、多少の使いやすさよりも音質が楽しくてなんぼです。これは面白くないからダメ。
LEZII S1の音はかなりいい
ケースでかいのがまじで困るんですけど、LEZII S1は音質だけ見ればかなりバランス良いです。少し薄味くらいの低域で中高域をよく聞かせるバランスですけど低域も上のTaoTronics TT-BH053くらいには出ているんで、ボーッとしたTT-BH053の間の抜けた音の後にこのイヤホンの音を聴くと断然の違いを感じます。
Dudios Zeus Aceはおすすめ
自動ペアリングや自動接続しない感じで使い勝手は少し劣るかも知れませんけど、Dudios Zeus Aceは音質はかなりいいです。低域少し重めのバランスですが、コントラスト感がしっかりしていて、曲にメリハリ感があるので、どっかのTT-BH053のボケた味気ない音とは大違い。5000円以下なら、個人的にはこれが本命かな。
ドンシャリ派ならCANAVIS J29
このイヤホンはドンシャリ系の音なんですけど、ドンシャリ系って結構良いところもあって、低音量でも曲の輪郭がはっきり聞こえやすいところがあります。大音量だとうるさいけどね。セールで5000円切る値段で売ってたりもするんだけど、実はこっちのTENNIO TJ-29Pってやつがおんなじ機種だと思うから、安く手に入れたい人はこれを買えばいいっぽい。
レビューでも比較的褒めた感じだけど、この機種は低価格ではかなり好みの音で、ロックはこれで聴くと低音量でもわかりやすく楽しめます。おんなじような音質の機種にTIAMAT Thorってのがあるけど、長く使った感じ、こっちのほうが何かと安定しています。Thorはときどき左右のペアリングがうまくいかないことなんかがあるのと、単純にデカいハウジングが耳に負担感を出すところがあるので、こっちのほうが使い勝手が良い感じ。
ENACFIRE Futureはフラットだが、やや明るめで楽しい音
TaoTronics TT-BH053のようなフラットな感じがいいんだけど、もっといいのない?って話なら、このENACFIRE Futureがいいかな。まだテスト段階でレビューは投稿していないけど、音質はDudios Zeus Aceより若干軽いくらいの弱ドンシャリでフラットに近く、低音量でも音像が結構はっきりしているから、好み。同じ価格帯のHihiccup Hi-TWSの音をもう少しシャキッとさせたくらいに音の明瞭感が増している感じで、Hi-TWS相手なら多くの人が音質的には上位互換と判断するんじゃない?どちらにせよ5000円以下No.1候補。
ケースはコンパクトで持ち運びしやすいのもいい。問題はハウジングがデカイ感じで、女性だとちょっと目立つかな。
パチモンだけど、いろいろ高品質なTWS-M3
こいつはパチモンなんであまりおすすめしたくないですけど、ぶっちゃけ使い勝手はやたらいいです。5000円台にしては装着感・通信品質ともにレベルが高いです。スペックも誇大広告極まれりってくらいで、実測の連続再生時間は5時間くらいだったんですけど、12時間持つと商品ページに書いてあります。ありえません。でも5000円以下で5時間持てば優秀なので文句言うほどではないです。
音質はあらゆる音が近めで、音で頭を囲い込んでくる感じです。こういう音を篭もっていると感じる人もいる可能性はありますけど、低域にパワフルな火力があり、ボリューミーに音楽を楽しみたい人には5000円以下最強候補でしょう。
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