今日は母の日でした。実は私が自作で組んだ母のPCがちょっと最近調子悪くなっており、オーバーホールしました。おそらく原因はSSDがそろそろ寿命ってあたりにありそうだったので、OSをまるごと移動させることを計画。
手持ちのソフトに「ファイナルパソコンデータ引越し」ってのがあったんだけど、どうもOS移動は無理っぽい。それで「ファイナルパソコン引越し」買おうかなんて考えてたんだけど、「MiniTool Partition Wizard」がフリーで使えるっぽいので、これを使ってみることにした。
まずフリー版で事前にテストしてみたんだけど、問題なくOS移行出来た。で、サイト見てたらこのソフト、プロ・アルティメット版にするとデータ復元もできるっぽい。実は「ファイナルデータ」は結構うまく復元できないことがあるので、これ目的でプロ・アルティメット版にしてみた。
OSバックアップや移行はお手軽
データ復元については後で紹介するとして、とりあえずフリーでもできるOS移行だけど、これはすげぇ簡単。
まず起動して「OSの移行」をクリックします。
そしたらこの画面が出てくるので、コピーするか移動するかを選びます。今回はコピーします。
移行先ディスク選ぶ画面。IntelのSSDからADATAのSSDにOSを移すので、移行先のADATAのSSDを選びます。
実は事前テストでUSB外付けディスク化した同じSSDでフリー版のOS移行の動作テストしたんで、下に余計なUSB接続のSSDも出ていますが、今回はSATAのほうを指定します。
「破壊」とは物騒な用語が出てきてますが、要は「データ移行すると、移行先に元々あったデータは消えるけど、いい?」って確認。ここで指定を間違ってないか、念のため確認しましょう。
移行後のディスクイメージです。いろいろ選択肢がありますが、ここは変更しなくてそのまま「次へ」押す感じで問題ありません。いじりたい場合はパーティション分けたりもできます。
確認です。移行したらBIOSの設定で起動ディスクを上位に持ってくる必要があります。BIOSの設定については後で述べます。この画面で「完了」を押した後、左上の「適用」を押します。
そうすると最終確認が出てきます。ここで「はい」を押すと移行が開始されます。
移行中。たぶん普通は途中で再起動するよう要求されます。私の場合は再起動してくれって言われました。
移行が完了したら、BIOSの設定を変えて、移行後のドライブを最優先ブート先にしてください。ブートの優先順位の変更はここで説明すると長くなりますし、Google先生に聞いたら手頃な解説記事を教えてくれたので、以下の記事を参照してください。
データ復元が結構高機能
使っているファイナルデータは3年前くらいに買ったやつで最新版じゃないので、今はよくわからんですけど、持ってるヤツは個人的にあんまり使えない感じだったので、プロ・アルティメット版にしてこのソフトのデータ復元機能をテストしてみました。OS移行がスムーズだったんで、データ復元も高機能なんじゃないかと期待。
まず最初に復元したいデータのあるディスクドライブを選びます。仕事柄動画データ扱うのとゲームするんで、メインPCのHDDはかなり多いですが、気にしないでください。
さすがに廃棄ファイルの検索はかなり時間かかります。残り時間6時間とか……。まあ今回はテストなのですが、復元候補にやたら大量の画像ファイルが出てきました。
どうもDAPで音楽ファイルに表示させるために使うアルバムアートデータっぽい。CDから取り込んだときに、アルバムアートがない場合は編集でくっつけたりするので、その残骸なのかな。よく覚えてません。
まだ復元精度はわからんけど、少なくともインターフェースのビジュアルはファイナルデータよりわかりやすい印象。復元したいファイルにチェックを入れて「保存」を押すだけです。
総評「OSデータ移行は手軽に出来て超便利」
ファイル復元についてはもっと試してみないと分からないけど、OS移行はかなり手軽で難解なところもなくできるので、便利なソフトです。他にもパーティションの変更とか気軽にできるみたいだけど、今回はOS移行目的だったので割愛。
総合的なディスク管理ツールとしては悪くないんじゃないかな。とりあえずOS移行くらいは無料で出来るっぽいし?
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