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【コラム】完全ワイヤレス業界案内 2019

SONY WF-1000XM3

SONY WF-1000XM3

 

 

2019年完全ワイヤレス戦国時代到来!

 2017年あたりから人気に火が付き、2018年以降オーディオ製品最大の成長分野となった完全ワイヤレスイヤホン。有力機種が次々現れ、しのぎを削る戦国時代がやってきています。この記事はとりあえず完全ワイヤレスイヤホンの現状を面白おかしく紹介しようというだけの記事。

 

Apple(with beats)

最強トレンディ勢力。圧倒的使い勝手で天下の半分を握る

 airpodsという完全ワイヤレスイヤホン黎明期の名機を持ち、最強のブランド力を持ってこの業界に君臨する世界的メーカー。ぶっちゃけ音質そんなよくないけど、洗練された使い勝手で多くの信者を獲得しており、完全に一部ユーザーを囲い込んでいる。いつの間にこうなったかよくわからんけど、とにかく現状アンチAppleな私の最大の敵。

 最近は傘下のbeatsも完全ワイヤレスイヤホンpower beats proを出している。

 

 

 

SONY

世界的ITオーディオメーカー。出遅れたが、一気に天下取りに

 言わずと知れた日本が誇る世界のSONY。しかし、メーカー初の完全ワイヤレスイヤホンWF-1000Xが盛大にコケて、雌伏の時を迎えた。コンスタントに機種を出すも、どれも売れてるけどバカ売れではない、いまいちな位置取りでヒット作には恵まれなかった。そんな中、2019年汚名返上を目指したWF-1000XM3は大ヒットし、バカ売れ。販売店員さんに聴くと、社内でも販売時期は競合他社製品とのガチバトルを目指して、異様なスピード感で消費増税前の夏のボーナス商戦に間に合わせたという徹底ぶりで、見事勢力図を書き換えた。

 しかし、SONYブランドは「Xperia 1」でいち早く「TWS+」に対応しながら、WF-1000XM3ではQualcommチップを使わない、自社のウォークマンではWF-1000XM3の専用アプリ「Headphones Connect」に対応しないなど、大企業らしい部門ごとの連携の悪さを発揮しており、Apple陣営の統一感と雲泥の差を感じるのはどうなのか。

 

 

BOSE

とりあえず売れてるし今は様子見。来年以降本気出す!

 SONYとは伝統的にライバル関係にあるが、SONYのWF-1000Xが機能を詰め込みすぎて肝心の通信品質が死んでたのと対照的に、SoundSport Freeは旧来の機種の設計を流用して、音質もブラッシュアップし、手堅く仕上げて人気を博した。とりあえずSONYが何個も機種を出してはなかなか売れないのを尻目に、SoundSport Free一本で長期的なセールスを獲得することに成功。完全ワイヤレス勝ち組となった。

 ノイキャン搭載の機種は2020年発売とのこと。来年以降の本気に期待。

 

 

JBL

一時は1万円ちょうどくらいで天下を握るも……?

 世界的スピーカーメーカー。JBL Freeで盛大な爆死を遂げるかと思いきや、通信品質だけ徹底的に改善するという枢要を心得た改良でFree Xとして見事復活、大ヒットとなった。一方で、Samsung傘下のこのメーカーは独自開発のせいかよく見ると仕様が古かったり、動作対応があやふやで、ウォークマンをはじめデジタルオーディオプレーヤーなんかと年がら年中、相性問題を起こしているところもある。

 チューニングから製造まで自社系列でやっているっぽいが、そのせいで商品展開にスピード感がいまいち感じられないところもある。ただラインナップが薄い時期は既存機種を大幅値下げして売りつないだり、売れないシリーズは容赦なく終了させるなど、意外と商魂たくましいところがある。

 

 

JVC

結構良音質だが、デザインが微妙でヒット作に恵まれず

 意外とガチで完全ワイヤレスイヤホンに取り組んでいるJVC。ヒットと言えるヒットはないが、1万円ちょっとの手頃な価格帯で定期的に機種を出しており、音質もJVCらしく意外と悪くない。が、毎度毎度「デザインどうにかならんの?」という機種をぶっこんでくる。コンセプトも面白い機種が多いのに、妙に角張ってたり妙にデカかったり 妙にトイレタリーだったり、毎回穿ちすぎたデザインで時代を先取りしすぎているかもしれない。独特のセンスがあるJVCオーディオ部門中心に全社一丸となって、敢えて時代を先取りしたデザインを積極的に提案しているのかと思いきや、意外と社内でも毎回デザインに賛否両論あるみたいな話も聞く。そのうちすっごくまともなヒット作生まれそうで、個人的に期待している。

 ちなみに本当かどうかは未確認だが、東日本ではあまりヒットしている気配がないものの、西では売れているという噂も聞く。

 

 

audio-technica

海外でむしろ注目される日本が誇るオーディオメーカー。完全ワイヤレスはやや出遅れる

 独自開発能力が高く、日本国内よりもむしろ海外で高く評価されているんじゃないかというオーディオテクニカ。私も大好きだが、完全ワイヤレスイヤホンはちょっと出遅れた。ATH-CKR7TWやATH-SPORT7TWは音質はそこそこ評価されたものの、使い勝手が微妙、通信品質で遅延が目立つなど音質以外の部分で評価を落とし、難しい門出となった。

 名誉挽回とばかりに投入したATH-CKS5TWは発表日の翌日にSONY WF-1000XM3が発表され、発売日まで被せられるという悲劇に。ある意味雪辱を誓うオーディオの名門が競い合う形となった。さすがに天下のSONYの後塵を拝しているが、充分に売れ、雪辱は晴らした。完全ワイヤレスイヤホンでもオーテクらしいシリーズコンセプトに忠実なラインナップを続けており、今後の製品展開の加速に期待。

 

 

AVIOT

キャッチコピーやプロモーション先行型の商品展開で人気を獲得!下克上を狙う

 去年まで「AVIOTってどこよ?」的な存在だったのが、いまや完全ワイヤレスイヤホンで語るには外せないプレーヤーとなった業界の雄。まさに完全ワイヤレスイヤホンの申し子といえるメーカー。その販売手法はとにかくプロモーション先行で、まあ「使えるモノは何でも使う」なスタイル。一部からは宣伝が露骨だと嫌われつつも、スピード感ある商品展開で飽きさせない。実際、最新に近い仕様で品質的に安定感があり、ツボを抑えたデザインと、コラボも積極的に併用していくスタイルは最近のオーディオ業界の潮流をよくわかっているとも言える。音が好きか嫌いかって聞かれると、案外普通で好きでもないほうだけど、個人的には応援しているブランド。「日本の音?これが?なんで?」って思いつつ、「まあたしかに面白い」と納得させられる。

 

 
NUARL
AVIOTよりディープなファンがいる完全ワイヤレスオーディオ界の寵児
 AVIOTと同じく去年まで「NUARLってどこよ?」的な存在だったが、じわじわと人気が拡大していまや大ヒットメーカーに。AVIOTとの違いはより伝統的なオーディオメーカーらしさをウリにしているところがあって、音作りが丁寧な印象。AVIOTあたりと共通のファブを利用して製品を製造しているようだが、チューニングはこだわり派で特に最近は独自ドライバー開発に舵を切っており、その完全ワイヤレスモデルの発表が待たれる。AVIOTに比べて話題先行型でない分、コアなファンが多そうなイメージ。
 
 
ONKYO/Pioneer
ガチバトルを避けて寝技に持ち込んでいる
 完全ワイヤレスイヤホンにはかなり積極的に参入しているが、ヒットらしいヒットに恵まれず。最近はいろいろ経営体力に限界が出てきていて、コラボモデルなど寝技に持ち込んでガチバトルはあまりしていない印象。客層がAVIOT、NUARLあたりとモロかぶりしてそう。
 
 
ナガオカ
コスパ重視で本気展開している日本のメーカー。個人的に応援してます
 レコード針の製造が本業で、世界的には高く評価されている技術を持っているメーカー。どこぞのオーテクを彷彿とさせ、オーテク好きな私も当然こういう雰囲気が大好きで密かに応援している。1万円以下を主力価格帯とし、ほかのメーカーが避けて通る5000円以下も攻めるなど、完全ワイヤレスイヤホンの低価格帯に食い込んでいくアグレッシブな姿勢も好感を持っている。まだまだ製品の実力がイマイチなんだけど、見つけたら店頭試聴してるし、応援してる。
 

 

Jabra

イヤホンとしてより、ヘッドセットとして機能性を重視した実用的な製品で一線を画す

 このメーカーは立ち位置が独特で、スピーカー音質よりむしろマイク品質のほうを重視しているんじゃないかと思えるくらい、マイクにこだわりがある。通話品質に関する限り、現状ピカイチ。機能性も高くてビジネスマン向きな完全ワイヤレスイヤホンをッリリースしていて、通話やボイスチャットの品質なんかを重視するユーザーにおすすめ。使い勝手を追求していて、完全にビジネス向けに差別化されているメーカー。

 

 

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