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【特集】AVIOT/NUARL系機種の立ち位置を個人的に解説!完全ワイヤレスイヤホンの「華麗なる一族」をご紹介

NUARL NT01AX

NUARL NT01AX

NUARL 完全ワイヤレスイヤホン Bluetooth5 高音質HDSS採用 IPX4防水 最大再生時間35時間 片側紛失サポート有 マイク・リモコン付 NT01AX ブラックゴールド

 

 

共通したファウンダリーで作られている一群の製品がある

 ブログでも「AVIOT/NUARL系」みたいな言葉をちょくちょく使ってきましたが、特にここ1年ばかりの間、完全ワイヤレスイヤホンで人気が高いAVIOTとNUARLの製品はおそらく共通ファウンダリーで生産されています。

 まあ詳しいことは分からないんですけど、推測としてはKISS Communications TechnologyというところがAVIOTやNUARLなどの製品を受注生産していると思われます。製品の評判を考えると、ここはかなり品質が高いようです。デザイン的にこのファウンダリーで生産されたっぽい製品は2019年以降最近ではあまりハズレがない印象です。

 そういうわけで今回はおそらくこのKISSで生産されたと思われる一群の製品に絞って、代表的な機種を音質的に分類して紹介したいという特集です。

 

※以上の情報はほとんど推測ですので、実際にKISSにAVIOTやNUARLが発注しているかは私にはわかりません。私が販売店員さんを通して確認しているのは「AVIOTとNUARLが同じファウンダリーに発注していることはほぼ確実」という情報までで、それがKISSだろうというのは私がネット上で検索して得た推測情報です。なので、用語としては「KISS系」とは言わずに、「AVIOT/NUARL系」みたいな言い方を使います。

 

とくにおすすめしたい機種

 いろいろジャンル毎におすすめ機種を列挙していこうと思うのですが、最初にとくにおすすめできる機種をいくつかピックアップしたいと思います。私が実際に使って、普通に満足度が高いと思える機種を選びました。

 

NUARL NT01AX

実売価格:12000円~18000円程度

 この機種はHDSSを搭載していて、音場に独特の奥行き感があり、立体的です。高域の伸びも良く、デジタルな曲からアナログな曲まで、比較的万能に楽しめます。とくに映画のサントラやクラシック音楽のような大規模編成の曲を楽しみたいときには、その優秀な立体感が力を発揮しますし、EDMなんかでも音が整理されて分離良く楽しめます。私はもう半年この機種をかなりの頻度で使っていますが、トラブルもありません。

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AVIOT TE-D01g

実売価格:8000円~10000円程度

 明るめのアニソンからポップス、EDMあたりで聞き心地と聴き応えのバランスが良く、価格も抑えた良機種です。販売店でも悪い噂は皆無で、売れ行き絶好調といった感じの大ヒット機種です。迷ったらこれを買っておけば大抵問題ないといった機種です。メリハリは若干抑えめですが、長時間聴くにはよいです。『家電批評』曰く、「個人的には、夜の公園でビールを飲みながらボーッと音楽を聴くには最高だなあ、という印象です」。

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AVIOT TE-D01d

実売価格:11000円~13000円程度

 NUARL NT01AX全盛時代にAVIOTが送り込んだ刺客です。実際はたまたまだったんでしょうけど、タイミング的にはそんな感じでした。NUARL NT01AXのちょっと奥ゆかしい変化球で攻めてくる多芸な感じとは異なり、こちらはド直球で音を出してくるタイプで、高域キラキラ、低域バシバシと明るく元気なサウンドが魅力です。アニソン、アイドル系ソング、EDMなど現代的なサウンドと相性抜群です。アコースティックな曲ではキラキラしすぎるので、NUARL NT01AXとかTE-D01gのほうが「風味」を感じると思います。

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Mpow T5

実売価格:6000円~8000円程度

 上の機種たちとスペック的にほぼ同等ですが、価格が1回りから2回り安いという圧倒的コスパが魅力です。音質は低域に寄っていて、重厚系になっており、ハードロックやJAZZといったちょっと大人びた感じの曲が得意です。しかし上の機種と素性はほぼ変わらないため、イコライザーで高域を伸ばせば、少なくともAVIOT系機種と同等のディテール感が出てきます。

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【追加】NUARL NT110

実売価格:10000円~12000円

 Mpow T5よりさらに濃く分厚い低域を持っています。スペック的にも完全上位で、音質的にはより大人びた重厚感で、JAZZやハードロック向きになっています。またポップスを暖かく、バラードをボリュームのある感じで楽しみたい人にもおすすめできます。

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ロックを聴くなら

 ここからはジャンル別にまとめていきます。まずはロック。

 

Mpow T5

 ロックを聴くなら個人的に重厚感があるMpow T5がベースが一番濃いので、たぶん満足度が一番高いと思います。シンバルも濃く、ギターも鮮やかにちょっと太い感じできっちり仕事してくれる感覚があります。男声ボーカルも濃い感じでマッチョに聴けるのも良いです。

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NUARL NT01AX

 次点以降は一長一短があって迷ったんですが、分離感が良く、音に厚みと躍動感、自然な太さの伸びがあるNUARL NT01AXを推します。T5よりは明るめですが、中域で少しふくよかで低音にも厚みが感じられ、濃厚感があるのでこれにしました。

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AVIOT TE-D01d

 TE-D01dとgでどっちがロック向きかっていうのは議論になりそうなんですが、今回はベースの存在感でdを良しとしました。NUARL NT01AXより音が近く、充実感があるので、ロックはこれくらい近めなほうがパワフルさが感じられて良いという人もいるでしょう。

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ロック向きイヤーピース
JVCスパイラルドット++

 ベースの色味と分離感もそうなんですけど、シンバルの空気感の広がりや刻みも良くなる感じなんで、個人的にはこれが一番オススメです。


JVC EP-FX10M-B 交換用イヤーピース スパイラルドット++ 4個入り Mサイズ ブラック

 

AZLA SednaEarfit

 ベースの色味が濃くなり、ドラムも重みが増し、高域も少し明るくなってコントラストが良くなります。


AZLA SednaEarfit [S/M/Lサイズ各1ペア] 独自開発特殊高品質シリコン採用高音質イヤーピース

 

EDMを聴くなら

 単純にEDMのキラキラ感を一番良く出してくれるのはTE-D01dなんですけど、聞き心地を考えて、順位を決めました。

 

NUARL NT01AX

 EDMに関しては結構悩むところで、高域のディテールだけ見ると一番直接的ではっきりしているのはTE-D01dなんですが、やや明瞭感を出し過ぎてきついところがあって、電子音が高域で多い感じの曲は結構ガチャガチャします。そこでTE-D01gかNT01AXのほうがむしろ聞き心地が安定すると思うんですが、最終的にはその両者では分離感とディテールで勝るNT01AXを上位としました。

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AVIOT TE-D01g

 AVIOT TE-D01dより高域はマイルドでディテールだけ見ると劣るんですけど、聞き心地が安定しているのでこちらを上位にしました。単純に高域の緻密さやディテール、明るさだけ見ると、TE-D01dが一番です。

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AVIOT TE-D01b

 と、ここまでしきりにTE-D01dを褒めつつ、3位に持ってくるのはbのほうだっていうね。このイヤホンは通信品質的にイマイチなところはあるんですが、中高域から高域にかけての見通し感が良く、EDMをさわやかに味わうならかなりおすすめです。透き通った透明感のある音で、端麗さがあります。

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EDM向きイヤーピース
radius deepmount

 低域が広くなり、やや下方向に分離され、中域以上は少しスリムに上に伸びる感覚が出てきます。高域と低域の分離が明確になり、立体感が出るので、EDM向きです。


イヤーピース deep mount earpiece 単品(ALL) HP-DME00K

 

final E Clear

 中高域がスッキリし、解像感が上がって聞こえるのでEDM向きです。


final ファイナル イヤホン用イヤピース Eタイプ CLEAR Lサイズ3ペア 【FI-EPECLL4】

 

 JAZZを聴くなら

 JAZZは個人的にムード感みたいなものを重視しています。中域に適度な濃度感、低域に適度な厚みとクリア感、高域は曲にもよりますが、ほどよい抜けと明るさみたいなのがあるといいかな。

 

NUARL NT01AX

 音の分離が良く、広がりもあるうえ、低域にも一定の膨らみと厚みが出て、中域に少し濃厚感があります。ビッグバンド編成でも音の立ち上がりや広がりが明確で、抜けも良く、少し明るめに見通しよく楽しめます。

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Mpow T5

 低域が濃く、中域でも音に太さを感じられるうえ、明るさを少し抑えて音にコシがあります。少し前屈みですが、低域厚めのマッチョな感じでJAZZを楽しめます。

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AVIOT TE-D01g

 bやdに比べると、中域がまろやかでコクがあるので、JAZZのムード感は一番味わいやすいと思います。マイルドに聞き心地なめらかに抜けていく感じの高域も、JAZZの空気感と親和的に思えます。

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JAZZ向きのイヤーピース
Symbio Eartips Type W

 低域に厚みを出し、高域が少し後退して中域も相対的に前に出て感じられます。JAZZらしい中域充実の音場感が出せます。


Symbio Eartips ハイブリッドイヤーピース シリコン+形状記憶フォーム S/M/Lサイズ 各1ペア(計3ペア) Type W

 

acoustune AET08

 高域がマイルドになり、重心が少し低域のほうに下がって聞こえます。中域に濃厚感が出るので、JAZZのムード感が増します。


acoustune AET08 (Lサイズ3ペア) シリコンイヤーピース 広帯域 低域重視タイプ

 

アニソンを聴くなら

 一口にアニソンと言ってもいろいろありますが、ここではボーカルが女性声優系の明るい声色でポップス・EDM・アイドルソング・ガールズロックを意識した全体的に少しキラキラ感重視の曲という括りとします。

 

AVIOT TE-D01d

 高域が明るくキラキラしていて、ボーカルの抜けも良く、とにかく楽しく聴かせてくれるのがTE-D01dです。ドラムスなんかバシンバシンと快活で、気持ちよくリズムを刻んでくれます。

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AVIOT TE-D01g

 AVIOT TE-D01dに比べてよりボーカルにフォーカスされています。アニソンのキラキラした楽器音より、キラキラしたボーカルを楽しみたいなら、こちらの方が良いです。

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NUARL NT01AX

 なんだかんだいって万能系のNUARL NT01AX先生はアニソンでも自然に明るく、ボーカルも良く分離して聴かせてくれます。定位も良いので聞き心地も安定していて、立体的に楽しめます。

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アニソン向きイヤーピース
JVCスパイラルドット++

 高域の空気感の出し方がうまく、音場も広く出してくれるので、アニソンの演出感多めなあたりを丁寧に聴かせてくれます。


JVC EP-FX10M-B 交換用イヤーピース スパイラルドット++ 4個入り Mサイズ ブラック

 

final E Clear

 女声ボーカルの分離が良く、中高域はスッキリして見通しよくなります。アニソンの一番キラキラしたあたりを、さわやかに抜けよく楽しめます。


final ファイナル イヤホン用イヤピース Eタイプ CLEAR Lサイズ3ペア 【FI-EPECLL4】

 

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