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【ハイエンドイヤースピーカー STAX SRM-700S + SR-009S ファーストインプレッション】地味だが、非常に解像度の高い構築的なサウンド

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STAX SR-009S

STAX SR-009S

スタックス 最高峰・イヤースピーカーSTAX SR-009S

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は圧迫感がなく、安定しています」

ASIN
B07CJ7PTC8
スペック・評価
再生周波数帯域 5~42000Hz
インピーダンス 145000Ω
感度 101dB
ドライバー

静電型

 アルミハウジングで軽量です。頑丈で工作精度が高く装着感は良好ですが、側圧は強くありません。開放型なので、遮音性は低いです。

 

テスト環境

 今回のファーストインプレッションのテストはFiiO M15を使って行っています。ドライバーはSTAX SRM-700Sです。ゲインは「高」設定です。

www.ear-phone-review.com

 

装着サンプル

STAX SR-009SSTAX SR-009SSTAX SR-009S

 

【2】外観・インターフェース・付属品「割愛します」

 ONZOのサブスク版なので付属品は割愛します。ONZOのサービスについて興味がある方は以下をご確認下さい。

www.phileweb.com

www.onzo.co.jp

 

STAX SR-009S

STAX SR-009S

 

【3】音質「とにかく分解能が高い」

周波数特性イメージ(試験運用中)

f:id:kanbun:20200316144806p:plain
※周波数特性イメージはあくまでレビューの便宜上、個人的に周波数分布のだいたいのイメージを掴むための参考情報で、測定方法も測定されたデータも非常にアバウトで厳密な信頼性や正確性に欠けます。いずれ勉強を深めて信頼性を高めていきたいとは思いますが、本ブログは周波数特性の測定をメインとしていませんので、期待しないで下さい。私自身も聴感上の音像印象の解釈の補助として利用しているだけで、この周波数特性イメージを全面的に信頼し、依拠しているわけではありません。

 

レコーディングシグネチャー(試験運用中)

 レコーディングシグネチャーはバイノーラル録音されていますが、品質は良くありません。低域は抜けやすくなるので、イコライザーで低域を持ち上げていますが、それでも充分出ていません。したがって聴いたそのままの音質とは異なりますので、あくまで参考情報ということでお願いします。

 

原曲

www.youtube.com

銀の意志 Silver Will / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

www.falcom.co.jp

 

anchor.fm

 

www.ear-phone-review.com

 

ファーストインプレッション
派手さのないモニターサウンド(楠木ともり「To see the future」)

To see the future

To see the future

 粒立ちは非常に細かく表現は繊細ですが、アタックは中庸なバランスで輝き成分は相対的に抑えられているので、外連味は少なく、手がかりは多めのソリッドな構築的サウンドで、音像の輪郭を把握しながら聞きやすいモニターサウンドという雰囲気になります。

 ぶっちゃけ風味があるという音ではなく、ややデジタルでドライなので一聴した印象は地味で、解像度が非常に高いという以外は案外旨味が分かりづらいです。クリアにかっつり手がかりよく音楽が見通せるように聞けるというのは美点ですが、味付けが少なく、正統派です。

 低域は重低音を少し強調して深みを出しつつ、楽器音のぶつかりが発生しないように調整されており、モニター的によく見渡せます。量感は少し強調されて床面に安定感が感じられ、楽器音に実体感が持たせられており、楽器の軸となる部分は柱のようにしっかりしており、手がかりも良いので非常に構築的で安定した工学的な組み立ての良い音楽表現になります。

 そのため、この曲のような音数が多く、ややEDM色の強いディスコ的なサウンドは一音一音を打ち込んでいる雰囲気が非常に明確で、コンピュータ的な雰囲気が丁寧に味わえます。臭みにつながるきつい要素はなく、淡々と音楽を忠実に再現する感じは非常に正統派モニター的で、原音忠実の一つの究極系と言えると思います。

 

いぶし銀のような職人的な音を感じさせるアコースティックギター(XX:me「ひとり」)

ひとり

ひとり

 まずこのヘッドホンでこの曲を聞くと、アコースティックギターがとにかく興味深い音色をしています。粒立ちはよく手がかりは多くて硬くはっきりと存在感がありますが、きらびやかさは抑えているので、少し錆びたような雰囲気があります。そのため黄金色というよりは黒銀色といったシックな雰囲気があります。

 ハイハットも派手ではなく、透明に爽やかに粒子を拡散させ、風通しの良さだけを丁寧に表現するような感じで、中域の楽器音を邪魔しません。

 中高域の手がかりはしっかりしており、音の輪郭はくっきりしていて、非常にモニター的にわかりやすく音像を提示してくれます。根立ちもしっかりしており、音の柱が十分に存在しているので、楽器音の存在感に不足はないでしょう。

 エレキベース音も適度に暖かみを出しつつ、その暖かみはしっかり中域と分離されていて、ライブ感が空間を色づけすぎないように配慮されています。

 ただ一方でこの表現はわかりやすすぎると思うことも事実で、非常に解像度が高く、音の存在感もしっかりしているが、中庸で音楽に忠実すぎて、なんか物足りない、そんな気がしたりもします。

 しかしこれは厳密にはドライバーユニットであるSTAX SRM-700Sの特性と見るべきで、実際店頭でSTAX SRM-T8000を試したときはより音楽的な印象を受けたことは明記しておく必要があるでしょう。

 

見通し感を邪魔しない、良い仕事をするドラム、エッジの立った優雅な弦楽(橘麻美「cÅGE」)

cÅGE

cÅGE

 ドラムサウンドは量感もあって胴鳴りは適度にありつつ、アタックも良いので、キレも適度にある、基本的に活き活きした音に聞こえるはずです。そのため、この曲では地熱の深みがありつつ、ドラムキックはスピード感もよく、叩き込みの反発力もある弾みの良い躍動的なサウンドに聞こえ、量感的な支えも十分です。よい仕事をしすぎているせいか、一聴した印象では主張が少ないように思えるかもしれませんが、目立たないようで存在感は強く、この曲の楽器音が激しくなる場面でも、埋もれず、しかし目立ちすぎて他の音を邪魔せず、音は薄くなくビシバシしないのに、丁寧にタイトにリズムを感じさせてくれます。このドラムは個人的にかなり好きな音です。

 そのため、弦楽音があまりきらめかず派手でないのに、そののびやかさが非常に丁寧に味わえます。もちろんこのヘッドホンの弦楽の味付け自体がきらびやかさを抑えつつも、エッジの立ちを意識したものになっており、少しアタックが強調されていて、倍音の雰囲気もわずかにあるために、存在感があるというのもあります。派手すぎない優雅な雰囲気がありつつ、出るべきところでしっかりと前面に出てくる存在感のある弦楽はクライマックスを十分に味わわせてくれます。

 

輪郭とアタックの良い埋もれないベース、歪み成分は抑えめだが、存在感のあるエレキギター(田所あずさ「DEAREST DROP」)

DEAREST DROP

DEAREST DROP

 結構音数が多く激しい傾向の曲ですが、各楽器音がしっかりと聞こえてきます。各音の柱がちゃんとしているので、埋没感がありません。原曲の楽器音がほぼ忠実に再現されるので、比較的要素が多いこの曲でも味付けが変わった気がするという印象は受けないはずです。

 この曲で確認したいのはしかし、エレキベースとエレキギターというロック要素です。かなりいろんな音が鳴っている中でも埋もれることなく、ロックテイストを十分に出してくれることがわかります。エレキギターもエレキベースも存在感があり、エレキベースにはコシと輪郭感とアタック、エレキギターには柱のある骨太感とアタックがあって、埋没しません。

 エレキギターはディストーションの歪みの派手さを出すのはあまり得意でなさそうですが、力強くパワフルで厚みのある音を聞かせてくれるので、マッチョでハードロックな雰囲気が存分に出ます。

 

【4】概括

 粒立ちも良く、音のぶつかりや埋没感を避け、音の柱となる軸をしっかりと出し、手がかりも多く、アタックも適度にあり、高域で繊細な雰囲気もある、まさに王道の構築的なモニターサウンドと言えます。解像度は高級ヘッドホンの中でも群を抜いていますが、派手な音ではないので一聴した印象はそれほど魅力的に思えないかも知れませんが、原音忠実度が高く、どんな曲を聴いてもその構造をわかりやすく聴かせてくれる、真の意味のモニターヘッドホンを求めているならば、STAX SRM-700S + SR-009Sの組み合わせはその理想形に近いと言えるかも知れません。

 

STAX SR-009S

STAX SR-009S

スタックス 最高峰・イヤースピーカーSTAX SR-009S

 

 

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