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【完全ワイヤレスイヤホン ナガオカ BT812 レビュー】音質は中高域重視のドンシャリ系で意外と悪くないが、通信品質がキツい。

ナガオカ BT812

ナガオカ BT812

BT812BK ナガオカ 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン(ブラック) NAGAOKA

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「遮音性低め。通信品質が弱い」

おすすめ度*1

ナガオカ BT812

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 ナガオカというのはレコード針で有名なメーカー。なんとなくオーテク好きの自分としては気になる存在なのは事実で、しかも精力的に完全ワイヤレスイヤホンを出しているんだけど、ぶっちゃけレビューとか全く見ないメーカーでもある。というわけで、自分がレビューします。

 

 小型のイヤピで装着感は良いが、遮音性を高めすぎないようになっているのか、結構周囲の音がスカスカ聞こえる。イヤピが合ってないのかと最初は思ったけど、そういうわけでもないみたい。気になる人は少し大きめで密閉度の高いイヤピにすると改善される。

 

 SBC/AAC対応。接続品質は正直あまりよくなく、ナガオカ製品が売れない理由はここらへんにありそう。左右はプチプチ途切れるし、まれにDAPとの接続自体が切れてしまう。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「連続再生時間長め」

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、説明書。

 

 連続再生時間が優秀で最大7時間持つっていうのは魅力。

 

 

【3】音質「ドンシャリ系」

 音質的には中高域のクリア感を重視している感じがあり、中低域にも強調があって、いわゆるドンシャリスタイルに聞こえる。ドラムとシンバルがかなり目立つので、ドラムセットの聞こえを意識していることは間違いない。価格帯の中でも解像度は必ずしも高い印象を受けないが、意外と要領を得ていてつややかさと躍動感を感じられる音で面白味があることは確か。

 

[高音]:少しガシャガシャしやすい感じで、解像度は良くない印象を受ける。シンバルには尖りがあるし、電子音はギザギザしている感じがある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は女声ボーカルやピアノのあたりに強調があってつややかに聞こえる。低域方向に行くとおとなしくなる。

[低音]:中低域に強調感がある。100hz~40hzまで振動し、30hzで沈む。あまり深掘り感や重低感はない(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音場はそれほど広くないがクリア。音が奥行き感に乏しく全体的に近く、背景がガシャガシャしやすい(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは鼓面を強調し、硬い印象。ドラムのボディはあまり感じられない。輪郭だけ強い。シンバルはややアグレッシブで少し白めの音を出すが、存在感はそれほど強くなく、ハイハットには音が潰れる感じも出てしまう(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルの分離感は良い。男声女声ともに埋もれず、女声ボーカルが少し強調されて聞こえる。

 

【4】官能性「中高域の鮮やかさ重視」

坂本龍一「The Last Emperor」

 ピアノの艶やかさは強調される感じだが、少し解像度は粗く、ギザギザした感じが出てしまっている。弦楽のエッジは良く低域で深掘り感はきれいに出てえぐってくれる。

 


1996

 

Aimer「Re:pray」

  ドラムセットの感じとか意外と良い感じかもと予想して聴いてみた。全体的にはちょっと中高域の強い明るい感じ。ボーカルがやや膨らんで、質感は少しザラザラするが、内側ではツヤツヤ感もあって発色は良い。ドラムは表面だけがパリパリと出てくる感じで、思ってたより硬く薄い感じだった。重低感はあまりなく、重心は上向いている。

 


Re:pray/寂しくて眠れない夜は

 

高橋李依「Stay Alive」

 同じくドラムセット確認目的で聴いてみた曲。シンバルの発色が良く、白化する感じはあるけど、あんまり耳に痛くなる感じはない。ボーカルのサ行も刺さらないので、意外と尖りは強くないのかも知れない。解像度はやはりそんな高い印象は受けないが、聴き心地を意識したチューニングでメリハリとシャープネス強めな印象の割に、不快な感じはない。ドラムはやはり鼓面重視で聞こえる。

 


TVアニメ「 Re:ゼロから始める異世界生活 」後期エンディングテーマ「 Stay Alive 」

 

ねごと「アシンメトリ」

 この曲だと結構肝心な、ドラムのキック弱いかな。重低域の黒みが足りない感じで、コントラスト感もちょっと弱い気がする。ボーカルは少し乾いた感じで、シンバルもドライな味付けを意識させる。意外とこのシンバルが鮮明度高めに聞こえて、ボーカルの聞こえを邪魔する感じもないので、物足りなさを感じつつも、意外と悪くない印象を受ける。

 


アシンメトリ e.p.

 

【5】総評「個人的には頑張って欲しいが、まずは通信品質の改善を」

 ナガオカは完全ワイヤレスイヤホンの展開も頑張っている国内メーカーなので個人的には応援しているが、やはり通信品質がよくないのが辛い。音質は個人的に第一印象は良かったけど、やっぱり聞き比べるとなんか物足りないかなってところがあり、ドンシャリの音質っていうと、やはりこの価格帯ではSOUL ST-XS2がまだまだ強い印象。量販店じゃポイント還元で1万円切るようになってから売れに売れているという、JBL Free Xも同じ価格帯にいるしね。

 

ナガオカ BT812

ナガオカ BT812

BT812BK ナガオカ 完全ワイヤレス Bluetoothイヤホン(ブラック) NAGAOKA

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。