【HiFiGOレビュー】FiiO LC BT-2：これぞハイレゾBluetoothケーブル！

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FiiO LC BT-2：これぞハイレゾBluetoothケーブル！
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FiiO LC BT-2：これぞハイレゾBluetoothケーブル！

　FiiOはChi-fiオーディオ界隈でよく知られた名前であり、最新の高品質な製品をそれなりの頻度でリリースしています。今回は新しいBluetoothケーブル、FiiO LC BT-2をリリースしました。

　FiiO LC BT-2は、以前に発売されたLC BT-1のBluetoothケーブルのアップグレードバージョンであり、BT-2は、ビルドクオリティからサウンドクオリティまであらゆる点で改善されています。MMCXと0.78mmの2ピンの2種類のバーションがあります。このたび、FiiO LC BT-2 Bluetoothケーブルの0.78mmの2ピンバージョンのサンプルをパッケージ確認用に手に入れました。BluetoothケーブルをShozy Form 1,4とHuawei P30 Proスマートフォンを使用して、第一印象をご報告いたします。

　と、その前に、このBluetoothケーブルをお求めの場合、こちらのストアページから購入できます。

FiiOについて

　FiiOは中国に拠点を置くオーディオ機器製造ブランドであり、ほぼすべてのオーディオ製品分野で高品質の製品を生産しています。インイヤーモニター（IEM）、ケーブル、デジタルオーディオプレーヤー（DAP）など、あらゆる種類のオーディオ製品を製造しています。FiiOの製品ラインナップは、だいたい40〜50ドルの製品から始まり、主力のDAPであるFiiO M15は約1500ドルになります。FiiOの製品は、優れた微ルオクオリティ、贅沢でプレミアムな音質を備えており、優れたコストパフォーマンスを提供します。

パッケージ

　FiiOはLC BT-2ケーブル用にシンプルな黒色の長方形の段ボール箱を用意しています。その前面にはケーブルのイメージ画像があしらわれ、その上部にFIiOブランドロゴがあり、下部にはLC BT-2製品名が配置されています。背面には、LDAC、AptX、AptX HD、SBC、AACなどのロゴが印刷されており、これらのコーデックがケーブルでサポートされていることを示しています。箱を開けると、革製のキャリーケースがあり、その中にLC BT-2 Bluetoothケーブルが入っています。このケースを使えば、ケーブルを簡単に持ち運ぶことができます。ケースの下にUSB Type-C充電ケーブルとユーザーガイドが収納されています。

　パッケージの内容は次のとおりです。

FiiO LC BT-2 Bluetoothケーブル
USB Type-C充電ケーブル
ユーザーマニュアル

工作精度

　FiiO LC BT-2はシリコンネックバンドスタイルになっており、ネックバンド自体は非常に柔軟な構造を提供する高品質のシリコン素材で構成されており、いくらでも曲げることができ、壊れることはなく、元の形状をよく保持し、瞬時に戻ります。シリコンは、右側と左側の終端部分が高品質のプラスチック構造になっており、そこからイヤホンケーブルが出ています。左側には、電源オン/オフ用のボタン、音楽の再生/一時停止用のボタン、音量レベルを調整するボタンとともに小さなLEDがついており、Bluetoothコーデックの再生状況をモニター表示してくれます。右側には、背面にUSB Type-C充電ポートがあります。ケーブルは0.78mmの2ピンコネクタに繋げられており、今回はShozy Form 1.4と接続することになっています。ケーブルはコネクター部分ににイヤーフック設計が施されているため、様々なデザインのIEMで簡単かつ快適なフィットを提供します。シリコン素材は非常に肌にやさしく、ケーブルの耐汗性を高め、ジムでの運動中はこれをとくに愛用しています。

　全体的なビルドクオリティは非常に高く、贅沢に感じられます。ShozyForm 1.4を接続してみましょう。

通信性能

　FiiO LC BT-2ケーブルはBluetooth 5.0接続を備えており、長時間にわたってソースデバイスとのシームレスで強力なBluetooth接続を提供し、優れたバッテリー駆動時間を提供します。Huawei P30 ProおよびFiiO M11 Pro DAPに接続したところ、Bluetoothリストのデバイス名はLC BT-2と表示されました。LDAC、AptX HDなどの最新の高音質Bluetoothコーデックをすべてサポートしています。

　接続は非常に強力です。ケーブルのテスト中にオフィスを歩き回ったみましたが、歪みや信号に問題は発生せず、優れた接続範囲を提供します。Bluetooth接続中は遅延がなく、Bluetooth接続を介して正確なビデオ同期を実現しているため、ユーザーは深い感なく映画を鑑賞することができます。

音質

　Shozy Form 1.4と組み合わせたFiiO LC BT-2の音質は、Form 1.4の標準イヤホンケーブルの音質と同等で、そのサウンドクオリティーは、優れたディテール感、自然な響きの中域、正確で明瞭な素早い深みのある低域、滑らかな高域のレスポンスを備えています。音場はとても素晴らしく、広さを感じました。素早い楽曲でも素晴らしい楽器のイメージングができています。楽器のディテールは適切に取得され、音量が大きくても刺さりや歪みはありません。有線ケーブルとまったく同じように聞こえましたが、ケーブルはあらゆる種類の高解像度Bluetoothコーデックをサポートしているため、細部のディテール感は決して失われません。

　Shozy Form 1.4をケーブルと一緒に使用すると、非常に簡単で便利でしたが、公共交通機関を利用してオフィスに通勤するときや、ジム、オフィス内で、イヤホンケーブルのせいで自由に歩き回れないという問題に直面しました。このケーブルを使えばイヤホンの利便性を本当に簡単に改善でき、ケーブルの心配をせずに、純粋な音楽が楽しめます。

総評

　FiiO LC BT-2は、ネックバンド設計の非常に高品質のBluetoothケーブルであり、さまざまな高音質Bluetoothコーデックを提供し、ユーザーに高品質のサウンド出力を提供します。このケーブルは、シリコン製のネックバンド設計で非常に優れたビルドクオリティを備えており、非常に柔軟で汗や油に対する耐性があり、ケーブルを曲げてもすぐに元の形状に戻ります。ネックバンドにはボリュームコントロールとその他のボタンがあり、ボリュームの調整や音楽の再生/停止が簡単に行えます。Shozy Form 1.4と組み合わせたこのケーブルの使い勝手を、個人的には本当に気に入っており、このセットが私の毎日の移動中のケーブルになっています。

　こちらのストアページからFiiO LC BT-2 Bluetoothケーブルを購入できます。

FiiO LC BT-2とLC BT-1の相違点

LC BT-2はシリコン素材のネックバンド設計を採用しているため、ケーブルは非常に柔軟で丈夫になりますが、前世代のLC BT-1は従来のBluetoothケーブル設計でこれほどの柔軟性を備えていませんでした。
LC BT-2は、LDAC、Apt X HDなどの高解像度Bluetoothコーデックを搭載していますが、前世代はApt Xまでしか対応していませんでした。
LC BT-2のバッテリー駆動時間は最大24時間の再生または350時間のディープスリープスタンバイ時間ですが、BT-1のバッテリー駆動時間はわずか10時間でした。