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音楽ストリーミングサービスを楽しみたい人に、500$未満でおすすめするベストなDAPはこれです![2020年1月時点]
1000ドル未満でのオススメAndroid DAPをリストアップしましたが、今度はその半額の価格帯でおすすめのチョイスを提示してみようと思います。この価格帯には、多くの人の需要を満たしてくれそうな魅力的な製品があります。プライスレンジ的にAndroidデバイスのみでは難しいので、Android OSを搭載していなくてもストリーミングできる代替機能付きのものも紹介したいと思います。
iBasso DX160
最善手に近い最も完全な選択肢の1つは、iBassoのDX160です。DX220とほとんど同じ特徴を備えていますが、DX220にあったアンプモジュールの交換機能は採用されておらず、いくつか明らかな制限があります。4.4mmバランス出力ポートを持ち、300mWの出力が可能です。Android OSが搭載されていることには大きな利点があり、好きなストリーミングサービスをすべてインストールできるだけでなく、必要なアプリも利用できます。これは独自のOSを搭載しているDAPでは不可能です。内部ストレージはこの価格帯ではまともで、32GBあります。
HiFiGOストアでiBasso DX160の詳細が確認できます。
FiiO M9
このDAPは価格帯で最もパワフルなわけでもなく、私の意見ではM7が本来こうあるべきだったように思います。M9はM7と同じくサムスン製のSoC「Exynos 7270」を搭載していますが、DACはM7より優れていてAK4490ENをデュアルで搭載し、2.5mmバランス出力を備え、WiFi通信モジュールも搭載しています。残念ながら、内部ストレージ容量の貧弱さは馬鹿げているほどです。2GBから4GBまでアプリを搭載できますが、とても足りないでしょう、とくに2020年の現在時点では。ストレージは最大2TBまでMicroSDで拡張可能ですが、アプリはインストールに内部ストレージを使用します。ただし、音楽をオフラインで保存する場合は、この選択が最適です。双方向の最新のBluetoothモジュールがあり、スマートフォンのレシーバーとしても機能します。そういう意味では、確かに完全な製品と言えなくもないかも知れません。
HiFiGOストアでFiiO M9の詳細が確認できます。
Shanling M5S
この製品ははAndroidをOSを搭載していませんが、TIDALをストリーミングできます。Qobuzは動作しません。Shanlingのこの素晴らしいDAPは2.5 mm仕様のバランス出力ポートと、タッチスクリーンで動作する素晴らしい独自仕様のOS「MTouch 2.0」を持っています。FiiO M9と同じDACを搭載し、双方向BluetoothとUSBオーディオ出力を持ち、長持ちするバッテリーを持っていますが、ストレージ的には残念で、内部メモリが一切ないので、MicroSDなしには基本的なことさえできません。このデバイスのデザインは私のお気に入りの1つで、色彩デザインに優れ、表示されるコンポーネントはしっかり描き分けられていて見やすいです。
HiFiGOストアでShanling M5Sの詳細が確認できます。
HiBy R3 Pro
もうひとつ非Android DAPですが候補がいます。Hiby OSはスマートフォンをDAPにリンクさせることができ、ワイヤレスでライブラリを制御したい場合に最適です。Hiby Linkは多くのブランドで採用されており、同様の機能を持つものの中で最先端のアプリの1つです。仕様面では価格帯の最高水準です。2.5mmバランス出力を持ち、DACとしてシーラスロジックのCS43131をデュアル搭載し、MQAに対応し、驚異的な20時間のバッテリー性能を持っています。TIDALだけでなくQobuzもストリーミングできますが、FiiO M9やDX160のようにSpotifyやその他のサービスを利用することはできません。
HibyストアでHiby R3 Proの詳細が確認できます。
- 元記事の公開日:2020/01/09
- 著者:Riccardo Galla