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【完全ワイヤレスイヤホン JBL REFLECT FLOW 試聴レビュー】ヒアスルー機能も便利。滑らかで鮮やか、温和なフラットサウンドが万能に音楽を楽しませてくれる。おすすめ

JBL REFLECT FLOW

JBL REFLECT FLOW

JBL REFLECT FLOW 完全ワイヤレスイヤホン 連続約10時間再生/IPX7防水/Bluetooth対応/トークスルー機能搭載 ブラック JBLREFFLOWBLK【国内正規品/メーカー1年保証付き】

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良好」

おすすめ度*1

JBL REFLECT FLOW

ASIN
B07YSB9NLB
スペック・評価
連続再生時間/最大再生時間 10h/30h
Bluetoothバージョン 5.0
対応ワイヤレスコーデック AAC/SBC
防水性能

IPX7

 音質傾向

フラット、ビシバシ、のびやか、艶やか、ほっこり、豊か、暖かい、ポンポン、チリチリ、ポロポロ、甘味がある

 イヤホンハウジングの見た目はJBL UA Sport Wireless FLASHを継承しているかのようなデザインになっています。装着感はかなりよく、遮音性もそこそこ優秀です。

 

 対応コーデックはAAC/SBC。Android端末でのAAC動作をしっかり確認しました。店舗内テストでは通信品質は問題ない印象を受けました。しかし、あまり通信の混雑していない店舗内でのテストでしたので、当てになりません。

 

テスト環境

 今回のテストはHiby R6 ProONKYO GRANBEATで行いました。

www.ear-phone-review.com

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【2】外観・インターフェース・付属品「ヒアスルーは二段階」

 付属品は割愛。

 

 左のイヤホンをワンクリックすることで、ヒアスルー機能が使えます。1回目のクリックでトークスルーモードとなり、マイクで外環境音が聞こえるようになるとともに、再生音量が下がります。2回目のクリックでアンビエントモードになり、再生音量だけ元に戻ります。3回目のクリックでノーマルモードに戻り、外音取り込みがなくなります。

 

JBL REFLECT FLOWJBL REFLECT FLOW

 

【3】音質「ややデジタルな音に聞こえるが、上から下まで一定の厚みがある、マイルドな万能系サウンド」

 音質は中高域で充分に鮮やかで、艶やかさを強調しつつ、その音が角張って目立ちすぎないように中域と低域が一定の厚みを持って支えるような音響になっています。高域はマイルドでシャープネスの強調はほとんどありません。中高域でクリッとした感じの手応えを感じ、若干デジタル風の解像度感を感じさせてくれますが、中域と低域がソフトで、全体としてみると、温和な音楽表現になっていて、聴き心地が安定しています。

 実は発売前にJBLの販売員さんから「新作REFLECT FLOWはFree Xをさらに丸くした感じで非常に優しく、すっきりした音作りでよかったですよ」という話を聴いていたのですが、その通りの優美な印象を受ける音になっています。少しヤンチャなTUNE120TWSや低域多めのUA FLASHに比べて、より起伏の少ないフラットサウンドの味付けになっています。

 中域では、女声ボーカルはツヤツヤで甘味も強めで少しふっくらしたバランスで聞こえ、甘美といった装いになります。ピアノやギターエッジも温かみがあり、シンバルもチンチンしたあたりを聴かせる、あまり高さを強調しないマイルド系です。低域に向かうと、ベースも暖かく、低域弦楽が豊かに広がるほか、ドラムも温かめの出音になります。

 中域の清潔感は強くありませんが、見通しが悪い感じでもありません。低域から中域に目立った凹凸がない感じではあるので、奥行き感は少し物足りないと思う可能性はありそうです。

 

美点
  1. ほどよく豊かで、透明なバランスの良いフラットサウンドで万能系
  2. ボーカルや楽器のボディが中域でしっかりしており、音に一定の充実感がある
  3. 中高域の艶やかさ重視で明るく優雅
  4. 音が全体的に滑らかで聴き心地が良い
欠点
  1. コントラスト感は高くなく、ややぼーっとして感じられるかも知れない
  2. 低域の量感は場合によって少なく感じる可能性がある
  3. 奥行き感がやや抑えめで、若干平面的な音響に感じられる可能性がある

 

[高音]:高域の高いところに強調はなく、マイルド。シンバルのシャーンという空気感は強調されず、弦楽も高く突き抜けると言うよりは滑らかに伸びる。シャープネスは強調されず、ボーカルの子音も尖らない(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域の後退は少し感じるが、ほとんどフラットに低域までつながっている印象を受ける。出音は基本的にソフトで、アタック感は結構出るが、音の質感が滑らかで圧迫感はなく、温和。ドラム音はパンチが聴いてパワフルだが、膨らみもよいので輪郭にタイトさがありつつも、ほどよく太くなってボディを感じさせてくれる。全体的に温かみがあり、音の広がりも良くて、密度感もありつつも、見通しも悪くない、中庸なバランス感覚を感じる。

[低音]:100hz~40hzまでビォーッという太めの振動。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。低域はベース音に少しの膨らみと黒みを感じ、キックもやや目立つ。フロアタムのあたりでそれほど広がる印象はないが、低域弦楽やパンチのあたりで量感を感じる。透明な感じではないが、見通し感は悪くなく、制動も利いていて、分離を強調する感じでもないが混濁感はない。ドラムの浮き上がりは良い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中高域で光沢感を少し強調して鮮やかさを出すが、基本的にはフラットで見通し感と暖かみのバランスを取った、リスニングに少し寄せたサウンドに感じる。立体感はほどほどに抑えられており、コントラストも強調されない。全体的に音は少し濃い感じで、どちらかといえば濃厚で豊かな印象を受ける(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:タムやスネアの鼓面は少しパリパリして元気に弾ける。中域で少し膨らみ、パンチを強めに出すので、肉厚でソフトな抱擁感もある。その全体を、やや柔らかめのバスドラキックが重みを出して支えている。どちらかというと豊満な音に感じるが、リズムコントロールはよくてアタックが感じられ、ビシバシ感を結構出してくれるので、タイトな味に劣ることもないだろう。色味は少し明るい。パツンパツンないしパズンパズン。ハイハットはチリチリ感強めで温かみのあるマイルドサウンド。全体的にアタックは良く出るが、質感は温和(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:やや温かみのある吐息を強調するところがある。ほっこりふっくらとした感じである。男声ボーカルは薄くはないが、コクを出し過ぎないくらいの中庸な濃度感で、渋すぎないバランスになっている。女声ボーカルは温かみがあり、ツヤにも優れたやや媚びた感じのある声で、成人女性くらいの成熟は感じられ、わずかにハスキーさも強調されている。

 

【4】官能性「外面はマイルドで上品。しかし意外とエネルギッシュ」

山崎あおい「アイソレイト」

【ONKYO GRANBEATで鑑賞】この曲だとチリチリ系のシンバルがかなり粒立ちよく聞こえます。ボーカルは少しほっこりして、こしあんのような甘味があり、やや濃厚ですが、暗くならずに上に滑らかに伸びるので、甘美といった雰囲気の声色です。全体的な色合いは少し濃いめですが、ドラムはほど良くアタックが利いていて、この曲のカシカシしたメリハリのあるリズムを結構明確に刻んで、疾走感を出してくれるので、スピード感が鈍くなる感じは全くありません。

 


FLAT

 

ClariS「again」

【ONKYO GRANBEATで鑑賞】音場に適度な温度感があり、ボーカルのボディはしっかりしているので、中域で暖かみをほっこりと出す感じがあります。それでいて、上方向にはしなやかに伸びてくれます。その伸びは、ボディから飛躍して突き抜けるというよりは、ボディをそのまま持ち上げていくような伸びやかさで、落ち着きが感じられ、そのおかげでボーカル全体に少し成熟した甘味を感じることが出来ます。音の質感はほどよくソフトで、アタックやパンチは結構強く出ているにも関わらず、全体の印象は温和に思えます。弦楽は少し膨らんで、空間を全体を色づけるような広がりの感じられる音で、音場全体が鮮やかになる充実感があります。

 強く刺激的なキラキラ感とビシバシの強い衝撃力のあるスピード感、ボーカルに突き抜けるような鋭さを求める人には若干物足りないかも知れませんが、聴き心地はかなり安定しています。

 


Fairy Castle(初回生産限定盤)(Blu-ray Disc付)

 

Rasmus Faber「The Galaxy Express 999(Jazz Ver.)」

 【Hiby R6 Proで鑑賞】上の動画はライブ版なので、私が聴いているアルバム版とは少し異なりますが、概ねの雰囲気を味わってください。

 JAZZを聴いてみると、低域では弦楽が充分に膨らみ、ボボンと肉厚かつ温和な音で聞こえてきて、深掘りするというよりは厚みを出して床面を演出し、調和的な雰囲気で音楽全体を支えてくれます。金管も膨らみが良く、コクを出して聴かせ、ピアノもポロポロと温もり感があります。中域はJAZZを楽しむには少しだけ清潔に寄ったバランスかも知れませんが、そのおかげで中高域の艶やかな音色が空間に浮かび上がってくるように感じます。

 JAZZはおそらくかなり満足できるレベルで聴かせてくれると思われます。

 


ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード Vol.3~

 

MINMI「四季ノ唄(Tribute to Samurai Champloo)」

【Hiby R6 Proで鑑賞】鮮やかに浮かび上がるギターエッジは暖かい感触を持っています。アタックも良く、余韻の広がりも気持ち良いです。この曲だとだいぶ低域でズンズンと重みが出てくる感じですが、タッチが最終的にはソフトになるせいかうるさい印象は受けません。電子タンバリンのチャリという音がかなり明瞭に刻みを出して目鼻立ちがよい印象を受け、ボーカルも甘味が濃くて味わい深い印象です。ドラムも上辺でカリッパリッとした感触をきれいに出して楽しませてくれます。

 


Shiki No Uta (Tribute to Samurai Champloo) (Japanese Version)

 

【5】総評「暖かみのある聴き心地の安定した万能系サウンドです」

 JBLの新たな普及帯の機種として充分に高い完成度を感じました。ヒアスルー機能も搭載して手頃な値段に収まっており、スペック的にも日常使用からスポーツまで万能に使えそうです。なにより音質がFree Xをさらにマイルドにしたような万能系になっており、万人向きになりました。1万円台前半の中では間違いなくスタープレーヤーの1つになるかも知れない機種です。

 

JBL REFLECT FLOW

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。