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【ハイレゾ対応デジタルオーディオプレーヤー ONKYO GRANBEAT DP-CMX1 レビュー】いろいろ不満はあるけど、5万円台で最高の「遊び心」があるDAP。スマホなのでMV動画も楽しめる

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO DP-CMX1 デジタルオーディオプレイヤー GRANBEAT/ハイレゾ対応 ブラック DP-CMX1(B) 【国内正規品】

 

 

 今回は個人的に5万円台ではSONY NW-ZX300と並んで最強クラスと評価できるデジタルオーディオプレーヤー(DAP)、ONKYO GRANBEAT DP-CMX1を紹介します。この1ヶ月かなり使い込み、最近は一番のお気に入りDAPの地位を不動にしているといっても過言ではない機種で、GRANBEAT使い始めてから正直ONKYO&Pioneerブランド見直しました。

 Pioneer XDP-20とか、同じ価格帯ではSONY NW-A55と比べると総合的な完成度にかなり難があるんで、正直ONKYOのDAPはイマイチ感が拭えなかったんですが、GRANBEATはいろいろ欠点はありつつも、トータルな使い勝手で高い満足度を得られます。この機種は正確にはスマホだということもあり、少なくとも機能の多彩さではDAPでは最強です。

 

【1】それは「Bang & Olufsen E8 2.0」を手に入れたときから始まった

 そもそもこのGRANBEATを手に入れるきっかけになったのはBang & Olufsen E8 2.0という完全ワイヤレスイヤホンを手に入れたことがきっかけでした。E8 2.0はかなり音質的にも優れていて機能性も高い完全ワイヤレスイヤホン最強候補の一角なんですけど、いかんせん通信品質に脆弱なところがあって、DAPにつなぐと相手によってはプチプチ切れやすいです。手持ちのDAPで試したんですけど、なぜかお気に入りの高級DAPほど接続が切れやすく、私の堪忍袋の緒もキレました。

 ちなみにDAPの接続品質を試した結果については以下の記事を参考にしてください。

www.ear-phone-review.com

 

 DAPとの接続品質が悪すぎるんで、「Bang & Olufsen どうしたよー?」ってやや落胆してたんですけど、愛用のタブレットHUAWEI Mediapad M3 lite wpに専用アプリの「Bang & Olufsen」を入れて接続すると通信品質が安定する傾向が見られたので、スマホやタブレットでは通信品質に不満を感じませんでした。どうもE8 2.0の通信品質を安定させるにはアプリが重要なようなので、いろいろ検討した末に、いっそスマホのGRANBEATならE8 2.0を充分楽しませてくれるんじゃない?ってことに思い至りました。

 


HUAWEI MediaPad M3 Lite 10 wp 10.1インチタブレットWi-Fiモデル RAM3GB/ROM32GB 【日本正規代理店品】

 

 それでFiiO M9なんかも候補に入れつつ吟味を重ねて、結局GRANBEATをいそいそと注文し、手に入れて試してみると実際その相性は抜群に最高。ついでにかなり店頭で試聴してたんで予想は十分してた感じなんですけど、音質的な相性も抜群。私の中でONKYOブランドの株が爆上がりした瞬間でした。

 


FiiO M9 ブラック Bluetooth/Wi-Fi/バランス出力対応 ハイレゾ対応 デジタルオーディオプレーヤー ポータブルオーディオプレーヤー DAP

 

 ただONKYOブランド(昔のSOTEC思い出す)らしく、いろいろイライラさせてくれるところもあって、そこらへんはきっちり言及しないといけません。私がそもそもONKYOをあまり好きじゃないのもいろいろ作り込みの甘さが目立つところがあるからで、そのたびに質のあまりよろしくなかったソーテックのPCが思い出されてくるというわだかまりがあるせいっぽい。実際SONY製品と比べて、ONKYOブランド品は手放しでオススメできる機種は圧倒的に少なく、ほぼ皆無と言ってよいので、このレビューでも参考になるよう、レビュー後半で美点と欠点に分けて詳しく紹介したいと思います。

 

 なお今はONKYOに吸収されたかつてのSOTECについて知りたい方は以下を参照してください。

timesteps.net

 

※ちなみに私はこの機種をスマホとしては使っていません。純粋にDAPとして利用していますので、以下のレビューもDAPとしての評価になります。電池持ちなどはスマホ機能を一切使わない状態での評価になります。

 

【2】外観/操作性「デカイし重い。携行性は優れているとは言えない」

 ガチライバル機種となるとSONY NW-ZX300となるでしょうが、外観デザインは好みがあるし、こちらのほうが音量調節とかしやすいので好き嫌いがあるでしょうが、携行性では大きく劣ります。

www.ear-phone-review.com

 

 スマホデザインのため画面が大きく横幅がある上、厚みも結構あって普通のスマホの1.5倍くらいになりますし、重さもDAPとしてもスマホとしても重い方で、結局DAPとしてもスマホとしても携行性はかなり悪い方です。持ち運べなくはないですが、人によっては持ち運べるギリギリくらいのラインに引っかかってきそうなくらいです。

 SONY NW-ZX300も携行できるDAPのギリギリくらいの大きさと重さですけど、それよりは一回り携行しづらい感じが増したイメージというあたりでしょうか。

 

 オーディオ端子は3.5mmアンバランスと2.5mmバランス接続に対応しており、ワイヤレスオーディオコーデックとしては SBC / apt-X / apt-X HD に対応しています。

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

 

 ライバルのNW-ZX300も選択肢として考慮している人のために、一応機能差を下にまとめます。

GRANBEATの機能面での利点
  1. 画面が大きく、きれい
  2. 2.5mmバランス接続可能
  3. 高機能なイコライザーつきの専用ミュージック再生アプリ
  4. Google Play ストアアプリが使えるので、radikoやamazon musicなどのストリーミングアプリや動画再生アプリ、語学学習アプリが使える
  5. スマホなので壁紙は着せ替え可能
NW-ZX300の機能面での利点
  1. 4.4mmバランス接続可能
  2. LDACコーデックが使える
  3. USB DAC機能
  4. ワイヤレスオーディオレシーバー機能
  5. 僅差ではあるが、GRANBEATより持ち運びやすい

 

  音楽を楽しむ上で重要な点は、最近のネットストリーミング楽曲サービスと相性が良い点と、動画サイトを見たり動画ファイルを再生できるので、音楽ファイルだけでなくミュージックビデオ(MV)も鑑賞できます。オーディオ製品に付属しているアプリもインストールできるので、ファームウェアアップデートなどもこの機種だけで完結させることができます。

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

 

【3】連続再生時間「素晴らしく優秀」

 私はこの機種のスマホ機能を使っておらず、SIMカードは入れてませんし、通信関係はWifi経由でストリーミング再生するときに多く使う程度です。まあ元々DAPとして使いたかったので、電池の減りに影響する要素はなるべく使っていません。そのため連続再生時間はスマホ機能も使っている人に比べて、かなり長めと思われますから、その点は留意してください。

 で、私の使用環境では連続再生時間は10時間以上たっぷり持ち、ほぼ一日中使えます。ONKYO製品はあまり電池持ちが良くない印象だったんですけど、GRANBEATはスマホとしての用途も考えて大容量バッテリーを積んでいるようで、DAPとしての機能に絞って使えば、外出時に電池切れするようなことはほとんどありません。

 

 

製品名

操作性

対応コーデック 連続再生時間
SR15 SBC/aptX/aptX HD 10時間(実際はもっと短い)
CT10 SBC/aptX/aptX HD 10時間(実際はもっと短い)
NW-A27 SBC/aptX/LDAC 23時間(SBC時、充分一日使える)
NW-ZX300 SBC/aptX/aptX HD/LDAC 14時間(LDAC時、ほぼ一日使える)
NW-A55 SBC/aptX/aptX HD/LDAC 13時間(LDAC時、ほぼ一日使える)
GRANBEAT SBC/aptX/aptX HD 22時間(私の使い方ではワイヤレス接続利用しても、実測10時間はもつ)

 

【4】音質「音の輪郭感が良い」

 音質的にはNW-A55をもう少し音場を広くして抜けをすっきりさせたような印象を受けます。雰囲気としてはわずかにドンシャリ傾向の印象を受けます。輪郭感はしっかりしていますが、NW-A55ほど音の輪郭ラインを強調しないので、聴き心地は若干柔らかい一方、音場の広さの差からくる密度感の印象の違いもあって、メリハリ感やボリューム感はNW-A55のほうが感じやすいです。

 またガチライバルになりやすいNW-ZX300に対しては、コントラスト感が高くて背景に黒みがしっかり出るNW-ZX300に比べると、音場にクリーン感があり、重厚感も劣ります。好みはありますが、クラブサウンドやロック、JAZZではNW-ZX300の音により説得力を感じやすいと思います。こちらはもうちょっと明るいポップス系の曲やバラードをさわやかに聴かせてくれる印象です。

 

製品名

音質傾向

音場 解像度
SR15 フラット 広大 高い
CT10 フラット やや広 高め
NW-A27 ドンシャリ(シャリ感強め) 狭い 普通
NW-ZX300 ドンシャリ(低域やや強) やや広 高い
NW-A55 ドンシャリ やや広 高め
GRANBEAT 弱ドンシャリ 広め 高い

 

www.ear-phone-review.com

 

【5】美点と欠点

美点その1:さまざまなAndroid用アプリが使える

 この機種はスマホなので、当然Android用アプリはほとんど問題なく使えます。高音質でゲームを楽しむことも可能ですし、動画配信やYoutube、radiko、ストリーミング配信サービスが完璧に使える上に、ミュージックプレイヤーアプリもいろいろ使い分けができます。

 私はradiusの「Ne Player」をはじめ「MP3プレーヤー PRO」 「Rocket Player」をインストールしていますが問題なく使えています。amazon musicも問題なく動作しています。

 

美点その2:動画再生可能

 スマホなので当然ですが動画再生可能です。私は以前はミュージックビデオを見るのが好きで、DVDも熱心に買ってたんですけど、最近のDAPは動画再生出来ないものや再生出来ても画質が悪かったりするものがほとんどなので、いつの間にかMV見なくなってました。しかしGRANBEATを手に入れてからYouTubeのVEVO動画を楽しんでます。

 

美点その3:イコライザーが多機能

 標準ミュージックアプリのイコライザーは多機能で、Bluetoothイコライジングも可能です。標準添付のアーティストコラボイコライザーが秀逸なだけでなく、32hz~32khzというかなり広い帯域をいじれるので、自分好みの音を作り込む「イコライザー遊び」ができます。この点はSONYのNW-A55やNW-ZX300に明確に勝ります。

www.ear-phone-review.com

 

美点その4:壁紙を自分好みにアレンジできる

 スマホなのでカスタマイズもできます。プレーヤーの壁紙を自分好みの壁紙にすることも簡単。壁紙チェンジャーアプリも使えますから、時間ごとに壁紙切り替えなんてこともできます。おかげできらら系はじめお気に入りのキャラ壁紙満載で音楽聴きながら癒やされてますわー。

 

※ネット上の画像をダウンロードし私的利用の範囲内で使うことは2019年4月現在は合法ですが、実は2019年中にこれを違法化する法案が国会を通過し、法律として成立するかも知れません。私個人の意見としては、明らかに個人的楽しみに属し、公共の福祉に反しない行為まで違法化しかねない日本政府の現状の方針には明確に反対していますが、ここは楽しいオーディオブログなので詳しく触れません。この問題について気になる人は以下を参照してください。

www.businessinsider.jp

www.itmedia.co.jp

 

美点その5:DAP機能に限ればバッテリー持ち優秀

 あくまで私のようにDAP機能オンリーで使う場合に限られますけど、バッテリー性能は優秀でSONY系と同等の長時間使用ができます。

 

美点その6:ネットサーフィンができるし、amazonやmoraで買い物もできる

 スマホなんで当然ですけど、使い始めるとこれが便利。やっぱりDAPで音楽再生しながらシームレスにインターネットブラウジングしたり買い物を楽しめるとか最高にいい。

 

欠点その1:Android のバージョンは6.0止まり

 Android OSのバージョンが6.0で止まっています。そのせいでなんとSENNHEISER MOMENTUM True Wirelessのアプリ「SENNHEISER Smart Control」が使えません!驚愕。

 今後もさまざまなオーディオ製品と連携したアプリが増えていくと思いますが、使えない可能性は高いです。

 私は事前にE8 2.0のアプリ「Bang & Olufsen」の対応バージョンは調べていましたが、「Jabra Sound+」や「BOSE Connect」「SENNHEISER Smart Control」などについては調べるのを失念していたので、「SENNHEISER Smart Control」だけがインストールできないとわかったときに、声が裏返って「ひゃい!?」っていう間抜けな声を上げてしまうほど驚きました。

 

欠点その2:一部の完全ワイヤレスイヤホンと相性が悪い(おそらくNFMI未対応機種と相性最悪)

 私はいろいろ店頭で試聴機を聴きますが、テストした範囲だとJBL ENDURANCE PEAK 、低価格の中華系完全ワイヤレスイヤホンの一部と相性が悪く、左右の音がずれて聞こえる場合があります。QCC3026対応機種や最近のメーカー製機種はほとんど音ズレはないので、一定の価格以上の製品では問題が少ないようですが、低価格中華製品とはうまくつながらない可能性は高いです。これがこの機種側の問題なのか、イヤホン側の問題なのかはまだよくわかりません。確実ではなく予想ですけれども、おそらくイヤホン側で「NFMI」を搭載しているかどうかが大きく関係してそうです。

 そのせいで低価格中華製完全ワイヤレスイヤホンはこの機種ではまともにテストできないことが多いです。せっかく動画もきれいに再生できるから、遅延とかテストしたいのにね。

 

欠点その3:重くてデカイ

 繰り返しになりますけど、DAPとしてもスマホとしても重くてデカイです。携行性は高くありません。

 

【6】総評「DAPとしては5万円台の価格帯で『最高に遊べる』機種」

 個人的にDAP単体の使い勝手を究めるならば、この価格帯ではSONY NW-ZX300を推しますが、音楽体験全般を楽しむことを目指すならば、このONKYO GRANBEAT DP-CMX1はかなり素晴らしい機種で、おすすめできます。

 動画やネット配信も楽しめ、高機能なイコライザーも搭載していて、しかも電池持ちもいいこの機種は、まさに音楽を楽しむ人全てに向けられた最高のDAPとさえ言えます。細かに欠点はありますけどね。

 

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

ONKYO GRANBEAT DP-CMX1

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