事情はよくわかりませんが、かつてMangirdを名乗っていたイヤホンブランドはそのブランド名をXENNSに変更しました。しかし、混乱を避けるために、オーディオファンも販売会社も皆「Mangird XENNS」と呼んでいます。
つまり、今日紹介する製品はMangird XENNS UPと呼び習わされていますが、それは「MangirdのXENNS UP」という意味ではなく、「元MangirdであるXENNSのUP」という意味です。紛らわしいですね。
ドライバー構成
- 超高音域用Sonion EST65DA01ドライバー
- 2基のSonionカスタムバランスド・アーマチュア(高音域用)
- 中高域用バランスド・アーマチュア(Sonion 2300シリーズ)×2個
- 10mm径の輸入ベリリウム・コーティング・ダイナミック・ドライバー1基(低音用)
Mangird XENNS UPの技術仕様
- ドライバー:2EST+4BA+1DD
- 周波数帯域:20-80Khz
- 感度:110+/-1dB
- インピーダンス:20+/-2Ω
- 歪み率:1.0%+/-0.2%
- ケーブル長:1.2メートル
- コネクター:0.78mm 2pin
- プラグ:デフォルト2.5mmバランスプラグ(3.5mm、4.5mm変換プラグ含む)
- パッケージに含まれるもの
- イヤホン
- 2.5mmバランスケーブル
- 2.5mm~4.4mmプラグ、2.5mm~3.5mmプラグ、3.5mm~6.35mmプラグ、U字型プラグ
- シリコンイヤーチップ(S/M/L)、フォームイヤーチップ
- キャリングポーチ
幻想的で美しいフェイスプレートで話題に
Mangirdの有名なIEM「Tea」はその外観の美しさでも多くのオーディオファンに愛され、心を癒やしましたが、UPはさらに幻想的です。
XENNS UPの外観を褒めていないオーディオファンはかなりまれです。いくつかレビューを読みましたが、どれも外観は素晴らしいと称賛しています。Heafoniaのレビューで外箱や梱包デザインが確認できますが、非常にかっこいいですね。
Mangird Teaをさらにブラッシュアップしたかのようなチューニング
公式ターゲットカーブはこちらから確認できるのですが、それによると、UPのチューニングはTeaの高域をさらに伸ばしたような感じになっているようですね。素直に静電型の分だけ伸びたというところでしょうか?
まあ実際のサウンドは聴いてみなければわかりません。
2静電ドライバー+4BA+1DDハイブリッドドライバーIEM
Mangird XENNS UPは、複合型Sonion EST65DA01超高周波ドライバー、Sonionカスタム高周波ドライバー2基、Sonion 2300シリーズ中高周波ドライバー2基、低音用10mmベリリウムコート・ダイナミック・ドライバー1基を組み合わせたハイブリッド技術を採用しています。高レベルのドライバー構成とは別に、Mangirdの音響エンジニアはチューニングの際、主にそれぞれの周波数のレイヤーを注視して慎重に調整しました。適切な分数設計と精密な調整により、よりバランスのとれたスムーズなサウンドを実現します。
ハンドペイントのフェースプレート+樹脂製シェル
XENNS UPのフェースプレートは、経験豊富なアーティストによってハンドペイントされています。それぞれのフェースプレートは、流れるような色のラインでユニークで個性的です。芸術的なフェイスプレートと輸入樹脂の組み合わせは、それぞれの要素が混じり合い、エレガントな印象を与えます。豊かな色彩、目も眩むような美しいシェル、純粋な樹脂は、XENNS UPの一つ一つを固有の芸術作品にしています。
着脱式6N OCC銀メッキデタッチャブルケーブル
XENNS UPには、6N OCC銀メッキケーブルにリッツ編みを施した高品質なケーブルが付属しています。このケーブルを使用することで、よりバランスのとれたロスのないサウンドを実現しています。また、0.78mmの2Pinコネクターは着脱可能で、互換性と耐久性を向上させています。また、0.78mmの2Pinコネクターは着脱式で、互換性と耐久性を向上させており、デバイスのレベルアップにも対応します。
サウンドシグネチャー
XENNS UPは、空気のように滑らかな高音域が特徴で、特に楽器やボーカルの演奏時には、細かい感情の変化をとてもスリリングで感動的に味わうことができます。低音域は、しなやかで力強く、ダイナミックなサウンドです。3つの周波数がはっきりと分かれていますが、正確で、雰囲気があり、広い音域を持っています。ロックンロール、ポピュラー音楽、ボーカルなどに最も適したIEMになるように設計されました。
まとめ
大ヒット作となったMagird Teaに続いて、このUPもなかなか魅力的なイヤホンに思えます。個人的にかなり興味がありますが、この値段を出すならThieAudio Monarch買うかなぁ?というところです。いや、でもデザインはUPのほうがはるかによさそうですね。
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