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こんな人におすすめ
- アナログサウンド好き
- 真空管アンプの音が好き
- スタジオチューニングが好き
- 定位感にこだわる
- ハーモニクス重視
- コスパ重視
UGREEN HiTune T1の概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「UGREEN HiTune T1」です。
UGREEN HiTune T1の完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 連続/最大再生時間:5h/24h
- 防水性能:IPX5
- 対応コーデック:AAC/SBC
- 技適番号:204-B00260
- 価格帯:3000円~5000円
パッケージ
UGREEN HiTune T1のパッケージは価格の標準を満たしています。
パッケージ内容
- イヤホン本体
- 専用充電ケース
- イヤーピース
- Type-Cケーブル
- マニュアルや保証書類
ビルドクオリティ
UGREEN HiTune T1のビルドクオリティは価格の標準を満たしています。
ケースはイヤホン収納部が浅く、大きめのイヤーピースをつけるとイヤホンを収納できません。
装着感
装着感は良好です。
ただし、耳穴が大きい人には標準のイヤーピースではおそらく密閉度が不足するでしょう。大きめのものを用意することをおすすめします。その場合、ケースに入らない可能性があることには留意が必要です。
接続品質
AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。
人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと音は途切れ、しばらくすると通信は復帰しますが、途切れ途切れになり、一貫して音楽を聴くことは少し難しいようです。
バックグラウンドノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。
インターフェース/操作方法
操作インターフェースはタッチ式です。
電源ON | 充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す |
電源OFF | 充電ケースにイヤホンを収納する |
ペアリング | イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード |
曲再生 | 多機能ボタンを1回タップ |
再生停止 | 多機能ボタンを1回タップ |
曲送り | 右耳側の多機能ボタンを3回タップ |
曲戻し | 左耳側の多機能ボタンを3回タップ |
音量+ | 右耳側の多機能ボタンを2回タップ |
音量- | 左耳側の多機能ボタンを2回タップ |
通話応答 | 多機能ボタンを1回タップ |
通話終了 | 多機能ボタンを1回タップ |
通話拒否 | 多機能ボタンを2秒長押し |
重低音モードON/OFF | 右耳側の多機能ボタンを2秒長押し |
音質
今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とSBCでつないでノーマルモードでレビューします。
UGREEN HiTune T1は非常にバランスの良い、ほぼ完全にニュートラルなサウンドを実現しています。Super BassモードのサウンドはV字型で低域がかなり強調されます。
音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:A
- おすすめ度:S-
- 個人的な好み:S+
UGREEN HiTune T1は質感と定位の再現度に優れたリスニングイヤホンです。非常にモニター的で明瞭度の高いサウンドだった初代HiTuneとは異なり、解像度やクリア感が抑えられた、独特のハーモニクスの強いサウンドを持っています。真空管アンプを愛するようなオーディオ経験が豊富な人向きのサウンドです。
音質的な特徴
美点
- 非常にバランスが良い
- ほぼ完璧なニュートラルサウンド
- 鮮明感が高い
- ウォームで聴き心地が良い
- 定位感に優れる
- ハーモニクスが豊か
- マイルド
- 歪みにより印象的に聞こえる中高域
- 伸びやかで開放的な音場
- 艶やかで色気のあるサウンド
欠点
- 低域の深みに欠ける
- 透明度に欠ける
- 歪が多く、ノイズ感がある
- 解像度で物足りない
- 平面的に聞こえる
総評
UGREEN HiTune T1は優れたニュートラルバランスで暖かなハーモニクスのある独特の通好みのサウンドを提供します。もし、真空管アンプのようなハーモニクスの高い音で音楽を楽しむのが好きならば、かなり楽しめるイヤホンです。
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