ULTRASONE ウルトラゾーン SAPHIRE 【ULT-SAPHIRE】 【送料無料】イヤホン イヤフォン
こんな人におすすめ
- 室内楽やJAZZを好む
- ボーカルをしっかり聞きたい
- みずみずしい音が好き
- 聞き疲れしにくいイヤホンが欲しい
- 繊細な高域が好き
ULTRASONE Saphireの概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「ULTRASONE Saphire」です。
ULTRASONE Saphireの完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 周波数特性:10hz~50khz
- インピーダンス:25Ω
- 感度:106dB
- ケーブルコネクタ:2pin 0.78mm
ULTRASONEについて
ULTRASONEは1990年12月に設立されたドイツのオーディオメーカーで、独自のS-Logicと呼ばれるサラウンドサウンドシミュレーションテクノロジーを使っているのが特徴です。直接音が耳に到達する従来のヘッドホンとは異なり、このS-Logicによってスピーカーの音のように拡散されて音が届くようになるとされています。Edition 5からはさらに進化したS-Logic EXが採用されており、S-Logic EXの音場表現をさらに洗練したものにしています。
高音質で疲れにくいヘッドフォンを開発し、世界のプロユーザーやオーディオ愛好家にお届けしたい。
ウルトラゾーンは、創業からわずかな年月で60以上の特許を取得し、世界で愛用されるヘッドフォン・ブランドへと成長しました。
その魅力はスタートとなったコンセプト「自然な臨場感をもつ音」を追求し続け、独自の発想と技術で絶え間なく進化させている情熱とこだわりにあります。
脳に無理をさせないヘッドフォンであれば、疲れず、もっと良い音で聴くことができるのではないか。
ウルトラゾーンでは、この基本的な考え方に基づいて、健康に配慮した製品づくりを心がけています。
audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。
ULTRASONE Saphireの特徴
10mm AU PEEK + PUドライバー
2004年に世界限定999台で発売した「Edition 7」は、当時ハイエンドヘッドホンとしては最たる存在であり、ULTRASONEの礎とも言える圧倒的な存在感を持った製品でした。『SAPHIRE』は、その15年後となる現在、イヤホン市場においても他に類をみない究極のハイエンド製品を投入したいというコンセプトの元に誕生しました。
『SAPHIRE』は、静電型ツイーター採用ハイブリッド4Way 6ドライバー搭載の、プレミアムクラスのハイエンドイヤホンです。ドライバー構成は、低域用にB.A.を2個、中域用にB.A.を1個、高域用にB.A.を1個、そして超高音域用に静電ツイーターを2個搭載。この静電型ツイーターは、ヘッドホン出力からの電力を内蔵トランスで増幅の上駆動するので、専用の電源は必要ありません。ケーブルは2pinコネクターを採用。3.5mm/3極プラグと2.5mm/4極プラグの2本が付属します。
ULTRASONEがイヤホンの分野においても究極を目指したその圧倒的なサウンドクオリティが、最高峰のイヤホンリスニング体験を提供します。
ハイブリッド4Way 6ドライバー
下記ドライバー構成により、ワイドレンジかつ圧倒的な情報量で音楽を再生します。ULTRASONEならではの、広大なサウンドステージと緩み無く明確に定位する音像表現も特徴です。
・低域 B.A.型×2
・中域 B.A.型×1
・高域 B.A.型×1
・超高域 静電型×2
超高域用に静電型ツイーターをデュアル搭載
超高域用に、ゴールドコーティングを施した、超軽量6μgのダイアフラムが正確な過渡特性を実現。静電型ならではの極めて歪みの少ない、圧倒的にクリアな高域再生を実現します。 また、静電型ドライバーですが専用アンプは必要ありません。16μmワイヤー15,000巻コイルによる内蔵トランスで、ヘッドホン出力からの電力を100倍に増幅しバイアス電圧として供給するので、一般的なイヤホンと同様、そのままプレーヤーのヘッドホン端子に接続して使用できます。
ハウジングに航空機グレードのアルミニウムを使用
ハウジングに高い耐久性と剛性を兼ね備えた航空機グレードのアルミニウムを使用。一切の共振を抑えるだけでなく、高級感あふれる外観も特徴です。
2pinコネクター採用イヤホンケーブル
ケーブルは2pinコネクターを採用。3.5mm/3極プラグと2.5mm/4極バランスプラグの2本が付属します。
パッケージ
価格を考えると、外観は特別豪華というほどではありませんが、付属品に不足はありません。
同様に価格を考えた場合、開梱体験はとくに豪華ではありません。
ビルドクオリティ
比較的シンプルですが、高級感のあるデザインです。ビルドクオリティは高めです。
装着感
装着感は比較的良好ですが、やや前後に長い形状をしているので、耳が小さい人には収まりが悪いかもしれません。
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ベストセラーモデルがさらに進化
⼈気モデル「Soundcore Liberty Air 2」の音質・機能性をさらにアップグレードした上位モデル。Anker独自の「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載。イヤホンの外側と内側に配置した2つのマイクで周囲の音を検知し雑音を除去することで、聴きたい音楽をクリアに届けます。また、あなたが今いる環境をアプリ上で選ぶだけで、そのシーンに最適なノイズキャンセリングを起動させることができます。
HearID 2.0
従来のHearing Profileの自動作成に加えて、ロックやポップ等の音楽ジャンルを掛け合わせて設定することが可能になり、より自分の好みにあったサウンドをお楽しみいただけます。
外音取り込み機能
音楽を聴いていても、イヤホンを付けたまま会話や公共施設のアナウンス等の外音を取り込んで聴くことがきます。(※本機能はアプリでの設定が必要です)
直感的なタッチ操作
イヤホンのタッチパッドを操作するだけで、着信への応答や音楽の再生、停止、曲送りが可能なほか、ノイズキャンセリングや外音取り込み機能の切り替えができます。
音質
音質総評
- 原音忠実度:B+
- おすすめ度:A+
- 個人的な好み:A+
ULTRASONE Saphireはスピーカー的な前方定位感のある広い音場の中でボーカルを中心に、音楽を丁寧に聴かせるイヤホンです。
高域は落ち着いていながら静電型ツイーターによってマイクロディテールが引き出され、繊細に聞こえます。長時間聞いても聴き疲れる感じは全くなく、高い解像感を持つリスニングイヤホンとして魅力的に思えます。ただし価格は非常に高い点が難点です。明らかにコストパフォーマンスに優れている機種ではありません。
音質的な特徴
美点
- 中域への適切なフォーカス
- 良好なボーカルフォーカス
- 奥行き感のある音場
- 前方定位的
- マイルドで聴き心地が良い
- 滑らかな質感
- 透明感のあるみずみずしい中域
- 静かだがきめ細やかな高域
- 静寂感がある
欠点
- 拡張性は少し物足りない
- 重厚感の足りないサウンド
- 人によって静かすぎる高域
総評
ULTRASONE Saphireは前方定位感のある音場の中で、静寂感と繊細さを伴って音楽を丁寧に聴かせるULTRASONEらしい上品なサウンドを持っています。それは明るく、ボーカルがはっきりと聞こえますが、一方で聴き心地が良い滑らかさと静寂感、分離感があり、長時間のリスニングでも疲れることのないサウンドを実現しています。音場は広く、楽器音は良く整理されて聞こえますが、高さや深さといったレンジの拡張性に優れている機種ではありません。
ULTRASONE ウルトラゾーン SAPHIRE 【ULT-SAPHIRE】 【送料無料】イヤホン イヤフォン
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