フラット
House of Marleyの穏やかでありながら、グルーヴ感のある南国のような楽しいサウンドが好きですか?それならきっとHouse of Marley REDEMPTION ANCのサウンドを気に入ることでしょう。それは決してコスパに優れた機種ではなく、ANCの効果は平凡で、タッチコ…
Edifier NB2は全体的に歪みが少なく、バランスの良い音質を持っており、クラシックからEDMまで多くの音源を丁寧に聞かせてくれるイヤホンです。アクティブノイズキャンセリング性能も優秀で、低遅延モードも備えており、1万円以内でありながら高級機種に遜色…
オーディオ構成において原音忠実性を最も重視するなら、ヘッドホンアンプはTopping A90を選ぶことが推奨されます。それは50000円程度でハイエンドの音質を持っており、透明でニュートラルなので音源に味付けされることはありません。このヘッドホンアンプを…
AVIOT TE-BD21jはハイブリッド機らしいディテール感の強調はありますが、かなり素朴で穏やかなすっきりしたサウンドを持っています。パッケージクオリティやビルドクオリティにほとんど不満はありませんが、音質はもしかすると地味すぎるように思えるかもし…
FAudio Scaleは自由音場フラットに基づくブライトで分析的な正統派モニターサウンドを持っています。原音忠実性がかなり高く、実用的で万能に近いイヤホンですが、クリア感で劣るので音像印象の明晰性で些か不足を感じるのが非常に惜しいところです。ビルド…
Padmate PaMu Quietは独特のデザインと機能性の高さが魅力の完全ワイヤレスイヤホンです。それは全ての人に価格を超える価値を提供するわけではありませんが、ほかのイヤホンにない魅力を持ち、アプリなども使いやすく、快適な使い勝手を実現しています。Pad…
Meizu POP2はバランス感覚が良く、透明度の高い中域を持っているイヤホンです。残念ながら、おそらく日本でもそして世界でも大して話題にもならない無名に近い機種で終わるでしょう。機能面で派手さはなく、特別な魅力を感じ取るのは難しい、埋没していくで…
GRADO SR325eはGRADOらしい中域によくフォーカスされた色気たっぷりのサウンドを聴かせてくれます。金管をはじめ楽器音は華やかで、それこそ花開くように艶やかな蓮華に近い色彩感があります。あるいはそれは南国のハイビスカスかもしれません。キレの良いド…
城下工業 Sound Warrior SW-HP100は構築感に優れ、パワフルでリッチな中域を聴かせるモニターヘッドホンです。そのサウンドはしっかりした高級スピーカーで聴くような力感と情報量の多さを感じることができますが、やや圧迫感が強く、聞き疲れしやすい感じが…
AVIOT TE-D01mは落ち着いて、温和で、静かな雰囲気の中で中域を丁寧に聞かせるイヤホンです。そのサウンドには派手なところや重低域が生み出す臨場感のようなものはありません。人によってはどちらかというと眠たい聴かせ方に思う可能性は高いでしょう。地味…
iTeknic IK-BH006はその元気でしなやかなサウンドによって活力を与えてくれます。前面に出てくるボーカルは健康的でスポーティーに聞こえます。媚びた感じはなく、素直でまっすぐに歌い上げる清純なボーカル表現が好きなら、たちまちIK-BH006を持ち歩きたく…
SoundPEATS H1は間違いなく、SoundPEATS新章のフラッグシップイヤホンです。それはSonicと同じようなデザイン、スペックを持ちながら、より洗練されたFiiO FH3のような1万円台のハイブリッドIEMに近いサウンドを実現します。これは1万円クラスのIEMを愛用し…
Grado HempはGradoのサウンドとしては独特に思えるかもしれません。艶を強調し、色気を出す感じはあまり強くなく、浮かれた感じはありません。むしろいつもよりまじめに中域をしっかり聞かせてくれます。中域のボーカルフォーカスの良さ、音場の風通しの良さ…
Earfun Air Proは価格を考えると、驚異のアクティブノイズキャンセリング性能と音質を持っています。信じられないかもしれませんが、そのオーディオスペックとANC性能は価格帯ではずば抜けて高く、同価格の有線イヤホンの大部分に勝り、2万円以上の完全ワイ…
Moondrop SSRはエントリークラスでありながら比較的優れたオーディオパフォーマンスを持っているイヤホンです。そのサウンドはどちらかといえば小音量で音楽を楽しむ人向きのモニターライクなチューニングになっています。小さな音量でも明瞭でくっきりとし…
SoundPEATS Sonicは間違いなく、SoundPEATS新章の開幕を告げる、新世代の完全ワイヤレスイヤホンです。使い勝手の良さ、再生時間の長さ、音質的なバランス感覚の良さ、クリア感。エントリークラスとは思えない完成度の高さを持ち、オーディオ製品として1万円…
Campfire Audio ANDROMEDA 2020は非常にディテール感に優れた輪郭のきれいな明瞭感のある少し硬質なサウンドを聴かせてくれます。女声ボーカルも活き活きと聞こえ、精彩のある音は実際以上に解像感が高く思えます。そのサウンドはやや平面的でレンジ感の点で…
UGREEN HiTuneは低価格でありながら、比較的優秀なスペックと原音忠実性の高いサウンドを持っていますが、そのサウンドは繊細さに全振りしたような、高域で露骨な癖が出るところがあります。そのため、原音忠実度が高いのに必ずしも万能系とは言えず、高域に…
Sound Warrior SW-HP10Sは非常に原音忠実度が高いモニターヘッドホンです。密閉型ですが、そのサウンドに篭もりの感触は全くありません。それはほぼ完全にモニタースピーカーの音を再現するので、録音、作曲からマスタリングまでこなすDTMerにとってオールイ…
Mpow M30は低価格でやや低域寄りのバランスの良い音質を持っています。そのサウンドは中域が印象的に聞こえ、重みもしっかりした安定感のあるサウンドを奏でます。Mpow M30は使い勝手の点でも価格帯では優秀なほうで、通信品質は安定しており、スペック的に…
前方180度に楽器の音をそれぞれ鳴らすモニタースピーカーがぎっしりつめこまれたコクピットルームを想像してみてください。YAMAHA HPH-MT8はまさにそのようなプライベートなモニタールーム環境を実現します。 YAMAHA HPH-MT8は実用性に優れたモニターヘッド…
QoA Vesper 紫は通常版より中域のフォーカス感が強く、よりフラットに仕上げられたリスニングライクイヤホンです。基本的にはボーカルを中心に音楽的に聞かせるリスニング系の音に思えますが、低域から中域にかけては自由音場フラットに近いので、人によって…
Noble Falcon 2は前世代のNoble Falconの焼き直しではありません。サウンドチューニングから機能面での改善など大幅な調整が入り、別モノの製品になっています。以前のFalconのグルーヴィーなサウンドを愛していた人は少し残念に思うかも知れませんが、より…
アルファ☆デシベル Spica UMは音の質感とディテールのバランスにおいてほどよい配分を目指したDTM向きのプロモニターサウンドチューニングが施されており、DTMerはこのイヤホンを魅力的に思う可能性があります。しかし、残念ながら音響スペック的に価格帯の…
インナーイヤー型の明るい雰囲気が好きな場合、ディテール感に優れた1more Comfobudsはかなり有力な選択肢です。デザインもかっこよく、機能が豊富というほどではありませんが、使い勝手も悪くありません。通信品質もおそらく問題ないでしょう。繊細なサウン…
KBEAR LARKは5000円以下で入手できるイヤホンとしてはビルドクオリティとパッケージ内容が格別に優れているだけでなく、音質的にも万能系で使いやすいイヤホンです。デザインもかっこよく、入門用のIEMとしてかなり理想的な機種の一つであることは間違いあり…
Tri Audio Starseaは1万円台に殴り込んできた恐るべきルーキーで、もしかすると台風の目になるかも知れません。それは完全にFiiO FH3と競合します。より風通しが良く、音場の広さはFiiO FH3を凌駕し、また音の質感的なナチュラルさでも、Tri Starseaのほうが…
SENNHEISER HD800Sはリスニング向きのヘッドホンとしては理想形の一つであり、その評判に違わぬ名機です。その生み出す出力は適度に重厚で派手さと広い音場と静寂感も兼ね備えた、SENNHEISERらしい正統派のリッチサウンドで、アコースティックな曲を中心にど…
Mangird Teaは批評的なオーディオマニアも納得の優れたレンジ感とバランス感覚のあるサウンドを持っています。パッケージやビルドのクオリティにも不足がありません。しかし、最大の難点はFiiO FH3という存在です。Teaとよく似たチューニングスタイルを持っ…
Campfire Audio ARAは中域に丁寧にフォーカスされるボーカルが美しいイヤホンです。それはパワフルなサウンドのイヤホンではありませんが、リファレンスサウンドと言うにふさわしいバランス感覚とディテールを持っています。印象的な歪みの少なさもハイエン…