Moondrop(水月雨)のドングル型ポータブルヘッドホンアンプ「Moondrop MoonRiver 2」の海外レビューをまとめて紹介します。
Moondrop MoonRiver 2の特徴
- フラッグシップグレードのデュアルDACチップセット(2xCS43198)
- 4チャンネル・フルバランス・アーキテクチャー
- 強力なヘッドホン出力
- デュアルヘッドホンポート(3.5mm SE+4.4mm Bal)
- 究極のハイレゾデコーディングに対応
- 交換可能なType-Cケーブルインターフェース
- CNC削り出しアルミ合金製シャーシ
- 銀メッキのType-Cケーブルを同梱
Moondrop MoonRiver 2の技術仕様
- サイズ 容量:56.8×19.4×12.5mm
- イヤホンジャック:3.5mm シングルエンド、4.4mm バランス
- 周波数範囲:6Hz〜85000Hz (±1dB)
- USBインターフェース:USB Type-C
- ノイズフロア
- 4.4mm: 1.5μV (AES17 20K Hz)
- 3.5mm: 1.2μV (AES17 20K Hz)
- THD+N
- 3.5mm: 2Vrms 0.0008%@32Ω
- 4.4mm 4Vrms 0.00013%@300Ω
- S/N比
- 4.4mm: 131dB(A特性)
- 3.5mm:123dB (A特性)
- ファームウェアアップグレード:対応
- ゲインコントロール: High/ Low
- ライン出力
- 4.4mm:4Vrms(High)、2.8Vrms(Low)
- 3.5mm:2Vrms(High)、1.4Vrms(Low)
隙のないシグナルプロセッシング
ハイレゾリューションのロスレスオーディオフォーマットにおいてMoonRiver 2は高い互換性を有しており、オーディオファイルの再生に問題が生じることはありません。
CDロスレスの16Bit/44.1kHzエンコードも、高画質マスタリングレベルの24Bit/192kHzエンコードも、対応ファイルが全く見つからないような32Bit/384kHzエンコードも快適です。DSD256の超高精細音源でも、問題なく対応できます。
プレミアムハイエンドデコードチップ
Moondrop MoonRiver 2には、世界的なオーディオ集積回路メーカーであるシーラス・ロジックのフラッグシップ製品で希少価値の高いDACチップ「CS43198」が2基搭載されています。デジタル・アナログ変換性能は多くの人の期待以上であることが約束されており、超低歪と高S/N比を実現しており、ポータブルオーディオ体験にかつてないパフォーマンスをもたらします。
海外レビューの紹介
※動画は字幕で翻訳されているものがあります。字幕をONにすることをオススメします。字幕の日本語訳が表示されない場合は動画の右下にある「Youtube」をクリックしてYoutubeの本サイトで再生すると翻訳字幕で見られるようになります。
携帯電話から3.5mm端子がなくなったことで、USB DAC-AMPへの関心が2倍、3倍と高まっています。その理由を問うのは無意味で、消費者は常に利便性を優先し、それこそ最近のUSB DACが提供しているものなのです。私は過去にMoondropの素晴らしいイヤホン2機種、KatoとVariationsをレビューしています。そして今回、全く異なるカテゴリーの新製品が発売されたのを見て、私はとても嬉しくなりました。MoonRiver 2は、音質、低消費電力、小型化など、多くのオーディオファンに喜ばれる非常に良い製品だと思います。是非、一度お試しください。
https://www.headfonia.com/moondrop-moonriver-2-review/
そのダイナミクスとピュアブラックの背景により、Moondrop Moonriver 2はドングルDACのニッチな領域におけるトップコンテンダーの1つとなっています。
長所:
- ダイナミックレンジと低THD+N
- デュアルDACチップ
- デュアルゲインモード
- オンボードボリュームコントロール
短所:
- 高価
- シャーシの角が鋭い
- MQAサポートなし
https://primeaudio.org/moondrop-moonriver-2-review/
レビュー記事
まとめ
Moondrop MoonRiver 2の評判はなかなか上々のようです。たしかにバランス接続でのパフォーマンスは優れているようですし、独特のデザインが好みなら悪くなさそうですね。
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