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【完全ワイヤレスイヤホン TRANYA P1 レビュー】音質的には低域改善型TT-BH053といった感じ。スペックはそこそこよく、音質もフラットで万能に近く、満足できる。おすすめ

TRANYA P1

TRANYA P1

TRANYA ワイヤレスイヤホン P1 Bluetooth5.0 サブウーファ イヤホン 再生時間6-8 音声調節 自動ペアリング ノイズ遮断 Siri対応 自動ON/OFF 片耳使用可能 IPX5防水 ギフトボックス&収納充電ケース付

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感良好」

おすすめ度*1

TRANYA P1

ASIN

B07S5LHQ6H

 イヤホンのハウジングのデザインは、CANAVIS J29AVIOT TE-D01gに似た、豆粒タイプのデザインで、装着感は似ている。耳への収まりは良く、装着感良好で、遮音性もそこそこよく、音漏れも少し。

 

 AACのテスト環境がないので分からないが、説明書や商品ページを見る限り、AACには対応していなさそう。通信は安定しており、遅延・途絶はない。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「連続再生時間などスペックは悪くない」

 付属品はイヤーピースの替え、充電用USBケーブル、専用充電ケース、日本語マニュアル。

 

 イヤホン単体の連続再生時間6-8時間、ケース込みで最大72時間ほど。防水性能はIPX5。

 

TRANYA P1TRANYA P1

【3】音質「TaoTronics TT-BH053に似ている音で、こちらのほうがわずかに低域寄り」

 Realtekのチップを使っているというが、確かに同じくRealtek 8763BFRを採用しているTaoTronics TT-BH053と音の傾向がそっくりで、妙にパリパリというかプルプルというか、独特の張りを感じさせる中高域の感じがそっくり。金属音も妙にジャランとした音になるのとボーカルやピアノのちょっとツルッとした人工的な感じも似ているから、もしかするとチップ自体一緒かも知れない。そうすると音質コーデックは基本SBCのみでapple系デバイスを使ったときのみAAC対応になるはず。

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 で、ドライバーが違うのか内部の音響デザインが違うのかはわからないが、TT-BH053よりは低域に少し重みが出ており、メリハリは良くなっている。TT-BH053は低域の温かみが足りないせいで中高域から高域に少しドライな感じが出て冷たい印象があったが、このイヤホンは低域の存在感が増しているおかげか、そこらへんのドライさは目に見えて目立たないし、音楽全体の迫力も増している。そのため、個人的な感想を言えば、TT-BH053より音響は万能で迫力も少し増し、聞き心地もよくなっている。TT-BH053の、価格帯ではちょっと高めの解像度も維持されているから、総じて音質的な満足度は上がっている。

 

[高音]:高域はTT-BH053と同じで、ちょっとだけ乾いた人工的な感じがある。中高域から高域に欠けての解像度は悪くなく、張りと適度な緻密さ、ちょっと弾力感のあるパリパリした音でシンバルもちょっと輪郭強めにしっかり音を刻む(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:TT-BH053同様、中高域にパリパリした張りが出るが、全体的に見れば柔らかめのサウンドで聴き心地は優しい。ボーカル表現はやや角張り、タ行やサ行の音は目立って聞こえる。

[低音]:100hz~40hzまでやや緩い感じのブルルルゥッとした鈍い振動。30hzでほぼ無音に近いわずかな振動、20hz以下はほぼ無音。床面はあまり強調しないボンボンした感じのウォームなベースを作る。TT-BH053よりは存在感がある(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:ゆるやかに中域に密度があるような音場。個々の音は輪郭を少しだけ強調する感じがあるので、分離感は感じられ、そこらへんに解像度を感じる人には価格帯では悪くない感じ(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは若干輪郭を強調した柔らかい感じの音だが、鼓面はパリパリと輪郭が強調される。TT-BH053に比べるとドラムのボディはまだ感じられ、結構肉が詰まってバツンバツンしてくるが、それでも柔らかめの音に感じられる。重量感はあまりない。シンバルは刻みが良い感じでシャープ感はそこそこ。(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは男女ともに比較的自然。低域の被さりは少なく、中高域付近は若干見通しが良いので、ボーカルの分離感は悪くない印象。

 

【4】官能性「解像度とニュートラルな音味、ややツルッと表面は人工的だが自然な色味のボーカルの分離の良さで、万能に聴ける」

Suchmos「YMM」

 低域は前面に出てきたり、強調が加えられている感じはないが、肉の詰まっている感じはよく聞こえるのと、中域は少しクリアで清潔なので、低域音はそれほど厚みはなくても、音が見えやすい。シンバルはスパイシーだし、スクラッチはきれいに浮き上がって聞こえている印象で、相性は結構良さそう。ボーカルも自然。音が重すぎず、音場も暗すぎず、適度にニュートラルな感じで、人によって低域が不足ということはあるかもしれないが、解像度も高めで、聴きやすく、わかりやすい。

 


THE BAY

 

Jess Glynne「No One」

 全体的に少しツルッとしてわずかに音の出方がスムーズすぎるかなって感じはあるけど、解像度感は価格を考えると高めで、低域の厚みもそれなりに感じられるから、この曲を聴くには充実している方に思われる。ただ欲を言えば、ボーカルは少し表面的で深みが感じられず、人工的なのでR&Bを聴くには少し垢抜けすぎて、色っぽさが脱落しているような気がする。

 


ALWAYS IN BETWEEN

 

777☆SISTERS「MELODY IN THE POCKET」

 ほどよい明るさもあるし、ニュートラルな感じで悪くないけど、これくらい明るめの曲だともう少しスパイシーさと煌めきがほしいかな。ボーカルにハキハキした感じが足りないせいだと思うんだけど、声数が多めだからコーラスが若干くっついて聞こえて、ぬるっとしたりもっさりする感じが出てしまう。ボーカルはつやっとした感じ中心になるからかな、分離と明るさがもう少しだけ足りない気がする。でも全体としてはそれなりの解像度で自然に聴けるバランスだから、万能性はやっぱり高いんだと思う。

 こういう明るい曲に関しては、一昨日紹介したSRUIK D08のほうがパワフルさも一歩上だし、シャキシャキとして聴き応えがあるはず。

 


MELODY IN THE POCKET【初回限定盤】

 

Matt Bianco「Say The Words」

 濃厚感はかなりなくて、空間は妙に清潔な感じなうえ、個々の音は少しツルッとしているので、JAZZ独特の空気感みたいなのが感じられるかは、人によりけりになりそうだけど、全体的に音色がニュートラルで味付けが少なく、男声ボーカルも女声ボーカルも自然で、雰囲気は悪くない。シンバルの刻みと濃さが適切でチッチッがきれいだし、ギターの色味も若干明るめだけど充分に濃く、色気がある。ボーカルは表面が滑らかすぎるところはあり、深みのある味わいには欠けるが、ディテールは良く、透明感のあるハイファイな感じでこの曲が聴ける。

 


Matt's Mood

 

【5】総評「フラットサウンドで万能性は高く、おすすめできる」

 2019年6月16日現在「調査中」になっているので買えない。私が手に入れた個体はPSEマークがなかったので、そこらへんが引っかかってるのかも知れない。そのため、レビューを掲載しても買えないのだが、とくに不具合が多そうだったり、スペック偽ったりということはなさそうだったので、早晩買えるようになるんじゃないかとは思う。むしろいろいろ問題がありすぎに思えるZagZog TWS-M3のほうがなんで調査されないのか不思議なくらい。

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 そういうわけで販売再開待ちになるわけだが、5000円以下で音質と使い勝手そこそこ良いものを選ぶなら、この機種は比較的万能で解像度が高いサウンドを奏でるので、おすすめしやすい。音は自然でニュートラルだから、臭みも少なく、多少面白くないって人がいるにしても、この音が苦手って人は稀だろうし。

 

 

TRANYA P1

TRANYA P1

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。