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【音場イヤホン Ar:tio CR-V1 レビュー】アタックが良く元気でのびやかな音を鳴らすイヤホン。価格帯最強の音場表現と緻密な高域ディテールを持つ。立体的な映像作品を楽しみたい人も是非。おすすめ

Artio CR-V1

Artio CR-V1

【新製品】 Ar:tio アルティオ CR-V1 高音質 カナル型 イヤホン イヤフォン 【送料無料】【2年保証】

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「良好な装着感」

おすすめ度*1

Artio CR-V1

ASIN

amazon登録なし

スペック・評価
再生周波数帯域 20hz ~ 20000hz
インピーダンス 32Ω
感度 105dB
ドライバー

ダイナミック型

音質傾向

透明感がある、音場が広い、爽快、派手、煌めき感がある、明るい、奥行き感がある、浮揚感がある、アタックが良い、立体感がある、開放的

 IEMタイプのデザインで耳への収まりは良好です。遮音性もそこそこ良いです。

 

 

テスト環境

 今回のテストはCayin N6II/A01Hiby R6 ProONKYO GRANBEATで行っています。またゲイン設定は低設定です。

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【2】外観・インターフェース・付属品「割愛します」

 付属品はイヤーピースの替え、キャリケース、ケーブル2本(2.5mmバランス/3.5mmシングルエンド)。なお標準添付のイヤーピースはfinal E Clearです。音場重視のイヤホン特性を考えると、中域を清潔にし、高域方向に重心を引き上げるこのイヤーピースの選択にメーカーのセンスが感じられます。

 ONZOのサブスク版なので付属品が異なる場合があります。ONZOのサービスについて興味がある方は以下をご確認下さい。

www.phileweb.com

www.onzo.co.jp

 

 

Artio CR-V1Artio CR-V1



【3】音質「高域に向かって伸びやかで詳細なディテールを持つアタック感の強い音が開放的な音場を表現してくれる」

 音質的には音場を重視していて、中高域から高域にかけて前傾している音響デザインになっています。鋭い方はお気づきかと思いますが、基本的には前回レビューしたINAIR M360と同じような音質傾向を持っています。残念ながら装着感が特殊すぎて素人向きではなかったM360と違い、こちらは正統派のイヤホンデザインなので、M360のような難解さはなく、音場マニアの人はこちらに手を出すほうが無難です。M360と同じくらいだとむしろ下位機種のCR-M1の値段がお手頃なので、そちらに手を出すと良いかもしれませんが、まだ聴いたことがないので詳しいことは言えません。

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 さて、まず特徴的なのは高域です。中域から高く伸びていく奥行き感を意識した味付けになっており、アタックは強めで、派手さのある音です。弦楽や管楽は高域で軽やかにのびていく浮揚感があり、音場全体をふわっと浮き上がらせます。音場は明るく、見通しに優れています。カナル型という構造の制約からくるのか、前回のM360ほど大胆な高域の伸びではないようですが、高域は十分に清潔でクリアです。M360に比べるとシャープネスも適度に抑えられて感じられやすく、輪郭がはっきりしていますが、尖りや刺さりはあまり感じないはずです。

 中域も同じ音場系イヤホンとしてのM360と比較するとわかりやすいと思われますが、CR-V1の低域は浅かったM360の低域と比べると厚みと適度な深みが感じられるようになっており、鳴動感もあります。そのおかげで中域音に安定感が出ており、清潔系の前傾した中域にも関わらず、音の足場と一定の実体感が感じられる懐があり、根立ちは強固ではないものの、音に自然な太さが感じられ、沈み込みもあります。そのため若干浮揚感の強い感じで高域と低域にやや分離が感じられる印象でありながらも、楽器音が低域の胴まで一貫性を持っています。縦軸で上向きに長い音響構造ではありますが、一定の充実感が中域で感じられるでしょう。

 たとえばM360ではクラシック音楽のフルオーケストラ楽曲の広さや奥行きは感じられても、ホールのリアルさは感じられず重厚感に欠けて現実味の薄い音響になっていましたが、中域と低域がより強いCR-V1の音には一定のリアリズムが感じられます。ただし、基本的にはクリアなモニター的な低域で、鳴動は抑制的なので、人によっては迫力と深みはやや足りないと思うかもしれません。どちらにせよ熱気のような空気感はあまり強くなく濃厚感を求める人にはやや物足りないであろう、少しツルツルした音です。

 低域は見通し感がよく、深いところまでまっすぐ降りていけるような表現になっています。具体的にはベースに黒みと一定の太さがあり、キックは丸みを感じるくらいには広く、ドラムの胴鳴りも抑えめですが、しっかりと感じられます。地熱の鳴動感も少しあり、床面にわずかな部屋鳴りもあります。低域は人によっては少し細いかもしれませんが、タイトではなく、現実味のある音です。低域弦楽も一定の厚みと深み、床面への振動があって、少しクリアでツルっとしていますが、それなりにリアルな鳴りを感じることができます。

 特筆すべきはやはり音場表現です。この価格帯では抜群と言っていいほどの音場を持っています。フルオーケストラの曲を丸ごと表現することができ、さらに実体感を適度に出しつつも深いところまでクリアに聴かせてくれるでしょう。重厚感はいささか足りませんが、フルオーケストラのクラシック音楽を好む人は一度は聴いてみると良いかも知れません。同様に、濃厚感にはちょっと欠けますが、ビッグバンドJAZZとも相性が良いでしょう。EDMもおすすめです。床面は浮き上がりもよく透明で、やや浅く、スピード感はどちらかというと機敏です。デジタル的な質感の音で、低域の熱量もやや足りずライブ感には欠けますが、アタックは強くパンチも浮き上がりが良いので、ロックも悪くありません。低域は量感的に中域や高域を邪魔しない適量を守っており、中高域のアタック感や透明感を阻害しません。一方で好みにもよりますが、ポップスは清潔すぎるように感じるかもしれません。メロウな濃厚感にはいまいち欠け、音が拡散的で中域に豊かさはあまりありません。

 音量を上げれば高域は相対的により突き抜けていきます。付け加えて、おそらく多くの人にとって同じ音場系のM360よりも中域と低域の存在感が確かで、安定感を増して聞こえるはずなので、音楽全体の組み立ても良好に聞こえるはずです。「まるでイヤホンをしているとは思えない」ほどの清潔感があるM360に比べると、こちらの音はデジタル的な輪郭の強い音になりますが、実体感があるのでより自然です。同じ音場重視と言っても、M360が風通しの良い清潔さのある透明な音場を目指していたの対し、CR-V1は一定のコントラスト感のある、深みの感じられる自然な立体感のある透明さを目指しているようです。好みにもよりますが、万人向きなのはおそらくCR-V1の音でしょう。

 

映像作品向けの音響

 さらにこのイヤホンの魅力が感じられるのが、Dolby ATMOSなどの立体音響技術を使った映像作品です。音楽を聴くには個人的好みの上では、いまいちクリアすぎる印象だったモニター的な低域も、映像作品を鑑賞すると評価が変わります。映画の強い鳴動感のある重低音がビビらずにクリアに聞け、映像の奥行き感がよりきれいに、しかも空間の透明感は高く楽しめます。立体的な映像作品をイヤホンで楽しみたいなら、少なくとも個人的な評価では、現状で最良に近い選択肢の一つではないかと思います。

 

音質因子評価
音質因子 評価
鮮やかさ
(鮮やか/色味が薄い)

鮮やか。中高域が艶やかで、低域もディテール感がよく、中域音にもそこそこの豊かさがあり、全音域で発色が感じられ、コントラスト感に優れている。

鋭さ

(鋭い/鈍い)

やや鋭い。ハイハットの穂先のような本当に高いところはマイルドで尖りは少ないが、高域で細くなるのでやや鋭いエッジ感のある音に感じられるはず。
明るさ
(明るい/暗い)
明るい。音場は開放的で明るい。
派手さ
(派手/地味)
派手。音場はクリアで拡散的に音が聞こえてくる上、楽器音は伸びやかで少し外連味が強く、派手。
硬さ
(硬い/柔らかい)
やや硬い。中域の輪郭は丸いが、中高域に手がかりが多く、音場が清潔な分だけ輪郭が明瞭で少しガツガツした音に聞こえる。
尖り
(尖っている/丸みがある)
やや尖っている。音の突き抜けは強く、細身だが、高いところはマイルド。
穏やかさ
(穏やか/騒々しい)
やや騒々しい。空間は清潔で、やや中高域で手がかりが多くなりやすく、ガチャガチャして感じられるかもしれない。それでも音場は十分に広いのでうるさげに思うことは稀だとは思う。
力強さ
(力強い/嫋やか)
力強い。アタックが強く、高域音はやや強めに出る。低域もパワフルでパンチは結構強い。
豊かさ
(豊か/貧弱)

普通。やや中域の充実感が薄く、濃厚感には欠ける。音場の定位的な情報量は多い。

太さ
(太い/細い)
普通。おそらくほとんどの人には自然な太さに感じられると思うが、場合によって細く感じられるかもしれない。
手触り
(ざらざら/滑らか)
やや滑らか。シンバルが派手めでややシャリシャリしたり、ボーカルのサ行は少し強調があって、ギザギザして感じられるかもしれない。
粒感
(きめの細かい/粗い)
ややきめの細かい。音場とディテール重視の緻密系の音。ただしシャープネスを強く強調しないので粒度は自然なレベルを意識して適度に抑えられている。
清潔感
(澄んだ/濁った)
澄んでいる。基本的に清潔系だが、中高域はやや派手で、中域にはわずかに空気感がある。低域も透明系の見通しの良い表現だが、底に一定の鳴動感が存在して、少し音の沈殿が感じられる。
潤い
(潤いのある/乾いた)
普通。ボーカルに少しの湿っぽさが出て、シンバルもわずかに潤いを感じるが、湿り気はそれほどない。
重さ
(重い/軽い)
やや軽い。低域はあまり重くないが、床面はパンチが出て浮き上がりよいながらも、深いところまで出ていて、高域の浮揚感で音楽が軽くならないよう引き締めている。

 

ボーカル因子評価
ボーカル因子 男声 女声
澄んでいるか
(澄んでいる/濁っている)
やや澄んでいる やや澄んでいる

明るいか

(明るい/暗い)

明るい 明るい

伸びやかか

(伸びる、突き抜ける/天井感がある)

突き抜ける

突き抜ける

潤っているか

(しっとりしている/乾いている)

普通 普通

太いか

(太い/細い)

やや細い やや細い

濃いか

(濃い/薄い)

やや薄い やや薄い

子音が強調されるか

(目立つ/目立たない)

普通 普通

 

空間因子評価
空間因子 評価
主に中域の密度
(ぎっしり/スカスカ)
ややスカスカ
主に高域の高さ
(抜けが良い/天井感がある)
抜けが良い
主に低域の深さ
(深掘り感がある/浮き上がりがよい)
やや浮き上がりが良い
主に低域と中域の横幅
(広い/狭い)
広い
主に中域の奥行き感
(奥まる/前屈み)
やや奥まる

 

美点
  1. 開放的で奥行きと広さのある音場
  2. アタック感と煌めき感のあるのびやかな音
  3. 低域は明るめで見通しが良く、深いところまでクリア
  4. 抜けがマイルド
  5. 詳細なディテール感がある
  6. 音に自然な太さがある
欠点
  1. 中域の充実感にかける
  2. ツルツルしたデジタルな音
  3. ガツガツしていて攻撃的

 

[高音]:音場を意識した浮揚力のある拡散的な高域と中高域が実現されている。具体的には中域から音が高く前かがみに伸びてくる奥行き感が実現されており、高域は十分に立体的。シンバルも結構高いところまで出ており、空気感も結構あるが、ハイハットの穂先はマイルドで、ボーカルのサ行の強調も刺さるまでいかないので、高域の高いところはマイルドに抜けている。どちらかといえば清潔で抜けが良いが、中高域付近の艶やかさやアタック感が強く、清潔にしすぎない配慮が見られる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:中域は基本的に高域より後退していて、ときどきボーカルが楽器音の中に埋没して聞こえるが、基本的にはよくフォーカスされる。楽器音には一定の太さがあり、ピアノ音は上辺でやや強くきらめきながら、沈み込みも少し感じられて低域までつながっている感覚があるが、どちらかといえば浮揚感が強め。人によっては深みが足りない感じに聞こえる可能性はある。基本的には前屈み。

[低音]:100hz~50hzまで中程度の太さのぼーっとした振動。40hzで沈み、30hzでわずかに振動を感じる。低域で見通しがよく深いところまでまっすぐ降りていけるように感じる。ベース音に黒みと一定の太さがあるが、温かみはあまりない。キックは丸く感じるくらいの広がりはあるが、どちらかというと浅い。胴鳴りもあるが、強くない。底の方でわずかに鳴動感を感じる。どちらかというと低域弦楽にリアリティがあり、厚みと胴の鳴り、床面の鳴動までディテールが良い(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:中高域から高域で立体感が強調されており、音場は開放的で広い。中高域でとくに緻密な音を鳴らし、空間は透明で見通しは良い。浮揚感があり、高域から低域まで見通しが良いので、縦軸にワイドレンジ感もある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:スネアのアタックは強く、明るくバシッと弾ける音が出る。ドラムのボディは薄めだが、それでも胴鳴りは感じられ、実体感はある。キックはやや浅めに聞こえるので、全体的に明るめのバチンバチンないしバツンバツンくらいに聞こえる。ハイハットは浮き上がりもよく高さもあるが、ドラムよりは少し後退して聞こえる。高いところはマイルドなので白味は強調されすぎず、どちらかといえばスネアやタム主導のドラムセットに聞こえる(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルはのびやか系で、やや細身。男声ボーカルは中性的に聞こえやすく、コクや深みはあまり強くなく、ツルッとしている。女声ボーカルも明るく、アイドル的なのびやかな思春期ボイスに聞こえる。上で媚びた甘味を出す上昇圧のある声色で若々しい。ボーカルはあまり前面に出ていないが、空間がよく整理されているので基本的にはボーカルフォーカスは良い。スーハーする息感や子音の強調はあまりなく、やや細いかなくらいの自然な太さがある。ただし、ボーカルの太さの割に音源によってサ行は少し刺さりやすい印象を受ける。

 

【4】官能性「まずはともあれフルオーケストラを聴きましょう」

佐渡裕指揮、シエナ・ウインド・オーケストラ「Tarkus - Eruption」



【Cayin N6II/A01で鑑賞】上の動画は参考用で、私が聴いた音源とは異なります。

 さて、このイヤホンの凄さは出だしから体験できます。この曲は冒頭で少しずつ音が立ち上がって伸びて広がっていく演出から入るのですが、大抵のイヤホンではなんとなく伸び切らない感覚が出ることも多いでしょう。このイヤホンはほぼほぼ最後まで伸び切ります。そのときの奥行き感も素晴らしく、しっかり前傾してくるので、思わず飲み込まれるかと身を避けてしまいたくなるほどです。管楽はやや渋みが足りず、ツルッとしているのがちょっと風味足りないんじゃないかと思いますが、まあ好みの問題かもしれません。低域は鳴動感は最低限ありますが、あまり震える感じはなく、私の感覚だとホールの臨場感には欠けます。しかし、音場はほぼ完全にフルオーケストラを描ききっています。音はデジタル的ですが、クリアにオーケストラを聞きたい人には最高クラスのイヤホンでしょう。

 

 ちなみに私のゲーミングPCはTHX Sound対応です。そこでこの音源を疑似3D化してCR-V1で聞き直すと、立体的になり、迫力が増し、とくに不足していた楽器の胴鳴りや部屋鳴りの鳴動感が増して、ホールの特等席にいるかのような音を楽しめます。たとえば同じ3D音響をJVC HA-FX1100で聞くと床面がビビったり、高域がガシャガシャうるさい感じになるのですが、このCR-V1で聞くと違和感なく、本当に臨場感のある立体的な音を出してくれます。

 


タルカス

 

村川梨衣「Distance」

【Hiby R6 Proで鑑賞】音場が広く、少しツルっとした音がスムースなスピード感を持って聞こえてくるので、この曲なんかおすすめです。ドラムは十分にパンチが利いて幅もよく、浮き上がりも良好に聞こえてきますし、鳴動感もあります。ギターは滑らかでツルッとディストーションするので、エッジ感を重視する人はもうちょっと味がほしいと思う可能性がありますが、この曲の場合、むしろ滑らかなほうが相性が良いと個人的には思います。ボーカルは少しギターとパワーバランスが拮抗していて、ドラムもややボーカルにかぶりやすく、フォーカス感がわずかに甘い感じがありますが、それでもよく聞こえます。

 ただし中高域でわずかに手がかりが多すぎる気がするので、人によってはボーカルの上くらいが少しごちゃごちゃしてるように感じるかもしれません。また、上昇圧のあるボーカルがギャンギャン吠えて聞こえると思う可能性があります。

 


Distance【通常盤】

 

SURFACE「さぁ」

 【GRANBEATで鑑賞】アタックが良いのでスネアに硬い衝撃感があってスコッと気持ち良い音を奏でてくれます。ギターサウンドと金管もアタックがよく、力強く迫ってくるので大胆な迫力が感じられます。独特の語尾が伸びるボーカルは明るく、滑らかで高さも十分にしゃくってくれます。若干シンバルが派手めに目立つところが人によってはうるさげに思われるかもしれませんが、空間は十分に広く見通しが良いので、多少ガチャガチャしても音楽全体の中でうるさすぎる印象は受けません。ベースラインも太さがありつつ、明るめのクリアなサウンドでラインの動きがわかりやすいです。

 


Phase

 

【5】総評「音場の広さを重視するなら注目すべきイヤホン」

 価格帯では音場表現は抜群に優秀で、ディテール感も高く、高解像度系のサウンドです。高域重視ではありますが、高域だけに偏ることなく、中域や低域もやや清潔で透明な感じではあるものの、充分な実体感があります。そのため、音楽の全体像は自然な音色を維持しており、適度な深みのある響きを味わえます。音の質感的にはツルツルしていてデジタル的に聞こえますが、解像感は高く、優れた奥行きと広さのある音楽を明瞭に楽しめます。中高域でガチャガチャしやすいという欠点はあり、また濃厚感には欠けますが、それ以上にこの価格ではなかなか味わえない音場表現が魅力です。とくに立体的な映像作品との相性は抜群です。

 

  • 透明で優れた音場表現
  • アタック感があり、のびやかな高域
  • 音がデジタル的

 

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。