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【ワイヤレスヘッドホン Bluedio T3 レビュー】どっしり系の音が好きな低域ジャンキーなら、選択肢に入れておいていいワイヤレスヘッドホン。おすすめ

Bludio T3

Bludio T3

Bluedio T3 (Turbine 3rd) ブルートゥースヘッドホン ワイヤレスヘッドセット Bluetooth イヤホン ステレオサラウンド (ブラック)

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感はやや重く、場合によって側圧もやや強いかも知れないが、イヤーマフがフカフカで耳が痛くならない」

おすすめ度*1

Bludio T3

ASIN

B01LY06OG2

スペック・評価
連続再生時間/最大再生時間

20h/-

Bluetoothバージョン 4.1
対応ワイヤレスコーデック SBC
防水性能 たぶんありません
音質傾向

低域重視、弱ドンシャリ、重厚、ドスドス、重量感がある、ギラギラ、鮮やか、ドカドカ、ドンドコ、ズンドコ、色が濃い、どっしり、甘味が強い、鳴動感が強い、地熱がある

 本体は金属製で作りがしっかりしている分、少し重量があるので、女性にはやや負担感があるかも知れません。側圧は少し強めかも知れませんが、イヤーマフが厚みがあってクッション性が高いので圧迫感はないと思われます。

 

 対応コーデックはSBCのみ。Hiby R6 Proで接続品質をみました。家庭内では遮蔽物がなければ5m~10m程度は途切れることなくつながったままでした。

 

テスト環境

 今回のテストはHiby R6 ProとONKYO GRANBEATで行っています。

www.ear-phone-review.com

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【2】外観・インターフェース・付属品「パッケージは意外としっかりしてます」

 付属品は充電ケーブルとAUXケーブル、多言語マニュアル。パッケージングはしっかりしており、化粧箱の作りも良くてチープさはないので、贈り物にしても問題ないと思われます。

 

Bludio T3Bludio T3

 

【3】音質「中高域はややカッツリ、ギラギラで派手さがあります。低域は下で膨らみやすく、どっしりとした重みとボリューム感も出ます。重厚系です」

 音質的には中高域で結構ピアノが派手にキンキンするところがあり、高域弦楽もそこそこ筋立った感じでヒョルリ~って感じで上に伸びます。足元のほうはかなり低域が重くどっしりしていて、ベース音は黒みが強く、キックもドシッとかなり重量感を出します。

 したがって、安定感の高い重心の低い全体像の中で、中高域以上が派手めに少しギラついて立ち上がる感じになります。そのため、基本的には少しウォームで聴き心地が安定していながら、サビ付近では外連味強めに明るく音が伸び上がる感じを味わわせてくれ、ポップスなんか迫力も出しつつメリハリきいてるし、JAZZ、クラシックも充分に迫力を出しながら少しのびやかに聴かせてくれます。

 ダンスはかなり床面が重く主張するんで、そこらへんの量感重視ならおすすめできますが、人によってはちょっと重量感多過ぎて重苦しいって思うかも知れません。

 

音質因子評価
音質因子 評価
鮮やかさ
(鮮やか/色味が薄い)
鮮やか。低域は色味も黒く重量感を出すし、中高域でギラつくくらいに鮮やかな色彩感を感じる。

鋭さ

(鋭い/鈍い)

普通。中高域は少しギラつくが、低域の量感が強めで膨らむので大抵中和される。
明るさ
(明るい/暗い)
明るめ。中高域が明るく、音場全体を少し強めの光沢で浮かび上がらせる印象がある。
派手さ
(派手/地味)
やや派手。中高域でツヤを強めに出すので、少し派手な感じになる。
硬さ
(硬い/柔らかい)
普通。音響構造が中高域重視になっている感じがあるので、その硬い感じが音楽全体に影響を与えやすいところはある。ただ低域の膨らみも良いので中和される。
尖り
(尖っている/丸みがある)
普通。中高域は少しカツカツしているが、低域がドシドシ重く、中和する。
穏やかさ
(穏やか/騒々しい)
やや騒々しい。低域は重量感もあり、ドシドシ重みを出してくるし、中高域も派手めなので、若干騒々しいかもしれない。
力強さ
(力強い/嫋やか)
力強い。低域がパワフル。
豊かさ
(豊か/貧弱)

やや豊か。中高域で少し緻密で情報量多め。低域は重み重視で量感多め。全体的に不足感はない。

太さ
(太い/細い)
やや太い。低域の太さが目立つ。
手触り
(ざらざら/滑らか)
やや滑らか。中高域に硬い感じはあるが、基本的にツルッとした印象の出音である。低域はドシッと重く、音楽全体をよくまとめあげて統一感を出してくれる。
粒感
(きめの細かい/粗い)
普通。ピアノや弦楽は少し緻密に明るくキンキンしたりするが、低域が結構強いのでそれほど鼻につかない。
清潔感
(澄んだ/濁った)
やや濁った。中高域で少しガラス質の透明感を出すところはあるが、大抵の曲で低域支配力のほうがおそらく強いので、多かれ少なかれマスキングされる印象はあると思う。
潤い
(潤いのある/乾いた)
やや乾いた。低域の黒い感じが強く出やすいので、ドライに感じやすい。
重さ
(重い/軽い)
重い。大抵の曲で低域が支配的で、その低域はドシッと重い。

 

ボーカル因子評価
ボーカル因子 男声 女声
澄んでいるか
(澄んでいる/濁っている)
やや濁っている やや濁っている

明るいか

(明るい/暗い)

普通 普通

伸びやかか

(伸びる、突き抜ける/天井感がある)

やや天井感がある 普通

潤っているか

(しっとりしている/乾いている)

やや潤っている やや潤っている

太いか

(太い/細い)

少し太い 少し太い

濃いか

(濃い/薄い)

濃い やや濃い

子音が強調されるか

(目立つ/目立たない)

やや目立たない 普通

 

空間因子評価
ボーカル因子 評価
主に中域の密度
(ぎっしり/スカスカ)
ややぎっしり
主に高域の高さ
(抜けが良い/天井感がある)
やや抜けが良い
主に低域の深さ
(深掘り感がある/浮き上がりがよい)
深掘り感がある
主に低域と中域の横幅
(広い/狭い)
広い
主に中域の奥行き感
(奥まる/前屈み)
普通

 

美点
  1. 中高域が艶やかで目鼻立ちがしっかりしている
  2. 低域の重みと量感が高く、ドシッとした安定感がある
  3. 全体的に音が濃く、色づきが良い
  4. ライブ感は強め
欠点
  1. 清潔感に欠ける
  2. 音楽がもっさりしやすい
  3. 低域が重たすぎるバランスになりやすい

 

[高音]:高域の高いところは抑えめだが、シンバルのシャーンという空気感はそれなりに感じられるので派手さと高さはそこそこ良い。ピアノはキンキンしたあたり、アコースティックギターは金属光沢感のあるギラつくあたりに強調があり、派手めの演出観もある。高域弦楽も少し派手さを出して上に伸びる感じがある。鮮やかだが、シャープネスはツヤよりは抑えめなので、全体の雰囲気にきつい感じはあまりない。ただ少しガツガツした感じにはなりやすい(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)

[中音]:中高域の派手さと低域の重さに比べると、バランス的に中域は少し凹み、ちょっと清潔になっている感じになる。そのため少し奥行き感が出るし、ボーカルは少し遠ざかって感じられるが、厚みが不足する印象は受けない。

[低音]:振動のはっきりした太い、ボーッという振動。100hz~40hzまで素直な減衰。30hzで沈み、20hzでほぼ無音。低域はベースやキックに黒みを出してやや地熱強めに鳴動させる感じになる。低域弦楽は深掘り感のある印象で、厚く膨らむよりは下のほうの重い音がドンドン床面に鳴り響く系の大人びた音になる。低域は明度的には少し暗い感じである(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:低域は重みと深さ重視で聴かせるが、やや支配的になりやすい。中高域は派手めで、たとえばJAZZだとちょっと深みの強い黒い静寂感のある空間に、若干派手で若い感じの金管やピアノが浮き上がる感じになるが、ロックだともっと重たげにドシドシドラムとベースが黒く熱気を出してくる感じになる。中高域と低域の二元論に感じやすいところはどちらかというとドンシャリと言えるだろうが、全体的に密度が高い。また曲によってはややもっさりしやすいし、音源の低域の量感次第でマスキングは出やすいと思われる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムスはバスドラキックがドシンドシンと支配的になりやすい。上辺はやや暗くバツバツ乾いた音になっており、ドラムスの全体像はやや黒くドライに感じやすいかもしれない。弾ける感じは強くなく、内向きにエネルギーを溜め込んで膨張していくような感じがある。地熱の鳴動感も強い。重めのバズンバズン。ハイハットはチンチンチリチリした音に強調があるが、シャンシャンという高さも少し感じられる。しかし、ドラムに比べると一般的に存在感は抑えめ(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:男声ボーカルは濃いめで、やや下方向の重力を感じる。そのためサビでは少し上に伸びるほど、少しずつ息苦しくなっていくような感じは出るかも知れない。少しホットな表現になっている。女声ボーカルは甘味が少し強く、のしっとしたコクを出すところがある。ちょっと大人びた感じになるが、キャンキャンしたような媚びた感じも少し出るので暗い感じではない。男女ともに子音にはほとんど強調はなく、滑らかに聞こえる。

 

【4】官能性「低域の重み重視の人向け」

Snail's House「雪の降る街で、あなたを待っている。」

【GRANBEATで鑑賞】この曲だとベースとキックがかなりドシッと重く出ます。床面に軽快に弾ける感じも出ないわけではありませんが、下の方は本当にドスドスドコドコと重い感じになるので、とくにベースのブーム感が中高域の透明感を邪魔していると感じる人もいるかも知れません。一方で低域の重みが好きな人には、音場全体に深みがあって静寂感が増しているように感じられ、ドラムが活き活きしつつも、全体には抑制の利いた風格みたいなものを感じると思うかも知れません。EDMを楽しむ場合、重厚感が好悪の境目になりやすそうです。

 その低域を除いた印象は中高域で電子音に透明感を出し、シンバルは活き活きしていて、シャンシャンちょっと高いところまで出してくれて躍動感もあるので、ディテールは悪くないと思われます。

 


Snö

 

雨宮天「奏」

【GRANBEATで鑑賞】重厚感のあるこういう暖かいポップスは、ベースに充分な深掘り感と暖かみが乗るので、おそらく満足度が高いと思われます。ピアノや弦楽に適度な派手さがありながら、ドラムキックとベースの二段重ねでしっかり音場をまとめあげてくれるので、浮つかず、その派手な光沢感に深みが出て、メロウに感じられます。ボーカルはサビで、少し詰まるような天井感があるのが気になりますが、暖かで甘味たっぷりです。

 


TVアニメ「一週間フレンズ。」エンディングテーマ「奏(かなで)」

 

Holly Cole「Walk away」

【Hiby R6 Proで鑑賞】この曲の粘っこい感じのボーカルとは相性が良さそうです。低域弦楽も膨らむというよりは深掘りして下で重く、弦を弾く音の輪郭も丁寧に感じられるのでディテールよく、落ち着いたピアノや渋い金管も、明るいところはちょっと派手になっているので、色づきが丁寧に感じられます。全体的に渋めの曲にも関わらず、ディテールと艶やかさ、深みの表現が良く、メリハリ感があって楽しめます。

 


Night

 

【5】総評「基本的には重厚感重視で楽しみたい人向けです」

 厚みもあるが、より重みと深さに重点を置いた低域は、好みの人にはかなり刺さるはずです。ベース音のブンブン音や床面にドシッという重みがあり、しかもそれが変に上で膨らまず、下方向に明確な重力を持っているので、ブーミー系の音ではありますが、意外とタイトに感じられて音像もしっかりして聞こえるように思うはずです。中高域に結構な派手さがあるのもよいアクセントになっていて、なかなか楽しめますが、明るいボーカル表現の曲相手だと伸びが足りず、少し物足りなく思うかも知れません。

 

まとめ
  • 深掘り感と重量感のある低域
  • 中高域も派手で外連味を楽しめる
  • 低域の主張が強く、重みが強くなりやすい

 

Bludio T3

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。