- このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
- これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
- 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。
こんな人におすすめ
- JAZZ好き
- クラシック好き
- 原音忠実性を重視
- スタジオチューニングが好き
- ニュートラルサウンドが好き
GRADO GS2000eの概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「GRADO GS2000e」です。
GRADO GS2000eの完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 周波数特性:4~51kHz
- インピーダンス:32Ω
- 感度:98.8dB/1mW
- 価格帯:100000円~200000円
パッケージ
GRADO GS2000eは価格のわりに簡素なパッケージに入っています。
パッケージ内容
- ヘッドホン本体
- 延長ケーブル
- 6.35mm→3.5mm変換ケーブル
- 説明書


ビルドクオリティ
いつものGRADOデザインです。GRADOのヘッドホンは耐久性が高くないので注意が必要です。
イヤーカップは柔軟に回転するので、片耳モニタリングも可能です。






装着サンプル
軽量で装着感は悪くありません。




音質
今回はFiiO M15で駆動してレビューします。
GRADO GS2000eは中域以上でほぼ完璧にニュートラルなサウンドを持っています。低域は量的に物足りなく思うかもしれません。
音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:S-
- おすすめ度:S
- 個人的な好み:S
GRADOがなぜ人気があるブランドなのかはGS2000eを聞けばすぐに理解できるでしょう。高い原音忠実度で録音音源を正確に再現します。サウンドバランスは真の意味でハイエンドにふさわしいサウンドですが、解像度でいまひとつ物足りないのだけは気になります。
音質的な特徴
美点
- 正確な定位感
- 正確な質感
- 原音忠実性が高い
- 明るく鮮明
- 優れたディテール感
- 優れた空気感
欠点
- 低域の不足
- クリア感に少し欠ける
- 物足りない解像度
- やや明るすぎるサウンド
総評
GRADO GS2000eは非常に優れたヘッドホンの一つであり、録音音源をほぼ完全に忠実に再現します。そのサウンドは少し明るく、ディテールは実際より少し詳細に聞こえます。響きも加わっており、音楽を豊かに聴かせます。上質で最高レベルのリスニングヘッドホンを求めている場合、GRADO GS2000eはそれにふさわしい逸品の一つと言えるでしょう。
【関連記事】