今週の記事振り返り
この記事は今週1週間にお届けしたレビュー・ニュース・情報もろもろを読者の皆様が振り返りやすいように作成した一覧記事になります。この記事で今週1週間私のブログでの話題をすぐに確認できるようになっています。
今週のHiFiGOブログ
ニュース
今週もHiFiGOから話題が提供されましたが、基本的にDAPのアップデートニュースしかありませんでした。個人的にはShanling M6 Proのアップデートに関心があり、同じ頃にM6もアップデートされたのですが、Pure Musicモード(PRIMEモード?)の実装など、Shanlingの開発力が上がっているのが感じ取れます。
しかし、一方でShanlingは製品リリース時の完成度がなかなか高いレベルにできていない印象を受けるのも事実で、最近アップデートがあったUP4もそうですが、こうした製品開発における成熟度の低さが、ライバルに比べて製品展開力やブランドイメージで追い越されてしまっている原因とも思えます。
最新のファームウェア更新による変更点
- Shanling Music Appに「Hi-fiクラウドストレージ」オプションが追加されます。
- USB DAC機能が追加され、M6 proをラップトップPCまたはデスクトップPCに接続してUSB DACとして使用できるようになります。
- ピュアミュージックモード。ShanlingはM6 Proのオーナーのためにピュアミュージックモードを導入します。このモードは音楽専用で、Androidの機能は使用できません。これにより、バッテリーの効率が改善され、中断なく音楽を楽しむことができます。
- 自動チャージバックメカニズムを追加します。
- アルバムカバーと歌詞を動的に取得する機能を追加します。
- 指定したフォルダのみをスキャンする機能を増やします。
- OTGを通じた外部USBストレージ再生のサポートを追加します。USBポート経由で外部ドライブを接続して音楽を楽しむことができます。
- 仮想ナビゲーションバー機能を追加します。
- ロシア語サポートの増加します。
- 最適なバランスゲインに失敗することがあります。
- マイクロSDカード関連の読み取りおよび書き込み機能を追加します(サポートするWiFiの曲のパスはSDカードに設定でき、ファイルはSDカードに直接ダウンロードできます。サポートされるHiFiクラウドの楽曲ライブラリは曲のパスを設定できます、メモリカード内のファイルの削除をサポートし、曲の削除と同時にソースファイルなどの削除が選択できるようになります)。
- Shanling Musicアプリを閉じた後、側面の物理的な再生ボタンを押すと、最近のプレイリストがクリアされてしまう問題を修正しました。
- その他の既知の問題を最適化しました。
FiiO M15
Shanling M6 Pro
Cayin N6Ⅱ
レビュー
HiFiGOからのレビューもいくつか提供されました。個人的に興味深かったのがDUNU Lunaです。
全体を通して最終的に私たちが言いたいのは、Dunu Lunaがすべての領域において成功しているということだけです。 外観、パッケージング、またはその卓越した音質にかかわらず。 Lunaはそのフラッグシップに値するすべてを提供し、誰もが確実に愛する並外れた体験をユーザーに提供します。
DUNU Luna
iBasso DX220
ニュース
Shure Aonic 215の発売
意外と注目されていない機種かも知れませんが、Shure Aonic 215は密かに個人的な関心を寄せていたイヤホンです。ぶっちゃけ完成度はそれほど期待してなかったのですが、mmcxの完全ワイヤレス化の手段としては悪くないかも知れません。ファーストインプレッションを書いたのは今日なのですが、参考に紹介いたします。
現状では、mmcxイヤホンを完全ワイヤレス化したい場合の有力選択肢であり、少なくともmmcxに関する限り、FOSTEX TM2よりは操作性や使い勝手で優れています。価格はかなり強気なので、常識的な選択肢としてはTRN BT20Sのほうがはるかに現実的ですが、専用のケースがついてくるのは便利でしょう。
悪くない選択肢ですが、率直に言ってゲームチェンジャーではなく、画期的な機種ではありません。
HiFiGO328セール
Shanling UP2/UP4
今週のインプレッション/レビュー記事
今週もいろいろレビューさせて頂きました。
その中で個人的にもイチオシかなと思う記事は、DAPの待機時間比較記事第2弾です。先週、書いた本人の想像以上に注目を集めてしまったDAPの待機時間比較記事ですが、より厳密性を高め、比較対象機種も増やしてフォローアップ記事を書きました。
データを見てもらえば分かるように、FiiO系の抜群の優秀さとそれに迫るHiby系の完成度の高さが光っています。Shanling M6は少しそれらに劣るようですが、比較用の格安スマホとほぼ同等の減りなので、スマホ並みの優秀さと言って問題ないでしょう。これらのDAPはスマホに慣れたユーザーが使っても実感の上で電池の減りが早すぎると思うことはないはずです。
以前は私はバッテリー持ちの優秀さからSONY信者だったんですが、NW-A105を使い始めたら電池持ちが残念な雰囲気だったんで、最近使ってませんでした。計測結果にもそれが表れており、率直に言って2世代くらい前のiBasso DX200と同等かそれ以下です。
さて、あとは3000円程度という廉価で販売されている割にビルドクオリティが高いKBEAR KB04は個人的にお得感を感じました。この価格帯ではアリだと思います。
低域の雰囲気はとくにDIAMONDとそっくりに聞こえ、DIAMONDのパッケージの構成を見直し、より手に入りやすくしたイヤホンという印象を受けます。ケーブルや付属品は相応にしょぼくなっていますが、イヤホン本体のビルドクオリティの面では妥協されておらず、DIAMONDに興味があったけどちょっと高くて手が出しづらいという人には絶好の代替機となり得るでしょう。場合によってDIAMONDより楽しい音で好きという人もいるかもしれません。ただし解像度では及びません。とくにボーカルとエレキギターはDIAMONDより活き活きして聞こえる可能性が高いです。
Shanling M6
FiiO M15/FiiO M11 Pro/Hiby R6 Pro/Shanling M6/Cayin N6Ⅱ/A01/iBasso DX200/SONY NW-A105/Samsung Galaxy A30
KBEAR KB04
Astell&Kern SA700
Zagzog F7 Plus
FiiO M11 Pro
DLINF S19
DUNU DK-4001
JLab Rewind
今週の映像作品
新型コロナウィルスの流行によって家で過ごすことが多くなると思います。そんな社会状況を鑑み、当ブログでも皆様の鑑賞に耐えうる映像作品を紹介していこうと思います。まあプライムビデオ映像作品を紹介しようっていう思いつき企画です。
NEWSROOM
新世界より
ランウェイで笑って
スケープゴート
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ
プロ野球 そこそこ昔ばなし
セール情報
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