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【イヤーピース Spinfit CP100+ アウトラインレビュー】それはイヤホンから明瞭性を引き出し、輪郭感の改善が期待できるイヤーピース。繊細さのCP100とは全く異なる新しいキャラクター

ヘッドライン

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Spinfit CP100+

Spinfit CP100+

SpinFit スピンフィット CP100+ IEM向けイヤーピース 医療用シリコンを採用 (Lサイズ2ペア)

 

 

免責事項

  • このレビューはSpinfitから誠実な品質レビューを読者に伝えるために提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

こんな人におすすめ

  • 遮音性より通気性
  • くっきりした明るいサウンドが好き
  • 低域より高域重視

 

Spinfit CP100+の概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Spinfit CP100+」です。

 Spinfit CP100+の完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • サイズ:SS/S/M/L/XL
  • 軸径:4.5mm-5.5mm

 

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

Spinfit CP100+の特徴

  • 肌に優しい素材でアレルギーが出にくく、ストレスフリーな装着感を実現
  • イヤホンの装着性の向上により、サウンドディテールをより引き出すことが可能
  • 弾力があり、柔と剛を備え、耐久性に優れる
Spinfit CP100+の音質アピールポイント
  • 高音域:Spinfit CP100+を用いると、音場が改善され、空間表現が向上します。音が澄み渡り、刺さることのない快適なサウンドを実現します。
  • 中音域:Spinfit CP100+を用いると、ボーカルの音がクリアに聞こえ、楽器の輪郭がより明瞭になります。
  • 低音域:弾性のあるサウンドを実現し、ディテール感が増し、印象全体を改善します。篭もることがなく、アタックが向上し、音域全体の再現度が改善します。

 

パッケージ

 イヤーピースのパッケージについては評価に加えませんが、Spinfit CP100+のパッケージは機能的でわかりやすく、開封も簡単です。サイドに指を入れて引き剥がせば簡単に中身を取り出せるようになっています。

 

Spinfit CP100+
Spinfit CP100+

 

 

パッケージ内容
  • イヤーピース 2ペア

 

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ひとつひとつの楽器が手にとるようにはっきりと
演奏者の息づかいや指の動きまで見えるように
演奏されている空気感が目の前に再現されるように

そんなヘッドホンを愚直なまでに追求した
決して飾らない、現場が育てたプロユース・ヘッドホン

モニタリングと音楽鑑賞の共存を目指した音づくり

録音スタジオなどで使われているモニターヘッドホンの音づくりをそのまま皆様に。

肉声や各楽器の定位、音の粒立ちや輪郭、遠近感、広がりなどを、手に取るように聴くことが出来、演奏者やエンジニアの意図をストレートに表現する。
これがモニターヘッドホンの使命です。
しかし、モニター系の音はともすれば長時間の音楽鑑賞には不向きで聴き疲れしやすいといわれています。

SW-HP10Sは、これらのデメリットを感じさせず、モニタリング志向の本格的ヘッドホンをめざして作られています。

音質(CP100との比較)

 こちらの記事に掲載したように、Spinfit CP100+の測定値をCP100と比較すると、Spinfitの主張通り、中高域でディテールの改善が期待できることがわかります。

 

Spinfit CP100+

Spinfit CP100+

  おそらく多くのイヤホンにおいて音の明度は増し、輝度は逆に少し安定し、曲にもよりますが、歯擦音は少し収まる可能性があります。超低域と超高域はおそらく密閉性が変化するためにレンジ感が失われる傾向が出やすいと思われます。音抜け、空気感は少し悪くなったように感じるかも知れません。

 

 しかし、CP100+はイヤホンの輪郭感を改善し、アタックの存在感も向上させ、全体的に構築感を確かなものにし、サウンドの明瞭感を高めてくれるでしょう。とくに中域の定位がわかりやすくなることが期待できます。

 

 この変化については測定値、録音音源の聴感、および実際の聴感で確認しました。

 

 こちらの記事にレコーディングシグネチャーを用意しましたので、エレキギターとスネアドラムに注目して聞き比べてみて下さい。CP100+のほうが音の輪郭がはっきり聞こえるのがわかると思います。一方で、ハイハットを聴くとCP100のほうが音抜けが良く、空気感のある、繊細で爽やかな印象があることに気づくと思います。

 

 イヤホンは測定時に使ったANOUから変更してFiiO FH3にしてあります。普遍的な効果があるか確認するためです。

 

Spinfit CP100+のまとめ
期待されるプラス効果
  • 中域の明瞭感の改善
  • 定位がより明確になる
  • 輪郭が改善する
  • 構築感の向上
  • 刺さりのわずかな抑制
  • 中域へのフォーカス感の向上
期待されるマイナス効果
  • 高域の拡張の減少
  • 余韻の減衰と広がり感の減少
  • 質感の硬化
  • 低域のわずかな減少
  • 遮音性の低下
  • 感触が悪化する可能性

 

総評

 Spinfit CP100+はCP100の単なるアップグレードモデルではありません。材質の変更により、装着感と遮音性、そして音質に与える効果は基本的に別物になっています。

 CP100+はCP100よりも中域へのフォーカス感が向上しており、明瞭性を高めて構築感を改善し、一般的なイヤーピースよりも音楽の心臓部をよりくっきりと定位感確かに聴かせてくれることが期待されます。また、通気性が良いために、密閉感の強いイヤーピースが苦手な人にとっては最適な選択肢の一つになるでしょう。

 

Spinfit CP100+

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