- 免責事項
- こんな人におすすめ
- Tribit Flybuds C1の概要
- Tribit Flybuds C1の特徴
- パッケージ
- ビルドクオリティ
- 装着サンプル
- 接続品質
- インターフェース/操作方法
- 音質
- 総評
- 【関連記事】
免責事項
- このレビューはTribitから誠実な品質レビューを読者に伝えるために提供されたサンプルに基づいて書かれています。
- これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
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こんな人におすすめ
- バッテリー駆動時間の長いイヤホンがほしい
- 音質はバランス重視
- 操作は反応がよく快適な物理式がいい
- 低域の重厚感重視
- 通信品質重視
- 装着感重視
Tribit Flybuds C1の概要
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Tribit Flybuds C1」です。
Tribit Flybuds C1の完全なレビューはこちらにあります。
基本スペック
- 連続/最大再生時間:12h/50h
- 防水性能:IPX5
- 対応コーデック:aptX/AAC/SBC
- 技適番号:201-150740
- 価格帯:5000円~10000円
audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。
Tribit Flybuds C1の特徴
複合振動板で音質を追求したTWS「Tribit FlyBuds C1」
優雅さをまとうイヤーハンドルはゴルフクラブのエレガントな曲線から、装飾的なメタルメッシュはテニスラケットから着想を得ました。丸みを帯びた充電ケースは、小石のように手に馴染みます。手にするたびに、シンプルでスタイリッシュなデザインを実感いただけます。
- 6mm径PU+PEEK複合素材振動板を採用:6mm径の振動板にはPU(ポリウレタン)とPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)のハイ ブリッド素材を採用、巧みな抑揚表現と歪みの抑制を実現しました。深く沈む低音域から透 明感ある高音域まで、迫力がありつつも繊細なサウンドを堪能いただけます。
- 【Bluetooth5.0と音楽をとめないバッテリー】右のカップにパワフルな高精度チップを搭載し、独自の音響設計と先進的技術を採用したヘッドホン。安定した高品質音声データを転送、Bluetoothで動画、生放送の場合でも、音質を影響しないままに遅延を最小限に軽減してくれます。380mAH大容量のバッテリーを採用し、1回満充電すれば、45時間も、音楽や映画鑑賞、通話を楽しめます。(Bluetooth モードだけ)。
- Qualcomm QCC3040搭載、「TrueWireless Mirroring」に対応:Bluetooth SoCに最新のQualcomm QCC3040を採用、安定した通信品質とともに高音質 コーデックaptXを提供します。左右ユニットへ独立したオーディオ信号を伝送する技術 「TrueWireless Mirroring」にも対応、iPhoneとAndroidのどちらでご利用いただいても 接続安定性向上と音ズレ・音飛び抑制に効果があるうえ、消費電力を大幅に低減します。
- マイクを4基搭載、クリアな音声通話を実現:イヤホンに4基(片側2基)の高性能MEMSマイクをビルトイン、通話中のノイズを抑制し フィードバックエコーを減らすQualcommの最新技術cVc 8.0の利用により、音声通話の妨 げとなる環境ノイズを最大90%低減します(弊社調べ)。マイクの取付位置や向きにも、弊 社の製品開発における豊富なノウハウが生かされています。
- 物理ボタンで快適操作:各種操作用として、イヤホン本体のハンドル部分に弊社特許技術の物理ボタンを搭載しまし た。音量調整や着信応答、曲の再生・停止・スキップ、Siriなどボイスアシスタント機能の 呼び出しを、スマートフォンに触れることなくスムーズに実行できます。
パッケージ
価格帯では標準か少し上質なパッケージです。
パッケージ内容
付属品に不足はありません。
- Tribit Flybuds C1本体
- 専用充電ケース
- USB Type-Cケーブル
- イヤーピース(2種類3サイズずつ)
- マニュアル
ビルドクオリティ
充電ケースはマットブラックの落ち着いた外観です。癖がないですが、少し地味ですね。イヤホンの方は黒地に鮮やかなレッドが映えて引き締まった外観をしています。
ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。充電ケースは蓋のぐらつきも少なく、開閉もスムーズです。
装着サンプル
AirPods Proライクな装着感です。かなり快適です。
接続品質
aptXでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと一瞬通信が途切れますが、その後は問題なく音楽は再生され、途切れはありません。
ホワイトノイズはわずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が気になりません。
インターフェース/操作方法
操作インターフェースは物理式です。
電源ON | ケースからイヤホンを取り出す 手動で起動する場合は多機能ボタンを2秒長押し |
電源OFF | イヤホンをケースに収納する 手動で行う場合は多機能ボタンを6秒長押し |
ペアリング | イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード |
リセット方法 | ①両方のイヤホンを充電ケースにセット ②充電ケースのボタンを10秒長押し |
曲再生/停止 | マルチファンクションボタンを1回クリック |
曲送り | 右のマルチファンクションボタンを2回クリック |
曲戻し | 左のマルチファンクションボタンを2回クリック |
音量+ | 右のマルチファンクションボタンを長押し |
音量- | 左のマルチファンクションボタンを長押し |
通話応答 | マルチファンクションボタンを1回クリック |
通話終了 | マルチファンクションボタンを1回クリック |
通話拒否 | マルチファンクションボタンを2回クリック |
音質
REW周波数特性
音質解説
Tribit Flybuds C1は比較的ニュートラルなサウンドを意識した弱ドンシャリサウンドです。低域はTribitらしい重みを重視した調整で、中域は奥行き感があり、中高域でディテールが感じられます。
以下のレビューはFiiO M15にaptX接続でつないでテストしています。
音質についての詳しいレビュー内容はこちら を参照して下さい。
音質総評
- 原音忠実度:A
- おすすめ度:A+
- 個人的な好み:A+
Tribit Flybuds C1は全体的にニュートラルに近い、弱ドンシャリサウンドを持ち、高域の拡張性にも優れています。Tribitらしい重厚感のある低域とリッチな中域、ディテールと余韻に優れた高域を持ち、全体的な原音忠実度も高めです。
ややHonkに聞こえやすく、音量を上げるとうるさげなところはありますが、明るく見通し感の良い、くっきりしたサウンドが好きならおすすめです。
音質的な特徴
美点
- 印象的な解像感が高い
- 奥行き感のあるサウンド
- バランスが良い
- 高域の拡張性、レンジ感に優れる
- ディテール感に優れる
- 空気感がある
- 重厚感がある
欠点
- 静寂感に少し欠ける
- わずかに低いかもしれない天井
- 重低域の深みに欠ける
- 輪郭感に欠ける
総評
Tribit Flybuds C1は全体的な音質のバランスと原音忠実性が高く、長時間再生と快適な装着感を実現した、ランニング愛好者や通勤生活者に最適の完全ワイヤレスイヤホンです。アクティブノイズキャンセリングやヒアスルー、ワイヤレス充電といった付加機能はありませんが、イヤホン単体としての使い勝手は良く、かなりおすすめできる機種です。
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