- 「IKKO OH10」はOH1より高域が暗く、中域が濃い
- 「COLORFLY U6」は透明感のあるサウンド
- 「MEZE AUDIO RAI PENTA」を試聴するときはイヤピが大事
- 「Oriolus BA300S」は暖かみのあるサウンドが魅力
- 宿題
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「IKKO OH10」はOH1より高域が暗く、中域が濃い
気になってた機種がIKKO OH10。OH1は好みなんだけど、たぶん内部に変更が加えられておらず、筐体のみの変更らしいので、どんだけ音質が変わるかは興味があるところ。
で、実際聞き比べてみると、OH1の抜けが明るい感じが減って、中域で濃さを感じさせる音に聞こえてきた。低域はおそらく印象的にそれほど変わらず豊か。どちらかというと明るい女声ボーカル系の曲を聴くことが多い私にはOH1のほうがよい。
海外レビューではOH10が高域でよりアグレッシブになったって評価があったんだけど、イヤピも一緒にしてよく聞き比べたけどそんな印象は受けなかった。むしろOH10のほうが低域の存在感が増していて、色味が濃く感じられるあたりが興味を惹くかな。
「COLORFLY U6」は透明感のあるサウンド
気になってたDAP。あまり店頭試聴機がないので、秋葉原まで聞きに行った。スッキリ系で輪郭強調でもなく、それでいて音の見通しが良くて非常に良質に思えた。問題は独自OSってところかな。あとワイヤレスオーディオ関係は対応コーデックが狭く、完全におまけ扱いっぽい感じ。しかし先行する上位機種のU8と比べても完成度は高そうで、むしろ解像度はU8よりいいんじゃないかと思えるくらい。少なくともU8よりは現代的な見通し感とか透明感重視の音。
ただし予想はしてたけど、私の手持ちではHiby R6 Proあたりとキャラクターがかぶるので、最終的には選択肢から外れた。まあ試聴時点ではR6 Proまだ届いてないうえにR6 Proの試聴機が修理中になってて音質差はその場で確認できなかったけど。ただし、詳しく聞き比べてないので正確かはわからないが、ほぼ同価格くらいのa&norma SR15と比べると、奥行きや立体感なんかはよい印象を受け、コスパの良さを感じられる。ストレージ容量も64GBあるし。
このメーカーについてあまり詳しくないので、どういう価格動向になるかわからんけど、値段が下がってきたら魅力的に見えるかも。
COLORFLY カラーフライ U6 64GB Bluetooth Wifi/AirPlay DLNA対応 microSD対応 ハイレゾ対応 フルバランス ポータブルプレイヤー
「MEZE AUDIO RAI PENTA」を試聴するときはイヤピが大事
妙に価格comランキングで人気がある機種。気になったのでじっくり聴いてきた。最初は高域方向ばかり詳細に聞こえて、カリカリ系のディテール重視系かと思ったけど、海外で読んだレビューと印象が異なるのでおかしいなぁと思ってたら、案の定イヤピ変えたら化けた。むしろ低域はっきりしてて、意外と魅力的に思えたけど、さて値下がりを待たずに買いたいかというと、難しいところ。ビルドクオリティは良好だった。というか私は普段上限5万円くらいでイヤホンを選んでいるので、これは基本選外だね。
「Oriolus BA300S」は暖かみのあるサウンドが魅力
OriolusはFinschiのブラッシュアップ版の機種も気になってるけど、まずはこの真空管ヘッドホンアンプに興味津々で、Cayin N6IIと運用すればN8みたいになるかなぁって思って、じっくり聞いてきた。独特のホワホワ感が出るので、個人的にはN6IIよりはむしろKANN CUBEに繋いだときに面白みを感じたかな。本来はNW-ZX300との相性を考えた製品なんだけどね。で、ほしいかっていうと案外考える余地がありそう。実際ヘッドホンアンプを持ち歩くタイプでもなくて、以前OPPO HA2SE
っていう薄型のアンプを持ち歩こうとしたけど、結局はPC据え置きにしちゃってるくらい。これは急いでほしい気もしないので、じっくりポータブルヘッドホンアンプ全体をよく確認してから、検討してもよさそう。
Oriolus BA300S JP version ヘッドホンアンプ
宿題
AVIOT TE-BD21f-pnkは試聴する人が減らないのと時間が無くて聞けなかった。実際この機種の試聴にそれほど熱心でないところもあって、SONY WF-1000XM3あたりの完成度がなんだかんだ言って高いから、NUARLの次の一手の方が気になっていたりする。そろそろ続報が来るはずなんだけど。
KINERA IDUNも聴きたいかなって思ってたけど、実際行ったら聴くの忘れてたから、それほど執着無かったのかも。
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