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【完全ワイヤレスイヤホン Monster Achieve 100 AirLinks フラッシュレビュー】品の良い、静寂感と奥行き感に優れたウォーム系ドライ弱ドンシャリ。接続品質が物足りない

ヘッドライン

Monster Achieve 100 AirLinks

Monster Achieve 100 AirLinks

Monster Achieve 100 AirLinks ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0 最大30時間音楽再生 IPX5防水 Hi-Fi高音質 両耳 左右分離型 自動ペアリング 音量調整 マイク付き WEB会議 テレワーク ハンズフリー通話 Siri対応 iPhone/iPad/Android対応(ブラック)

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回取り上げる製品はMonster Achieve 100 AirLinksです。Monster Cableは1979年に設立されたアメリカの音響機器メーカーで、その名の通り高品質なオーディオ信号伝送ケーブルを主力商品としてます。モンスターケーブルはオーディオケーブルが音質の違いをもたらすという認識を一般化させたパイオニア企業の一つで、ハイエンドオーディオケーブルの市場を切り開いた立役者と言えます。現在はイヤホン/ヘッドホン事業も展開しており、さらにオーディオを越えてオンラインギャンブルにも参入するなど、その事業は多角化しています。

 Monster Achieve 100 AirLinksはMonster社の低価格完全ワイヤレスイヤホンです。

  

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Recommended」として、比較的多数の人にとって買って損がないオーディオ製品であると推奨します。

 

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:6h/30h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 技適番号:210-133415

 

パッケージ

 イヤホンのパッケージはこの価格帯では標準以上で少し豪華です。付属品はイヤーピースの替え、イヤーウィングの替え、充電ケーブル(Type-C)、専用充電ケース、説明書などです。

 本体のビルドクオリティは5000円くらいの完全ワイヤレスイヤホンとしては少し上質です。

 

Monster Achieve 100 AirLinks

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Monster Achieve 100 AirLinks

Monster Achieve 100 AirLinks

 

装着サンプル

 イヤーウィングパーツで装着感を調整できます。耳に当たる部分はゴムなのでわりとしっかりと密閉性を確保することができ、遮音性は結構良好です。

 

Monster Achieve 100 AirLinks

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接続品質

 AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯ではやや貧弱です。人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内ではそこそこ良いです。距離耐性はそれほどでもなく、5m離れると少し乱れます。遮蔽物があると途切れ、そのまま送信元から切断されました。

 またホワイトノイズはほんのわずかにありますが、かなり敏感な人でないと気にならないのではないかと思います。

www.ear-phone-review.com

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 上から順に、

  1. [AET07 S装着時]左右別
  2. [AET07 S装着時]左右平均
  3. [AET07 S装着時]左右別(自由音場補正済み)
  4. [AET07 S装着時]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [標準イヤーピース S装着時]左右別
  6. [標準イヤーピース S装着時]左右平均
  7. [標準イヤーピース S装着時]左右別(自由音場補正済み)
  8. [標準イヤーピース S装着時 ]左右平均(自由音場補正済み)
  9. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み)
  10. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み/2khz-24khz拡大)

※「AET07 Sサイズ」は当ブログの測定用レファレンスイヤーピースです。それ以外のイヤーピースは特記がない限り、このイヤホンパッケージの標準添付のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

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 チューニングはフラットバランスを意識した低域に寄ったU字型というか、中高域に谷があるV字型をしています。個人的にはわりとセンスを感じるチューニングで、万能系の弱ドンシャリに思えます。

www.ear-phone-review.com

 

 まず全体像を見て欲しいのですが、低域から中高域にかけてが非常に直線的で緩やかな自然な傾斜になっており、非常に自然な音の感触を維持しながら、奥行き感を出して、丁寧に中高域あたりが最も静寂になるように調整されていて、そこから高域に高い隆起があって高さが強調される構造になっています。このチューニングの良いところは、マクロな構造的にはドンシャリのレンジ感を出し、中高域のガチャガチャしやすいあたりを静かにして静寂感を出しつつ、高域の清潔感を出して風通しを実現し、空間に開放感も出すことができることです。ミクロの視点では傾斜のバランスを、フラットの直線的な傾向を残したまま丁寧に傾けていることで、フラットに近い自然な音楽の聞き心地を極力維持している点にあります。そのため、個々の楽器音の間にはフラットに近い自然な定位と関係性が感じられつつ、奥行きは強調され、背景の静寂感も増していて、空間のレンジ感も増すような構造になっています。

 さて低域ですが、見通し感が良く、レイヤリングはわりと良好です。ベースの深いところに強調があり、地熱があるので、ライブ感があってクリアな低域とは言えないと思いますし、輪郭もあまりくっきりせずタイトでもありませんが、熱気があるのに階層がしっかりしているので、下まではっきりわかるはずです。驚くべきことに、ベースとキックはほとんど力関係の上で50:50であり、かつ輪郭が明瞭と言えないにも関わらず、描き分けはわりとはっきりとしています。重みは少し強調されますが、それも強いというわけでもなく、マイルドで癖らしい癖がない、人によっては最初の印象で面白味がなさそうな低域ですが、聞き心地は非常に良く、圧迫感もなく、タイトでもないのによく聞き分けられる低域です。

 中域は若干熱気が強く、さらに凹んでいるためにドライに聞こえ、もさもさしていることは事実ですが、よく引き締まっています。中高域は非常に静かで、ボーカルはわりと遠いところにいますが、周囲は静寂なので、聞き取りやすく、自然に伸びて少し高く消失します。奥行き感の強調があり、かなり前方定位的です。音像は光沢感や輪郭が派手にならないようになっており、かなり地味ですが自然に暗めに聞こえます。

 静寂な中高域を抜けた高域は高いところで開放的になり、高さが強調され、中域の風通しに貢献しています。音場は三角形の構造をしていて高く、広く深い足場、奥行き感のある適度に遠く狭くなる中域、高く抜ける高域と非常に立体感のわかりやすい音場を形成します。

 はっきり言って、一聴した印象はわりと地味で、音の輪郭もくっきりしてませんし、ボーカルが活き活きしているわけでもなく、すごいとは思わないのですが、聴き込むほど適度な暗く静寂感のある聞き心地の良さ、立体感のわかりやすい音場に魅力を感じます。基本的に万能系で、ちょっと前方定位的に開放的な音場で音楽を楽しみたい人におすすめできます。欠点と言えば、私の聴感上、音場は非常にドライで乾いていて、砂風呂にいるような雰囲気に感じられることと、ボーカルがサビで遠ざかるように聞こえるのでドライな空間と相まって、少し息苦しく思えることでしょうか。あとは空間に立体感がありますが、音の手がかりと起伏に乏しいので、人によってはかまぼこっぽく聞こえるかもしれません。そして音の傾向は地味です。

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。イヤーピースは標準イヤーピースのSサイズ、コーデックはSBCです。

www.ear-phone-review.com

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 音質はわりと感心するレベルで、ナチュラルな雰囲気のまま、前方定位感のある音場が形成されていて、立体感と静寂感をうまく実現しています。一聴した印象は地味で、聞き心地がよいけど、いまいち音の輪郭や手がかりに欠けてつまらないと思うかも知れませんが、空間的な音の定位感が良く、階層性も考慮されていて、わりと聴き込むほど魅力を感じる機種です。

 デザインも悪くなく、付け心地も良くて快適なのですが、通信品質だけはおそらく多くの人が不満に感じる可能性があります。相性などもあるでしょうが、少なくとも私の手に入れた個体は通信品質ではわりと不安を覚えます。

 

Monster Achieve 100 AirLinks

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Monster Achieve 100 AirLinks ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.0 最大30時間音楽再生 IPX5防水 Hi-Fi高音質 両耳 左右分離型 自動ペアリング 音量調整 マイク付き WEB会議 テレワーク ハンズフリー通話 Siri対応 iPhone/iPad/Android対応(ブラック)

 

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