エレキベース
JPRiDE TWS520mk2は低域を重視し、太く重厚なサウンドを実現しています。全体のチューニングはニュートラルを意識しているようですが、低域と高域にやや不自然に寄ったレンジ感重視のドンシャリサウンドです。
YIHAI K1は重みと太さに優れた低域が強調されるドンシャリサウンドを持っています。低域の存在感が強く、全体的に支配的になるのが好みを分けそうです。聴き心地は安定していますが、中域が少し濁って聞こえやすく、音楽全体が暗く聞こえやすいところがあり…
Bang & Olfsen E8 Sportは中域のステージングを強調し、奥行き感のある立体的なサウンドを聴かせるイヤホンです。中域がやや薄く聞こえやすい傾向があり、デジタルな質感になりやすいところがありますが、解像感は高めなのが美点です。
iBasso IT07の最大の特徴はテスラドライバーによって実現される非常に質の良い低域です。明瞭感が高く、クリアで階層性に優れた深淵に続く階梯によって、iBasso IT07のサウンドは素晴らしい深みのある沈み込みを実現しています。
BQEYZ Summerはかなりニュートラルに近いバランスの取れたW字型のサウンドを持っています。非常に原音に忠実な低域と中域が最大の魅力で、自然な質感を愛するリスナーにとって、final A3000と並び、この価格帯で最も好ましいパートナーになりうる機種です。
Behringer MO240は中域のステージングが良好で、広々とした開放的な音場にディテール感の高い繊細な音がすっきりと見通せるように聞こえる良質なモニターイヤホンです。クリア感も高く、駆動も容易な上、パッケージクオリティも高いので非常に高いコストパフ…
ULTRASONE Signature DJは自由音場フラットにかなり忠実なバランスの良い音質を持ちながら、重低域を少し分離して強調し、高域でもアグレッシブで炸裂感のあるサウンドを実現しているDJモニターヘッドホンです。スピード感のある音楽にも充分追従できる機敏…
Mackie MC-100は中域のボーカル中心に定位確かにしっかりと聴かせるモニターヘッドホンです。音源の心臓部を丁寧に聞かせるのでレコーディングチェック用モニターやリスニング用として比較的優れた性能を持ち、コストパフォーマンスは高いです。
Marantz Pro MPH-1は低域にフォーカスする傾向が強く、静寂性が高く、厚みのある音楽を聞かせてくれるモニターヘッドホンです。それはベーシスト向きのサウンドに思え、ボーカルラインを追っているだけでベースやドラムといった低域音がよく聞こえ、その力関…
個人的にはわりと好みのドンシャリサウンドで、小音量でもロックが楽しく聞こえるのでレギュラー入りしています。ただし、落ち着いた曲を聴くと、ドラムがドカつきやすいところや中域にみずみずしさがないところ、シンバルがうるさいところが気になりやすく…
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「M-SOUNDS MS-TW11」です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「SoundPEATS T2」です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「newspring NSE1000-G」です。
HECATE(Edifier) GXは定位感のわかりやすい球状の広い中域を持ち、銃声音や足音がわかりやすい劇場型の音場を持つ、没入感の高いゲーミングヘッドセットです。イヤーマフも分厚く快適で、長時間使用でも不快になることがありません。ENCによりボイスチャッ…
SeeAudio Yumeは音質バランスが良く、鮮明感は高いのに調和的で、どこか人間的なサウンドを聴かせる魅力的な機種です。深い低域と拡張性に優れた高域を持ち、艶やかなボーカルを甘い雰囲気で豊かに聴かせる独特のサウンドに、もしかすると強く魅了されてしま…
YOBYBO ZIP20は人とは一味違ったイヤホンを手に入れたい人には、かなり注目のアイテムです。音質はフラットで全体的に歪みが少なく、ビルドクオリティも高品質で、何より外観にオリジナリティがあります。そのサウンドはディテール感と鮮明感に優れ、情報量…
Whizzer Kylin HE01は音質バランスが良く、上下に優れた拡張性とくっきりした輪郭のきれいなエッジのあるサウンドを持っています。それでいて、ボーカルの子音がとげとげしくなったり、音楽の表現に重苦しさや荒々しさを感じることなく、全音域の明晰性をう…
AVIOT TE-BD21jはハイブリッド機らしいディテール感の強調はありますが、かなり素朴で穏やかなすっきりしたサウンドを持っています。パッケージクオリティやビルドクオリティにほとんど不満はありませんが、音質はもしかすると地味すぎるように思えるかもし…
EarFun Free ProはEarFun Freeの低域重視のサウンドを引き継ぎながら、ANCやヒアスルーを搭載し、イヤーウィングの追加によってよりスポーツ向きの高い装着感を実現したイヤホンです。そのサウンドは重低域の深いブームを強調し、鮮やかで印象的な中高域が緻…
Padmate PaMu Quietは独特のデザインと機能性の高さが魅力の完全ワイヤレスイヤホンです。それは全ての人に価格を超える価値を提供するわけではありませんが、ほかのイヤホンにない魅力を持ち、アプリなども使いやすく、快適な使い勝手を実現しています。Pad…
Tronsmart Apollo Boldは、1万円レベルで2万円以上の一流メーカー品のアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンに劣らないANC性能を発揮する高コスパ製品です。使い勝手も良好で高音質コーデックであるaptXにも対応する魅力的な製品です。…
SoundPEATS TrueFree2はSoundPEATSらしいパワフルで情熱的な低域を持つロックファン向きのドンシャリ完全ワイヤレスイヤホンです。順当に進化を遂げてきた人気モデルだけあって、全体的によくまとまっており、完成度が高いという感じでは必ずしもありません…
SoundPEATS H1は間違いなく、SoundPEATS新章のフラッグシップイヤホンです。それはSonicと同じようなデザイン、スペックを持ちながら、より洗練されたFiiO FH3のような1万円台のハイブリッドIEMに近いサウンドを実現します。これは1万円クラスのIEMを愛用し…
GRADO GT220は静かでありながら、GRADOらしい色気を感じさせるサウンドを持っています。それは重厚で成熟した大人の音楽空間をもたらしてくれるように思えます。音質は個人的に気に入ってるのですが、やはりスペックやビルドクオリティなどを考えると、3万円…
MadSpace Buttons Air Xは比較的実用的なアクティブノイズキャンセリングを備え、独特のデザインを持つ完全ワイヤレスイヤホンです。その音質はかなり暗く静かなところがあり、心を落ち着かせる鎮静作用を持っていますが、一般的に解像度はやや低く感じられ…
EnacFire E90は独特の重厚で暗いサウンドを奏でるドンシャリ系の完全ワイヤレスイヤホンです。そのサウンドはあまり万人向きではないかも知れませんが、使い勝手はかなり快適でスペック的にも価格の水準を充分に凌駕しています。個人的にはこのイヤホンのダ…
Tiivox X3は低価格でありながら奥行き・幅・高さに優れた広大な音場を実現する完全ワイヤレスイヤホンです。それは普通に録音された音源を、ドームを利用したツアーコンサートのステージライブパフォーマンスのように聞かせます。いつでもどこでもツアーDVD…
ULTRASONE Pro 900iは映像クリエイターの優れたサポーターになるだけでなく、都会の小さなアパートの一室でホームシアターシステムを楽しみたい人にとっても魅力的な製品です。そして臨場感あふれる低域を愛するベースヘッド(低域愛好者)にとっても至高の…
qdc Dmagic 3Dはうねるようなグルーヴ感とクリアな明瞭感、リッチな優雅さを兼ね備えたハイエンドイヤホンです。そのサウンドとパッケージ/ビルドクオリティは充分価格に見合うものだと思われますが、音質は若干静寂感に欠け、演出感も強いように思えます。…
AUDIOSENSE T300はAUDIOSENSE随一のリッチサウンドを持っており、音楽において充実感を重視するリスナーの愛すべき1本になるかもしれません。しかし、その音質はバランスが悪く、音場が些か奇妙に思えます。T300は個性的なサウンドを追求するAUDIOSENSEらし…