V字型
JPRiDE TWS520mk2は低域を重視し、太く重厚なサウンドを実現しています。全体のチューニングはニュートラルを意識しているようですが、低域と高域にやや不自然に寄ったレンジ感重視のドンシャリサウンドです。
YIHAI K1は重みと太さに優れた低域が強調されるドンシャリサウンドを持っています。低域の存在感が強く、全体的に支配的になるのが好みを分けそうです。聴き心地は安定していますが、中域が少し濁って聞こえやすく、音楽全体が暗く聞こえやすいところがあり…
OneOdio SuperEQ S1はドラムを強調するサウンド構造になっています。そのため、ドラム好きの人にまずおすすめできます。ボリューム感のあるボーカルが好きな人にも魅力的な機種でしょう。
TaoTronics SoundLiberty S10 Proはやや低域が強めのドンシャリサウンドです。ウォームで優しいサウンドですが、人によって篭もりを感じやすいところと高域が鈍く聞こえやすいところが少し好みを分けそうです。穏和なリスニングイヤホンとしては悪くないでし…
個人的にはわりと好みのドンシャリサウンドで、小音量でもロックが楽しく聞こえるのでレギュラー入りしています。ただし、落ち着いた曲を聴くと、ドラムがドカつきやすいところや中域にみずみずしさがないところ、シンバルがうるさいところが気になりやすく…
KB EAR KS1は中域を中心に音楽を自然な質感で丁寧に聴かせるイヤホンです。ディテール感や音場の拡張性で優れる機種ではないため、一聴した印象は少し地味に思える可能性がありますが、聴きこむと馴染むようなサウンドを奏でてくれます。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「M-SOUNDS MS-TW11」です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「ROSE QT-7 Pro」です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「newspring NSE1000-G」です。
HECATE(Edifier) GXは定位感のわかりやすい球状の広い中域を持ち、銃声音や足音がわかりやすい劇場型の音場を持つ、没入感の高いゲーミングヘッドセットです。イヤーマフも分厚く快適で、長時間使用でも不快になることがありません。ENCによりボイスチャッ…
5000円くらいの価格でハイエンドイヤホン並みの過渡応答の良さを持ち、ハイクオリティの、くっきりしたきれいなキレと解像感のあるサウンドを楽しみたいですか?「そんなのは不可能です」と答えたいところですが、どうもそうとは言えないようです。このレビ…
EarFun Free ProはEarFun Freeの低域重視のサウンドを引き継ぎながら、ANCやヒアスルーを搭載し、イヤーウィングの追加によってよりスポーツ向きの高い装着感を実現したイヤホンです。そのサウンドは重低域の深いブームを強調し、鮮やかで印象的な中高域が緻…
Tronsmart Apollo Boldは、1万円レベルで2万円以上の一流メーカー品のアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンに劣らないANC性能を発揮する高コスパ製品です。使い勝手も良好で高音質コーデックであるaptXにも対応する魅力的な製品です。…
SoundPEATS TrueFree2はSoundPEATSらしいパワフルで情熱的な低域を持つロックファン向きのドンシャリ完全ワイヤレスイヤホンです。順当に進化を遂げてきた人気モデルだけあって、全体的によくまとまっており、完成度が高いという感じでは必ずしもありません…
GRADO GT220は静かでありながら、GRADOらしい色気を感じさせるサウンドを持っています。それは重厚で成熟した大人の音楽空間をもたらしてくれるように思えます。音質は個人的に気に入ってるのですが、やはりスペックやビルドクオリティなどを考えると、3万円…
EnacFire E90は独特の重厚で暗いサウンドを奏でるドンシャリ系の完全ワイヤレスイヤホンです。そのサウンドはあまり万人向きではないかも知れませんが、使い勝手はかなり快適でスペック的にも価格の水準を充分に凌駕しています。個人的にはこのイヤホンのダ…
Tiivox X3は低価格でありながら奥行き・幅・高さに優れた広大な音場を実現する完全ワイヤレスイヤホンです。それは普通に録音された音源を、ドームを利用したツアーコンサートのステージライブパフォーマンスのように聞かせます。いつでもどこでもツアーDVD…
ULTRASONE Pro 900iは映像クリエイターの優れたサポーターになるだけでなく、都会の小さなアパートの一室でホームシアターシステムを楽しみたい人にとっても魅力的な製品です。そして臨場感あふれる低域を愛するベースヘッド(低域愛好者)にとっても至高の…
qdc Dmagic 3Dはうねるようなグルーヴ感とクリアな明瞭感、リッチな優雅さを兼ね備えたハイエンドイヤホンです。そのサウンドとパッケージ/ビルドクオリティは充分価格に見合うものだと思われますが、音質は若干静寂感に欠け、演出感も強いように思えます。…
AUDIOSENSE T100はAUDIOSENSEの入門機らしい音質を持っています。深い低域と中域へのフォーカス、ディテール感の強い高域といったAUDIOSENSEらしい特徴を兼ね備えていますが、中高域は露骨に強調されるため、やや派手に傾くところがあり、人によってはうるさ…
beyerdynamic XELENTO Wirelessは歪みの少ないクリアで全音域のバランスが良いサウンドを持っている万能系のイヤホンです。そのサウンドはbeyerdynamicらしい、少し開放型ヘッドホンに寄せたような音作りで、力感より音場の開放感を重視しています。高域で少…
MIFA X12は派手な高域音と優秀な防水性能、固定のしっかりした装着性を備えたスポーツタイプのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。通信品質もわりと優秀なようで、ワークアウトや街中でのジョギング、もちろん通勤通学にも良さそうです。ただ、音…
1万円以下の安価な価格で手に入るアクティブノイズキャンセリングを搭載しているので、完全ワイヤレスイヤホン Picun JS-6は魅力的に思えるかも知れません。しかし、アクティブノイズキャンセリング性能は率直に言って価格帯でも高くないので、それを目的に…
newspring NSE1000-Bはおそらく低域がやや持ち上がった典型的なU字弱ドンシャリの音質を持っていると思われます。基本的なチューニング方向はNSE1000-Aとおそらくほとんど変わらず、高域を引っ込めてバランスを調整したように思われます。ブラスらしい全体的…
2万円台で登場したNUARLのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンN10 Proは、NUARLらしい高解像度の明るいサウンドを持つイヤホンに仕上がっています。ANC性能や通信品質でやや不足を感じ、またアプリのイコライザーなどは思ったより音質変化幅が少ないですが…
典型的なV字ドンシャリを高解像度で聴きたいなら悪くない選択肢ですが、これに10万以上出す意味って何なんだろうかってイヤホンです。個人的にはこれでなくちゃ聞けない音って面白みがなく、没個性的な音で、チューニングの妙味みたいなものが全く感じられま…
最近このブランドから出たKZ ZAXはだいぶ洗練されたサウンドになっており、悪くはありませんでしたが、感想としては「KZにしてはまとも」といったくらいの感じで、感動には程遠いレベルでした。 しかし物事というのは思いがけない方向に進むものです。KZがわ…
JVC HA-FW02はバランスの良い弱ドンシャリのサウンドを持ち、パッケージやビルドクオリティも十分に満足できる製品です。装着感は人によっては安定しない可能性があり、また今回の個体では音量を少し大きくすると露骨な音割れが見られましたが、WOODシリーズ…
低価格で十分なノイズキャンセリング性能があり、防水性能がない以外はスペック的にもほとんど不満がないので、低価格でANCを試したい人には悪くない選択肢だと思います。音質はドンシャリで大衆的ですが、静寂感をうまく出しつつ、ダイナミックに聞かせてく…
ノイズキャンセリング性能や通信品質、バッテリー駆動時間は価格帯の水準をぎりぎり満たしているといった具合で、audio-technica ATH-ANC300TWは性能的には地味な完全ワイヤレスイヤホンです。しかし、原曲の雰囲気を維持しつつ、静寂感と奥行き、甘みを丁寧…