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【中華イヤホン WG T-one フラッシュレビュー】ウォームでナチュラルなサウンド表現を持つ。最大のライバルはTri i3で、残念ながらその陰に埋もれているところがある機種

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WG T-one

WG T-one

WG T-one ダイナミックHiFiイヤホン テスラ磁気グループ特許をもってドライバが搭載され スピーカーのような音場効果を持ったカナル型イヤホン リケーブル可能 8コア無酸素銅銀メッキケーブルと金メッキMMCX端子 CNC加工された金属筐体とフェイスプレート 密閉型 脱着式 ノイズキャンセリング機能を持ったHiFi中華製イヤホン (黒い)

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はWG T-oneを取り上げます。WGというブランドについては中国のブランドであるということ以外はわりとよくわかりません。このT-oneの強みは特許取得済みのテスラドライバーを用いているという点で、実際解像感はかなりよいサウンドを持っています。個人的には音質のバランスの良さ、聴き心地の安定感、解像度にわりと驚いたのですが、実際のところこの機種はあまり売れている気配はありません。

www.ear-phone-review.com

 

 それもさもありなんで、この機種はウォーム系のニュートラルに近いサウンドを持っているのですが、よりダイナミックで雄大なサウンドを持つ同価格帯の名機Tri i3に完全にお株を奪われていると言って良く、私も正直なところ、これに手を出すよりはTri i3を買った方がより満足できるだろうと思います。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

 

 しかし一方で、この機種は各種レビューで言われているように「低域よし、中域よし、高域よし、でも全体として見ると個性に乏しい」というようなその性格によって、わりかし個人的には気に入っている機種なので、埋もれているイヤホンですが今回紹介したくなりました。

  

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Recommended」として、比較的多数の人にとって買って損がないオーディオ製品であると推奨します。

 

基本スペック

  • 周波数特性:20hz-20kHz
  • インピーダンス:36Ω
  • 感度:105dB
  • ケーブルコネクタ:mmcx

 

WG T-one

 

パッケージ

 イヤホンのパッケージはこの価格帯では標準クラスです。付属品はフォームチップ含むイヤーピースの替え(シリコンは薄皮タイプと厚皮タイプの2種類)とキャリイングケースです。

 

WG T-oneWG T-one

WG T-one

WG T-one

 

装着サンプル

 装着感は比較的良好です。耳の小さい人にも収まりやすい形をしていますし、遮音性も悪くないと思います。

 

WG T-one

WG T-one

WG T-one

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 上から順に、

  1. [AET07 M装着時]左右別
  2. [AET07 M装着時]左右平均
  3. [AET07 M装着時]左右別(自由音場補正済み)
  4. [AET07 M装着時]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [標準イヤーピース(薄皮) M装着時]左右別
  6. [標準イヤーピース(薄皮) M装着時]左右平均
  7. [標準イヤーピース(薄皮) M装着時]左右別(自由音場補正済み)
  8. [標準イヤーピース(薄皮) M装着時]左右平均(自由音場補正済み)
  9. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み)
  10. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み/2khz-24khz拡大)

※「AET07 Mサイズ」は当ブログの測定用レファレンスイヤーピースです。それ以外のイヤーピースは特記がない限り、このイヤホンパッケージの標準添付のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

WG T-one

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WG T-one

WG T-one

WG T-one

WG T-one

WG T-one

WG T-one

WG T-one

 

 皆さんにまず見て欲しいのはイヤーピースの比較グラフです。標準で付いている薄皮のヤツが明らかに聴感上も低域出るんですけど、測定グラフ上も顕著なんですよね。最初は測定用のレファレンスイヤーピースとして使っているAET07とこのイヤホンの相性が悪くて、うまく装着できておらず、これだけの差が出たのかと思ったんですが、スパイラルドット++のSサイズでもAET07とおんなじ感じなんで、この薄皮イヤーピース側が大きく影響を与えていると結論づけるのが良さそうです。

 この薄皮タイプ、だいぶ柔軟で耳に深く差し込まれるので、それが低域の出方に影響を与えていると現在は推測しています。ベント穴がイヤーノズル近くにあるんで、それが塞がれて低域のパワーが増している可能性もあります。とはいえ、このイヤーピースの効能について詳しく語ることはこのレビューの本筋ではないので、ここではこれ以上の議論はしません。いずれ時間があるときにほかのイヤホンを使用して詳しく試してみようと思います。

 

 さて、このイヤホンのサウンドシグネチャーですが、わりとフラットに近く、イヤーピース次第ではありますが、低域も強い感じではありません。適度にウォームで聴き心地は良いです。

www.ear-phone-review.com

 

 以前のレビュー記事でも述べたのですが、全体的に中庸なバランスの中に存在する5khz付近がパーカッションや弦楽、アコースティックギターに少しスパイキーな手がかりを与える感触になっていて音に少しギラつきがありますが、基本的には安定的で聴き心地が良いサウンドです。

 低域は薄皮イヤーピースを使えば、かなりの重みと深みを感じますが、AET07など一般的なイヤーピースではあまり深くなく、平坦で中域をウォームに感じさせる程度の存在感で、低域好きを満足させるほどではないでしょう。標準の薄皮イヤーピースを使えば、装着感次第かも知れませんが、かなり深みと重みのある低域が感じられます。

 中域はわりとドライです。ボーカルのボディは充分にあり、表現としては少しうわずるくらいの印象を受けますが、わりと理性的です。子音のニュアンスは結構活き活きしていますが、尖りはなく耳障りさはありません。潤い感には欠けますが、ボーカルホンとしては結構魅力的に思えます。

 高域はマイルドでわりと早くロールオフしています。そのため音場の高さはあまり感じられません。シンバルのクラッシュなどにギラつきはありますが、派手に浮かび上がる感じはなく、わりと落ち着いていて、高く開放感を感じさせる印象は受けないでしょう。中域の聞こえを重視しています。

 全体として見ると濃厚感を重視したサウンドで、私には音場は横に広く感じられます。

 

WG T-one

 

 さて、書いていてわりと褒めてない気もするのですが、実際のところ、このイヤホンは私のお気に入りの一つです。一聴した印象でくっきりしているとか、ディテール感がしっかりしているのがわかりやすいという音ではなく、わりと第一印象で凡庸に聞こえることは事実です。

 ただ音場の横幅は広く、ゆったりしていて、ボーカルはドライですが活き活きしており、そしてこれが重要なところなんですが、このイヤホン、第一印象ほど解像度悪くないんです。音の輪郭がはっきりしてるかというとそうでもないですし、Tri i3なんかのほうが第一印象でよほど音に精彩を感じることは事実なんですが、こちらのほうがニュートラルに近く、自然な音色に近いので、長時間のリスニングではこちらのほうが聴き心地が安定してますし、聞き慣れると解像度もボケてません。音の太い感じのせいで解像度がちょっと感じにくいだけで、EDMなんかも個人的には満足度が高いです。

 それでもTri i3のほうがやっぱり多くの人にとって好きな感じだろうし、音場の表現で優れているようなぁと思いますから、ぶっちゃけT-oneを強く薦める気にはなりにくいのですけど、個人的には好きな機種でよく使ってます。

www.ear-phone-review.com

 

 以下に参考用にTri i3との比較グラフを挙げます。自由音場補正済みのグラフを1khzで交差するように調整してあります。使用イヤーピースはWG T-oneが薄皮標準イヤーピース、Tri i3はAET07 Mサイズです。下は1khz以上の拡大図です。

 

WG T-one vs Tri i3

WG T-one vs Tri i3

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。イヤーピースは薄皮標準イヤーピースのMサイズ、ゲインは高設定です。

www.ear-phone-review.com

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 音質バランスはわりと良いです。テスラドライバーの解像度というのがわりと曲者で、第一印象でわかりづらいところがあり、さまざまなところでのレビューでも各音域のバランスは良く、個々の音域の解像感も悪くない気がするけど、全体として見るとバランスが悪いわけでもないのに、なぜか今一歩な気がするという評価が多いですが、私も大概そんな感じの評価です。ただ、ウォーム系のサウンドが好きな人には1万円ちょうどくらいでわりとおすすめできる機種です。

 

WG T-one

WG T-one

WG T-one ダイナミックHiFiイヤホン テスラ磁気グループ特許をもってドライバが搭載され スピーカーのような音場効果を持ったカナル型イヤホン リケーブル可能 8コア無酸素銅銀メッキケーブルと金メッキMMCX端子 CNC加工された金属筐体とフェイスプレート 密閉型 脱着式 ノイズキャンセリング機能を持ったHiFi中華製イヤホン (黒い)

 

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