中華イヤホンレビュー
Audiosense AQ0はニュートラルを意識しつつ、低域を持ち上げたサウンドシグネチャーになっています。低域重視とはいえ、量感的にはニュートラルラインを意識して調整されており、中域をそれほど邪魔しない水準に留められています。
Tripowin x HBB Olinaはかなりニュートラルに近いなだらかなV字型サウンドを持っています。高域はスピーカーのような前方定位感を実現するように調整されており、中域の質感はほぼ完璧に近く、構築感にも優れているため、立体感も確かです。解像度も高く、高…
TFZ LIVE 3は中域がニュートラルより僅かに凹んだV字型のサウンドシグネチャーを持っています。バランスは比較的良好ですが、高域は少し弱いですね。
Audiosense AQ4は中域充実系のいわゆる「かまぼこ」サウンドを持っています。ただし、中域上部は抑えられているため、全体的に中域下部から低域のほうが強調されており、低域が目立ちやすい傾向があります。
KZ ZESはKZ ZEXの低域側を改善したとも言うべきサウンドバランスで、低域と中域でより均整の取れたウォームW字型サウンドを提供します。ただし、高域と解像度はZEXのほうが優れています。
TFZ TxBEAR MONICAは比較的バランスの良いV字型のサウンドを持っています。前方定位的で奥行き感が感じられ、響きとダイナミズムに強調もあるので、楽しいサウンドです。高域がマイルドなので、高域に敏感な人向きですね。
QCY G1は高域がやや控えめで低域から中域に寄った中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。中域がはっきり聞こえますが、音場が狭く、抜けが悪いので硬質でうるさく聞こえがちなところが好みを分けそうです。
NF Audio NM2+は中高域を少し強調した、中域でほぼニュートラルに近いサウンドシグネチャーを持っており、スタジオリファレンスモニターとして優秀な製品です。解像度、歪率ともに高い水準を満たしており、周波数特性以外でもモニターとしての高いスペック要…
人気ブランドDUNUのフラッグシップイヤホン「DUNU ZEN Pro」の海外レビューをまとめて紹介します。
Moondrop Starfieldは優れたサウンドバランスを持っており、私のリファレンスイヤホンの一つです。Moondrop Aria 2が出たとき、購入しなかったのもStarfieldがあったためです。Moondrop Ariaを私は測定したことがありませんが、店頭で詳細に聴き比べを行って…
BGVP DM8はニュートラルに近いサウンドを持っています。中域の中心部はやや凹んでおり、V字型で奥行きと立体感に強調が見られます。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「CCA CA10」です。
1moreの新作完全ワイヤレスイヤホン「1more Pistonbuds Pro」の海外レビューをまとめて紹介します。
EarFun Free Miniのサウンドはバランスの取れた、やや低域寄りのV字型ドンシャリシグネチャーになっています。EarFunらしくニュートラルサウンドから逸脱しすぎないよう、低域から高域まで非常に丁寧にチューニングされており、低価格でありながら非常に優れ…
人気ブランドThieAudioのエントリークラスモニターイヤホン「ThieAudio Legacy 3」の海外レビューをまとめて紹介します。
Astrotecのエントリークラス中華イヤホン「Astrotec Vesna(Vesna EVO)」の海外レビューをまとめて紹介します。
TANCHJIMのエントリークラス・シングルダイナミックドライバー中華イヤホン「TANCHJIM TANYA 」の海外レビューをまとめて紹介します。
Audiosenseのエントリークラス・シングルダイナミックドライバー中華イヤホン「Audiosense AQ0」の海外レビューをまとめて紹介します。
Tripowin Leaはニュートラル系のやや中域に寄ったサウンドを持っています。中域の透明度が価格を考えるとかなり高く、解像度が高いサウンドを聞かせてくれるため、コスパはかなり良好な印象を受けます。
Cat Ear Audioのエントリークラス・インナーイヤー型中華イヤホン「Cat Ear Mimi」の海外レビューをまとめて紹介します。
Moondropのエントリークラス中華イヤホン「Moondrop Quarks」の海外レビューをまとめて紹介します。
KZ DQ6Sのサウンドシグネチャーは中域充実系のウォームニュートラルサウンドです。Tripowin×HBB Meleも同じようなウォームニュートラル系のサウンドだったので、これはコラボしたHBBの好みのサウンドなのでしょう。
BLONのエントリークラス中華イヤホン「BLON BL07」の海外レビューをまとめて紹介します。
FiiOのサブブランドJade Audioの中華イヤホン「FiiO JH3」の海外レビューをまとめて紹介します。
iBasso IT01Xのサウンドは中域が少し凹んだV字型のサウンドシグネチャーを持っています。気になる点としては中低域がかなり強調されすぎているため、中域の音像が影響を受けやすく、ぼんやりしやすい傾向があります。
TinHiFiの中華イヤホン「TinHiFi T5」の海外レビューをまとめて紹介します。
qdcのフラッグシップ中華イヤホン「qdc Anole V14」の海外レビューをまとめて紹介します。
TRN TA2は中域にフォーカスされるナローV字タイプのサウンドを持っています。音像は前方にやや凝縮されて聞こえやすく、音楽の全体像はわかりやすいですが、窮屈に聞こえやすいところがあります。中域の密度感が高く濃密で、ボーカル音像などが大きく聞こえ…
Tri Audioのエントリークラス中華イヤホン「Tri Meteor」の海外レビューをまとめて紹介します。
CCA CRAはKZ ZEX Proの高域と低域を強調し、拡張したような、ニュートラルを意識したV字サウンドを持っています。KZ ZEX Proより中域で奥行きが強調されるようになり、ディテールと空気感が改善されています。低域の太さと力感も増し、音場もやや広くなり、…