高域寄り
Bang & Olfsen E8 Sportは中域のステージングを強調し、奥行き感のある立体的なサウンドを聴かせるイヤホンです。中域がやや薄く聞こえやすい傾向があり、デジタルな質感になりやすいところがありますが、解像感は高めなのが美点です。
Samsung Galaxy buds Proは優秀なANC性能を持ち、比較的バランスが良い良質なチューニングになっていますが、中域の薄い感じが気になります。高域と低域の拡張性が高く、引き締まって清潔感のあるボーカル表現が好きなら比較的おすすめできる機種です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Mu6 Ring」です。 Mu6 RINGは革新的な構造を採用し、耳を塞がない設計の空気伝導式ワイヤレスイヤースピーカーです。耳をふさがないオープンイヤースタイ…
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「SONY MDR-7506」です。
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Coumi TWS-834A」です。 coumiはShenzhen Benwei Intelligent Technology Co., Ltd.のオーディオブランドです。先進的で意欲的なメーカーで、TWS-817Aは…
GOOSERA H11は骨伝導イヤホンというよりイヤースピーカーです。装着感は良く、音質は聴き疲れしませんが、骨伝導サウンドとはいいがたい軽っぽい音です。音場は横に広く、奥行き感もあり、耳の外側に広がっているので広く感じられますが、上も下も拡張性に欠…
Master&Dynamic MW07 Plusはかなり高価な価格設定ですが、機能面では必ずしもトップレベルというわけではありません。アクティブノイズキャンセリング性能は価格帯では平凡ですし、付属アプリもありません。しかし、デザインには高級感があり、持ち運びやす…
GRADO SR325eはGRADOらしい中域によくフォーカスされた色気たっぷりのサウンドを聴かせてくれます。金管をはじめ楽器音は華やかで、それこそ花開くように艶やかな蓮華に近い色彩感があります。あるいはそれは南国のハイビスカスかもしれません。キレの良いド…
Moondrop SSRはエントリークラスでありながら比較的優れたオーディオパフォーマンスを持っているイヤホンです。そのサウンドはどちらかといえば小音量で音楽を楽しむ人向きのモニターライクなチューニングになっています。小さな音量でも明瞭でくっきりとし…
Campfire Audio ANDROMEDA 2020は非常にディテール感に優れた輪郭のきれいな明瞭感のある少し硬質なサウンドを聴かせてくれます。女声ボーカルも活き活きと聞こえ、精彩のある音は実際以上に解像感が高く思えます。そのサウンドはやや平面的でレンジ感の点で…
UGREEN HiTuneは低価格でありながら、比較的優秀なスペックと原音忠実性の高いサウンドを持っていますが、そのサウンドは繊細さに全振りしたような、高域で露骨な癖が出るところがあります。そのため、原音忠実度が高いのに必ずしも万能系とは言えず、高域に…
TaoTronics SoundLiberty 97は低価格でありながら、比較的バランスの良い音質と優秀な使い勝手を実現しており、デザイン的にも洗練されていて、高い満足度をもたらしてくれます。そのサウンドはどちらかというと現代的で、アイドルやポップスターの曲、EDMを…
今回取り上げる機種は城下工業のモニターヘッドホン、Sound Warrior SW-HP10Sです。Sound Warriorは城下工業の音響ブランドです。城下工業は大正12年に最初は生糸製造所として創業した老舗オーディオメーカーで、音響・通信機器を中心に販売しています。
GRADO GW100はグルーヴ感に溢れた艶やかな甘いサウンドを奏でるヘッドホンです。それはヘヴィロック向きというよりはもっと華やかな、たとえば Elvis Presleyの「Can't Help Falling In Love」やHall&Oatesの「Do It For Love」、スピッツの「ロビンソン」や…
アルファ☆デシベル Spica UMは音の質感とディテールのバランスにおいてほどよい配分を目指したDTM向きのプロモニターサウンドチューニングが施されており、DTMerはこのイヤホンを魅力的に思う可能性があります。しかし、残念ながら音響スペック的に価格帯の…
インナーイヤー型の明るい雰囲気が好きな場合、ディテール感に優れた1more Comfobudsはかなり有力な選択肢です。デザインもかっこよく、機能が豊富というほどではありませんが、使い勝手も悪くありません。通信品質もおそらく問題ないでしょう。繊細なサウン…
KBEAR LARKは5000円以下で入手できるイヤホンとしてはビルドクオリティとパッケージ内容が格別に優れているだけでなく、音質的にも万能系で使いやすいイヤホンです。デザインもかっこよく、入門用のIEMとしてかなり理想的な機種の一つであることは間違いあり…
Campfire Audio ARAは中域に丁寧にフォーカスされるボーカルが美しいイヤホンです。それはパワフルなサウンドのイヤホンではありませんが、リファレンスサウンドと言うにふさわしいバランス感覚とディテールを持っています。印象的な歪みの少なさもハイエン…
AUDIOSENSE T180は手ごろな価格で本格的で正統派のモニターサウンドを楽しみたいユーザーにとって最適の選択肢の一つになり得ます。分析的な音楽鑑賞だけでなく、楽器練習や語学学習やナレーションの聞き取りなど、より実用的な側面でも優れた性能を持つ機種…
MIFA X12は派手な高域音と優秀な防水性能、固定のしっかりした装着性を備えたスポーツタイプのインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホンです。通信品質もわりと優秀なようで、ワークアウトや街中でのジョギング、もちろん通勤通学にも良さそうです。ただ、音…
SoundPEATS TrueAir2は初代TrueAirの雰囲気を残しつつ、確実にレベルアップした製品です。携行性・デザイン、そして何より通信品質の点で大きな進化を遂げています。インナーイヤー型なので低域の深みは少し足りないかも知れませんが、中域のボーカルや楽器…
2万円台で登場したNUARLのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンN10 Proは、NUARLらしい高解像度の明るいサウンドを持つイヤホンに仕上がっています。ANC性能や通信品質でやや不足を感じ、またアプリのイコライザーなどは思ったより音質変化幅が少ないですが…
Superlux HD668Bは自由音場に基づくフラットモニターヘッドホンです。原音忠実で、少し分析的にくっきりはっきりと音を聴かせるその音質は、どんな曲でも基本的に破綻を感じづらいでしょう。ただしやや刺激が強く、硬い感触の音なので、長時間聞くと聞き疲れ…
分析的なモニターサウンドを基調としながら、聞き心地やマイクロディテールを考慮して丁寧にチューニングされており、とてもよく考えられた上質なサウンドを持っています。音質は万能系で高域を除いて荒いピーク感はほとんどなく、シャープネスも空間の抜け…
繊細な高域を愛する人、マイクロディテールにこだわる人にはJPRiDE 2020 Libertyはまさに自由の翼を授ける福音かもしれません。非常に繊細でデジタルな音がします。率直に言って、ビルドクオリティがよいとは言えず、個人的には微妙な感じですが、わりと唯我…
中域が充実したサウンドを持っており、聞き心地がよく、小音量でもボーカルを中心に音楽の中心要素がしっかりと味わえるリスニングライクなモデルです。連続再生時間だけかなり物足りないのが難点ですが、通信品質も悪くなく、わりと使い勝手は良いです。適…
今回取り上げる機種はHUAWEI Freebuds 3です。HUAWEIについては知らない人はおそらくいないと思われますが、中国を代表する通信機器メーカーでその分野において間違いなく世界トップレベルの企業です。 そのHUAWEIのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンがH…
今回取り上げる製品はPLEXTONE 4Lifeです。PLEXTONEというブランドについてはよく知りません。
今回はShozy Form 1.4を取り上げます。Shozyは中国のIEMブランドです。日本ではそれほど知名度は高くないかも知れませんが、中華イヤホンの界隈では質の高いIEMを作っているメーカーとして有名です。ブランドについての詳細はHiFiGOのShozy Form 1.4のレビュ…
今回はBQEYZ Spring 2を取り上げます。BQEYZ(読み方不明。英語圏のyoutubeを確認したところ、どうもアルファベット読みでそのまま「ビーキューイーワイズィー」と読むらしい?)は中国発のオーディオブランドです。ブランドについての詳細はHiFiGOのSpring …