シャープ
Behringer MO240は中域のステージングが良好で、広々とした開放的な音場にディテール感の高い繊細な音がすっきりと見通せるように聞こえる良質なモニターイヤホンです。クリア感も高く、駆動も容易な上、パッケージクオリティも高いので非常に高いコストパフ…
ULTRASONE Signature DJは自由音場フラットにかなり忠実なバランスの良い音質を持ちながら、重低域を少し分離して強調し、高域でもアグレッシブで炸裂感のあるサウンドを実現しているDJモニターヘッドホンです。スピード感のある音楽にも充分追従できる機敏…
「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「SONY MDR-7506」です。
Whizzer Kylin HE01は音質バランスが良く、上下に優れた拡張性とくっきりした輪郭のきれいなエッジのあるサウンドを持っています。それでいて、ボーカルの子音がとげとげしくなったり、音楽の表現に重苦しさや荒々しさを感じることなく、全音域の明晰性をう…
FAudio Scaleは自由音場フラットに基づくブライトで分析的な正統派モニターサウンドを持っています。原音忠実性がかなり高く、実用的で万能に近いイヤホンですが、クリア感で劣るので音像印象の明晰性で些か不足を感じるのが非常に惜しいところです。ビルド…
Tribit MaxSound Plusはポータブルスピーカーでありながら、かなりパワフルなサウンドを持っており、個室であれば十分カバーできるくらいです。音場は幅が少し狭い印象を受けますが、奥行きに優れ、コンパクトなのに迫力のある低域を出せるので、動画鑑賞で…
Master&Dynamic MW07 Plusはかなり高価な価格設定ですが、機能面では必ずしもトップレベルというわけではありません。アクティブノイズキャンセリング性能は価格帯では平凡ですし、付属アプリもありません。しかし、デザインには高級感があり、持ち運びやす…
SoundPEATS TrueFree2はSoundPEATSらしいパワフルで情熱的な低域を持つロックファン向きのドンシャリ完全ワイヤレスイヤホンです。順当に進化を遂げてきた人気モデルだけあって、全体的によくまとまっており、完成度が高いという感じでは必ずしもありません…
Moondrop SSRはエントリークラスでありながら比較的優れたオーディオパフォーマンスを持っているイヤホンです。そのサウンドはどちらかといえば小音量で音楽を楽しむ人向きのモニターライクなチューニングになっています。小さな音量でも明瞭でくっきりとし…
Campfire Audio ANDROMEDA 2020は非常にディテール感に優れた輪郭のきれいな明瞭感のある少し硬質なサウンドを聴かせてくれます。女声ボーカルも活き活きと聞こえ、精彩のある音は実際以上に解像感が高く思えます。そのサウンドはやや平面的でレンジ感の点で…
UGREEN HiTuneは低価格でありながら、比較的優秀なスペックと原音忠実性の高いサウンドを持っていますが、そのサウンドは繊細さに全振りしたような、高域で露骨な癖が出るところがあります。そのため、原音忠実度が高いのに必ずしも万能系とは言えず、高域に…
TaoTronics SoundLiberty 97は低価格でありながら、比較的バランスの良い音質と優秀な使い勝手を実現しており、デザイン的にも洗練されていて、高い満足度をもたらしてくれます。そのサウンドはどちらかというと現代的で、アイドルやポップスターの曲、EDMを…
Tiivox X3は低価格でありながら奥行き・幅・高さに優れた広大な音場を実現する完全ワイヤレスイヤホンです。それは普通に録音された音源を、ドームを利用したツアーコンサートのステージライブパフォーマンスのように聞かせます。いつでもどこでもツアーDVD…
Mpow M30は低価格でやや低域寄りのバランスの良い音質を持っています。そのサウンドは中域が印象的に聞こえ、重みもしっかりした安定感のあるサウンドを奏でます。Mpow M30は使い勝手の点でも価格帯では優秀なほうで、通信品質は安定しており、スペック的に…
Noble Falcon 2は前世代のNoble Falconの焼き直しではありません。サウンドチューニングから機能面での改善など大幅な調整が入り、別モノの製品になっています。以前のFalconのグルーヴィーなサウンドを愛していた人は少し残念に思うかも知れませんが、より…
Tri Audio Starseaは1万円台に殴り込んできた恐るべきルーキーで、もしかすると台風の目になるかも知れません。それは完全にFiiO FH3と競合します。より風通しが良く、音場の広さはFiiO FH3を凌駕し、また音の質感的なナチュラルさでも、Tri Starseaのほうが…
Campfire Audio ARAは中域に丁寧にフォーカスされるボーカルが美しいイヤホンです。それはパワフルなサウンドのイヤホンではありませんが、リファレンスサウンドと言うにふさわしいバランス感覚とディテールを持っています。印象的な歪みの少なさもハイエン…
AUDIOSENSE T260は中域にフォーカスされたサウンドを持つ音場の広いモニターサウンドです。開放型ヘッドホンのような中域のマージンが大きい広々としたサウンドが好きなら比較的おすすめできます。しかし、個人的には高域に少し癖を感じ、ボーカルや高域楽器…
AUDIOSENSE AQ3は率直に言って、とても面白く、そしてよくできたイヤホンで、そのサウンドは実に興味深い立ち位置にいます。そのサウンドはAUDIOSENSE T800で確立されたAUDIOSENSEのハウスサウンドの正統派モデルであり、しかし、T800からある意味洗練されて…
あなたが1万円くらいで現代的でスタイリッシュなサウンドを持つ完全ワイヤレスイヤホンを探しているならば、NUARL N6 miniはまさにあなたを満足させるものです。驚くべきことに、そのサウンドは決して同価格帯のマルチドライバーの有線イヤホンに劣ることは…
BLON BL-03sはBLON BL-03のマイナーアップデートです。BLON BL-03をすでに持っている人がこれを買うべきかといえば、私は基本的にいらないと思います。BLON BL-03を持ってない人が買うならBL-03sのほうがいいかもしれません。わりとバランスが良く、実際は少…
Superlux HD668Bは自由音場に基づくフラットモニターヘッドホンです。原音忠実で、少し分析的にくっきりはっきりと音を聴かせるその音質は、どんな曲でも基本的に破綻を感じづらいでしょう。ただしやや刺激が強く、硬い感触の音なので、長時間聞くと聞き疲れ…
分析的なモニターサウンドを基調としながら、聞き心地やマイクロディテールを考慮して丁寧にチューニングされており、とてもよく考えられた上質なサウンドを持っています。音質は万能系で高域を除いて荒いピーク感はほとんどなく、シャープネスも空間の抜け…
繊細な高域を愛する人、マイクロディテールにこだわる人にはJPRiDE 2020 Libertyはまさに自由の翼を授ける福音かもしれません。非常に繊細でデジタルな音がします。率直に言って、ビルドクオリティがよいとは言えず、個人的には微妙な感じですが、わりと唯我…
ゲーミングヘッドセットですが、音楽鑑賞にも充分使えるバランスの良い音質を持っています。リズム感と音場の見通し感に優れたモニター的なサウンドで、低価格でモニターヘッドホン的なサウンドを楽しみたい人にもおすすめできます。装着感も良好で、軽いの…
今回取り上げる製品はDACOM Athlete TWS(L19)です。DACOMというブランドについては個人的にはよく知りません。以前からamazonで低価格のワイヤレスイヤホンではぼちぼち見かけるブランドとなっていますが、品質やパッケージングに優れているとは言えないブ…
今回は茶楽音人 Co-Donguri 雫 S2を取り上げます。茶楽音人はAr:tioも展開しているTTR株式会社が音茶楽の技術提供を受けて展開している音響ブランドです。茶楽音人 Co-Donguri 雫 S2は独自のトルネード・イコライザーとアコースティック・スタビライザーを搭…
今回取り上げる機種はTIN HIFI T2 Plusです。TinHiFiは中国のインイヤーモニター(IEM)メーカーで、OEM/ODMを中心に製品提供をしてきましたが、2017年に独自ブランドTinHiFiを立ち上げ、そのコストパフォーマンスの良さからオーディオ愛好家の間でたちまち…
今回はFidue Asteroidを取り上げます。Fidueは中国のIEM製造ブランドで、高品質な製品を提供していることで知られています。このブランドでは非常によく知られたFidue Siriusというフラッグシップモデルがあり、最近リファインされたFidue Sirius Mk-IIが発…
今回はTANCHJIM HANAを取り上げます。TANCHJIMは2015年に設立されたばかりの比較的新しい中国のIEMメーカーです。しかし、そのビルドクオリティの高さとクリーンさを重視したチューニングが話題となり、オーディオファンの間で人気を得ました。このブランド…