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【ニュース】atpX LL・aptX HDコーデック搭載で非常にコンパクト!携帯ゲーム機とも相性が良い2台同時接続可能なオーディオトランスミッター「BT-TM800」発売![828円OFF]【2020/12/13まで】

CIO BT-TM800

CIO BT-TM800

【技適認証済】CIO BT-TM800 Nintendo Switch Bluetooth オーディオアダプター トランスミッター ワイヤレス イヤホン マイク ヘッドホン PS4 ニンテンドースイッチ ブルートゥース イヤホンジャック レシーバー aptX LL apX HD SBC 低遅延 Type-C

 

 

CIOからゲーム機用に最適なオーディオトランスミッターが登場しました

 CIOからゲーム機と完全ワイヤレスイヤホンなどのワイヤレスオーディオ製品をつなぐのに最適なトランスミッターが登場します。

 BT-TM800は家庭用ゲーム機やPCなどの音声を手軽にワイヤレス化することが可能なオーディオトランスミッターです。BT-TM800をワイヤレスオーディオ機器とペアリングさせるだけで音声を転送することができ、完全ワイヤレスイヤホンやBluetooth対応スピーカーでゲームの音声を出力できるようになります。

 

 

CIO BT-TM800の特徴

低遅延aptX LL・高音質aptX HDコーデック対応

 CIO BT-TM800はBluetooth5.0に対応し、低遅延コーデックであるaptX LLと高音質コーデックであるaptX HDにも対応しています。aptX LLコーデックはBluetoothオーディオのワイヤレス化に伴う音ズレを大幅に軽減してくれ、aptX HDコーデックを使えば、標準のaptX以上の高音質でのオーディオ伝送が可能になります。CIO BT-TM800を手に入れるだけで、それぞれのコーデックに対応する機器との快適なワイヤレスオーディオ環境をすぐに構築可能です。

※プレイ時の音ズレを可能な限り少なくするためには、aptX LL対応デバイスのご使用を推奨します。

 

CIO BT-TM800

 

薄型・コンパクト設計

 CIO BT-TM800の本体は厚さ約6mmの薄型設計になっています。携帯モード時のSwitchに装着しても目立つことはなく、プレイの邪魔になりません。プラグ&プレイに対応しているため携帯モード時にUSB-CポートへBT-TM800を接続するだけで利用可能になるそうです。またTVモード時はSwitchのDockに搭載されているUSB-Aポートに付属の変換ケーブルを使用することで接続でき、TVモード時でも快適に利用することができるようです。

 

CIO BT-TM800

 

デュアルオーディオリンク

 CIO BT-TM800は最大2台のBluetoothデバイス(イヤホン・ヘッドフォン・スピーカー等)に接続可能です。友人や家族と一緒にゲームプレイしながら迫力あるサウンドをシェアして楽しむことができるそうです。

 本体のコーデックLEDは現在使用しているコーデックが、一目で判別できるようになっています。

 

CIO BT-TM800

CIO BT-TM800

CIO BT-TM800

 

 

CIO BT-TM800の製品仕様

  • Bluetooth:Ver5.0
  • ポート:USB Type-C / USB-A(変換ケーブル使用時)
  • 伝送距離:見通し約8m
  • 周波数範囲:2.402GHz~2.480GHz
  • 対応コーデック:SBC、aptX、aptX LL、aptX HD
  • 対応プロファイル:A2DP、AVRCP、AFH、HFP、HSP
  • 技適:技適認証品
  • サイズ:約49 x 14 x 6mm(コネクタの厚み含まず)
  • 本体重量:約4g
  • 対応機種:Nintendo Switch/Switch Lite/PlayStation4/Androidスマートフォン/PC(Windows8以降/macOS10.14以降)

※全ての対応機種との動作を保証するものではありません。

 

 

発売記念セール中

 CIO BT-TM800の発売を記念して、12/13まで限定で828円OFFのセール価格で提供されています。詳細は各販売ページでご確認ください。

 

CIO BT-TM800

CIO BT-TM800

【技適認証済】CIO BT-TM800 Nintendo Switch Bluetooth オーディオアダプター トランスミッター ワイヤレス イヤホン マイク ヘッドホン PS4 ニンテンドースイッチ ブルートゥース イヤホンジャック レシーバー aptX LL apX HD SBC 低遅延 Type-C

 

 

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【ニュース】PS5対応の超低遅延&サラウンド完全ワイヤレスイヤホン「XROUND AERO TWS」の先行予約が開始されました

XROUND AERO

XROUND AERO

PS5対応!超低遅延 x サラウンドサウンド搭載 ワイヤレスイヤホン「AERO」

 

 

XROUNDからサラウンドゲーミング完全ワイヤレスイヤホンが登場!

 台湾のXROUNDから大好評のVERSAに続く、完全ワイヤレスイヤホン第二弾が登場しました。今回のAEROはXROUNDの得意分野ともいえる独自のサラウンド技術が導入されており、完全ワイヤレスイヤホンとしてはこれまでにない超低遅延の50msを実現したゲーミングモデルになっています。

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独自「XROUND Low Latency™」技術で 50ms の超低遅延を実現!

 XROUNDによると、新発売のAEROには低遅延独自アルゴリズム技術「XROUND Low Latency™」が導入され、50msに近い低遅延を実現し、音ズレがゼロに限りなく近い体験が実現されているとされています。

 AEROは音楽モードとゲームモードの2種類を搭載しており、切り替えることでそれぞれのシーンに最適なパフォーマンスを発揮します。

 

 XROUNDのブログでは驚異の実測データが公開されています。

 

 

特許3Dサラウンド技術「XROUND Lite™」でVRクラスのサラウンド体験を提供!

 AEROは米国特許取得済みの技術「XROUND Lite™」を搭載、バーチャルな音場が立体的に浮き上がり、しっかりと広さと奥行きのあるサラウンド音声を作り出すことができるとされています。これにより音の位置や距離をはっきり感じ取れ、VRクラスの3D球体サラウンドを実現し、のめり込むような没入感のあるサウンド体験ができるとされています。

 

 

強靭で正確な音質を実現するチタンコートドライバー

 チタンはハイテク製品から航空宇宙産業までよく使われる金属です。素材として剛性に優れ、ハイエンドのスピーカーにも使います。

 AEROのドライバーは強靭なPET素材と硬度の高いチタンを採用し、音の位相をより速く精確にすることで、歪みの少ない奥行きある音声を提供するだけでなく、イヤホンの耐用性も実現できるとされています。

 

XROUND AEROの技術仕様

Bluetoothバージョン Bluetooth® 5.0
対応Bluetoothコーデック SBC、AAC
対応通信プロトコル AVRCP1.6 / HSP1.2 / HFP1.7 / A2DP1.3.1
ドライバー規格 6mmチタンコートドライバー
周波数特性 20~20,000Hz
感度 103dB
インピーダンス 16Ω
マイク 4*MEMS
片側2*MEMS
通信距離 10 m
再生時間 イヤホン本体:6時間 / 充電ケース24時間
AACコーデック、音量50%でテスト
充電ケース 入力ポート:Type-C
充電時間 イヤホン:1時間
充電ケース:1時間
※電池残量ゼロからフル充電まで
防塵防水等級 イヤホン本体 IP54
重量 イヤホン片側4.2g / 充電ケース45.8g

 

 

まとめ

  XROUND AEROは完全ワイヤレスイヤホンで十分なゲーミング体験をしたいという人にとっては朗報になるかもしれません。ゲーミングに十分な低遅延と没入感の高いサラウンド体験が謳われており、さらにXROUNDはこれまでの製品も評価も高く、直近の完全ワイヤレスイヤホン製品であるXROUND VERSAも非常に好評を持ってオーディオファンに迎えられています。VERSAの完成度を考えても、AEROもまた期待できる製品のように思われます。

 

XROUND AERO

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PS5対応!超低遅延 x サラウンドサウンド搭載 ワイヤレスイヤホン「AERO」

 

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【ゲーミングヘッドセット AZLink AL-ZH23 フラッシュレビュー】使い勝手が良く、価格を考えると音質も良好で、おすすめできるゲーミングヘッドセット

AZLink AL-ZH23

AZLink AL-ZH23

AZLlink ゲーミングヘッドセット 7.1ch PS4 ヘッドセット USBサウンドカード 軽量 有線 ゲーム実況 マイク付き FPS VR PC パソコン AL-ZH23

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はAZLink AL-ZH23を取り上げます。

 AZLinkは香港のITM Semiconductorのブランドのようです。基本的にはその名前にあるように高品質のUSBアダプタの製造が主業で、そのほかにPCやスマホアクセサリーを作っているようです。

 

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

パッケージ

 パッケージングはこの価格帯では標準クラスです。本体のビルドクオリティは価格帯では標準以上でわりとしっかりしています。オーディオはUSB接続専用です。

 

AZLink AL-ZH23

AZLink AL-ZH23

 

装着サンプル

 装着感はかなり快適です。大きいイヤーカップに厚みのあるイヤーマフが非常に快適で、本体はしっかり作られていますが、軽量で、側圧も全くきつくないですが適度にあり個人的にはかなり感心しました。

 LEDが光りますが、コントロールでOFFにできます。

 

AZLink AL-ZH23

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AZLink AL-ZH23

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 上から順に、

  1. [1回目測定]左右別
  2. [1回目測定]左右平均
  3. [1回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  4. [1回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [2回目測定]左右別
  6. [2回目測定]左右平均
  7. [2回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  8. [2回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  9. [3回目測定]左右別
  10. [3回目測定]左右平均
  11. [3回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  12. [3回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  13. 1~3回目測定比較(自由音場補正済み)
  14. 1~3回目測定平均(自由音場補正済み)

※この機種はUSB接続とAUX接続に対応しますが、測定値はAUX接続時のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

AZLink AL-ZH23

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AZLink AL-ZH23

 

 サウンドシグネチャーの全体として見ると自由音場フラットを意識しており、中域上部に谷があり、やや低域が隆起しています。また高域に向かってピークがあり、マイクロディテールと音の抜けが調整されていることがわかります。

www.ear-phone-review.com

 

 低域は全体の中では少し存在感が強いですが、わりとモニター的でレイヤリングは良いです。重さに少し強調がありますが、ローエンドはわりと早くロールオフしているためにノイズ感がほとんどありません。このおかげでゲーム内の足音がわりと聞き取りやすい調整になっています。音楽面ではエレキベースの熱気が少し足りず、どちらかというとキックの重みがドシドシ強く聞こえる感じになります。低域弦楽も重みと厚みのバランスがよく、透明度が感じられるサウンドになります。

 中域は十分に甘く、充実感があります。中域上部は後退して谷間を作るので、ボーカルは理性的で落ち着きがあり、サビではやや声が早く遠ざかっていく感覚があるので快活さには若干欠けると思うかもしれません。奥行き感と静寂感、安定感のある中域でピーク感がなく、滑らかで甘い透明感があり、聞き心地はかなり良好です。ボーカルやナレーションはかなりはっきり聞こえます。

 中高域はボーカルとのバランスをとりつつ、少し隆起しています。中域と高域は分離的なので、音がガチャガチャと混濁する感じは全くありません。少し艶が出て硬い輪郭のある、アクリル的な、わりと構築的な雰囲気を感じますが、押し出し感はないのでうるさくなることはありません。また高域のピークによってハイハットのクラッシュはシルキーに少し強調され、音の抜けが意識されます。このピークによって中域に適度な風通しが出ており、すっきりして味わえます。

 こうした中域以上の広さを重視したチューニングとドライバー口径の大きさのおかげか、音場はわりと開放的です。

 

 ゲーミングで考えた場合、おそらく多くのFPSで銃声が少し遠めに聞こえる可能性はありますが、一方で足音はわりとはっきりわかりやすい傾向がありそうです。ナレーションが聞き取りやすく、さらにかなり聞き疲れしにくいチューニングなので、RPGを長時間やるといった感じのゲーミングには向きそうです。静寂感が適度にあるので、ホラーゲームも雰囲気が出そうです。

 

イコライジング機能

 イコライザー機能を搭載しており、低域強調と高域強調があります。低域強調は若干篭もる感じになりますが、足音が強調され、臨場感が増します。高域強調は少しボーカルが遠くなり、音場が若干拡大され、奥行き感が出て、ナレーションなどが落ち着き、銃声が聞こえやすくなります。

 高域強調だとモニターヘッドホンっぽいサウンドになります。

 

マイク品質

 マイク音質も安い割にわりと良好です。

 

レコーディングシグネチャー

 USBヘッドホンのため、割愛します。

 

総評

 AZLink AL-ZH23は自由音場に基づくフラットモニターを意識しつつ、適所に聞き心地とゲーミング性を加味したチューニングが施されているゲーミングヘッドセットです。その聞き疲れしにくい安定した音質と快適な装着感によって、長時間のゲーミングに向いているだけでなく、音楽鑑賞用としてもわりと優秀で、コスパの良さが光るヘッドセットです。イコライジングによって臨場感を高めたり、銃声の聴きやすさを改善できるので、かなり万能に使えそうです。

 

AZLink AL-ZH23

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AZLlink ゲーミングヘッドセット 7.1ch PS4 ヘッドセット USBサウンドカード 軽量 有線 ゲーム実況 マイク付き FPS VR PC パソコン AL-ZH23

 

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【ゲーミングヘッドセット AZLink AL-ZH20 フラッシュレビュー】自由音場フラットを意識したモニターライクなゲーミングヘッドセット。バランスがよく聞き心地が良いうえ、装着感も良好なため、長時間プレイに向く

AZLink ZH20

AZLink AL-ZH20

AZLink ゲーミングヘッドセット マイク付き 有線 ヘッドセット コントローラー ゲーム パソコン VR PC PS4 3.5mmオーディオプラグ

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はAZLink AL-ZH20を取り上げます。

 AZLinkは香港のITM Semiconductorのブランドのようです。基本的にはその名前にあるように高品質のUSBアダプタの製造が主業で、そのほかにPCやスマホアクセサリーを作っているようです。

 

f:id:kanbun:20200507113630p:plain

 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

基本スペック

  • 周波数特性:20hz-20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:112dB

 

パッケージ

 パッケージングはこの価格帯では標準クラスです。本体のビルドクオリティは価格帯では標準以上でわりとしっかりしています。オーディオはAUX接続に対応します。USB端子は本体のLEDへの給電用です。

 

AZLink ZH20

AZLink ZH20

 

装着サンプル

 装着感はかなり快適です。大きいイヤーカップに厚みのあるイヤーマフが非常に快適で、本体はしっかり作られていますが、軽量で、側圧も全くきつくないですが適度にあり個人的にはかなり感心しました。

 

AZLink ZH20

AZLink ZH20

AZLink ZH20

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

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周波数特性

 上から順に、

  1. [1回目測定]左右別
  2. [1回目測定]左右平均
  3. [1回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  4. [1回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [2回目測定]左右別
  6. [2回目測定]左右平均
  7. [2回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  8. [2回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  9. [3回目測定]左右別
  10. [3回目測定]左右平均
  11. [3回目測定]左右別(自由音場補正済み)
  12. [3回目測定]左右平均(自由音場補正済み)
  13. 1~3回目測定比較(自由音場補正済み)
  14. 1~3回目測定平均(自由音場補正済み)

※この機種はUSB接続とAUX接続に対応しますが、測定値はAUX接続時のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

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AZLink ZH20

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AZLink ZH20

 

 サウンドシグネチャーの全体として見ると自由音場フラットを意識しており、中域上部に谷があり、やや低域が隆起しています。また高域に高いピークがあり、マイクロディテールと音の抜けが調整されていることがわかります。

www.ear-phone-review.com

 

 低域は全体の中では少し存在感が強いですが、わりとモニター的でレイヤリングは良いです。重さに少し強調がありますが、ローエンドはわりと早くロールオフしているためにノイズ感がほとんどありません。このおかげでゲーム内の足音がわりと聞き取りやすい調整になっています。音楽面ではエレキベースの熱気が少し足りず、どちらかというとキックの重みがドシドシ強く聞こえる感じになります。低域弦楽も重みと厚みのバランスがよく、透明度が感じられるサウンドになります。

 中域は十分に甘く、充実感があります。中域上部は後退して谷間を作るので、ボーカルは理性的で落ち着きがあり、サビではやや声が早く遠ざかっていく感覚があるので快活さには若干欠けると思うかもしれません。奥行き感と静寂感、安定感のある中域でピーク感がなく、滑らかで甘い透明感があり、聞き心地はかなり良好です。

 中高域はボーカルとのバランスをとりつつ、少し隆起しています。中域と高域は分離的なので、音がガチャガチャと混濁する感じは全くありません。少し艶が出て硬い輪郭のある、アクリル的な、わりと構築的な雰囲気を感じますが、押し出し感はないのでうるさくなることはありません。また高域のピークによってハイハットのクラッシュはシルキーに少し強調され、音の抜けが意識されます。このピークによって中域に適度な風通しが出ており、すっきりして味わえます。

 こうした中域以上の広さを重視したチューニングとドライバー口径の大きさのおかげか、音場はわりと開放的です。

 ゲーミングで考えた場合、おそらく多くのFPSで銃声が少し遠めに聞こえる可能性はありますが、一方で足音はわりとはっきりわかりやすい傾向がありそうです。ナレーションが聞き取りやすく、さらにかなり聞き疲れしにくいチューニングなので、RPGを長時間やるといった感じのゲーミングには向きそうです。静寂感が適度にあるので、ホラーゲームも雰囲気が出そうです。

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

www.ear-phone-review.com

 

 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。ソースはFiiO M15を用いています。ゲインは高設定です。

www.ear-phone-review.com

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

録音機材
  • SAMREC HATS Type2500RSシステム:HEAD & TORSO、Type4172マイクX2搭載
  • 5055Prot 実時間2ch 自由音場補正フィルター(特注)
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • レコーディングソフト:Audacity

 

GENS D'ARMES(ロック系)

GENS D'ARMES / イースVIII -Lacrimosa of DANA- オリジナルサウンドトラック / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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Sophisticated Fight(ロック系)

Sophisticated Fight / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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TO MAKE THE END OF BATTLE(ロック系)

TO MAKE THE END OF BATTLE / Ys Ⅰ&Ⅱ ベストサウンドコレクション / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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  2.  AZLink ZH20

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白き魔女(クラシック系)

第3部「白き魔女」: 白き魔女 / 交響曲「ガガーブトリロジー」 ~白き魔女~朱紅い雫~海の檻歌~ / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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  2.  AZLink ZH20

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小さな英雄(クラシック系)

第3部「白き魔女」: 小さな英雄 / 交響曲「ガガーブトリロジー」 ~白き魔女~朱紅い雫~海の檻歌~ / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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淡い恋 ~Too full with love~(クラシック系)

淡い恋 ~Too full with love~ / イース・ヒーリング / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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  2.  AZLink ZH20

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FEENA(EDM系)

FEENA / PROVINCIALISM Ys / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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The Silver Will -ギンノイシ-(EDM系)

The Silver Will -ギンノイシ- / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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Sophisticated Fight(JAZZ系)

Sophisticated Fight / 英雄伝説 空の軌跡FC&SC スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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ケノーピ火山(JAZZ系)

ケノーピ火山 / 「Zwei!!」 スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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浮遊大陸アルジェス -Introduction-(OST系)

浮遊大陸アルジェス -Introduction- / Zwei!!オリジナル・サウンドトラック2008 / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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QUATERA WOODS(OST系)

QUATERA WOODS / イースVI -ナピシュテムの匣- オリジナル・サウンドトラック / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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幻の大地 セルペンティナ(OST系)

幻の大地 セルペンティナ / 「Zwei!!」 スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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愛を感じていたい「終焉」(ポップス系)

愛を感じていたい「終焉」 / オリジナル・サウンドトラック 「海の檻歌」~後編~ / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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魔王ヴェスパー(OST系)

魔王ヴェスパー / 「Zwei!!」 スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

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花と風のうた(JAZZ系)

花と風のうた / 「Zwei!!」 スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. 原曲

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  2.  AZLink ZH20

    anchor.fm

 

総評

 AZLink ZH20は自由音場に基づくフラットモニターを意識しつつ、適所に聞き心地とゲーミング性を加味したチューニングが施されているゲーミングヘッドセットです。その聞き疲れしにくい安定した音質と快適な装着感によって、長時間のゲーミングに向いているだけでなく、音楽鑑賞用としてもわりと優秀で、コスパの良さが光るヘッドセットです。

 

AZLink ZH20

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【ニュース】垂直方向の定位感を増す高精度の立体音響技術対応のゲーミングヘッドセット Razer BlackShark V2登場!

Razer BlackShark V2

Razer BlackShark V2

Razer BlackShark V2 ゲーミングヘッドセット + USBサウンドカード USB 3.5mmアナログ THX 7.1ch 立体音響 特許技術採用チタンコート50mmドライバ 単一指向性マイク ノイズキャンセリング 高遮音性イヤーカップ 軽量262g PC PS4 Xbox Nintendo Switch 【日本正規代理店保証品】 RZ04-03240100-R3M1

 

 

THX SPATIAL AUDIO対応のお手頃価格ゲーミングヘッドセットが登場!

 メジャーブランド製のゲーミングヘッドセットの主力モデルでいまや7.1chサラウンドに対応していないものを探すのが難しいくらいですが、RazerからTHX Spatial Audio対応のゲーミングヘッドセットRazer BlackShark V2が登場しました。

 

THX SPATIAL AUDIOとは!?

 Razer独自の3D音響技術で、一般的なサラウンド技術が対応する水平方向だけでなく、垂直方向にも対応し、より広い音場で臨場感のあるゲーム体験ができるだけでなく、FPSなどで敵の位置などがよりわかりやすくなるとのことです。同時に自然な音場感覚でリスニングが行えるため、耳や脳が疲れにくく、長時間のゲーミングにも向いているとされています。

 

www.youtube.com

 

ドライバーでEQによる音質調整も簡単!ゲーム用の音響セッティングも!

 専用ドライバーソフト「Razer Synapse 3」ではTHX Spatial AudioのON/OFF設定ができるだけではありません。イコライザーによってユーザーが好みの音質を実現したり、人気タイトル向けのプロファイルも用意されているので、それを利用してゲーミング体験を簡単に改善できます。さらにゲーム内の周囲の音が聴きやすい「THX Environmental Mode」や、敵がいる方向からの音、微かな物音や近くにいる敵の動きの音を把握しやすい「THX Competitive Mode」の2つのモードも用意されています。

 

Razer HyperClear カーディオイドマイクによるクリアな通話

 周囲の雑音を遮断し、プレイヤーの声だけを明瞭にチャットに届けるRazer HyperClear カーディオイドマイクを搭載しています。Ryzer Synapse 3を通してマイクの品質を細かく調整することが可能で、思い通りのマイク出力を設定可能です。

 

汎用性の高い3.5mmヘッドホン端子

 Razer BlackShark V2の入力端子は汎用性の高い3.5mmヘッドホン端子です。PCやMac、PS4、Nintendo Switch、スマホなどのモバイルデバイスといった主要なゲーム環境で問題なく使用できるだけでなく、一般的なミュージックプレーヤーや音響機器にも接続できます。

 

50mm大口径 TriForce チタンドライバー

 Razer BlackShark V2は大口径の50mm TriForce チタンドライバーを搭載しています。チタンコーティングのドライバーの採用により音の明瞭性が向上し、低域から中高域までクリアな再生が可能で素早い状況判断につながるとされています。

 

発売日は8/18!付加機能をオミットした低価格版もあります

 手ごろな値段でよくできたモデルに思えるRazer Black Shark V2の発売日は8/18です。同時にTHX Spatial Audioなどの付加機能をオミットしたコスパモデルRazer Black Shark V2 Xも発売されます。この低価格モデルはRazer Spatial Audioは省かれていますが、Razer HyperClear カーディオイドマイクと7.1ch サラウンド機能は搭載されているので、十分な使い勝手が期待できそうです。5000円くらいというわりと大きめの価格差があるので、検討に値するかもしれません。

 

 

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【コラム】ドスパラのゲーミングノートPC「GALLERIA GR2060RGF-T」が魅力的すぎて思わず買ってしまいました

GALLERIA GR2060RGF-T ガレリア GR2060RGF-T

 

 

新しいゲーミングノートPCを購入しました

 さて、実はしばらく前からノートPCを物色していました。現在はGALLERIA QF880(搭載グラボ:GeForce GTX 680M)という、FF14にドハマリしてた頃に買った機種を使っています。ゲームを最近がっつりプレイすることがなくなったので、ブログ書きながら何かするには十分かと思って使っていたのですが、さすがに最近動作に不満を感じてきました。夏場はメインのPC部屋の発熱が多すぎて冷却効率悪すぎて暑くなりやすく、光熱費コスパが悪いので、節約のためもあってエアコンのよく効いた居間でモバイルディスプレイを2枚ほどつないで作業することが多くなったのですが、メインPCに比べると動作が明らかにトロくてイライラします。

 ゲームをがっつりプレイする目的ではないのですが、いろいろなブログ用に適度にDTMや動画/画像編集などもしたいので、それなりにスペックのあるノートPCを物色してました。ゲーミングPCでは最近コスパが良いと評判のhp(ヒューレットパッカード)で「ゲーミングパソコン オンライン限定セール!icon」をやっており、最初はそこで選ぼうと思ったのですが、いろいろ物色してたところ、ドスパラのサイトで「ガレリア GR2060RGF-T」を見つけました。

 

Ryzen 7 + GeForce RTX2060搭載で15万円以内というコスパ機「ガレリア GR2060RGF-T」

 この機種の特徴はCPUがAMDのノート用Ryzen 7 4800Hという点にあります。Ryzen 7 4800HはCore i7 9750Hに勝ち、Core i7 10750Hに負けるというくらいのスペックですが、それらに比べて価格が安いので、コスパが優秀というCPUです。下の動画はTheSpyhoodがmobile用Geforce RTX2060 6GBと組み合わせたベンチ動画です。

 

www.youtube.com

 

4Kで最新ゲームをするには物足りないだろうが、フルHDで楽しむなら十分な性能

 ドスパラ準拠のスコアは6144です。これがどのレベルかと言うと、2560×1440ドットのWQHDクラスで妥当なゲーミング性能を発揮するという数値になります。

f:id:kanbun:20200806120758p:plain

 

 実際に4GamerにGeforece RTX2060のレビュー記事がありますが、基本的にWQHDまでであれば前世代のGeForce GTX1070Ti相当か場合によってそれを上回るスペックを発揮していますので、ドスパラのスコアは実用上も妥当であると思われます。

 Far Cry 5のようなAAAタイトルでは2560×1440ドットといった高解像度のゲームプレイも行えるというのがNVIDIAのメッセージだと筆者は理解しているが,それを裏付けるように,RTX 2060が2560×1440ドット最小フレームレートで60fps超えを果たしている点は注目しておきたい。

 

 RTX 2060とGTX 1070 Tiが性能だけでなく消費電力の中央値もおおむね同じであることは押さえておきたい。

 

 ほぼ同じ性能で,2019年1月7日時点の実勢価格が5万~5万6000円程度とおおむね被りそうなGTX 1070 Tiを置き換える,新世代のハイクラス市場向けGPUと捉えるのが正解かもしれない。

www.4gamer.net

 

WQHDゲーミングを主軸に据えつつ、マルチに使えそうなGALLERIA GR2060RGF-T

 GALLERIA GR2060RGF-Tがわりと価格を考えると魅力的な機種だということはだいたい伝わったかなと思いますが、しかし実際のところ競合製品とそれほど価格差があるわけでもないのに、なぜこの機種を選んだかという意思決定の問題があります。

 

マルチコアによってマルチスレッド性能が高い

 実際のところゲーミング性能に関しては競合のCore i7シリーズと大差はありません。あくまでゲーミングのみを考慮すれば、Core i7に対してわざわざRyzen 7を選ぶ必要はないのです。しかし、Ryzen 7にはCore i7に明確にまさるポイントがあります。

 それがCPUコア数です。競合のCore i7シリーズ(9750H/10750H)は6コア/12スレッドなのに対し、Ryzen 7 4800Hは8コア/16スレッドです。基本的に同時に処理できるスレッド数が多いほど、同時並行で実行できるタスクは多くなります。

 一般に、マルチスレッド性能が高いほど処理能力が上がるとされているのはエンコード処理マルチタスク処理です。

 

エンコード処理

 動画データなどをファイルに変換するエンコード処理は一般にマルチスレッド能力が大きく影響することが多いです。実際にはGPU支援を使用したハードウェアエンコードを行うことも多いので、CPU性能が決定的とは言えませんが、それでも一般的にCPUのマルチスレッド性能が比較的影響しやすいところです。以下は第3世代RyzenのデスクトップCPUの記事ですが、同じ第3世代Ryzen相当であるRyzen 7 4800Hも同じような傾向を持っているはずです。

 動画エンコードソフトのHandBrakeとTMPGEnc Video Mastering Works 7では、x264とx265で動画のエンコードを実行したさいの時間を比較した。

 すべての条件で最速の結果を記録したのはRyzen 9 3900X。続く2番手につけているのはほぼRyzen 7 3700Xで、TMPGEnc Video Mastering Works 7のx265通常エンコードにて1秒差でCore i9-9900K MB標準に1秒遅れを取っているが、ほかはすべてCore i9-9900Kより短時間で処理を完了している。

 第2世代までのRyzenは演算ユニットの構成が原因でAVX2の性能が振るわず、AVX2の効果が大きいx265エンコードでの性能が悪かった。実際、今回もRyzen 7 2700Xがx265でのエンコードでやたらに時間がかかっているが、AVX2命令の速度を向上させたZen 2ベースの第3世代Ryzenでは、Core i9-9900Kすら凌ぐ性能を発揮するようになっている。

pc.watch.impress.co.jp

 

マルチタスク処理

 マルチメディアプレーヤーで動画を鑑賞しながら、ブラウザを起動してタブをたくさん開いて情報収集しながら記事を書くといったことや、ゲーム配信をおこなう、テレワークでリアルタイムオンラインミーティングをしながら作業するといった用途ではマルチスレッド性能が高いほど基本的に安定した動作をしてくれます。

 

ゲーミングノートにしては軽量

 総重量が約1.9kgとゲーミングノートにしては軽量です。一般的なノートPCの重さは1.5kgが標準的なレベルですので、ノートPCとしてはやや重い部類にはなりますが、この重さなら、わりと持ち運べなくはないです。居間などで、しまったりしながら使う家庭内のゲーミングPCとしては、比較的快適に使えるでしょう。

 

GALLERIA GR2060RGF-Tの欠点

 さて、なかなか魅力的なGALLERIA GR2060RGF-Tですが、購入を検討するに当たり、気になるポイントもちらほらありました。ここでは欠点になるだろうポイントを指摘します。

 

キーボードデザインにクセがある

 下の画像がGALLERIA GR2060RGF-Tのキーボードデザインなのですが、おそらくUS準拠のキーボードをむりやり日本語向けにカスタマイズしたと思われます。そのため、エンターキー近くのデザインがUSキーボードに似たものになっており、日本語の「む」のキーが一般的な日本語キーボードとは異なる位置にあります。一般的な日本語キーボードに慣れていると、エンターキーと「む」を押し間違えるミスが多くなりそうです。

f:id:kanbun:20200806125323p:plain

「む」の位置が気になります

 

ディスプレイのリフレッシュレートが120hz

 とくにFPSなどの画面ブレなどが勝敗に関係しやすい激しいゲームをする場合、敵の視認性を高める意味でも、長時間プレイで目が疲れにくいという意味でもリフレッシュレートが高いほうがいいですが、120hzは低くはありませんが平凡です。15万円クラスのゲーミングノートPCでは144hz対応の機種も多いので、わずかの差ですが気になるかもしれません。とはいえ、個人的にはシビアなゲーミング環境を求めるなら、240hzのリフレッシュレートがほしくなるでしょう。ノートPCにこの価格で高いリフレッシュレートを求めるのはちょっと無理があり、120hzでも概ね問題ない気がします。

 

GALLERIA GR2060RGF-Tのライバル機種

 GALLERIA GR2060RGF-Tの購入を検討する場合、有力となるであろうライバル機種を紹介します。

 

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

Lenovo Legion Y7000 81NS001KJP

 価格はほぼ同等でGPUはGALLERIA GR2060RGF-Tと同じNVIDIA Geforce RTX2060、CPUはCore i7 9750Hを搭載し、ほぼ同価格で買えるゲーミングノートPCです。性能はほぼ同等ですが、ストレージ構成が異なり、こちらはディスプレイのリフレッシュレートが144hzと高いですが、重量は2.3kgと少し重くなります。

 

【追記】届きました!個人的はかなり満足です

 この記事はGALLERIA GR2060RGF-Tの注文直後に書いたのですが、その後無事手元に届きました。予想通り、ゲーミングノートPCとしてはかなり薄型で軽量なので、持ち運びも楽です。特殊なキーボードデザインは今のところとくに支障はありません。動作も軽快で、ブログ記事の作成スピードが上がり、動画を見ながら作業をしてもスムーズなので、個人的には本当に買ってよかったと思ってます。

GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T
GALLERIA GR2060RGF-T

 

まとめ

 GALLERIA GR2060RGF-TはゲーミングノートPCとしては比較的軽量で持ち運びがなんとかでき、スペックに対してのコストパフォーマンスが優れており、価格帯の標準的なゲーミングスペックは十分に満たしているだけでなく、Ryzen第3世代のCPUを搭載したマルチスレッド性能の高さが魅力です。

 キーボード配置が特殊なのが気になりますが、ゲーミング用途で競合と互角以上に渡り合うのみならず、マルチメディア性能でより上位の能力が期待できます。まだ届いてないので実際の使い勝手はまだわかりませんが、いまのところ届くのが楽しみで仕方ありません。

 

GALLERIA GR2060RGF-T ガレリア GR2060RGF-T

  

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【ゲーミングヘッドセット EKSA Air Joy Pro フラッシュレビュー】モニター的なバランスの良い音質で低価格ではおすすめできるヘッドホン。装着感も良く、軽量。気軽に使い潰せるモニターヘッドホンとしておすすめ

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

EKSA ゲーミングヘッドセット 7.1ch 着脱式 ノイズキャンセリング マイク付き 超軽量 ゲーミングヘッドホン 3.5mm USB PS4 / PC/Xbox/Switch/スマホ Air Joy Pro

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はEKSA Air Joy Proを取り上げます。EKSAOne Audio(One Odio)の関連ブランドで主にゲーミングヘッドセットやアクティブノイズキャンセリングヘッドホンなどを扱っているブランドです。 


 

f:id:kanbun:20200507113630p:plain

 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

基本スペック

  • 周波数特性:20hz-20kHz
  • インピーダンス:30Ω
  • 感度:115-121dB

  

 

パッケージ

 パッケージングはこの価格帯では標準クラスです。本体のビルドクオリティは価格帯では標準以上です。USB接続とAUX接続に対応します。

 

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

 

装着サンプル

 装着感はかなり快適です。本体は軽量で側圧も優しく、良好ですが頭にしっかりと固定されます。イヤーマフはクッション性が良く、蒸れにくく、長時間装着していても疲れません。

 

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

 

7.1chサラウンド対応?

 PCにUSB接続した場合のみ、ソフトウェアで7.1chサラウンドに対応します。しかし、記事執筆時に確認したところ、対応ソフトウェアは削除されており、ダウンロードできません

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

www.phileweb.com

 

周波数特性

 有料記事で公開しています。

note.com

 

 サウンドシグネチャーの全体として見ると穏やかなU字型かと言える形をしています。穏やかに低域が持ち上がり、中域と低域の繋がりはよく、中域上部が少し凹み、そこから中高域から高域にかけて山があります。

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 まず最初に注意して欲しいのですが、以下のレビューはAUX接続で行っています。

 低域は見通し感が良く、重さが少し強調されますが、クリアです。深いところまで見通しが良いですが、地熱は抑え気味でモニター的な輪郭とレイヤリングの良い低域です。黒みは強くありませんが、ベースは暖かみと厚みが適度にあり、バスドラムキックもスピード感が良好です。低域弦楽も適度な厚みと重さで表現されます。中域とのつながりは良好でニュートラルなモニター的な低域が好きならおすすめできます。

 中域は後退的なので、ボーカルはサビではやや遠ざかりながら聞こえますが、高域は隆起しているので、息は伸びます。ボーカルの全体は理性的で、フォーカス感も良好です。静寂感と適度な奥行き感もあり、音像は聴きやすく、高域はしっかり分離されて引き締まっています。ニュートラルで自然な奥行き感があり、フラットに近いですが、適度な静寂感があるため、非常に聴きやすい中域でモニターヘッドホンとしても魅力的に思えます。

 中高域から高域にかけて高い隆起があり、中域の抜けと粒立ち感、トランジェントに少しの強調があります。そのため、リズムのキレは良く、スナッピーです。光沢は少し強く思えますが、高域は強調されすぎないので、空間に自然な高さがあります。適度に派手ですが、耳にうるさくもなりません。超高域も適度にピークがあるので、音場はわりと開放的ですが、中域とのバランスも考えられていて、中域の濃厚感を失わせるほどの風通しはありません。

 全体として見ると、フラットに近いサウンドになっていて、分離感とリズム感もよく、色づきと手がかりも良好で、わりとモニター的にしっかり聴けるヘッドホンで、個人的にはゲーミングモデルとしてより、低価格のモニターヘッドホンとしておすすめしたいくらいです。ゲーミングモデルとしてはリズム感が良いので音ゲー向きです。銃声音が比較的良く聞こえ、音場表現もよいのでFPSで使っても悪くなさそうです。

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

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 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。ゲインは高設定です。

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 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 ゲーミングヘッドセットですが、音楽鑑賞にも充分使えるバランスの良い音質を持っています。リズム感と音場の見通し感に優れたモニター的なサウンドで、低価格でモニターヘッドホン的なサウンドを楽しみたい人にもおすすめできます。装着感も良好で、軽いので持ち運びやすく、価格も安いので気軽に使い潰せそうです。

 

EKSA Air Joy Pro

EKSA Air Joy Pro

EKSA ゲーミングヘッドセット 7.1ch 着脱式 ノイズキャンセリング マイク付き 超軽量 ゲーミングヘッドホン 3.5mm USB PS4 / PC/Xbox/Switch/スマホ Air Joy Pro

 

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【ゲーミングヘッドセット EKSA E1000 フラッシュレビュー】マイルドで長時間ゲームをしても疲れない音質。装着感は少し緩い

EKSA E1000

EKSA E1000

ゲーミングヘッドセット 7.1chサラウンドサウン ドPC用ヘッドセット USB接続 高集音マイク付き RGB ライト PC/PS4/ MAC OS対応 ゲームヘッドセット

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はEKSA E1000を取り上げます。EKSAOneOdioの姉妹ブランドです。

 

基本スペック

  • 周波数帯域:20-20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:118dB

 

パッケージ

 内容物はヘッドホン本体とマニュアルなどです。パッケージ内容はこの価格帯の中華製ゲーミングヘッドセットとしては標準的です。音声入出力はUSB専用です。

EKSA E1000

EKSA E1000

 

装着サンプル

 私の場合、フィット感は普通です。ヘッドバンドの最短状態での幅が少し広いので、頭が小さい人には緩い装着感に感じる可能性があります。側圧は強くありませんが、密閉度が高くなく、人によっては低域は少し抜けて聞こえやすい可能性があります。

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

 

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

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周波数特性

上から順に、

  1. 測定1回目 左右別
  2. 測定1回目 左右平均
  3. 測定1回目 左右別(自由音場補正済み)
  4. 測定1回目 左右平均(自由音場補正済み)
  5. 測定2回目 左右別
  6. 測定2回目 左右平均
  7. 測定2回目 左右別(自由音場補正済み)
  8. 測定2回目 左右平均(自由音場補正済み)
  9. 1回目と2回目の比較(自由音場補正済み)
  10. 1回目と2回目の比較(自由音場補正済み/1khz-24khz拡大)

 ※当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

EKSA E1000

 

  わりとフラット部分の多いドンシャリというか、U字というか、なかなか面白い周波数特性をしています。全体のバランスとしては低域から中域下部にかけてが強いので、ウォームサウンドと定義できるかも知れません。

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 率直に言うと、ゲーミングヘッドセットとしては個人的にはもう少し高域があった方が好まれるのではないかとは思います。バランスが良い方ではありますし、チャットやナレーションは聴きやすいです。低域もうるさい感じでなく、装着感的にも少し抜けやすいところがあるので足音は抑えめに感じるかも知れませんが、わりと聞き疲れはしません。

 高域が落ち着いているせいで遠くの銃声みたいなものは少し聞こえにくい気がするので、たぶんFPS向けとして使うには少し物足りない機種ではないかと思います。

 どちらかというと聴き心地重視の音で、RPGやアドベンチャー、シミュレーション、アクションゲームなんかを長時間楽しむときによさそうな気がします。適度な集中感を長時間維持するのに向きそうなほどほどのディテール感でバランスが良い音に思えます。

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

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 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。今回のソースはPCを用いています。

 

 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 音質はバランスが取れており、長時間聴いても疲れにくいところがあります。長時間のゲーミング向けの聴き心地の良いヘッドホンです。中域がしっかりしているので、ナレーションも聴きやすく音に安定感があります。装着感もおそらく悪くありませんが、頭が小さい人には少し緩い可能性があります。

 

EKSA E1000

EKSA E1000

ゲーミングヘッドセット 7.1chサラウンドサウン ドPC用ヘッドセット USB接続 高集音マイク付き RGB ライト PC/PS4/ MAC OS対応 ゲームヘッドセット

 

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【ゲーミングヘッドセット Mpow EG10 フラッシュレビュー】臨場感のある迫力重視型のゲーミングヘッドセット。FPSよりはホラーゲームやRPG、シミュレーションゲームなどにどうぞ

Mpow EG10

Mpow EG10

Mpow EG10 ゲーミングヘッドセット 3.5mm FPS 高音質 ノイズキャンセルマイク付き 50MMドライバー 自動調整ヘッドバンド ゲーム用 ヘッドフォン PC/PS4/PS4 Pro/PS4 Slim/MAC OS対応 ブラック

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回はMpowのゲーミングヘッドセット Mpow EG10です。50mmの大口径ドライバーを搭載しているのが特徴です。この価格帯のゲーミングヘッドセット相当のビルドクオリティでプラスチック筐体になっています。プラスチックはマット処理されており、落ち着いた光沢で指紋も付きづらいです。

 ヘッドホン本体のケーブルにはUSBと4極イヤホンジャックがついていますが、USBはLEDを光らせるだけの用途に使います。

 

パッケージ

 付属品はヘッドホン本体と、マニュアル、マイク/オーディオ入出力分岐プラグです。中華製のこの価格帯のヘッドホンとしては標準的な構成とパッケージレベルです。

Mpow EG10

Mpow EG10

Mpow EG10

 

装着サンプル

 フィット感は良好です。若干側圧が堅い感じがあり、長時間使用でわずかに疲労感が出る可能性があります。ヘッドバンド自体の柔軟性はこの価格では標準クラスと言えます。イヤーパッドは少し硬めですが、表面はサラッとしており、それほど蒸れないと思われます。

Mpow EG10

Mpow EG10

Mpow EG10

 

音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

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周波数特性

 順に左右別、左右平均、左右別(自由音場補正済み)、左右平均(自由音場補正済み)です。

Mpow EG10

Mpow EG10

Mpow EG10

Mpow EG10

 

 ゲーミングヘッドセットとしては低域過多のタイプになります。FPSでは銃声が聞こえづらい可能性があります。一方で、足音の聞こえは良いです。どちらかといえば臨場感重視で楽しむタイプのヘッドホンで、動画鑑賞をはじめ、ホラーゲーム、RPG、開発系や戦術戦略系シミュレーションなどで臨場感を感じるのに向いているモデルです。チャットやナレーションのボイスも太めに出るので、聞き逃すことはないでしょう。音楽は低域の床鳴りがかなり強調されがちでボワつきが強く、もっさりしがちで少し籠もりやすいです。

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

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 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはKANN CUBEを用いており、ゲイン設定は高です。

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 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

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JAZZ

anchor.fm

 

OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 臨場感を重視する人向けのゲーミングヘッドセットです。銃声は低域やチャットに埋もれて聞こえづらいと思われますので、FPSよりはホラーゲームのような臨場感重視のゲーム向きです。

 

 

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【ゲーミングヘッドセット Somic G951S レビュー】マイク品質は悪くないようだが、音質が全然ゲーミング向きじゃない。

Somic G951S

Somic G951S

Somic G951S-PINK ヘッドフォン ゲームヘッドホン 高音質 猫耳ヘッドホン 3.5mm端子 マイク付き Switch Xbox One ps4に対応 軽量 携帯に対応

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「装着感は良い」

おすすめ度*1

Somic G951S

ASIN

B07JZ2Z588

 ヘッドバンドは緩くもなく、締め付けがきつくもなく、なかなかよい。ただこの装着感を実現するために、かなり細めのワイヤーで内側のヘッドバンドを支えているので、耐久性は少し気になる。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「若干安っぽい外観。猫耳化できる」

 付属品はマイク入力・オーディオ出力分離アダプタ、猫耳化キット。

 ケーブルのタッチノイズはない。

 

Somic G951SSomic G951S

 

【3】音質「ゲーミングモデルとしては低域のディテールに不足感を感じる」

 ヘッドホンタイプではレビューするのは実に8ヶ月ぶりくらいにゲーミングヘッドセットレビューなので、この価格帯の実力をほとんど忘れかけてるけど、一応手持ちのMixcder MAT2を持ち出して聞き比べてみた。結果、低域のディテールはあまりよくなく、ホラーでは空気感が、FPSでは足音の存在感が薄い印象を受けるから、とくにチャットしながらだったりだと音声に足音などは埋もれて聞こえるバランス。

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 ゲーミングに使うなら、たぶん音の輪郭や定位が分かりやすいドンシャリ系がよいにも関わらず、この機種はほとんどフラットなので、音にゲーミングっぽさはあまりない。低価格モデルだが、音質的にはこれを選ぶ必要はほとんどない気がする。長時間ボンヤリゲームしたいなら良いけど。

 まあ猫耳にすれば、配信なんかだと目立つから、視聴者が愛嬌感じて注目されるかも知れない。

 

[高音]:高域はあまりディテールが良くない。少なくともMAT2のほうが弦楽などの音色がはっきりと色味が乗って聞こえ、輪郭感もある。暗め(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ゲーミングヘッドセットらしく中域に最低限の清潔感を持たせるために少し引っ込ませている印象がある。ただ中低域付近は結構緩く中域に滲み出していてるので、中高域の発色に悪影響を及ぼしている感じがあって、やや暗めの中域になっている。ボーカルだけは比較的良く分離して聞こえる。このバランスだと銃声なんか埋もれやすい気がする。

[低音]:100hz~70hzまでぶっとい振動。60hzに強調があるのか、少し強いチリチリ感が出る。50hzからは少し重心が低くなり、30hzでかなり沈む。20hzほぼ無音(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:高域にディテールがあまりなく、自然に中低域のあたりに音の焦点が合うので、重心は低くてゲーミングモデルらしさがある(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは活き活き。タムの鼓面もバリバリ革張り感を出して弾けるし、低域ドラムのキックもドンとそれなりに分離される。やや鼓面が目立つバッツンバッツン系の音。シンバルはほとんど仕事してない感がある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルの分離は良く、ナレーションなどは比較的聞こえやすい。色味は自然でやや暗めでウォームといった感じ。

 

【4】ゲーミング体験「FPS向きでもホラー向きでもない。普通のもっさりヘッドホン」

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 ぶっちゃけ音はゲーミングモデルにしてはマイルドすぎる印象を受ける。とくにPUBGやっているときは銃声の輪郭が緩く、メリハリに欠けるので衝撃感がなく、チャットしていると声の間に埋もれやすい。これは中域の清潔感不足に由来すると思われる。同じ価格帯で手持ちのSADES A6とPUBGしながら聞き比べてみたが、A6のほうがはるかに音にメリハリがあり、チャットと銃声の分離が明確。

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 ホラーゲームもいまいちかな。ちょっと靄がかった印象を受ける音になるので、衝撃音などは緩いし、空気感も鈍いかな。ホラーではギラッとした音やピチャピチャした水音なんかの反響で恐怖感を煽ったりするので、そういう音が明確に出てこないといまいち盛り上がらない。低域もあまりディテールが良くなくて、足音が明瞭じゃない。

 

【5】マイク「それなりに優秀」

 マイクの精度は悪くないようで、PCファンが回っていて、サーキュレーターと扇風機の動作音がある部屋で使ったが、全くノイズとして入らない。キーの打鍵音は拾うが、そんなに目立たない。声質は自然で、明るすぎる感じもなく、暗くもない。意外とマイクは悪くなさそう。

 

【6】総評「あまりゲーミング向きじゃない」

 マイク品質が悪くなかったので、チャット用には使えるかも知れないけど、ゲーミング用としてはゲーム内のサウンドの聞き分けにそれほど敏感じゃない機種なので、あまりおすすめしづらい。少なくともFPSで勝ちに行くなら、選ぶべきはたぶんこのヘッドホンじゃない。

 amazonで妙に高評価だけど、適度にレビュー読む限り、ゲーマー層の意見じゃない感じが溢れていて、うーんって唸った。

Somic G951S

Somic G951S

Somic G951S-PINK ヘッドフォン ゲームヘッドホン 高音質 猫耳ヘッドホン 3.5mm端子 マイク付き Switch Xbox One ps4に対応 軽量 携帯に対応

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*1:おすすめ度とは、あくまで主観的に「ここが面白い!ここが味わい深い!」と思ったポイントです。たとえば低域が「5」だからといって低音が支配的で低域重視で鳴りますというわけではなく、「低域の表現が丁寧でうまいなぁ」とか「これはちょっと他では味わえないかも」といった特徴的な音、魅力的な音がポイント高めになります。そのイヤホンの販売価格帯も考慮した主観的な評価です。

【ゲーミングイヤホン AGPTek H1 レビュー】艶味や味付けが全くなくて面白味はないけど、意外といける音質。低域が薄いのでFPS向きではなさそう

AGPTek H1

AGPTek H1

AGPTEK ゲーミングイヤホン イヤホンマイク付 マイクロフォン HIFI中低音域 ps4 イヤフォン headphone 3.5mmコネクタ付き リモコン PlayStation 4 モバイル PUBG 荒野行動 パソコン/タブレット/ラップトップ/スマホ等に適合 H1 男女兼用

 

 

【1】装着感/遮音性/通信品質「デカい割に装着感は良い」

おすすめ度*1

AGPTek H1

ASIN

B07HHYLJNQ

 大きめの口径のドライバーを搭載していてデカいハウジングだが、ステムの角度とかイヤーウィングの付け心地とかは結構考えられていて、意外と装着感は悪くない。遮音性はあまりない。半開放型なのか音漏れもそれなりに目立つ。

 正直このくらいの最底辺価格のゲーミングイヤホンをどう捉えるべきなのかわからないところがあって、このレベルだと音質的なところよりはマイクがチャットしやすい位置にあるかとか、デザイン面でゲーミング用途に向くかって捉え方なのかな。とくに専用のアプリなりソフトウェアなりが付属しているわけでもないし。

 

【2】外観・インターフェース・付属品「低価格にしては結構良い」

 付属品はダブルフランジ式を含むイヤーピースの替え、マイク入力・オーディオ出力分離アダプタ、オプションマイク、日本語含む多言語マニュアル。

 ケーブルのタッチノイズはガサゴソ聞こえるが、それほど大きくはない。ケーブル中程にコントロールインターフェースがあるが、小型なので重みなどは感じられず、邪魔にはならない。

 

Koobee V6(GH)Koobee V6(GH)

 

【3】音質「それなりの解像度感があっていいが、音は面白味がない」

 音質的には大きめのドライバーのせいか、価格の割には刻みが良い音で解像度感はある。瞬発力は悪くなく、アタック感と音の輪郭感はそれなりに出て、尖るような音で硬質なクチャクチャしたところのある音だが、あまり刺さる感じはなく、音割れはそんな目立たない。この価格でこれくらいの解像度感だと悪くないかなと思える。ただ音に厚みはそんなになく、若干軽薄な感じはあり、自然なふっくら感もないので、ピアノなんかはピロピロした感じに聞こえる。音に艶味というかまろやかさが決定的に足りなく、音の傾向は少し硬めだが、分解能だけなら価格を考えると良い感じで味わえるかも知れない。

 

[高音]:価格の割に突き抜け感もあって悪くない。やや透明感が強調されたような音(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:全体的に透明感が強調された感じの音で、厚みもあまりない。ただ緻密感は感じやすく、解像度感は高く思える。アタック感もそこそこよく、音の輪郭感もそれなりにはっきりしているのでメリハリ感は低価格の割にしっかりしている。

[低音]:低域はブーミーな振動で100hzから50hzまで素直な減衰。40hzで沈み、30hz以下はかすかな振動感(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:個々の音の輪郭感はしっかりしており、意外と奥行き感や広さも感じられる。音は全体的に表面モサモサ、輪郭ザラザラな感じがあり、個々の音の味わいはあまり良くないが、全体像で音楽を捉えるとバランス良い鳴らし方に聞こえる(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは表面がやや弾力感のある反発を出し、地熱はあまりなく、肉厚感もあまりない音。パツンパツン。ハイハットは粒感はあまりよろしくなく、ザラザラしてぎこちない発色(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:やや明るめの色合いで聞こえる。比較的自然。

 

【4】ゲーミング体験「FPS向きではない」

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 アナウンスの分離感は良く、よく聞こえる。空間的な定位も比較的良好で、没入感はそれなりにある。ただ、ゲーミング用途としてはあまり低域に盛られた感じがないので、迫力感は出づらい。ホラーゲームでよくある、ゴォォォォという風鳴り音みたいなので恐怖感を煽る空気感を醸す表現は出づらい。

 PUBGやってみて気づいたが、足音が聞こえづらいので、FPS用途としてはあまり向かないかも知れない。FPSで使うなら中低域付近を盛らないといけないかも知れない。高域方向は瞬発力も良く、弾丸の風切り音は比較的良く聞こえる。

 

【5】マイク「それなりに便利」

 マイク取り外し可能。マイクは柔軟に曲がり、指向性はそれほどではないが、声を拾いやすい位置に持って来やすい。音質は少し粗い。

 付け外し可能でプラグは標準的なミニジャックなので、音質が気に入らなければ、別の市販品を代用することも不可能ではない。

 

【6】総評「低価格のイヤホンでは案外悪くない出来」

 ゲーミング用途としてはちょっと中途半端な使い勝手だが、価格を考えると音質的には悪くないと思わせるものがある。ゲーミング用よりは音楽用の方が意外と聴き応えがあるかも知れない。この価格にしては口径の大きいドライバーを搭載しているようで、音の瞬発力や迫力は結構出る。半開放型で音漏れはするほうなので、外出時使用にはあまり向かない。

Koobee V6(GH)

 

 

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【ゲーミングヘッドセット Koobee V9 レビュー】7.1ch対応外部サウンドカード搭載を謳うが、そんなものはない。ただのステレオゲーミングヘッドセット。音質は価格の割には定位感も明瞭に出やすく、おすすめできるが。

Koobee V9

ps4ゲーミングヘッドセット USB ゲームヘッドセット ヘッドフォン マイク付き 4つスピーカー LEDライト 7.1サラウンドサウンド 重低音 騒音抑制 fps xbox one Switch モンハン スカイプ プレイステーション4 などに対応(ブラック)

 

おすすめ度*1

Koobee V9

ASIN

B07DW8XHN6

 ヘッドバンドの締め付けは優しめ。ゆるゆるではないが、人によっては付け心地が甘く感じられるかも知れない。イヤーマフは厚みがあって、やや蒸れやすいが、装着感は良い。遮音性はそこそこ。音漏れは少し目立つ。

 amazonの商品ページにも箱にも機種名らしき記載は無いが、付属のマニュアルに「V9」と明記されていた。

 型番の類似性から、おそらくKooBee V6と同じく「Dongguan Zeming Electronics」製ではないかと推測される。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品は英語のペラペラなマニュアルペーパーが1枚付属している。ケーブルのタッチノイズはない。

 このヘッドセットはamazonの商品ページで7.1chサラウンド対応と書かれている。商品ページの記載を信じると、USBコネクタ部分にDACが搭載されていて、(ドライバー数的にリアルサラウンドとは考えられないので)バーチャルサラウンド対応しているかのようである。

 リアルサラウンドの可能性を排するのは、リアルサラウンド製品はドライバー数が出力チャンネル数より多くなるはずという単純な理由からである。たとえば以下のRazer Tiamatの4Gamerのレビューを読んでもらえば事情はわかるだろう。一見「4つのサウンドユニット搭載」と商品説明で紛らわしい書き方をしているので、4×2の8ドライバーでリアルサラウンド対応かと思わせるが、実際には片側2ドライバーで両方合わせて4つであるのでドライバー数が足りない。

www.4gamer.net

 

 ということで、この機種はバーチャルサラウンド対応ではないかと推測されたわけであるが、ネタばらししてしまうとただのステレオヘッドセットであった。この製品の商品ページの主張通り、外部サウンドカードでのバーチャルサラウンド対応である場合は、専用のドライバーソフトのインストールが不可欠である。しかし、このヘッドセットにはドライバーソフトのCDは付属されておらず、Windows PCに繋いでも標準のステレオUSBヘッドセットのドライバーで判別される。Windowsからは明らかにステレオヘッドセットとして認識されているのだ。

 それでも万が一、PS4ではサラウンドに対応している可能性もあり、また考えられないことであるが、ドライバーなしで7.1chサラウンド対応するサウンドカードなんてものがあるのかもしれないと、小一時間ほど念のためweb検索して情報を集めたり、いくつかの音源でテストしてみたりしたが、やはりステレオのようである。最終的には、ペラペラの英語マニュアルを隅から隅まで読んで、Windows標準ドライバーで動作していること、マニュアルの末尾で明確に「stereo headphone」と明記されていることを確認した。

 amazonの商品ページではPS4対応と書かれていたが、マニュアルではWindowsでの動作しか保証していない。 まあ決まり文句のように「The specifications are subject to change without notice(仕様は予告なく変更される場合があります)」と書かれているので、もしかするとマニュアルの作成時期より後にPS4に対応する仕様になったのかもしれないが、経験上そんなことはまずない。 

 どちらにせよ中華製ゲーミングヘッドセットの「7.1chサラウンド対応」と「PS4対応」という文言はまずうさんくさい。これまで販売者やメーカーとやりとりしてきた経験からいえば、メーカー側が動作確認しているわけではなく、販売者が勝手に宣伝文句として、USBであればPS4で動くだろうと無思慮に入れている可能性が高い。

 正直ここまでのチェックで時間をだいぶ食われてしまった。普通であればWindowsにステレオと認識されている時点で結論は出るのだが、なまじ商品ページで「外部サウンドカード搭載」などと謳っているので、特定に余計な時間がかかった。よくある中国製品の誇大広告癖はこの製品ではとくに悪質極まっており、この場合、甚だ迷惑としか言いようがない。明らかに嘘とわかる「7.1chサラウンド対応」ならすぐ特定できるのでかわいいが、ついてもいない外部サウンドカードがさもあるかのように表記するなど、素人には紛らわしく、消費者を惑わすものでしかない。

 過去にはUSBゲーミングヘッドセットを謳いつつ、実際にはイヤホンジャック対応のゲーミングヘッドセットだったmixcder MAT2という製品もあった。MAT2はマニュアルから記載が間違っていたので、中国では製造現場でも混乱があるのかもしれない。

Koobee V9Koobee V9

 

【2】音質

 仕様の面では騙りが多く、信頼の置けない本製品であるが、大口径2ドライバーの構造は嘘ではなく、音質的にはなかなか悪くない。ゲーミングモデルらしく低域に寄せており、音楽を聴くと明らかに重たげで暗く、もっさりする。が、ゲーム向けとしてはバーチャルサラウンドを使ったときの定位感の明瞭性の強さ、足音と銃声音の分離感の良さと重みのある衝撃音で、この価格にしてはかなりいい表現力を持っていると言える。かなり重厚感が出るので、動画でもかなりの迫力を感じる。

 

[高音]:高域は太く暗め。天井感がある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:全体的に音が太い。弦楽もぶっとく肉厚で、ピアノもかなり重みを感じさせる鳴り方。

[低音]:ぶっとい振動で100hzから40hzまで素直な減衰。30hz以下はかなり落ち着く(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:定位感も良く、奥行き感と広さのバランスも良い。やや広め。低域の厚みがかなり奥まで広がっており、地平線を感じやすく、動画向きに思う(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは地熱感がやたら強く、ボワボワした音で鳴る。ハイハットは薄味気味(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:ボーカルは高域で重たげになるので女性ボーカルは暗く感じやすい。

 

【3】ゲーミング体験

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 やや広めの空間で定位感良く聞かせてくれる。オープンワールドゲームには向く。衝撃音や空気感は太めで重厚に出るので、ホラーゲームの臨場感もかなり強い。炎音には落ち着いた太い存在感があって、肉厚でリアルな印象を受ける。

 PUBGではチャットしながらでも銃声音は十分よく聞こえる。銃声は太めで輪郭はあるが、浮つかず低域でしっかり出る音なので把握しやすい。広めで圧迫感も少ない。

 

【4】マイク

 マイク品質も悪くない。篭もらないクリアな声色で自然に聞こえる。指向性は必ずしも高くないが、マイク位置が口に近いせいかキーボードの打鍵音はやや抑えめ。チャット用としては必要十分、配信用としてもそれなりの品質は確保されている。ノイズもない。

 

【5】総評

 音質やマイク品質、使い勝手を考えると価格以上のコスパは感じられる。とくに音質は動画鑑賞でもなかなかに迫力を感じさせるし、音楽では妙なライブ感が出るので、ブーミーでメリハリ感には乏しいものの、一部の低域ジャンキーには好まれるかも知れない。2ドライバーの火力もたしかに迫力と解像度に貢献している。定位感はかなり優れている。

 宣伝姿勢にいろいろと問題を感じる製品ではあるが、それなりの実力は確かに感じられるのでおすすめできる。

Koobee V9

 

ps4ゲーミングヘッドセット USB ゲームヘッドセット ヘッドフォン マイク付き 4つスピーカー LEDライト 7.1サラウンドサウンド 重低音 騒音抑制 fps xbox one Switch モンハン スカイプ プレイステーション4 などに対応(ブラック)

 

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【ゲーミングヘッドセット Koobee V6(GH) レビュー】2ドライバー搭載でパワフルなドンシャリサウンドを奏でる。パワーを持て余し気味なところもあるが、迫力は出る

Koobee V6(GH)

ゲーミングヘッドセット ps4 イヤホン ヘッドフォン ゲーム用 ゲーミングイヤホン 高音質 二重スピーカー/マイク付き/1.5mケーブル付き/PlayStation 4/デスクトップPC/ノートパソコン/MacBook/タブレット/スマートホンに対応(ブルー)

 

おすすめ度*1

Koobee V6(GH)

ASIN

B0791TVYQ9

 大きめの2ドライバー構造のハウジングはお世辞にも装着性が高いとは言えない。標準のMサイズイヤーピースではまともに耳に収まらないので、手に入れたらすぐに、付属しているトリプルフランジイヤーピースに交換すべき。装着感が劇的に向上するだけでなく音質も大幅に向上する。

 それでも大きいハウジング構造とイヤーウィングは干渉しやすく、とくに眼鏡をかける人には少しつらいところがある。

 普通のシリコンイヤーピースでは浮き上がるが、前述のように標準添付のトリプルフランジイヤーピースを用いれば遮音性も高くなり、没入感が改善される。音漏れも少なめ。

 

 ちなみにamazonのページでは製品名がGHとされているが、これはゲーミングヘッドセットの略ではないだろうか。製品マニュアルにはV6と記載されており、箱にもV6と明記されており、製品シールが貼られているが、そこにもProduct Numberは「V6」であると明記されている。そのシールには元々の製造元と思われる会社名が書かれており、それによれば「Dongguan Zeming Electronics」製。Googleで検索してみたが、この企業のホームページらしきものはエラーが出て正常に見ることが出来ず、詳細は不明だ。

 Dongguan(東莞)といえば深圳と並ぶ広東省きっての工業都市で、日系メーカーの工場も多く進出している。オーディオファンの間ではOPPOの本拠地としてもお馴染みだ。さらに、かつてはそうした大企業の社員を相手とした性産業の一大拠点として世界有数の「性都」としても知られていた。一時数十万人規模の売春婦がいたというアジア最大、いや世界最大の性歓楽街だったが、習近平政権下で性産業が徹底的に撲滅された。その跡地はいまやベンチャー企業の一大拠点になっているという。深圳にさえ進出できない超小規模ベンチャーが性風俗店舗の空き室にオフィスを構え、日夜生まれては消えているのだそうだ。東莞は米中貿易戦争の中国側の最前線の一つ。かつての2015年チャイナショック時には1年で4000社以上が倒産したという。

 正体のよくわからない「Dongguan Zeming Electronics」もそんな東莞の生んだ泡沫ベンチャーの一つだったのかもしれない。

www.recordchina.co.jp

www.sankei.com

www.sankeibiz.jp

 

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はトリプルフランジ式を含むイヤーピースの替え、マイク入力・オーディオ出力分離アダプタ、オプションマイク、英語マニュアル。

 ケーブルのタッチノイズはかすかにあるが、目立たない。ケーブル中程にコントロールインターフェースがあるが、小型なので重みなどは感じられず、邪魔にはならない。

 

Koobee V6(GH)Koobee V6(GH)

 

【2】音質

 前述したように標準状態ではあまりに装着感が悪いので、トリプルフランジ式のイヤーピースに変更推奨。これによりこの機種の持つパワフルサウンドをかなり明確に楽しめるようになる。

 

 音質的には大きめのドライバーを搭載していることもあり、全体的に音に厚みと力強さがあり、ドラムの爆発力などはかなり強烈。音場的にも密度と広さのバランスが良く、奥行き感も良い。表現としては技巧味に欠け、素直な吹き鳴らし感で直情径行に聞こえる。そのため、グロウな印象を与える光沢感の表現などは、焼け付く感じがあり、少し野暮ったく聞こえる。しかし、大抵の場合、パワフルな力強さのあるパーカッションやボーカルが細かい粗を力強い音で吹き消してくれる。意外なところではゲーミングモデルでありながら、重低音は比較的おとなしい。ドライバーの大きさのおかげか、低域音には力強い厚みがあるが、深掘り感はそれほど明瞭ではない。全体的な印象としてはドンシャリの王道を行っている。ただしパワフルすぎて、大音量では耳に刺さりやすいのだけは注意。

 

[高音]:パワフルに吹き鳴らす感じの厚みを維持した抜けを感じる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:全体的に音がぶっとい。ギターのエッジは明瞭でガリガリ攻めてくる。弦楽やピアノはあまり技巧的でなく、素直に伸びたり響いたりする印象。厚みだけはしっかりしているので存在感はあるが、演出感はあまり感じない。大きめのドライバーのおかげか定位感はかなりよい。

[低音]:中低域はたしかな厚みを感じるが、100hz以下のいわゆる重低音の領域では振動はやや鈍くおとなしい。下に向かってゆるく沈み込み、40hz以下はほぼ振動を感じない(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:2ドライバーで口径も大きめだけあって音の輪郭は比較的良く、パワフルでキレの良さを感じる。かなりアタック感も出るのでメリハリは強め。左右の定位感も良く、奥行き感も結構あり、圧迫感を感じさせすぎない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムの爆発力は強く、粘りもあって攻撃的。ズバンズバンというエンジン音に近い印象を受ける。ハイハットの表現も粒が細かく、チリチリという緻密な光沢感も出る。地熱感もあるが、どちらかといえば爆発力が支配するので傾向としては軽快な感じではある(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:パワフルで分離感も良い。あまり演出感のない声色で自然。

 

【3】ゲーミング体験

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 音はかなりクリアで定位感は良い。定位感は良好で、オープンワールド系ゲームでも広大なフィールドを感じやすい。衝撃音も強めに出るので、敵との戦闘の臨場感も高い。ナレーションは良く分離される。音楽表現もパワフルなドライバーのおかげで発色が良いので、ゲームミュージックも聴き応えがある。

 PUBGではチャットしながらでも、銃声音は明瞭に聞こえる。銃声は輪郭のはっきりした音なので聞き逃しにくく、把握しやすい。爆発音はかなり強烈。グレネードはかなりの衝撃力を感じさせる。

 

【4】マイク

 マイク取り外し可能。これは素直にうれしい。マイクは柔軟に曲がり、マイク品質もかなりクリアでチャット用としては十分、品質だけなら配信用にも使えそうだ。指向性は高くないので、キーボードの打鍵音などは比較的入り込みやすい。

 付け外し可能でプラグは標準的なミニジャックなので、音質が気に入らなければ、別の市販品を代用することも不可能ではない。

 

【5】総評

 かなりパワフルで音楽もドンシャリで楽しませてくれる良機種。装着感に少し難しいところがあるが、付属のトリプルフランジ式のイヤーピースを使えば大部分解決される。ヘッドホン型と違って蒸れないのも利点。

 総合的な使い勝手は悪くなく、はっきり明瞭で定位感の良い音響はFPSでも能力を発揮する。コスパ的にも装着性の問題を除けば、音質と使い勝手を考えると、かなりの優秀さを感じる。

Koobee V6(GH)

 

ゲーミングヘッドセット ps4 イヤホン ヘッドフォン ゲーム用 ゲーミングイヤホン 高音質 二重スピーカー/マイク付き/1.5mケーブル付き/PlayStation 4/デスクトップPC/ノートパソコン/MacBook/タブレット/スマートホンに対応(ブルー)

 

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【ゲーミングヘッドセット NUBWO N9D レビュー】定位感と重厚感のある音でゲームの迫力を楽しめる。マイク品質も良好。音楽用途にも十分な性能を感じる良機種

NUBWO N9D

NUBWO N9D ゲーミング ヘッドセット ヘッドホン ヘッドフォン マイク付き ゲーム用 高音質 有線 fps PC ps4に対応 ブラック N9DBLK

 

おすすめ度*1

NUBWO N9D

ASIN

B07GZFYQCY

 かなり厚みのあるフカフカイヤーマフ。やや蒸れやすいが、装着感は優しい。側圧は少し強めだが厚みのあるイヤーマフのおかげで気にならない。遮音性はそこそこ。音漏れは少し目立つ。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はマイク入力・オーディオ出力分離アダプタ、マイク用スポンジカバー、日本語含む多言語マニュアル。ケーブル中程にややごついインターフェースがある。ファイバーで編み込まれたケーブルはタッチノイズなし。

 

NUBWO N9DNUBWO N9D

 

【2】音質

 音質的には音がやや近めで迫力を感じやすい。音を近めに表現すると奥の音も聞き取りやすいので、ゲーミングモデルとしてはありがちな調整。頭を包みこんでくる前屈みな音を感じ、とくに弦楽の立体感は迫ってくるように感じる。ゲーミングモデルらしく低域は盛られている。低価格モデルにしては50mmの大口径ドライバーを搭載しているせいか、分解能が良く感じられ、ブーミーさを感じさせる低域の中でも、中高域音が聞こえやすい。音楽用としても十分使用に堪える。前述したように音は近く、ダンスミュージックでは圧迫してくるところもあるので、聞き疲れはしやすいかも知れない。

 

[高音]:突き抜け感はそこそこ。やや滞留感があり、こちらに迫ってくるところもある(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、多田葵「灼け落ちない翼」でテスト)

[中音]:ピアノは太めで精彩も良く色づきと重みも味わえる。弦楽も太さとのびやかさのバランスが良く、やや迫ってくる伸び方をする。金管の厚みもある。全体的に音は近め。

[低音]:太めの振動で100hzから30hzまで素直な減衰。20hzはかなり落ち着く。大音量ではイヤーマフがガタガタ揺れるほどの振動感あり(分島花音「killy killy JOKER」、UVERWorld「CORE PRIDE」、重低音音源動画でテスト)

[解像度・立体感]:音が全体的に近めで低域も厚いので少し圧迫感を感じる。前屈みに頭を囲んでくる空間。天井はそれほど高くない(petit milady「azurite」、分島花音「world's end, girl's londo」でテスト)

[パーカッション・リズム]:ドラムは肉厚な重厚感で地熱感も強い。ズドンズドンという重量級の音。ハイハットはドラムの重厚感に比べると、やや精彩が薄めに思う。安定感が強い重厚さに寄せた聴かせ方(東京カランコロン「スパイス」、nano.RIPE「ツマビクヒトリ」、JOY「アイオライト」でテスト)

[ボーカル傾向]:やや太く少し暗く思うが、厚みのある声色で高域でも細くならず力強い。

 

【3】ゲーミング体験

 ゲーミング用であるが、付属にサラウンドソフトウェアはついていない。以下は手持ちのサラウンドソフトウェアを用いてテストしている。

 

 全体的に音が近いところがあるので、オープンワールド系のゲームでは周囲の効果音がかなり身近に感じられ、少し狭めに感じるかも知れない。迫力は高めだが、少し聞き疲れしやすいところはある。音が近く、空気感や迫力が出やすいのでホラーゲームも楽しめる。

 PUBGではチャットしながらでも銃声音は十分よく聞こえる。銃声はかなり太めで輪郭感がある音なので把握しやすい。近くの銃声音やグレネードの音はかなり強めなので大音量ではびっくりするかもしれない。

 

【4】マイク

 この価格帯ではマイク品質は良いように思える。自然で太さもあるクリアな音。柔軟に方向を変えられるタイプのマイクで向きも調整しやすい。この価格帯では珍しくマイク用スポンジカバーも付属している。チャットには十分、実況用としても使える品質は感じられる。

 

【5】総評

 個人的にこの価格でこの音質ならおすすめ。ゲーミングに限らず、音楽用としても悪くない。迫力を感じやすいので臨場感がよく出るので、動画鑑賞用としても良いだろう。マイク品質も価格帯標準以上で、装着感も良く、入門用ゲーミングヘッドセットとしては有力な選択肢だ。

NUBWO N9D

 

NUBWO N9D ゲーミング ヘッドセット ヘッドホン ヘッドフォン マイク付き ゲーム用 高音質 有線 fps PC ps4に対応 ブラック N9DBLK

 

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【アーケードコントローラ ESYWEN Q18 レビュー】コンパクトだが、入力部分の作りはアーケード感満点。コスパ良好の入門用おすすめアケコン

VAKER MB2

PS4/Nintendo switchに適用ストリートファイター PXN TURBO機能付きパンドラボックス MACRO機能付きアーケードコントローラー ブラックアーケードスティック

 

 コンパクトサイズのアケコン。耐久性と操作性とコンパクトさの三位一体を兼ね備えていて、さらに5000円ちょうどくらいの価格設定とコスパも良い。

 

【1】外観・インターフェース・付属品

 付属品はUSB Type-C変換アダプタ。Nintendo Switchやスマホやタブレットに接続して使うことも可能である。

 商品写真ではレバースティックの芯棒が少し細身に見えるかも知れないが、実際はしっかりとした金属製で折れる心配はあまりない。ボタンの押下感はアーケードゲーム筐体によく似せられている。対戦格闘ゲームではあまり使わないL3/R3は右上隅にある。

 裏面は吸盤になっており、しっかり設置面に吸着させれば、操作で浮き上がったりしない。

VAKER MB2VAKER MB2

 

【2】入力

 ボタンは軽い押し込みでもよく反応するので、撫でるように操作してもしっかり入力される。ボタンの滑りも良く、押し込んだ後の引っかかりがなく、すっと凸が戻る。そのおかげで操作が軽快にでき、スピード感も良い。あまり強く叩かなくてよいので故障もしにくい。

 

[レバー]:レバーは長さもちょうど良い感じ。ボール部分を上から掴む被せ持ちでも、ボール部分を横から掴むつかみ持ちでも、下から支えるつまみ持ちでも違和感は感じなかった。軽めの操作感。

[ボタン]:表面はツルツル。押下感は軽く、撫でるような入力も可能。

[配置]:ボタンは左から2番目が一番高く、これはHORIの「ファイティングエッジ刃」のような並び。OptionやL3/R3のようなボタンが右に寄って配置されており、このあたりは片手で操作しやすくて便利。

[入力遅延]:ほとんど感じない。

[入力端子]:USBのみ。

 

【3】総評

 価格は安いが、使い勝手の良いアーケードコントローラ。入門用の機種としておすすめできる。吸盤で設置するタイプなので、安定して操作するためには設置場所を選ぶところがあるが、コンパクトで片付けやすく、場所を取らないのが美点。外観もそれほどチープな感じはなく、耐久性もそれなりに感じられ、価格を考えるとなかなかの出来。持ち運びにも便利なサイズで何かと利点の多い機種だ。

 注意点としてはPS4では一部ゲームが動かないというレビューもある。PC以外で使う場合は情報をよく収集してからのほうがよい。

 

PS4/Nintendo switchに適用ストリートファイター PXN TURBO機能付きパンドラボックス MACRO機能付きアーケードコントローラー ブラックアーケードスティック

 

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