フラット
フラットモニターサウンドが好きな人にとって、AVIOT TE-D01d ml2-tqはこの価格帯で最高の選択肢の一つです。一般的な楽曲はときどきうるさい感じがあるのですが、これで聴くDaft Punk「One More TIme」のようなテクノサウンドはリズム感も最高で、独特の没…
AUDIOSENSE AQ3は率直に言って、とても面白く、そしてよくできたイヤホンで、そのサウンドは実に興味深い立ち位置にいます。そのサウンドはAUDIOSENSE T800で確立されたAUDIOSENSEのハウスサウンドの正統派モデルであり、しかし、T800からある意味洗練されて…
SoundPEATS TrueAir2は初代TrueAirの雰囲気を残しつつ、確実にレベルアップした製品です。携行性・デザイン、そして何より通信品質の点で大きな進化を遂げています。インナーイヤー型なので低域の深みは少し足りないかも知れませんが、中域のボーカルや楽器…
ASHIDAVOX ST-90-05は中域の充実感を重視した高級感のあるリッチサウンドを持つヘッドホンです。業務用っぽいその外観からドモニターサウンドで作り込んできたのかと思いきや、装着した途端、豊かで音楽的なハイブランドっぽいサウンドが流れてきて、そのギ…
Cat Ear Audio Miaはウォームで聴き心地が良く、バランス感覚に優れ、アコースティックな自然で充実した質感のサウンドを持っています。温和で豊かなサウンドは温かみがあり、みずみずしい抱擁感と甘みがあります。イヤホン本体のビルドクオリティは文句ない…
iTeknic IK-BH007のサウンドはかなりバランス感覚が良く、それでいて個性的でサウンドデザイナーの欲望が感じられ、個人的にセンスを感じます。艶やかな光沢感のある華麗なサウンドを持っており、アコギ主体の曲が美しいだけでなく、リズム感は明瞭で量は多…
YAMAHA TW-E7Aは本当にYAMAHAらしいサウンドと言え、ピアノの響きがきれいな正統派のモニターサウンドです。真面目な音作りで手堅い感じがあり、個人的にも好きなサウンド傾向ですが、コンシューマーモデルにしては音作りが少し保守的かなとも思います。ただ…
あくまで私の個人的感想ですが、おそらく最近のKZの多ドラはこういう音を最終的な目標にしているのかも知れません。透明度が高く、細かいディテールも強調される楽しいサウンドで悪くありませんが、個人的には静寂感と抜けが足りない感じが気になります。音…
5000円以下の予算を考えており、インナーイヤー型で完全ワイヤレスイヤホンを探している場合、SoundPEATS True Airは悪くない選択肢だと思われます。aptXに対応し、スペック的にも悪くなく、派手で楽しい音がします。
比較的バランスが良いチューニングと素性の良いドライバーを搭載している機種で、標準でもなかなか楽しめますが、おそらく多くの人にとって、標準イヤーピースでこの機種の魅力が最大限引き出されるとは思われないので交換した方がいいでしょう。イコライジ…
私は以前、中華の骨伝導イヤホンをいくつか使ったことがあり、どれも「音がひどすぎて使えない」とけなしていましたが、Aftershokzに出会ってからはそのサウンドの独特の楽しさ、聞き心地の良さに魅了されています。 他社の骨伝導を最近聴いてないからわかり…
あなたが1万円くらいで現代的でスタイリッシュなサウンドを持つ完全ワイヤレスイヤホンを探しているならば、NUARL N6 miniはまさにあなたを満足させるものです。驚くべきことに、そのサウンドは決して同価格帯のマルチドライバーの有線イヤホンに劣ることは…
BLON BL-03sはBLON BL-03のマイナーアップデートです。BLON BL-03をすでに持っている人がこれを買うべきかといえば、私は基本的にいらないと思います。BLON BL-03を持ってない人が買うならBL-03sのほうがいいかもしれません。わりとバランスが良く、実際は少…
HA-FW03はWOODシリーズの入門機ですが、上位機種にはない魅力を持っているイヤホンでもあります。WOODらしさはそれほど強くないかもしれませんが、より若々しくにぎやかで抜けの良いサウンドを持っており、清潔感があって現代的な楽曲との相性も良い万能型に…
驚くべきことに、KZ ZAXには私が想像していた最近のKZの演出過剰な、ひどく歪な変なドンシャリの音の感じは全くありません。そこにあるのは、むしろ丁寧にディテール感を作り込んだややデジタル的なモニターサウンドで、一瞬、CCAの製品と間違えてレビューし…
5000円以内で良質な中華イヤホンを探している場合、BQEYZはまず真っ先に検討すべきブランドの一つです。もしかするとあなたの周辺ではKZを称賛し、ほめちぎっている友人がおり、実際にamazonのカスタマーレビューやネットの記事を読むととても魅力的に思える…
アクティブノイズキャンセリングの性能はお世辞にも良いとは言えませんが、効果がないわけではありません。音質は比較的万能で聞きやすく、甘みのあるフラットに近い中域充実系で個人的には好みです。通信品質やバッテリー性能は優秀で、装着感に優れており…
Superlux HD668Bは自由音場に基づくフラットモニターヘッドホンです。原音忠実で、少し分析的にくっきりはっきりと音を聴かせるその音質は、どんな曲でも基本的に破綻を感じづらいでしょう。ただしやや刺激が強く、硬い感触の音なので、長時間聞くと聞き疲れ…
AZLink ZH20は自由音場に基づくフラットモニターを意識しつつ、適所に聞き心地とゲーミング性を加味したチューニングが施されているゲーミングヘッドセットです。その聞き疲れしにくい安定した音質と快適な装着感によって、長時間のゲーミングに向いているだ…
QoA VesperはQoAらしい中域を重視したサウンドで万能性が高いチューニングになっています。ビルドクオリティやパッケージングの点でも価格帯では優れたレベルを実現しており、総合的にはかなり魅力的な製品に見えます。中域が広く、しっかりとボーカルのディ…
TRN STMは低価格でそれなりのビルドクオリティを備え、音質のバランスも良いモニター的なイヤホンです。残念ながら自慢のノズルシステムは工作精度はともかく、効果のほどはほとんど期待できませんが、ギミックのある楽しいイヤホンが好きなら悪くないでしょ…
Kinera IdunはKineraらしいバランス感覚に優れ、その中で中域の音楽性を丁寧に追及したサウンドを味わうことができます。パッケージはおしゃれで、付属品も十分にそろっており、ビルドクオリティは良好で価格以上に十分に満足できる品質を実現しています。1…
ビルドクオリティも高く、音質も万能系で聞き心地もよく、ワイヤレスでアクティブノイズキャンセリングに対応、動作時間もわりと長く、携行性も高く、かなりしっかりした専用ケース付き。ん?死角なくない?これ、かなりやばいんじゃないでしょうか。
QoA Pink Ladyはブランドの最初のイヤホンとしては十分すぎるほどのインパクトを持ったイヤホンです。ナチュラルでバランスの良いサウンドをもたらしている絶妙のチューニングによって、ほとんどの音楽で窮屈さがなく、かつ充実した安定感のある自然なサウン…
ノイズキャンセリング性能、スペック、通信品質それぞれにおいて価格の標準以上で、低価格ANC搭載完全ワイヤレスイヤホンでは定番機種としておすすめできそうな機種です。音質はかなりフラットで、やや中域に音が集まる傾向がありますが、かなりナチュラルな…
音質は好みによりますが、個人的にはわりと良好だと思います。それでも同価格帯の中華イヤホンに勝っているとは言えません。 問題はビルドクオリティとパッケージングです。「日本メーカー」というキャッチコピーに惹かれてプレミアム感を期待していると、最…
FiiO FH3はボーカルフォーカスの良いフラットに近いサウンドを実現しており、バランスの良いモニターサウンドを求めている人には有力な選択肢です。パッケージングや本体のビルドクオリティ、付属品も値段を考えるととても満足できるレベルで、この価格帯で…
音質は床鳴りのリアルな低域と、明瞭性のある中域、シャープで風通しが良いが中域とのバランスが考えられた高域という感じで、わりとこの価格帯では満足度の高いサウンドを実現しています。少なくとも個人的にはかなり好きです。解像度も価格帯では良好で、J…
ゲーミングヘッドセットですが、音楽鑑賞にも充分使えるバランスの良い音質を持っています。リズム感と音場の見通し感に優れたモニター的なサウンドで、低価格でモニターヘッドホン的なサウンドを楽しみたい人にもおすすめできます。装着感も良好で、軽いの…
今回取り上げる機種はBOMAKER SiFi 2です。BOMAKERという企業は2015年に設立された若い企業「广东省宏博伟智技术有限公司」のブランドで、日本ではあまり知られていませんが、プロジェクターを中心に電子機器/AV機器を開発販売しています。amazonに出品して…