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【コラム】Moondrop(水月雨) MoonRiver 2の海外レビューまとめ

Moondrop MoonRiver 2

Moondrop MoonRiver 2

 

 

 Moondrop(水月雨)のドングル型ポータブルヘッドホンアンプ「Moondrop MoonRiver 2」の海外レビューをまとめて紹介します。

www.ear-phone-review.com

 

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Moondrop MoonRiver 2の特徴

  • フラッグシップグレードのデュアルDACチップセット(2xCS43198)
  • 4チャンネル・フルバランス・アーキテクチャー
  • 強力なヘッドホン出力
  • デュアルヘッドホンポート(3.5mm SE+4.4mm Bal)
  • 究極のハイレゾデコーディングに対応
  • 交換可能なType-Cケーブルインターフェース
  • CNC削り出しアルミ合金製シャーシ
  • 銀メッキのType-Cケーブルを同梱

 

Moondrop MoonRiver 2の技術仕様

  • サイズ 容量:56.8×19.4×12.5mm
  • イヤホンジャック:3.5mm シングルエンド、4.4mm バランス
  • 周波数範囲:6Hz〜85000Hz (±1dB)
  • USBインターフェース:USB Type-C
  • ノイズフロア
    • 4.4mm: 1.5μV (AES17 20K Hz)
    • 3.5mm: 1.2μV (AES17 20K Hz)
  • THD+N
    • 3.5mm: 2Vrms 0.0008%@32Ω  
    • 4.4mm 4Vrms 0.00013%@300Ω
  • S/N比
    • 4.4mm: 131dB(A特性)  
    • 3.5mm:123dB (A特性)
  • ファームウェアアップグレード:対応
  • ゲインコントロール: High/ Low
  • ライン出力
    • 4.4mm:4Vrms(High)、2.8Vrms(Low)
    • 3.5mm:2Vrms(High)、1.4Vrms(Low)

 

 

隙のないシグナルプロセッシング

 ハイレゾリューションのロスレスオーディオフォーマットにおいてMoonRiver 2は高い互換性を有しており、オーディオファイルの再生に問題が生じることはありません。


 CDロスレスの16Bit/44.1kHzエンコードも、高画質マスタリングレベルの24Bit/192kHzエンコードも、対応ファイルが全く見つからないような32Bit/384kHzエンコードも快適です。DSD256の超高精細音源でも、問題なく対応できます。

 

 

プレミアムハイエンドデコードチップ

 Moondrop MoonRiver 2には、世界的なオーディオ集積回路メーカーであるシーラス・ロジックのフラッグシップ製品で希少価値の高いDACチップ「CS43198」が2基搭載されています。デジタル・アナログ変換性能は多くの人の期待以上であることが約束されており、超低歪と高S/N比を実現しており、ポータブルオーディオ体験にかつてないパフォーマンスをもたらします。

 

海外レビューの紹介

※動画は字幕で翻訳されているものがあります。字幕をONにすることをオススメします。字幕の日本語訳が表示されない場合は動画の右下にある「Youtube」をクリックしてYoutubeの本サイトで再生すると翻訳字幕で見られるようになります。

 

 携帯電話から3.5mm端子がなくなったことで、USB DAC-AMPへの関心が2倍、3倍と高まっています。その理由を問うのは無意味で、消費者は常に利便性を優先し、それこそ最近のUSB DACが提供しているものなのです。私は過去にMoondropの素晴らしいイヤホン2機種、KatoとVariationsをレビューしています。そして今回、全く異なるカテゴリーの新製品が発売されたのを見て、私はとても嬉しくなりました。MoonRiver 2は、音質、低消費電力、小型化など、多くのオーディオファンに喜ばれる非常に良い製品だと思います。是非、一度お試しください。

 

https://www.headfonia.com/moondrop-moonriver-2-review/

 

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 そのダイナミクスとピュアブラックの背景により、Moondrop Moonriver 2はドングルDACのニッチな領域におけるトップコンテンダーの1つとなっています。

 

長所:

  • ダイナミックレンジと低THD+N
  • デュアルDACチップ
  • デュアルゲインモード
  • オンボードボリュームコントロール

 

短所:

  • 高価
  • シャーシの角が鋭い
  • MQAサポートなし

 

https://primeaudio.org/moondrop-moonriver-2-review/

 

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レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

 

FiiO M17

 

まとめ

 Moondrop MoonRiver 2の評判はなかなか上々のようです。たしかにバランス接続でのパフォーマンスは優れているようですし、独特のデザインが好みなら悪くなさそうですね。

 

Moondrop MoonRiver 2

 

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【ニュース】「アッシュアームズ」とのコラボモデル「Moondrop NEKOCAKE Special Edition」登場!

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

 

 大人気ブランド「Moondrop」の完全ワイヤレスイヤホン「Moondrop NEKOCAKE」に大人気スマホゲーム「アッシュアームズ‐灰燼戦線‐」とのコラボスペシャルエディション「Moondrop NEKOCAKE ACHT-ACHT 88mm FlaK36 Limited Special Edition」が登場しました。

 

www.youtube.com

 

MOONDROP NEKOCAKEの特徴

  • 最新のBluetooth V5.0に対応
  • 自動で接続
  • 大口径13mmダイナミックドライバー
  • チタンドーム複合振動板
  • 超微細な輸入CCAWボイスコイル
  • ANCデジタルアクティブノイズキャンセリング機能
  • スマートタッチ操作
  • モノラル・ステレオ自動切替
  • マッチングDSPチューニングオプション
  • Moondrop Linkアプリケーションとの連携
  • 5種類のチューニングプロファイル
  • プッシュボタンによるリセット機能
  • 快適な装着感
  • インテリジェントな音声伝送
  • 長い電池駆動時間(1回の充電で4時間、充電ケース使用時は最大12時間)

 

MOONDROP NEKOCAKEの技術仕様

  • Bluetooth Version:5.0
  • 対応プロトコル:a2dp/avrcp/hfp/sp/sbc/aac
  • インピーダンス:32Ω±15%@1kHz
  • 動作距離:最大10m
  • 充電時間:最大1時間
  • 充電時間(ケース):最大1.5時間
  • 電池容量(イヤーピース): 37mAh
  • 電池容量(充電ケース):380mAh
  • 電池寿命:1回の充電で最大4時間、充電ケース使用時は最大12時間

 

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オーディオファンとゲームファンのために、最高のコラボレーションを紡ぐ

 「Embers Studio」にて、ミリタリーオンラインゲーム 「ASH ARMS」チームとMOONDROPが夢の共同開発に着手しました。小さめの耳にも対応する「NEKOCAKE」をプロトタイプとしているこのイヤホンは、ほとんどの外耳道に対応し、快適な装着が可能な、初のカスタマイズジョイントTWSを発売します。

 

 コンセプトテーマとして、「ASH ARMS」の人気キャラクター「88mm Flak36」を採用し、EMBERSのチームがコンセプトに沿ったカラーマッチング、エレメント、パッケージデザインを提供し、Moondropのバーチャルアンカー「MITSUKIYUKI」と統合し、このモデルのためにカスタマイズされた専用ボイスプロンプトを発売しました。このコラボモデルのすべてが「ASH ARMS」のエージェントとMOONDROPのファンに前例のないリスニング体験をもたらすことを目的として推進されました。

 

 

 

大型ダイナミックドライバーによるダイナミックなサウンドパフォーマンス

 Moondropは、Nekocakeに片側13mmの大型ダイナミックドライバーを搭載しました。このドライバーは、深みのある低域、豊かな中域、細部の再現性に優れた滑らかな高域など、高品質なサウンドパフォーマンスを実現しています。また、この強力なダイナミック型ドライバーにより、全周波THD+Nが0.5%以下の非線形歪を実現しています。このドライバーは、最高のパフォーマンスを発揮するために、複合振動板と輸入CCAWボイスコイルを備えたチタンドームを採用しています。

 

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Moondropの定評あるVDSFターゲット対応

 Moondropの多くのイヤホンと同様に、最新のNekocakeも有名なVDSFターゲットレスポンスに似た周波数特性を持ち、自然で純粋なサウンドレスポンスと広いサウンドステージの表現を実現しています。また、ワンクリックで調整可能な様々なチューニング機能を搭載しています。Moondropは、Nekocakeのために5つの異なるチューニングプロファイルをあらかじめ用意しています。これらのプロファイルは、Moondrop Linkアプリケーションから簡単にアクセスできます。一般的なEQの切り替えとは異なり、これらの5種類のチューニングは、同社のR&Dシニアチームによって専門的に補正・調整されています。バランスチューニングは、より耐久性のあるバランスのとれた音色を提供し、ほとんどのタイプの音楽に適しています。

 

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専用ボイスを収録!

 コラボモデルのバーチャルアンカーMITSUKIYUKIには「アッシュアームズ」の88mm Flak36専用ボイスを録音し、リアルなゲームシーンを蘇らせ、温かみのある音楽の雰囲気を感じさせます。

 

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アクティブ・ノイズ・キャンセレーション(ANC)技術

 NekocakeはANCアクティブノイズキャンセリング技術を採用しています。周囲のバックグラウンドノイズを効果的に低減します。ノイズキャンセリングのプリセットは、オンとオフの2種類。ユーザーは、イヤホンを長押しすることでANCを切り替えることができます。また、「インテリジェントボイスコールノイズキャンセリング」技術を搭載しており、通話時に鮮明な音声を伝えることができます。

 

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シンプルなタッチ操作

 Moondrop Nekocakeは、簡単なタッチ操作でペアの各種機能にアクセスできます。ANCのオン/オフ、電話の着信/切断、メディアの再生/一時停止、前/次のトラックの選択、音声アシスタントの使用などに使用できます。このタッチ操作は、Moondrop Linkアプリケーションによって完全にカスタマイズ可能です。

 

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価格と販売時期

 Moondrop NEKOCAKE Special EditionはHiFiGOなどで$49.99で予約開始されており、発送は4月末になる予定です。

 

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

Moondrop NEKOCAKE Special Edition

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop CHU:シングルダイナミックドライバー搭載の最新エントリー向けIEM

Moondrop CHU

Moondrop CHU

 

 

 Moondropは、長年にわたり、とくにそのインイヤーモニターのプレミアムセットでオーディオマニアのコミュニティで多くの尊敬を集めてきました。$13のエントリーモデルから、$1100のフラッグシップモデルまで、さまざまな価格帯で複数のIEMを販売しています。ここ数日、Moondropはソーシャルメディアを通じて最新の製品群を予告していましたが、本日ついに全世界で発売されました。

 

 新しいMoondrop Chuをご紹介します。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/3_3e6d5549-2cc3-42ba-ad56-2fee8b651cca.jpg?v=1649417177

 

 最新のMoondrop Chuは、シングルダイナミックドライバーIEMのエントリーモデルで、マイク付きとマイク無しのオプションがあり、非常に魅力的な価格設定となっています。Moondrop Spaceshipの後継機としてふさわしい製品として発売されました。デザインコンセプト、スタイリング、音響アーキテクチャはすべて今ここにMoondrop Chuにアップグレードされています。

 

 Moondrop Chuは、わずか$19.99で発売されます。詳細はこちらからご確認ください。

 

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Moondrop CHUの特徴

  • 10mm ナノクリスタルコーティング複合チタンコート振動板
  • N52ネオジム磁石回路
  • 超薄型輸入CCAWコイル
  • ムーンドロップVDSFターゲットレスポンスとインラインでチューニング
  • 高品質な金属製イヤーキャビティ
  • プレミアムスプリングチップ付属

 

Moondrop CHUの技術仕様

  • インピーダンス:18Ω
  • 感度: 120dB/Vrms@1kHz
  • THD: ≦1%@1kHz
  • 周波数応答範囲 10Hz-35kHz
  • 有効周波数範囲:20Hz~20kHz(IEC60318-4、-3dB)

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/1_c3e96e98-b2ce-4846-8f5b-2f418fa950f5.jpg?v=1649417208

 

圧倒的なパフォーマンスと低価格を両立

 Moondrop Chuは、ブランドから最新のエントリーレベルのキラーIEMで、$19.99と非常に魅力的な価格になっています。このペアは、良い透明度とユーザーのための本格的なハイレゾ体験を生成する広い周波数応答と絶対に素晴らしいパフォーマンスを生成します。ハイレゾ体験が常に高価であるとは誰が言ったのでしょうか?Moondrop Chuは、お財布に優しい価格で品質を提供します。

 

10mm径複合振動板ダイナミックドライバーユニット

 Moondrop CHUは、片側10mmの高性能ダイナミックドライバーユニットを搭載し、コンポジットキャビティ構造を採用しています。高出力N52ネオジウム磁気回路と超薄型輸入CCAWボイスコイルを採用し、優れた透明度とディテールを持つ高効率な性能を獲得しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/2_0988c1f8-fdca-47b5-9f73-39750e1c4a5e.jpg?v=1649417229

 

MoondropのVDSFチューニングカーブに準拠

 CHUは、MoondropのVDSFターゲットレスポンスに準拠し、慎重に制御された音響カップリングキャビティを備えています。VDSFターゲットレスポンスは、複合的な要素によって音質を制御するパラメトリックターゲットです。これにより、周波数帯域全体にわたり、開放的な音場と鮮明な明瞭度を備えた高解像度のサウンドを出力することが可能になります。

 

快適な装着感を実現する新しいエルゴノミックデザイン

 Moondrop Chuは、合金から溶融・射出成型技術で製造された精巧なメタルハウジングを採用しています。また、人間工学に基づいた形状を採用し、快適な装着感を実現しています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/4_cbf9a508-f979-456d-accc-71e460afa3f7.jpg?v=1649417250

 

Moondrop Spring Tipsを標準装備

 Moondropの最新のSpring Tipsは、快適性に優れたシリコン製イヤーチップです。特殊な拡散構造により、不要な共振を抑え、音響性能を大幅に向上させます。Moondrop CHUには、このプレミアムなSpring Tipsが標準装備されています。

 

https://cdn.shopify.com/s/files/1/0031/0453/8673/files/5_4b28e2a1-5f84-4055-a282-578cdba1c2df.jpg?v=1649417273

 

レビュー記事

 

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価格と販売時期

 Moondrop CHUは、マイク付きとマイク無しの2種類で正式発売されます。価格は、マイクなしが$19.99から、マイク付きは$21.99になります。詳しくはこちらでご確認ください。

 

 

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HiFiGO買い物ガイド

 

  • 元記事の公開日:2022/04/08
  • 著者:HiFiGO

 

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【中華イヤホン Moondrop Aria Elven Maiden アウトラインレビュー】伸びやかで爽快感を兼ね備えたサウンドを持つニュートラルリスニングイヤホン

Moondrop Aria Elven Maiden

Moondrop Aria Elven Maiden

 

免責事項
  • このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

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こんな人におすすめ

  • のびやかな抜けのよいサウンドが好き
  • バランスの良いサウンドが好き
  • スタジオチューニングが好み

 

Moondrop Aria Elven Maidenの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Moondrop Aria Elven Maiden」です。

 Moondrop Aria Elven Maidenの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:20Hz~20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:122dB/Vrms
  • ケーブルコネクタ:0.78mm 2pin
  • 価格帯:5000円~10000円

 

パッケージ

 パッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容
  • イヤホン本体
  • イヤーピース
  • キャリイングポーチ
  • ピンセット
  • 交換用フィルター
  • 説明書など

 

Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden

Moondrop Aria Elven Maiden

 

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ビルドクオリティ

 ビルドクオリティは価格の標準を満たしています。

 

Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden

Moondrop Aria Elven Maiden

 

装着サンプル

 装着感はかなり良好です。

 

Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden
Moondrop Aria Elven Maiden

 

音質

 今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

 

 

 Moondrop Ariaはニュートラルを意識したスタジオチューンのイヤホンです。ただしモニターとして使うには鮮明感やマイクロディテールは悪くないにしても、構築感に欠けるため、音が柔らかく聞こえやすく、どちらかというとリスニング用途に適していますね。

 

 モニター用途としては中域が明るく聞こえる上位機種のStarfieldのほうがおそらく多くの人にとって優れており、同じ価格帯でもTripowin OlinaTin HiFi T3 Plusのほうが中域の表現力で勝っています。

www.audio-sound-premium.com

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 T3 Plusとはとくに、価格とオーディオスペック、サウンドバランスでほぼ完全に競合しており、ほとんど兄弟機のように瓜二つですが、それでも私はT3 Plusのほうがよりスタジオチューンの王道に近いので、そちらを高く評価します。

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 そういうわけで、私の中で順番をつけるとすれば、Olina>T3 Plus>Starfield>Ariaで、実際のところ使用頻度もOlinaが一番高いのですが、どれも解像度や歪率で非常に優れていて価格を超越しており、サウンドバランスもどれもニュートラルと言えるので、ぶっちゃけどれを選んでも大して変わらないと思います。

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:A+

 

 Ariaは価格帯で最も優れたイヤホンの一つであり、ほぼ完璧な質感、ライバルに勝る伸びやかさのあるサウンドが魅力です。現状、1万円前後でイヤホンがほぼ完成されていることを象徴する機種の一つであり、これ以上のお金をかけてもこれ以上のサウンドを見つけるのは難しいでしょう。

 

Moondrop Aria Elven Maiden

 

音質的な特徴
美点
  • みずみずしい
  • 高い解像度
  • ほぼ完璧な質感
  • 原音忠実度が高い
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 音像一貫性に優れる
  • 透明度の高い音
  • 前方定位的
  • 爽快感のあるサウンド
欠点
  • 鮮明感で少し物足りない
  • 深みに欠ける
  • 構築感で物足りない

 

 

総評

 Moondrop Ariaは非常に優れたニュートラル系リスニングモデルであり、のびやかで爽やかな音が好みなら文句なくおすすめできる優秀なイヤホンです。

 

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

$79.99

 

 
 
 
 
 

 

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【ニュース】ポータブルでありながらデスクトップ級!MoondropのCS43198搭載DAC/アンプ「Moondrop MoonRiver 2」が海外リリース!

Moondrop MoonRiver 2

Moondrop MoonRiver 2

 

 Moondropは非常に人気のある中華イヤホンブランドとして知られています。しかし、彼らのラインナップはインイヤーモニターに限られるわけではありません。今回Moondropは斬新なデザインのドングル型DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Moondrop MoonRiver 2」を海外リリースしました。日本国内の正式発売は今しばらく待つ必要がありそうです。

 

 

Moondrop MoonRiver 2の特徴

  • フラッグシップグレードのデュアルDACチップセット(2xCS43198)
  • 4チャンネル・フルバランス・アーキテクチャー
  • 強力なヘッドホン出力
  • デュアルヘッドホンポート(3.5mm SE+4.4mm Bal)
  • 究極のハイレゾデコーディングに対応
  • 交換可能なType-Cケーブルインターフェース
  • CNC削り出しアルミ合金製シャーシ
  • 銀メッキのType-Cケーブルを同梱

 

Moondrop MoonRiver 2の技術仕様

  • サイズ 容量:56.8×19.4×12.5mm
  • イヤホンジャック:3.5mm シングルエンド、4.4mm バランス
  • 周波数範囲:6Hz〜85000Hz (±1dB)
  • USBインターフェース:USB Type-C
  • ノイズフロア
    • 4.4mm: 1.5μV (AES17 20K Hz)
    • 3.5mm: 1.2μV (AES17 20K Hz)
  • THD+N
    • 3.5mm: 2Vrms 0.0008%@32Ω  
    • 4.4mm 4Vrms 0.00013%@300Ω
  • S/N比
    • 4.4mm: 131dB(A特性)  
    • 3.5mm:123dB (A特性)
  • ファームウェアアップグレード:対応
  • ゲインコントロール: High/ Low
  • ライン出力
    • 4.4mm:4Vrms(High)、2.8Vrms(Low)
    • 3.5mm:2Vrms(High)、1.4Vrms(Low)

 

 

隙のないシグナルプロセッシング

 ハイレゾリューションのロスレスオーディオフォーマットにおいてMoonRiver 2は高い互換性を有しており、オーディオファイルの再生に問題が生じることはありません。


 CDロスレスの16Bit/44.1kHzエンコードも、高画質マスタリングレベルの24Bit/192kHzエンコードも、対応ファイルが全く見つからないような32Bit/384kHzエンコードも快適です。DSD256の超高精細音源でも、問題なく対応できます。

 

 

プレミアムハイエンドデコードチップ

 Moondrop MoonRiver 2には、世界的なオーディオ集積回路メーカーであるシーラス・ロジックのフラッグシップ製品で希少価値の高いDACチップ「CS43198」が2基搭載されています。デジタル・アナログ変換性能は多くの人の期待以上であることが約束されており、超低歪と高S/N比を実現しており、ポータブルオーディオ体験にかつてないパフォーマンスをもたらします。

 

高精度のCNC機械加工プロセスによるプレミアムビルド

 Moondrop MoonRiver 2は軽量なアルミニウム合金を用いて高精度のCNC機械加工プロセスで造型されています。独特の美しい外観は質感的にも優れ、頑丈で、しかも軽量で快適に持ち運べます。

 

 

十分すぎるほどパワフルな駆動力

 高性能デュアルオペアンプチップを2基搭載したことによる4チャンネル回路を実現し、最大4Vrmsのバランス出力を実現しています。MOONRIVER2を使えば、高音質インイヤーモニターへの電源供給が容易なだけでなく、インピーダンス300Ωまでのスタジオ級ヘッドホンと接続しても十分な出力を得られます。4.4バランス出力にはハイゲインモードが搭載されており、大食いのヘッドホンですら強力にドライブします。

 

 

ポータブルデバイスで究極のパフォーマンス!もはやデスクトップ級

  • 131dB ダイナミックレンジ
  • 0.0001x%という超低THD
  • 116dB以上のS/N比

 これらのスペックを確認するだけでも、MoonRiver 2がポータブルデバイスで最高水準のスペックを実現しており、デスクトップクラスの製品に引けを取らないということがおわかりいただけるでしょう。

 

 

海外レビューによる高評価

 MoonRiver 2に関してはL7Audiolabのレビューが公開されています。Moondropの公式測定結果とは細かな差異があるものの、Moondropの主張するスペック水準は検証測定でも確認されています。ただし、公式のスペックどおりシングルエンドのパフォーマンスは落ちていることが確認されるため、できればバランス接続用のデバイスとして使うことが推奨されます。

 

 

レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

www.ear-phone-review.com

 

 

価格と販売時期

 Moondrop MoonRiver 2の日本国内での正式発売時期と希望小売価格は不明です。グローバル版はHiFiGOなどから$189.99で注文可能ですが、Moondropは日本国内については正規代理店を通じての購入を推奨しており、並行輸入はサポート外になるなど不利益が大きい可能性があるので個人的にも推奨しません

 

Moondrop MoonRiver 2

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop、「Aria Elven Maiden」限定版IEMを発売!

Moondrop Aria Elven Maiden

Moondrop Aria Elven Maiden

 

 

 Moondrop Ariaは、世界中の多くのオーディオ愛好家に愛用されてきました。その魅力的な価格帯で、目を見張るようなパフォーマンスを発揮し、人々に愛されてきました。Moondropは最近、Ariaの新しい限定版を発売しました。Ariaを全く新しいアバターで体験するチャンス、新製品Moondrop Aria Elven Maidenを紹介します。

 

 これはオリジナルのAriaと同じシングルダイナミックLCPダイヤフラムドライバー構成で、価格も同じ$79.99となっています。

 

 

 このたび発売されたMoondrop Aria Special Elven Maiden Editionは、マットブラックとターコイズブルーの組み合わせが非常に美しい、新しいルックスのモデルです。Moondropの代表作であるAriaに、翼とハープをモチーフにしたユニークで美しいアバターが誕生しました。数量限定生産ですので、ご希望の場合はこちらからお早めにお買い求めください。

 

www.youtube.com

 

Aria Elven Maidenの特徴

  • 素敵な新しいデザイン
  • 10mmデュアルキャビティダイナミックドライバが生み出す強力なパフォーマンス
  • LCP(液晶ポリマー)ダイアフラムと高解像度の透明度
  • N52ネオジム磁石による強力な磁束
  • 真鍮製インナードライバーキャビティ
  • CCAWボイスコイル
  • 人間工学に基づいた軽量なイヤーキャビティ

 

Aria Elven Maidenの技術仕様

  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:122dB/Vrms
  • 周波数応答:5Hz-36kHz
  • 有効な周波数範囲:20Hz-20kHz

 

 

大人気のAriaが、まったく新しいデザインで登場

 世界中の多くのオーディオ愛好家、そして一般ユーザーから愛されてきたMoondrop Aria。そのAriaが、Moondropによってまったく新しいデザインで生まれ変わりました。デザインコンセプトは翼とハープにインスピレーションされており、オリジナル版のAriaのマットブラック仕上げの代わりに、Aria Elven Maiden Editionでは新しいターコイズデザインで生まれ変わったAriaを得ることができます。

 

Aria Elven Maidenで自然なサウンドを体感

 新しいAria Elven Maiden Editionですが、ドライバーの構成とチューニングはオリジナルのAriaと同一です。すなわちそれはオリジナルと同様に、広い周波数スペクトル全体で優れたトランジェントと高解像度の透明度を約束するLCP(液晶ポリマー)ダイヤフラムと10mmのデュアルキャビティ磁気ダイナミックドライバを収容しています。オリジナルのAriaに対する何百ものポジティブなフィードバックが、その優れたサウンドパフォーマンスについて多くを語っていると推測します。

 

 

HRTF周波数カーブ

 Moondropは、HRTF(頭部伝達関数)とRoom Response Functionの周波数カーブに準拠したチューニングをAria Elven Maidenに施しています。現代のレコーディングに最適化され、広いサウンドステージを持つスムーズなサウンドをユーザーに提供します。

 

交換可能な銀メッキケーブル

 外装にナイロン編組を施した高品質の銀メッキケーブルを採用しています。ケーブルには0.78mmの2pinコネクターを採用し、イヤーシェルとの接続を簡単かつ強固にしました。イヤホンとの相乗効果で高いパフォーマンスを発揮しますが、お好みで簡単に交換することができます。

 

 

レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

 

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価格と販売時期

 Moondrop Aria Elven Maiden Special Editionは、在庫限りとなります。ご希望の場合はお早めにご注文ください。オリジナルのAriaと同じ価格、$79.99で購入できます。

 

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

Moondrop Aria Elven Maiden Special Edition

$79.99

 

 
 
 
 
 

 

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HiFiGO買い物ガイド

 

  • 元記事の公開日:2022/03/07
  • 著者:HiFiGO

 

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【中華イヤホン Moondrop Starfield アウトラインレビュー】優れた質感表現を実現する明るい音場を持つニュートラルサウンド

Moondrop Starfield

Moondrop Starfield

 

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  • このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

 

こんな人におすすめ

  • モニタースピーカーの音が好き
  • 中域にこだわる
  • 明るく透明感のあるサウンドが好き
  • ボーカル重視
  • エレキギター重視

 

Moondrop Starfieldの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Moondrop Starfield」です。

 Moondrop Starfieldの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:10Hz~36kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:122dB/Vrms
  • ケーブルコネクタ:0.78mm 2pin
  • 価格帯:10000円~20000円

 

パッケージ

 Starfieldのパッケージはエコで簡素ですが、付属品は揃っています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • イヤホン本体
  • イヤーピース
  • ピンセット
  • キャリイングバッグ
  • 説明書類

 

Moondrop Starfield
Moondrop Starfield
Moondrop Starfield
Moondrop Starfield

 

ビルドクオリティ

 イヤホン本体はオシャレなデザインですが、ビルドクオリティが高いかと言われると、本体はなかなか悪くない気もしますが、ケーブルなんかはラーメンみたいでちょっと安っぽいかなと思います。若干絡まりやすいケーブルですが、タッチノイズはあまりありません。

 

Moondrop Starfield
Moondrop Starfield

Moondrop Starfield

 

装着サンプル

 耳への収まりはよく、装着感は良好です。

 

Moondrop Starfield
Moondrop Starfield
Moondrop Starfield
Moondrop Starfield

 

音質 

 今回は標準イヤーチップ(シリコン) Lサイズを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

 

 Moondrop Starfieldはかなりニュートラルなサウンドバランスになっています。

 

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:A+

 

 Moondrop Starfieldは優れたサウンドバランスを持っており、私のリファレンスイヤホンの一つです。Moondrop Aria 2が出たとき、購入しなかったのもStarfieldがあったためです。Moondrop Ariaを私は測定したことがありませんが、店頭で詳細に聴き比べを行ってAriaよりStarfieldのほうが優れているように感じられたため、Ariaを購入しませんでした。

www.audio-sound-premium.com

 

 一方でTinHiFi T3 PlusはStarfieldを音質のほとんどの面で打ち負かしており、とくに中域で勝っています。さらにビルドクオリティもStarfieldより優れています。私の中でのリファレンスとしての序列もStarfieldよりも上位です。

www.audio-sound-premium.com

 

 つまり、私のおすすめ度順に並べると、TinHiFi T3 Plus>Moondrop Starfield>Moondrop Ariaです。

 

 同じ価格帯で私がリファレンスとしているイヤホンにfinal A3000があります。A3000は定位感でより優れますが、中域の質感はStarfieldのほうが正確です。しかし解像度などオーディオスペックの点でA3000のほうが優れており、一般的にはA3000のほうが格上のサウンドを持っています。少なくとも私はA3000のほうがStarfieldより優れていると考えており、A3000のパフォーマンスは価格を大きく越えていると思っていますが、Starfieldはそれほどコスパで優れているとは思っていません。私にはStarfieldの音が少し明るすぎるのもあるでしょう。どちらかというと、より中域で暗いA3000を好みます。

www.audio-sound-premium.com

 

 ではKATOとは?

 

 KATOは明らかにオーディオスペックで優れています。サウンドバランスはほとんどそっくりにも関わらず、実際にはそれなりの差があります。KATOは改善されたKXXSで、高域でより正確にチューニングされているため、定位で優れています。したがって、モニターイヤホンとしてはStarfieldよりKATOが優れています。スペック面でKATOが大幅に優れていることもKATOを優位にしているでしょう。KATOは最上級のハイエンドイヤホンと勝負できるイヤホンだからです。

www.audio-sound-premium.com

 

 それに比べてStarfieldは、中域の質感はKATOより正確で、全体として価格以上ではあるものの、その常識をそれほど越えない水準にとどまります。つまり、ここで言いたいのは、私にとってKATOとStarfieldの差は価格差以上に思えるということです。

 

 どちらにせよ、より安い価格帯の化け物じみたイヤホンであるTinHiFi T3 Plusに比べると、Starfieldはわりと常識的なイヤホンです。

 

Moondrop Starfield

 

音質的な特徴
美点
  • 正確な質感表現
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 全体の原音忠実度が高い
  • 透明度の高い音
  • 明るい音
欠点
  • 没入感に欠ける
  • 高域の拡張性が足りない
  • 低域の深さに欠ける

 

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総評

 1万円台で優れたニュートラルサウンドのイヤホンを求めているなら、Moondrop Starfieldは悪くない選択肢です。その性能が価格の標準以上であることは間違いありません。しかし、少し視野を広げてみると、その周辺にはより優れたイヤホンがたくさん存在していることに気づきます。TinHiFi T3 Plus、final A3000は一般的にStarfieldより高いパフォーマンスを発揮します。そしてすぐ上のKATOは価格差以上に優れた選択肢であり、Starfieldを我慢してKATOを買うことを検討すべき十分な根拠があります。つまりStarfieldは中途半端です。

 

Moondrop Starfield

Moondrop Starfield

¥15,300(税込)

 
 
 
 
 

 

【関連記事】


【コラム】Moondrop Quarksの海外レビューまとめ

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

 

 Moondropのエントリークラス中華イヤホン「Moondrop Quarks」の海外レビューをまとめて紹介します。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop Quarksの特徴

  • 外付けN52磁気構造の6mmダイナミックドライバー
  • ボイスコイルは輸入品のCCAWを使用
  • 自然でニュートラルな音色と高解像度の透明感
  • 完全に密閉されたフロントキャビティデザイン
  • ノイズアイソレーション機能により、外部ノイズを低減
  • HRTFに準拠した周波数カーブ
  • 独自の制振構造を採用
  • 砲弾型のコンパクトな工業デザイン

 

Moondrop Quarksの技術仕様

  • ドライバーサイズ:6mmマイクロダイナミックドライバー
  • 周波数特性:4Hz-43kHz(IEC61094, Free Field)
  • 有効周波数特性:20Hz-20kHz(IEC60318-4, -3dB)
  • 感度:116dB/Vrms(@1kHz)
  • インピーダンス:16Ω
  • THD+N:<1%@1kHz

 

Moondrop Quarks

 

HRTFの周波数カーブに沿ってチューニングされたニュートラル・サウンド

 Moondropは、この2年間で数え切れないほどQuarksのチューニングを調整してきました。このペアは、HRTF(Head Related Transfer Function)の周波数カーブに従ったチューニングを手に入れました。Quarksは、広い音場と広い周波数応答範囲での高解像度の明瞭さで、さまざまなジャンルを補完する自然でナチュラルなサウンドチューニングをもたらします。

 

Moondrop Quarks

 

海外レビューの紹介

※動画は字幕で翻訳されているものがあります。字幕をONにすることをオススメします。字幕の日本語訳が表示されない場合は動画の右下にある「Youtube」をクリックしてYoutubeの本サイトで再生すると翻訳字幕で見られるようになります。

 Moondrop Quarksは、その低い提示価格にしては非常に優れています。非常に心地よいサウンドのイヤホンであり、そのトーンバランスはこのような予算額では前代未聞です。残念ながら、技術的には$20程度のイヤホンと比べても見劣りしますが、これは超お手頃な価格のために仕方ない妥協点でしょう。しかし、このような良いチューニングのためのこの犠牲は、それ以上の価値があります。

 

長所:

  • 低音のパンチがあり、濁りのない音
  • 優れた中音域の階調性
  • オーディオの全帯域で良好なコヒーレンス(音像一貫性)
  • 非攻撃的な高音

短所:

  • 高音域の解像度が不足している
  • 限られたサウンドステージング能力
  • 平均的な高音域の伸び
  • 脱着不可のケーブル

 

https://www.headphonesty.com/2021/09/review-moondrop-quarks-iems/

 

www.youtube.com

 

 Moondrop Quarksは、超低予算のセグメントに、よりオーディオマニア向けのチューニングを施したサウンドを提供しようとするIEMです。そして、彼らはそれを見事にやり遂げたと思います。それはMoondrop SSRによく似たサウンドですが、当然のことながら、より高価な対応製品の技術的性能には全く及びません。しかし、ニュートラルで色付けのないIEMを探しているなら、この価格帯でQuarksを超えるものは見つからないと思います。

 

長所:

  • 階調バランス
  • ディテールと全体の解像度
  • 小さなフットプリント
  • 自然な音色

短所:

  • 低音に重みがない
  • 低音のインパクトに欠ける
  • 駆動がかなり難しい

 

https://primeaudio.org/moondrop-quarks-review-budget-neutral-iem/

 

www.youtube.com

 

 Quarksは、どちらかというとリラックスして楽しく聴けるようなバランスのサウンドです。低音も控えめで、音のまとまりも良いので、ポップス系の曲を中心に聴くのに使っています。簡単に言うと、Quarksの値段でこれ以上のものはないでしょう...。

 

長所:

  • 安い
  • かわいい
  • チューニングが良い
  • 品質と美観が良い

短所:

  • 中音域の音質が若干悪い
  • マイクロフォニックス
  • マイクがない
  • 中途半端なポーチ

 

https://perrivanaudio.com/moondrop-quarks-review/

 

www.youtube.com

 

 Moondrop Quarksは最初のファンファーレで目立つ存在になることを期待しましたが、結果は残念でした。実際のところ、Quarksの良いところはチューニングターゲットだけで、他のすべて(例えば、ビルドクオリティ、低音パフォーマンス、音色など)の点では平凡だからです。

 

 ニュートラルなチューニングの格安IEMが欲しいなら、Moondrop Quarksは検討する価値があります。ただし、サードパーティ製のイヤーチップを容易しておいてください。それでも、Moondrop Quarksは、私が期待した低価格の奇跡のイヤホンではありません。つまり、価格以上の何かではなく、単なる選択肢の一つといった具合です。

 

長所:

  • おそらく最も安価なニュートラル・チューニングのイヤホン
  • 小さなシェルは軽量で快適
  • 中音域の透明感

短所:

  • Moondrop Quarksはプラスチック製のシェルが壊れやすい
  • 低音の響きが足りない
  • 乾いた音質
  • 全般的に技術的に劣る

 

https://www.audioreviews.org/moondrop-quarks-kmmbd/

 

www.youtube.com

 

 

まとめ

 Moondrop Quarksはサウンドバランスは良いようですが、技術的には価格なりという評価が多そうですね。駆動力が必要という意見も多いようですが、スペック的に駆動力を必要とするようには見えないですね。まあ、実際のところは手に入れて試してみないとわかりません。

 

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

¥1,980(税込)

 

 
 
 
 

 

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【特集】1万円以下で選ぶ!低コスト派におすすめの高コスパ中華イヤホン 2022

1万円以下で選ぶ!低コスト派におすすめの高コスパ中華イヤホン 2022

 

 中華イヤホンの品質は日々進化しています。現在は1万円以下でも十分な品質の中国製IEMが手に入るようになっており、オーディオファンがさらなるステップアップをする入り口となっています。

 

 この記事ではお財布に優しい価格で、高品質なサウンドを提供するエントリーレベルの中華イヤホンを紹介します。

 

CCA CRA

CCA CRA

CCA CRA

 

 低価格中華イヤホンで圧倒的な人気を誇るブランドの一つであるKZの姉妹ブランドCCAの最新中華イヤホン「CCA CRA」は2022年現在、最も注目を集めている製品の一つです。

 

 CCA CRAの特徴は、低価格ではありえない3.8μの超薄型振動板を採用していることです。超薄型の振動板は一般に機敏で応答性能がよく、繊細な音楽の響きを再現できます。CCA CRAでは高域の伸びが改善され、7K~18Khzの高い周波数領域でも細部まで聴き取ることができます。さらに、アップグレードされたデュアル・マグネティック・ドライバー・スピーカーにより、低域がより際立ち、ボーカルと楽器音の分離が良くなりました。CRAに搭載された振動板の性能は、市場のほとんどの製品を上回るものです。

 

CCA CRA
CCA CRA

 

CCA CRAの特徴
  • 伸びやかでダイナミックなサウンド
  • 深みのある低域
  • 超薄型振動板の生み出す優れたレンジ感

 

CCA CRAについての記事

 

 

Cat Ear Mimi

Cat Ear Mimi

Cat Ear Mimi

 

 インナーイヤー型で$15程度で買えるCat Ear Mimiはあまり知られていませんが、一部で非常に高い評価を得ています。

 

 多くのレビュアーが言うところによると、中域の透明度が高く、明るい高域と合わさってディテール感のあるサウンドを持っているようです。廉価な製品ですが、パッケージもおしゃれでプレゼント用にも良さそうですね。

 

Cat Ear Mimi
Cat Ear Mimi
Cat Ear Mimi
Cat Ear Mimi

 

Cat Ear Mimiの特徴
  • 心地よいウォームサウンド
  • 透明度の高い中域
  • 高い解像度

 

Cat Ear Mimiについての記事

 

Cat Ear Mimi

Cat Ear Mimi

Cat Ear Mimi

$12.99

 

 
 
 
 
オススメ

 

Tripowin Leá

Tripowin Leá

Tripowin Leá

 

 Tripowin Leȧは、最新世代の液晶ポリマー(LCP)振動板ドライバーを採用し、優れたトーンバランスとオーディオの解像度を実現しています。このドライバーは、他社製の超人気モデルにも採用されている10mmドライバーですが、通常のサウンドチューブではなく、アコースティックチャンバーを設けることで、その性能をさらに高めています。音導管を排除することで、不要な高調波共振を抑えながら、よりリアルな音場と奥行きを実現しています。前世代の10mmダイナミックドライバーと比較して、このLCPダイアフラムは表面張力と抵抗がよりタイトになり、より素早いレスポンスと聴きやすい音質の改善を可能にしました。ダイナミックドライバーのカテゴリーにおいて、次世代の高解像度を実現します。

 

 価格は3000円以下という廉価ながら、ハイエンドクラスに匹敵する解像度と低い高調波歪みのハイクオリティサウンドを持っており、辛口のオーディオマニアでも思わず唸らされてしまうことでしょう。

 

Tripowin Leá
Tripowin Leá

Tripowin Leá

 

Tripowin Leáの特徴
  • ボーカルが美しい
  • 透明度の高い中域
  • 高い解像度

 

Tripowin Leáについての記事

 

Tripowin Leá

Tripowin Leá

 

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

 

 わずか2,000円程度で買えるドラムタイプのかわいいイヤホン「Moondrop Quarks」はしかし、丁寧なチューニングでなめらかかつ自然なサウンドを実現しています。6mm径のドライバーの振動板にはポリマー素材を用い、プレミアムレベルのネオジム磁石で構成された外部磁気構造、CCAWボイスコイルなど、低価格でも最高のパフォーマンスが実現できるよう最善のビルドが施されています。

 

 MoondropはこのイヤホンのためにHRTF(頭部伝達関数)を参考にして細やかな調整を行い、広い音場と高解像度の明瞭さを実現しつつ、自然でナチュラルなサウンドが実現されるようチューニングに苦心を重ねました。とくに力を入れたのは高域の制振で、不要なリンギングを極力排除することで自然な倍音表現をもたらす、なめらかな周波数応答を実現しています。

 

Moondrop Quarks
Moondrop Quarks
Moondrop Quarks
Moondrop Quarks

 

Moondrop Quarksの特徴
  • ボーカルが美しい
  • 自然でなめらかな高域の抜け
  • 自然な倍音表現

 

Moondrop Quarksについての記事

 

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

Moondrop Quarks

¥1,980(税込)

 

 
 
 
 
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Astrotec Vesna

Astrotec Vesna

Astrotec Vesna

 中華イヤホンブランドとしてはそれほど有名ではないAstrotecですが、一部では非常に高い人気を誇っています。その最新製品であるVesnaは、手頃な価格のパッケージのよくできた弾丸型イヤホンです。

 

 Vesnaは非常にニュートラルかつ詳細なディテールを強調した明るいサウンドを持っており、モニター的な音が好きな人には優れたコストパフォーマンスを提供してくれるでしょう。低価格ありながら、iPhoneやスマートフォン用に使えるUSB Type-Cコネクタが付いているのも注目ポイントです。

 

Astrotec Vesnaの特徴
  • 分析的で繊細
  • 明るくきらめく音
  • 軽やかな音だが低音が少し薄い

 

Astrotec Vesnaについての記事

 

Astrotec Vesna

Astrotec Vesna(Vesna EVO)

Astrotec Vesna(Vesna EVO)

$19.90

 
 
 
 
 
オススメ

 

Geek Wold GK10

Geek Wold GK10

Geek Wold GK10

 

 Geek Wold GK10は2021年、最も話題となった中華イヤホンの一つであることはすでに間違いありません。5000円クラスでありながら豪華な2DD+1BA+2ピエゾのトライブリッドドライバー構成となっており、$200クラスに匹敵するという衝撃的なインプレッションとともに、たちまち熱狂と議論を巻き起こしました。

 

 オーディオコミュニティのほぼ全てが一時期このイヤホンに釘付けとなりましたが、その評価は最終的には分かれます。実力派のオーディオマニアはすぐにGK10の中低域にある弱点を見抜き、ビルドクオリティがチープな点からも、高い評価を下しませんでした。しかし、より一般的なオーディオファンはそのバランスの取れたリスニングサウンドを高く評価し、熱狂しました。

 

 GK10の最大の功績はオーディオコミュニティに活気をもたらし、技術的で多様な情報がもたらされたことです。GK10はたしかに価格帯最高の製品ではありませんが、オーディオファンたちが寄せた信頼できる情報が集積されており、その製品の全体像は明らかになっているために、購入の判断材料に困ることはありません。そして、サウンドは快適なリスニング環境を求めるリスナーには最適と言えるバランスになっています。

 

 たしかにそれは$200クラスに匹敵するかというと難しい機種でしたが、多くの人を熱狂させた魅力は結局のところ、コミュニティの多数の検証によりほぼ追認されています。温かみのある、少しゆったりした、充実度の高いリスニングサウンドが好きなら誰でも、GK10で熱狂することができ、それを愛おしく思うでしょう。

 

Geek Wold GK10
Geek Wold GK10

Geek Wold GK10

 

Geek Wold GK10の特徴
  • 滑らかで温かみのあるサウンド
  • 聴き心地が良い
  • 軽量な装着感

 

Geek Wold GK10についての記事

 

Geek Wold GK10

Geek Wold GK10

Geek Wold GK10

¥5,488(税込)

 

 
 
 
 
オススメ

 

 

Kinera BD005 Pro

Kinera BD005 Pro

Kinera BD005 Pro

 

 Kineraは価格帯に関係なく、常に素晴らしいサウンドとデザインを提供してくれる高品質なIEMメーカーです。BD005 Proは1万円以下という廉価な価格で、聴き心地がよくソリッド感のあるサウンドシグネチャーを提供しています。 Kinera BD005 Proは魅惑的で滑らかなトーンを生み出すことに成功した、暖かい音色を体験できます。

 またKineraの優れた外観デザインはこの価格帯でも色褪せることはありません。BD005 Proのフェイスプレートは透けるように美しく輝き、耳元で燦然と輝きます。3通りの透明感のあるカラーリングから好みに合ったものを選ぶことができ、低価格でありながら高級イヤホンのような彩りを感じることができます。

 

Kinera BD005 Pro
Kinera BD005 Pro

Kinera BD005 Pro

 

Kinera BD005 Proの特徴
  • 繊細で明るい解像感のある高域
  • 美しいフェイスプレートデザイン
  • つけ心地が良い

 

Kinera BD005 Proについての記事

 

Kinera BD005 Pro

Kinera BD005 Pro

Kinera BD005 Pro

¥6,890(税込)

 

 
 
 
 
オススメ

 

QOA Vesper

QOA Vesper

QOA Vesper

 

 Kineraの姉妹ブランドであるQOA(Queen of Audio)は、1万円未満のVesperで姉妹ブランドに劣らない、非常に優れた品質のIEMを提供しています。ゆったりとしたホールのような音場感を持ち、質感表現ではVesperは価格以上のものがあります。低域が少し強調されたQOAらしいウォームサウンドがしっかりとしたインパクトと充実感を提供し、卓越したレイヤリングを実現しています。

 

 また、Vesperの芸術的なフェイスプレートと工作精度の高い美しいケーブルは、1万円以下で手に入るIEMの中では、おそらく一番格好いいデザインであると思う人が多いでしょう。

 

QOA Vesper
QOA Vesper

 

QOA Vesperの特徴
  • 温かみのあるウォームサウンド
  • 美しいフェイスプレートデザイン
  • つけ心地が良い

 

QOA Vesperについての記事

 

QOA Vesper

QOA Vesper

QOA Vesper

¥6,890(税込)

 

 
 
 
 
オススメ

 

 

Moondrop Aria

Moondrop Aria 2

Moondrop Aria 2

 実力派オーディオマニアが高く推奨する製品を継続的に送り出してきたのがMoondropです。その安定した製造品質とオーディオマニア向きのニュートラルサウンドは、音楽に造詣が深いリスナーほど感銘を受けてきました。同ブランドの最新のエントリーモデルである「Aria 2」もそのチューニングスタイルと製造品質を十分に実現しています。逆に言えば、音質的に、一般的なリスナーには硬質できらびやかすぎるところもあるということです。

 

 バランスが良く、詳細でディテール感があるクリスタルクリアなサウンドが好みで、とくにボーカルパフォーマンスで高い満足度を得たい場合、Aria 2は価格帯の「女王」と呼ぶにふさわしい、最高のエントリーモデルの一つとなります。

 

Moondrop Aria

Moondrop Aria

 

Moondrop Ariaの特徴
  • 透明感と鮮明感を重視したニュートラルサウンド
  • ボーカルが美しい
  • 深みのある低域

 

Moondrop Ariaについての記事

 

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Moondrop Aria

Moondrop Aria

¥8,927(税込)

 
 
 
 
 
 
オススメ

 

 

TINHiFi T3 Plus

TINHiFi T3 Plus

TINHiFi T3 Plus

 

 TinHiFi T3 Plusは、ダブルキャビティデザインの10mmダイナミックドライバーを搭載しています。強力な磁束を生み出す高性能磁気構造を内蔵し、ボイスコイルとダイアフラムコイルのスムーズな動きを実現しています。ドライバーには高品質の液晶ポリマー(LCP)振動板を採用し、不要な振動を抑えることで、歪みの少ない高品質なパフォーマンスを実現しています。

 

 また外観も魅力的です。Tin HiFi T3 Plusのイヤーシェルは、肌に優しい高品質の樹脂素材を使用しており、エレガントなマーブル模様のフェイスカバーを採用しています。イヤーシェルはただ軽量であるだけでなく、宝飾品のように美しく、耐久性に優れた堅牢な作りになっています。

 

TINHiFi T3 Plus
TINHiFi T3 Plus

Tin HiFi T3 Plus

 

TINHiFi T3 Plusの特徴
  • 透明感と鮮明感を重視したニュートラルサウンド
  • ボーカルが美しい
  • まろやかで明るい美音系サウンド

 

TINHiFi T3 Plusについての記事

 

Tin HiFi T3 Plus

Tin HiFi T3 Plus

Tin HiFi T3 Plus

$69.00

 
 
 
 
 
 
オススメ

 

DUNU TITAN S

TINHiFi T3 Plus

DUNU TITAN S

 

 DUNUの最新製品「DUNU Titan S」は、サイバーパンクをイメージしたメタリックなイヤーキャビティと2pinの着脱式ケーブルで構成され、Titanシリーズのルック&フィールを一新しています。Titanは、11mmダイナミックドライバーを核に現代に生まれ変わりました。搭載されているドライバーは、多層ポリコンデッセートLCP振動板と軽量なCCAWボイスコイルを採用しています。

 

 DUNU Titan Sは、サイバーパンクをイメージした高級感のあるイヤシェルに、耐久性に優れ、軽量な亜鉛合金素材を使用しています。アンチレゾナンス・デュアルチャンバーデザインを採用し、キャビティ内の信号による共振を効果的に低減します。また、人間工学に基づいた形状により、快適な装着感を実現しています。

 

DUNU Titan S

DUNU Titan S

 

DUNU TITAN Sの特徴
  • サイバーパンクデザイン
  • ニュートラルチューニング
  • クリーンな中域

 

DUNU TITAN Sについての記事

 

DUNU Titan S

DUNU Titan S

 

 

ThieAudio Legacy 2

ThieAudio Legacy 2

ThieAudio Legacy 2

 

 大手オーディオショップ「Linsoul」と関係が深いブランドが「ThieAudio」です。オーディオショップ系ブランドの強みとして、ユーザーの嗜好を売上情報などから的確に把握できる点があります。ThieAudioの「Legacy」シリーズは実力派オーディオマニアが納得する製品ラインナップであり、音に造詣が深い人ほど優先して購入している、知る人ぞ知る鉄板シリーズです。

 

 そのエントリーモデルである「ThieAudio Legacy 2」はとくに良質なニュートラルサウンドで知られており、エントリーモデルでありながら、この粒ぞろいのシリーズの中で最も評価が高いモデルでもあります。1万円前後の懐に優しい価格で、バランスが最善に近い、完全にオーディオマニア向きのサウンドを手に入れることができます。

 

ThieAudio Legacy 2
ThieAudio Legacy 2
ThieAudio Legacy 2
ThieAudio Legacy 2

 

ThieAudio Legacy 2の特徴
  • 透明感と鮮明感を重視したニュートラルサウンド
  • ボーカルが美しい
  • 美しいフェイスプレートデザイン

 

ThieAudio Legacy 2についての記事

 

ThieAudio Legacy 2

ThieAudio Legacy 2

ThieAudio Legacy 2

¥9,248(税込)

 

 
 
 
 
オススメ

 

TRN VX Pro

TRN VX Pro

TRN VX Pro

 

 TRNは今年、そのイヤホンラインナップで最も人気のあるモデルのひとつである「TRN VX」を再調整してリリースしました。人気があった軽量で頑丈な、高精度のCNC加工された航空宇宙グレードのアルミニウムシェルはそのままに、デザインとサウンドをより洗練した上位モデル「TRN VX Pro」をリリースしました。

 

 一般に多くのドライバーを搭載するほど音の表現の幅は広がりますが、その間のバランスを取り、一体的な音響として仕上げるのは困難を伴います。しかし、TRNは1DD+8BAという驚異的な数のドライバーをコンパクトな筐体の中にうまく収めることに成功し、しかもサウンドの統一感を損なうことなく、流麗でダイナミックなサウンドを実現しました。やや高域で派手さが出る華やかで繊細さのあるサウンドは、音楽の細部をきらびやかに浮き上がらせ、緻密で精細感のあるディテールと、抜けが良く広く感じられる中域を実現しています。

 

TRN VX Pro
TRN VX Pro
TRN VX Pro
TRN VX Pro

 

TRN VX Proの特徴
  • 繊細できめ細やかな高域
  • ややすっきりとした、広く聞こえる中域
  • 軽量でつけ心地が良い

 

TRN VX Proについての記事

 

TRN VX Pro

TRN VX Pro

TRN VX Pro

¥9,834(税込)

 

 
 
 
 
オススメ

 

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【中華イヤホン Moondrop KATO アウトラインレビュー】優れたバランス。くっきり解像度のモニター的なスチールフィルタと響きの穏やかなリスニングライクのブラスフィルタ。一粒で二度美味しい

Moondrop KATO

Moondrop KATO

 

免責事項
  • このレビューは「私的な購入品」または「対価を払ってレンタルした商品」に基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

Moondrop KATO

 

こんな人におすすめ

  • 解像度の高いサウンドが好き
  • モニタースピーカーの音が好き
  • コスパに優れたイヤホンが欲しい
  • とにかく曲の隅々まで確認したい

 

Moondrop KATOの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「Moondrop KATO」です。

 Moondrop KATOの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 周波数特性:20Hz~20kHz
  • インピーダンス:32Ω
  • 感度:123dB/Nrms
  • ケーブルコネクタ:0.78mm 2pin
  • 価格帯:20000円~30000円

 

パッケージ

 パッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • イヤホン本体
  • キャリイングケース
  • キャリングポーチ
  • チューニングノズル
  • イヤーピース(2種類)

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

 外観のビルドクオリティは価格の標準を十分満たしています。

 

Moondrop KATO
Moondrop KATO
Moondrop KATO
Moondrop KATO

 

装着サンプル

 装着感はかなり良好ですが、金属ハウジングのせいか少し硬い感触です。また清泉イヤーピースは傘の形状のせいか、若干おさまりが悪いように思います。

 

Moondrop KATO
Moondrop KATO
Moondrop KATO
Moondrop KATO

 

音質 

 Moondrop KATOはかなりニュートラルに近くチューニングされており、わずかに奥行き感が強調されています。左右の音が少し耳元を離れて前方に位置する、前方定位するモニタースピーカーを意識してチューニングされているようです。

 

 上に示したカプラーの測定値には共振ピークで周波数特性に違いが出ていますが、実際にはノズルの違いは周波数特性に影響をほとんど与えない(HATSの測定結果ではほぼ変わりません)と思われます。一方でノズルの違いにより耳元での音の響き方が変わるため、Brassノズルでは響きが増え、解像度が落ち、柔らかいマイルドな聞き心地になるでしょう。音の変化はレコーディングシグネチャーでご確認ください。

 

 今回は標準イヤーチップ(清泉) LサイズとSteelノズルを使い、FiiO M15で駆動してレビューします。

 

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評(括弧内はBrassノズル)
  • 原音忠実度:A+
    おすすめ度:S+(A+)
    個人的な好み:B-(A+)

 

 この価格帯で最もクリアで解像度の高いモニタースピーカーのようなイヤホンが欲しい場合、Moondrop KATOがその最高の候補です。のみならず、この上の価格帯を探してもこれ以上はほとんど望めないというくらい、スペック的にも優秀です。

 

 個人的にはSteelノズルの場合、よくできたイヤホンですが、とくに面白いとは思いません。むしろBrassノズルのほうが響きが加わり、まろやかになり、解像度は落ちるものの、味わいが出てきて好きです。

 

音質的な特徴
美点
  • 全体的な明瞭度が高く、解像度に優れる
  • ほぼ完璧なモニタースピーカーサウンド
  • 全体の原音忠実度が高い
  • 透明度の高い音
  • ノズルシステムにより解像度を調整できる
欠点
  • 没入感に欠ける
  • 高域の拡張性が足りない
  • クリアすぎて広がりに欠ける人工的な低域
  • 低域の深さに欠ける

総評

 Moondrop KATOは高い解像度と抜群に低いTHD、そしてモニタースピーカーにほぼ完全に近づけた前方定位感のあるフラットサウンドを提供する非常に優れたモニターイヤホンです。さらにノズル交換により響きを増大させ、解像度を調整することでよりリスニングライクな音を実現することもできます。個人的に全体のコンセプトと音作りに心から称賛を惜しまない機種ですね。これ以上のイヤホンはそうそうありません。

 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop、IEMアップグレードケーブル「Line "K"」とKATO用の予備交換ノズルフィルタを発売

Moondrop Line K

Moondrop Line K

 

 

 Moondropの最新作KATOは、コミュニティから好評を博しています。このペアは、世界中のオーディオファンから多くの愛と賞賛を受けました。発売と同時に、Moondropは特別なLine "K"ケーブルを予約注文のオマケとして同梱しました。

www.ear-phone-review.com

 

 本日、Moondropは正式にLine "K" ケーブルの単体販売を開始しました。これにより、ユーザーはこのケーブルを単独で購入することができます。

 

 また、KATO用の交換可能なノズルフィルターも単独で購入できるようになりました。ノズルフィルターのパッケージには、真鍮とステンレスの両方が含まれていることに注意してください。

 

Line "K"

 

Moondrop Line "K"

 Moondropは、Moondrop KATOの予約特典として、Line "K"を同梱しました。2ピンコネクターを採用した高忠実度のIEMアップグレードケーブルです。

 

 ケーブルは12pcの高純度銅素材に銀メッキを施した8本のストランドで構成されています。汗や汗・水の飛沫からケーブルを保護するだけでなく、ケーブルをソフトな手触りにする耐汗性PVCアウターカバーを採用しているのが特徴です。Moondrop Line "K"アップグレードケーブルは、ユーザーに滑らかでゆったりとしたサウンド体験を提供します。ケーブルの芯線に二重撚り加工を施し、耐干渉性能を向上させました。ケーブルの容量性リアクタンスを下げ、ユーザーにピュアなサウンド体験を提供します。

 

 Moondrop Line "K"は、世界中の幅広いIEMに対応する0.78mm 2pinコネクターを搭載しています。プラグは3.5mmシングルエンド、4.4mmバランス、2.5mmバランスから選択可能です。Moondrop Line "K"$49.99で発売されます。

 

Moondrop Line "K"の特徴

  • 高純度コア材を採用
  • スムーズでゆったりとしたサウンド表現
  • 汗に強いPVC外装ヒーター
  • 高純度銀メッキ単結晶銅線12本*8本
  • 耐汗性、透明PVC外装
  • ケーブルコネクタ。0.78mm 2pin
  • 終端プラグ(購入時に選択:3.5mm/4.4mm/2.5mm)
  • 価格:$49.99

 

Moondrop Line "K"

 

Moondrop Line K

Moondrop Line K

 

Moondrop KATO用交換ノズル

 Moondropは、最新インイヤーモニターKATOの交換可能なイヤーノズルを別売りで発売しています。$12.99で、Kato向けに設計されたステンレス鋼と真鍮の耳のノズルの完全なセットを取得します。Moondrop Katoには標準でこれらのセットがバンドルされており、異なる材料(ここではステンレス鋼と真鍮のノズル)の異なる導電性のためにKATOのサウンドパフォーマンスに影響を与えます。

 

 ノズルの持ち運びを容易にするため、独立した防湿袋に収納されています。このノズルには、新しく改良された第3世代の特許取得済みの目詰まり防止フィルターが搭載されています。これにより耳垢の蓄積から効果的にフィルターを保護します。

 

 この交換用ノズルは、Moondrop KATO専用です。Moondrop KATO用交換ノズルの価格は$12.99です。

 

Moondrop Kato用交換ノズル

 

Moondrop KATO用交換ノズルの特徴

  • 特許取得の目詰まり防止フィルター
  • 真鍮とステンレスのノズル
  • 湿気に強い密閉型収納袋入り
  • 簡単に交換できる
  • 価格:$12.99

 

 

MOONDROP KATO Nozzle Replaceable Acoustic

MOONDROP KATO Nozzle Replaceable Acoustic

Moondrop KATO用交換ノズル

$12.99

 

 
 
 
 
 

 

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  • 元記事の公開日:2021/12/29
  • 著者:HiFiGO

 

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【特集】注目度の高い、中華イヤホン。今買うならこれだ!(シングルDD編)[2021年12月号]

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 この記事では、世界中のオーディオ情報を収集している当ブログが、今最も評価が高く、最先端で流行している中華イヤホンの中から、最新の注目機種を紹介します。

 

 今回はシングルダイナミックドライバーモデルに限定してみました。

 

KZ EDX Pro

KZ EDX Pro

KZ EDX Pro

 KZは低価格帯で豊富なラインナップを展開している人気ブランドです。数あるKZの製品の中でも好評を博したのがKZ EDXで、低価格のシングルダイナミックドライバー構成でありながら、透明度が高く、パワフルで楽しいサウンドを聞かせてくれます。

 

 KZはこの人気モデルEDXをブラッシュアップし、より高級感のあるデザインで生まれ変わらせました。KZ EDX Proです。

www.ear-phone-review.com

 

 EDXのダイナミックなサウンドはそのまま洗練されており、さらにデザインはEDXのチープなプラスチックデザインから変更され、エレガントになりました。

 

 このモデルは2000円以下で提供されており、スマートフォンでも簡単に駆動できるため、イヤホンの入門機として非常に優れています。

 

特徴
  • 廉価な価格設定
  • 高品質なビルド
  • ダイナミックで楽しいドンシャリサウンド

 

 

Tin HiFi T2 Evo

Tin HiFi T2 Evo

Tin HiFi T2 Evo

 Tin HiFiは、一般にはあまり知られていないかもしれませんが、オーディオファンの間ではおなじみのブランドです。TinHiFi T2は低コストでありながら、高品質な工作精度と良好なパッケージ内容、価格に対するパフォーマンスの良さで多くのオーディオマニアに高く評価されました。

www.ear-phone-review.com

 

 Tin HiFiはこの大ヒット機種をT2 EVOとして新たに生まれ変わらせました。T2ゆずりのハイピッチで明るいサウンドを持っており、ボーカルをくっきりと浮かび上がらせます。鮮明感の高いサウンドを楽しみたい場合、T2 EVOはその望みを十分に叶えてくれるでしょう。

 ビルドクオリティも高く、頑丈なので長く使えます。

 

 TinHiFi T2 EVOの詳細はこちらから確認できます。

 

特徴
  • 頑丈で精巧なビルド
  • 明るいサウンド

 

TinHiFi T2 EVO

 

TINHiFi T3 Plus

TINHiFi T3 Plus

TINHiFi T3 Plus

 

 TinHiFi T2 Evoはややきつく聞こえやすいサウンドを持っているため、もう少しマイルドなサウンドが好みの場合は、正統派ニュートラルに近いTinHiFi T3 Plusがおすすめです。

www.audio-sound-premium.com

 

 Tin T3 Plusは、ダブルキャビティデザインの10mmダイナミックドライバーを搭載しています。強力な磁束を生み出す高性能磁気構造を内蔵し、ボイスコイルとダイアフラムコイルのスムーズな動きを実現しています。ドライバーには高品質の液晶ポリマー(LCP)振動板を採用し、不要な振動を抑えることで、歪みの少ない高品質なパフォーマンスを実現しています。

 

 独特な形状のT2シリーズと異なり、樹脂製で一般的なIEMの装着感なのもおすすめしやすいポイントです。

 

 TinHiFi T3 Plusの詳細はこちらから確認できます。

 

特徴
  • 樹脂製の美しいキャビティデザイン
  • ニュートラルに近いサウンド

 

Tin HiFi T3 Plus

Tin HiFi T3 Plus

 

TForce Yuan Li

TForce Yuan Li

TForce Yuan Li

 TForceは新進気鋭のブランドで、その第一弾「TForce Yuan Li」を出したばかりですが、そのYuan Liはオーディオマニアとオーディオファンの双方から高い賞賛を持って迎えられました。

 

 そのディテール感は最高レベルのモニターイヤホンにほぼ匹敵し、わずかに劣るレベルですので、同価格帯の多くのイヤホンを凌駕しています。リスニング寄りとはいえ、音像の聞こえにくさ、不自然さはほとんど完璧に排除されているため、イメージングにこだわる実力派オーディオマニアでも十分以上に満足できます。

 Yuan Liは実力派オーディオマニアと一般的なオーディオファン双方から好評を持って迎えられており、Moondrop Ariaと並ぶエントリーモデルの帝王として君臨し始めています。

 

 Yuan Liの詳細はこちらで確認できます。

www.audio-sound-premium.com

 

特徴
  • 精巧なビルド
  • バランスが良く、解像度の高いサウンド

 

TForce Yuan Li

 

FiiO FD3/FD3 Pro

FiiO FD3/FD3 Pro

FiiO FD3/FD3 Pro

 FiiOは中華イヤホンのトップブランドであり、かつ、そのサウンドは一般のリスナーから高く評価されています。FiiOのサウンドはニュートラルを意識していますが、それよりはV字のダイナミックな味付けに寄せてチューニングされることが多いため、実力派オーディオマニアは最高評価よりはわずかに評価を低くする傾向があります。

www.ear-phone-review.com

 

 FiiO FD3/FD3 Proもバランスの良いサウンドでありながら同様の、いわゆる「ドンシャリ」に寄せたチューニングになっており、正確性よりは楽しさに重点を置いた音楽鑑賞に向きます。

 FD3とFD3 Proの違いはケーブルのみになるため、両者のサウンドやビルドクオリティに実質的な違いはありません。FiiOはFD3にサウンドノズル交換システムを用意し、ユーザーが低域の強いサウンドとよりニュートラルに近いサウンドから音質を選ぶことができるようにしています。

 

 FD3の魅力はサウンドもさることながら、何よりもその外観です。FiiOは近年卓越した造形美術を見せており、FiiO FD3/FD3 Proもその美しさにおいて価格帯のほとんどのイヤホンの追随を許しません。若いリスナーがポップスやロック、アニソン、EDMをエキサイティングなサウンドで楽しみたい場合、FiiO FD3/FD3 Proは価格帯で最適の選択肢の一つです。

 

 詳細はこちらで確認できます。

 

特徴
  • 美しく高級感のあるデザイン
  • ロックやポップス向きのサウンド

 

FiiO FD3 Pro

 

BQEYZ Autumn

BQEYZ Autumn

BQEYZ Autumn

 

 一分で非常に人気の高いイヤホンブランドであるBQEYZは、伝統的にマルチドライバーハイブリッドIEMの製造を得意としてきました。しかし、最新作であるAutumnはシングルドライバーでリリースされることとなり、このブランドとしては異例と言えます。

 

 BQEYZのシングルダイナミックドライバー技術は未知数でしたが、オーディオファンの不安はすべてが杞憂でした。BQEYZ Autumnはニュートラルなチューニングと独自のベントチューニングシステムでオーディオファンから高く評価され、2021年の掉尾を飾るにふさわしいイヤホンとして話題を集めています。今最も注目されているイヤホンの一つと言っても過言ではないでしょう。

www.ear-phone-review.com

 

 詳細はこちらで確認できます。

 

特徴
  • 解像度が高い
  • バランスの良いサウンド
  • 革新的なベントチューニングシステム

 

 

Moondrop KATO

Moondrop KATO

Moondrop KATO

 

 Moondropは低価格で優れたシングルダイナミックドライバーIEMを数多く製造している人気ブランドです。その最新製品がMoondrop KATOで、人気のあったMoondrop KXXSのアップグレード版となります。

www.ear-phone-review.com

 

 KATOは業界最高品質のドライバーを用い、非常に低歪みでクリアなサウンドを実現しているのが特徴です。さらに交換可能なイヤーノズルシステムにより、ユーザーはサウンドを好みに合わせて2種類から選択できるようになっています。

 

 Moondropのチューニングスタイルは非常にオーディオマニアの間で人気があり、上質なニュートラルサウンドを提供します。

 

 詳細はこちらで確認できます。

 

特徴
  • クリアで解像度が高い
  • バランスの良いサウンド

 

 

7Hz Timeless

7Hz Timeless

 

 7Hz Timelessは14.2mmの平面磁気ドライバーと超薄型の振動板を搭載し、強力な両面N52ネオジム磁気アーキテクチャを採用しています。またCNC加工されたアルミニウム製のイヤーシェルを採用し、美しい外観にまとめあげられています。

www.audio-sound-premium.com

 

 斬新なサーキュラードーム形状の外観とプラナーマグネットドライバーを採用したTimelessは、パワフルな低音、自然なボーカル、繊細な高音域のレスポンスなど、豊かで洗練されたトーンを提供します。

 

 そのサウンドはまさに平面駆動型のサウンドの極致と言えるもので、中域を豊かに聴かせつつ、超高域までなめらかに伸びている空気感のある音場表現を実現しています。ホログラフィックなイメージングと、楽器のレイヤリング、ディテール、トーンの表現を含む優れたダイナミクスを備えた7Hz Timelessは、$300以下の価格帯で卓越したパフォーマンスを発揮し、多くのオーディオマニアを現在進行系で唸らせています。

 

7Hz Timeless
7Hz Timeless
7Hz Timeless
7Hz Timeless

 

 詳細はこちらで確認できます。

 

7Hz Timelessの特徴
  • 透明感のある中域
  • なめらかで伸びやかなサウンド
  • 開放的な音場

 

7Hz Timeless

7Hz Timeless

 

 

DUNU FALCON Pro

DUNU FALCON PRO

DUNU FALCON PRO

 

 中華イヤホンブランドの中で最も躍進著しいメーカーの一つがDUNUです。最新のDUNU FALCON Proは高級イヤホンのような美しい造形と優れたサウンドを両立させており、ハイエンド並みの技術を惜しみなく投入して作られています。

www.ear-phone-review.com

 

 DUNU FALCON PROにはDUNUが独自に開発した新世代ドライバーコア「ECLIPSƎ DYNAMIC」が採用されました。そして、新世代DLCコンポジットドーム振動板、ポリマーフレキシブル独立サスペンション、トロイダル磁気回路システム、高張力極細ボイスコイルなど、フラッグシップIEMに相当する構成が集約されており、DUNU FALCON PROは「この価格ではありえない音質」を実現しています。

 

 DUNU FALCON PROには、直径/長さ/フィルター粒度の異なる3つの音響ノズルを搭載しており、それぞれ「リファレンスレベル/トランスペアレント/アンビエンスエンハンスメント」の各モードに配置されています。これによりユーザーはFALCON PROの優れたサウンドをさらに好みにあった方向へ微調整することができます。

 

 詳細はこちらで確認できます。

 

特徴
  • チューニングノズルによるサウンド調整
  • 高いビルドクオリティ

 

DUNU FALCON PRO

DUNU FALCON PRO

 

SonicMemory SM2

SonicMemory SM2

SonicMemory SM2

 中国では日々新しいオーディオブランドが生まれています。SonicMemoryも新参のブランドの一つで、今年スタートしたばかりです。その最初の製品であるSonicMemory SM2は丁寧に構築されたアルミニウムハウジングと、快適なリスニングを提供するニュートラルサウンドを実現しています。

 このイヤホンはまだ広く知られていないので、品質は未知数なところがありますが、先行している情報に基づけば、非常に高品質な製品のようです。

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 詳細はこちらで確認できます。

 

特徴
  • 万人向きのサウンド
  • 高いビルドクオリティ

 

SonicMemory SM2

SonicMemory SM2

 

まとめ

 素材研究の進展などにより、ダイナミックドライバーイヤホンの品質は全体的に向上しています。シングルダイナミックドライバーイヤホンは自然で繋がりの良い音、力強く一貫性のある低域、低歪みのクリアなサウンド、自然な質感の音像、安定したインピーダンス特性を提供するため、音響的に優れており、再評価されつつあります。

 研究熱心な中国メーカーはダイナミックドライバーの分野でも進歩が著しく、品質の改善が急ピッチで進んでいます。高品質なサウンドを廉価に味わいたいと思うなら、ここで紹介した最新の中華イヤホンがその願いを叶えてくれるかもしれません。

 

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop Spring Tips:医療グレードの高品質シリコンイヤーチップ

Moondrop Spring Tips

Moondrop Spring Tips

 

 

 MoondropはHiFiインイヤーモニターの世界では定評のあるブランドです。同時に、長年にわたってインイヤーモニターのアクセサリーをデザインしてきたブランドでもあります。

 

 最近、Moondropは最新のシングルダイナミックドライバーのイヤホン、Moondrop Katoをリリースし、大きな成功を収めました。Katoには、新設計のスプリング・イヤーチップが同梱されていました。

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 本日、MoondropはこのKatoのために設計されたイヤーピース「Spring Ear Tips」を単独で発売しました。本製品は、ノズル径4.8mm〜6.4mmのIEM用に設計された先進のシリコン製イヤーチップです。FEAによる有限要素シミュレーション技術で検証された音響導波路構造を採用しています。スプリングチップを装着することで、中高音域の共振を大幅に低減することができます。高音域のシャープネスを低減することで、高音域の伸びを損なうことなく、より自然な音を表現することができます。また、高品質なシリコン素材は、肌に優しく、ソフトな感触です。長時間のリスニングに最適な、快適な音楽体験を提供します。

 

 Moondrop Spring Tipsは、$12.99で販売しています。詳細はこちらをご覧ください。

www.ear-phone-review.com

 

Moondrop Spring Tips

 

Moondrop Spring Tipsの特徴

  • アコースティック・ウェーブガイド構造
  • ダブルサポート構造
  • 肌に優しい高品質なシリコン素材
  • 快適な装着感を実現
  • 高音域の共振を大幅に低減し、スムーズなサウンドパフォーマンスを実現
  • ノズル径4.8mm~6.4mmに対応

 

Moondrop Spring Tips

 

アコースティック・ウェーブガイド構造

 Moondropは、Spring Ear Tipsのノズルを、FEAによる有限要素シミュレーション技術で検証された音響導波管構造で設計しました。この音響導波管構造は、高音域の音波の共振を大幅に低減します。これにより、高音域の周波数特性が滑らかになり、ハリやキレのある音が抑えられ、ハイレゾ音源の伸びを維持しながら、より自然な音を実現しました。

 

ラジアルダブルサポート構造

 Moondrop Spring Tipsは、チップの表面が外耳道にぴったりとフィットするようになっています。また、ラジアルダブルサポート構造を採用し、チップの潰れを防ぎ、低音が他の周波数に漏れるのを防ぎます。つまり、Moondrop Spring Tipsは、自然なサウンドパフォーマンスで快適な装着感を提供します。

 

Moondrop Spring Tips

 

高音域の共振を大幅に減少させる

 Spring Tipsは、高音域の共振ピークを大幅に抑制することが、イヤホンとの周波数特性曲線のマッチングを複数回測定することで実証されています。これにより、自然な音色を再現することができます。

 

 

価格と販売時期

 Moondrop Spring Tipsは、Small、Medium、Largeの3種類のサイズがあります。価格は$12.99で販売開始されています。こちらからご注文ください。

 

Moondrop Springs Tips

Moondrop Spring Tips

 

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  • 元記事の公開日:2021/12/04
  • 著者:HiFiGO

 

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【ニュース】Moondrop Spring Tips(清泉):共振を抑制し、クリアな音に整えるイヤーチップ

Moondrop Springs Tips

Moondrop Spring Tips

 

 Moondropは最新IEM KATOとともに開発された最新のイヤーチップ「Moondrop Spring Tips(清泉)」をリリースしました。

 

波型音響ガイドとダブルサポート構造を持つ

 Moondropは真のニュートラルサウンドをリスナーに提供するため、イヤホン本体の研究に邁進していることはもちろん、イヤホンアクセサリーの開発にも取り組んでいます。イヤホン製品の細部に至るまで完璧さを追求し、厳しい管理を行うのがMoondropの流儀です。

 

 今回KATOの開発過程と時を同じくして、新たなシリカゲルタイプのイヤーチップの開発に成功しました。このイヤーチップは、新開発の高周波導波路構造とラジアルサポート構造をチップ本体に採用し、ソフトで快適な装着感を実現しつつ、中心軸の支持力を高めています。

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 丈夫で変形しにくく、低音の漏れを効果的に防ぎ、高音の音色を補正します。低音の漏れを効果的に防ぎ、高音の音色を補正することで、より良いリスニング体験を得ることができます。

 

Moondrop Spring Tips

 

音波をスムーズに通過させる構造で解像度を高める

 Spring Tipsのノズルには、FEAによる有限要素シミュレーションと繰り返しの実験によって検証された音響導波管構造が採用されており、高音域の音波がノズルを介して外耳道に結合することで発生する高音域の共振を大幅に抑制します。

 

 実測では、高音域の音波がノズルを介して外耳道に結合することで発生する高音域の共振を大幅に抑制し、周波数振幅応答特性からも高音域と中音域の共振を大幅に低減し、高音域のバリやキレのある音を低減することで、高音域の性能を向上させています。高音部のハリやキレのある音を下げ、高音部の演奏をより自然なものにして 高音の伸びが損なわれることなく、より自然な高音を実現しています。

 

Moondrop Spring Tips

Moondrop Spring Tips

 

 

快適なフィット感

 Spring Tipsは、特殊な金型処理により、チップキャップの表面が外耳道によくフィットし、べたつきを防ぎます。厳選されたソフトなシリコン素材により、同種の製品をはるかに凌ぐ快適さを実現するとともに、ラジアル・ダブル・サポート構造により、キャップ部分の変形による潰れを防ぎ、低音の漏れを防ぎます。

 

Moondrop Spring Tips

 

高音部の共振が大幅に抑制されることを測定で確認

 実際にイヤホンと合わせて周波数特性を測定したところ、Spring Tipsはイヤーチップと耳穴の結合によって発生する高音域の共振ピークを大幅に抑制し、高音域の音色の復元性をさらに高めることが明らかになりました。

 

Moondrop Spring Tips

 

Moondrop Spring Tips

 

レビュー記事

以下の記事の中段あたりでこのイヤーチップの効果を解説しています。

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価格と販売時期

 Moondrop Spring Tipsは$12.99でHiFiGOなどで販売開始されています。

 

Moondrop Springs Tips

Moondrop Spring Tips

 

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【HiFiGOニュース】Moondrop Bort II:高純度銅アップグレードIEMケーブル

Moondrop Bort II

Moondrop Bort II

 

 

 現在、IEMアップグレードケーブルの市場は、新しいより良い品質のアップグレードケーブルで活況を呈しています。

 

 中国の老舗HiFiインイヤーモニターブランドであるMoondropは、プレミアムインイヤーモニターの素晴らしいコレクションを持っています。

 

 今日、Moondropは、最新のIEMアップグレードケーブル、Moondrop Bort IIを発表しました。2019年に発売されたMoondrop Bortの後継機種として、芯材をアップグレードして登場しました。Bort IIは、芯材にドイツから特別に輸入した純銅線を採用。リッツ同軸編組構造を採用し、最高品質のパフォーマンスを確保しています。468個の独立したコアを持ち、外側のカバーは柔らかく改良されています。Moondrop社は、最新のBort IIに金メッキ銅製の終端プラグを採用し、2.5mm/3.5mm/4.4mmの3種類の終端オプションを用意しました。

 

 この優れたケーブルはすでに発売されており、2年前に発売されたOG Bortと同じ149ドルの価格で出荷されています。Moondrop Bort IIの詳細はこちらをご覧ください。

 

Moondrop Bort II

 

Moondrop Bort IIの特徴

  • ドイツから特別に輸入した純銅線
  • 468個の独立したコア
  • 金メッキを施した非磁性銅製の終端プラグ
  • リッツコアキシャル編組構造
  • ソフトな外部シールド
  • 0.78mm強化2ピンコネクター
  • 3種類の端子を用意

 

Moondrop Bort II

 

ピュアコア素材によるピュアなパフォーマンスの向上

 Moondropは、プレミアムBort II IEMアップグレードケーブルに、ドイツから特別に輸入した高純度の銅コアを使用しています。この高純度銅素材は、音信号の良導体であり、接続したイヤホンのサウンドパフォーマンスを大幅に向上させます。お手持ちのプレミアムHiFiイヤホンにMoondrop Bort IIをつなぎ、リスニング体験を向上させましょう!

 

ソフトPVC断熱材を使用した注目の468コア構造

 Moondropは、468コアの高純度4N銅線をリッツ編組同軸構造で使用しています。また、高張力500Dファイバー、TPEコーティング、ソフトPVC絶縁コーティングなどの徹底した設計により、高品質な信号伝送を実現しています。マイクロフォニックの問題もなく、最高のパフォーマンスを実現しています。また、外層のPVC絶縁により、ケーブルの手触りも柔らかくなっています。

 

Moondrop Bort II

 

CNC加工されたステンレススチール製シェルと金メッキされた終端プラグ

 Moondrop Bort IIは、終端プラグ、コネクター、Y-スプリッターの周囲にCNC加工されたステンレススチール製のシールドを施したエレガントなデザインをたたえています。豊かで高級感のある外観だけでなく、しっかりとした作りでケーブルの耐久性を向上させています。終端プラグは、高品質の真鍮プラグに24K金メッキを施したものを使用しています。

 

強化された2ピンコネクタ

 Moondropは、Bort II IEMアップグレードケーブルを、インジェクション成型された0.78mm強化2ピンコネクターで設計しました。MoondropのIEM専用に設計されていますが、0.78mmの2ピンコネクターを持つ他のブランドのインイヤーモニターにも対応しています。お気に入りのHiFiイヤホンのサウンドパフォーマンスを、新しいMoondrop Bort IIでアップグレードしてみませんか。

 

Moondrop Bort II

 

3種類のターミネーションを用意

 Moondrop Bort IIの価格は$149.99です。Bort IIには、3.5mmシングルエンド、2.5mmバランス、4.4mmバランスの3種類の終端プラグが用意されています。ユーザーはBort IIを購入する際に、好みの終端プラグを選択することができます。出荷はすでに始まっており、こちらから注文することができます。

 

Moondrop Bort II

Moondrop Bort II

 

Moondrop ブラックフライデーセール

 HiFiGOでは現在、ブラックフライデーとサイバーマンデーウィークのエキサイティングなセールを実施しています。Moondrop Variations、Moondrop Aria、Moondrop Starfield、Moondrop S8など、ファンに人気の高いMoondrop製品がお買い得になっています。下記のお買い得商品をご覧ください。

 

  • Moondrop Variations
    Retail Price: 520$
    Black Friday Deal: 442$

  • Moondrop Blessing 2
    Retail Price: 319.99$
    Black Friday Deal: 271.99$

  • Moondrop Aria
    Retail Price: 79.99$
    Black Friday Deal: 67.99$

  • Moondrop Starfield
    Retail Price: 109.99$
    Black Friday Deal: 93.49$

  • Moondrop S8
    Retail Price: 699.99$
    Black Friday Deal: 595$

  • Moondrop Quarks
    Retail price: 12.99$
    Black Friday Deal: 11.05$

 

 全てのコレクションを確認したい場合はこちらのページを御覧ください。

 

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  • 元記事の公開日:2021/11/25
  • 著者:HiFiGO

 

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