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【PR】セール情報:SENNHEISER Momentum Free Special Edition【数量限定】

Momentum Free Special Edition

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SENNHEISERのワイヤレスイヤホン、割安で購入できます

 米国amazonからSENNHEISER MOMENTUM Freeを現在の日本最安価格の約半額で購入できます。

 

MOMENTUM Freeは、美しいデザインで高級感ある「MOMENTUM In-Ear」のワイヤレスモデルとして、見事にその精神を継承したモデルだ。MOMENTUMシリーズの音を継承しているというだけでなく、「やはりゼンハイザーはワイヤレスモデルのチューニングが上手い」と感心させられた。

iPhoneと組み合わせた際のAACコーデックのサウンドだけでなく、aptXでその音質向上を実感できる事からも、そのポテンシャルの高さがわかる。ワイヤレスイヤホンに完成度の高さを第一に求めるなら、ゼンハイザーのMOMENTUM Freeはベストの1本だ。

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【PR】セール情報:SENNHEISER MOMENTUM True Wireless【数量限定】

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless

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ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless (M3IETW BLACK)【国内正規品】

 

 

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【特集】神崎エルザ starring ReoNa「disorder」で聞き比べるANC搭載完全ワイヤレスイヤホン4機種。EAH-AZ70W/MTW2/ATH-ANC300TW/AU-Stream Hybrid[完全ワイヤレス深掘り]

神崎エルザ starring ReoNa「disorder」

神崎エルザ starring ReoNa「disorder」

 

 

神崎エルザとは何者ですか?

 久しぶりに完全ワイヤレスイヤホンの聞き比べ特集をしてみたいと思います。今回の課題曲は神崎エルザ starring ReoNa「disorder」です。そもそも「神崎エルザって誰よ?」って人も多いでしょう。そこから解説します。

 神崎エルザは「ソード・アート・オンライン(通称SAO)」シリーズの外伝作品「SAO オルタナティヴ ガンゲイル・オンライン」に登場する人物で作中では女性シンガーソングライターという設定になっています。作中歌の大部分を歌っているアーティストなんですが、その楽曲を常々「クソかっこええなぁ」と思ってたら、なんと作曲してる人よく見たら、私がわりと好きな毛蟹さんでした。

 「動く、動く」とか「清廉なるHeretics」とか個人的にかなり好きな曲です。

 

「disorder」のここが好き

 まずなんといってもパワフルで火力なドラム表現が最大の魅力ですが、わりとシックでありながら情熱的なギター表現、時々空間を冷ますように透明に響くシンセ音、どことなくアンニュイで達観した雰囲気がありながら、息遣いなどのニュアンスが豊富で意外とセクシーなボーカル表現が最高です。

 

 

「disorder」の聞きどころ

 今回は聞き比べるに当たって、この曲の聞きどころ要素を個人的に分析し、その満足度で評価してみることにします。

 

  1. ドラムのパワフルさ:ドラムの精彩、火力感はこの曲の肝です
  2. 低域の深み:低域の深みが感じられないとわりと中域に音が集まりやすい曲です
  3. ギターの艶やかさ:ボーカルとのバランスが大事です
  4. 静寂感:ボーカルフォーカスやシックさ、コントラストに影響します
  5. ボーカルのセクシーさ:息遣い、適度なボディがあるかで満足度が変わります
  6. 熱気:ボーカル周りの清潔感です。個人的にはこの曲は熱気が強いライブ感の高いサウンドで聞くのが好きです

 

各機種の周波数特性比較

EAH-AZ70W/MTW2/ATH-ANC300TW/AU-Stream Hybrid

 聞き比べの内容に進む前に、参考用に各機種の周波数特性の比較グラフを掲載します。イヤーピースはAET07 Mを使用し、ANCをONにした状態で各機種の自由音場補正済みの測定グラフを1khzで交差するように調整しました。

 

聞き比べレビュー

 聞き比べは接続先としてFiiO M15を使って行っており、コーデックはaptX対応の場合はaptXで、それ以外はSBCで標準接続されたものを聴いています。

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Technics EAH-AZ70W

Technics EAH-AZ70W

 

 今回取り上げている機種の中で「一番中域がすっきりしていて清潔なのはどれですか?」と言われたら、間違いなくEAH-AZ70Wです。ボーカルの聞こえは一番よく、その周囲は清潔です。楽器音とボーカルの分離はよく、ドラムキックも明瞭で、パワフルさも感じられますが、空間はあまり熱気がなく、個人的にはライブ感には少し欠けます。また子音がややとげとげしく、ところどころツ音がきつく感じられるところがあります。

 

  • ドラムのパワフルさ:B
  • 低域の深み:A
  • ギターの艶やかさ:B
  • 静寂感:C
  • ボーカルのセクシーさ:C
  • 熱気:C

 

 今回の中ではおそらく一番フラットに近いとも言えるので、空間はわりと清潔で隅々までよく聞こえるのですが、個人的にはロックを聴くにはどうしてもダイナミズムが少し不足している印象を受けます。ボーカルは聞き取りやすいですが、エアコンが効いた部屋で歌っているのか、ややスースーしますし、音数が多くて静寂感に欠け、わりと軽っぽいサウンドに聞こえます。ただし、モニター的に聴きたい人にはこのイヤホンが一番優れていると感じられるでしょう。

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SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

 

 中域の豪華さを重視している機種でもあり、低域の深さや重みより厚み、膨張感が強めの味付けのドラムなのがわりと好みを分けそうです。火力感はありますが、エンジンルームに余裕がある大型車のような音が充分に膨らむ鳴り方になります。安定感がありますが、ロックを聴く場合には少し紳士的すぎる気もします。また今回の機種の中ではボーカルがおそらく一番くらいに理性的に聞こえるので、情熱がちょっと不足気味に思うかも知れません。中域が充実し、中高域はわりと落ち着いていて静寂感があってかっこよく、余裕がある鳴り方ですが、全力を出していないようなところを感じます。

 

  • ドラムのパワフルさ:B
  • 低域の深み:B
  • ギターの艶やかさ:B
  • 静寂感:B
  • ボーカルのセクシーさ:C
  • 熱気:B

 

 楽器音は一番豪華な雰囲気がありますが、低域は少し腰高気味で、中域に音が押し上げられてくる雰囲気があります。ボーカルはかなり理性的で、この曲だと落ち着き払いすぎている印象を個人的には受けます。ライブ感は悪くありませんが、膨張感が強いせいもあって、少し中域の濁りが強めで、音楽の全体像がボツボツモシャモシャしている印象を受けるかも知れません。ただし音の密度と充実感には最も優れています。

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audio-technica ATH-ANC300TW

audio-technica ATH-ANC300TW

 

 低域であまり深みがないために、深みを重視する場合は少し物足りないかも知れませんが、重みはわりとしっかりしています。厚みも適度にあり、おそらくドラムのパワフルさに不足は感じません。しかし低域は深さを抑えて(おそらく意図的に)少し見通し感が悪い感じがあり、ノイズ感はないので聞き苦しくはありませんが、人によってはボーッとした床面に思うかも知れません。

 一方で中域はわりと地味なのに比較的しっかりフォーカスされる感じがあり、静寂感があって引き締まって聞こえます。ボーカルには妖艶と言えるような独特の艶やかさがあり、暗い中から幽玄に浮き上がります。高域方向はシックでありながら、音のエッジにはわりと賑々しい感じもあり、決して目立って派手ではないのですが、充分に鮮やかです。こうした細やかなチューニングはこの曲の熱気もうまくコントロールしていて、全体を見ると決して熱すぎないバランスなのに、中域には充分に熱気があってライブ感があります。この機種はとにかく聞き心地も良く、ピーキーなところもなく、パワフルなのに圧迫感もなく、聞き疲れしにくいのも特長です。

 

  • ドラムのパワフルさ:A
  • 低域の深み:C
  • ギターの艶やかさ:A
  • 静寂感:A
  • ボーカルのセクシーさ:A
  • 熱気:B

 

 とにかくこの曲のボーカルの妖艶さを引き出すのがうまく、独特のチューニングが素晴らしい機種です。個人的には恐ろしく芸術的なセンスを感じる音なのですが、よく考えると味付けが強く、癖のある音のように思えます。個人的にはこの曲をすごくかっこよく、しかもいつまでも聴けるような魅力的な音なのですが、「これは癖が強すぎて嫌い」という人も多そうです。

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Ausounds AU-Stream Hybrid

Ausounds AU-Stream Hybrid

 ぶっちゃけ一番ロック向きっぽいドンシャリのサウンドシグネチャーを持っているのは事実なので、少なくともこの曲に関する限り、最もダイナミズムがあり、わりと多くの人に楽しい音がするのはこのイヤホンであることは間違いありません。かなり重みもはっきりしたキックが聞こえるので、低域は活き活きしています。低域の深さという点では、わりと見通しの良い低域で深いところで強調を感じるEAH-AZ70TWのほうがはっきりと深みがわかるので、それには劣るでしょうが、おそらく二番目くらいに深みを感じます。熱気も充分でライブ感に満ちており、ハイハットもかなり飛沫を上げていますが、空間に熱気があるせいか、うるさい感じには聞こえません。

 今回の機種の中では中高域の色づきが最も良く、エレキギターが賑々しく聞こえますが、そのギターがボーカル周りにかかってうるさい感じはあまりなく、付かず離れずの関係でありながらよく調整されています。ボーカルはのびやかで息遣いを中心にニュアンスに強調がありますが、ボディがしっかりあるので薄い感じはなく、充実感は充分です。低域の張り出しのせいか少し暗いところにいる気がしますが、ニュアンスがしっかりしているので、聞こえづらい感じはありません。

 

  • ドラムのパワフルさ:A
  • 低域の深み:B
  • ギターの艶やかさ:A
  • 静寂感:B
  • ボーカルのセクシーさ:B
  • 熱気:A

 

 熱気のあるドンシャリという感じでドラムにパワフルさがあり、ロックサウンドを重厚かつパワフルに聴きたい場合はこのイヤホンがおすすめです。低域ジャンキーを満足させるほどかというと、個人的にはもっと重くてもよいと思いますが、少なくとも存在感は充分です。

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【総評】個人的にはこの曲のようなロックを聴くなら、この中ではAU-Stream Hybridを選びます

 最終的には個人の好みになることですが、個人的にこの曲を聴くのにこの4機種の中でどのイヤホンが一番おすすめかと言えば、AU-Stream Hybridです。一番ドンシャリなせいもあって、ダイナミズムに優れているだけでなく、ドラムのパワフルさをかなり引き出して聴かせてくれ、ギターの色づきにも優れています。ボーカルニュアンスもよく、情熱的な歌に聞こえます。

 

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【完全ワイヤレスイヤホン SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 フラッシュレビュー】初代と違い、aptX LLには対応しないが、全体的にクオリティがアップしており、文句なくおすすめできる完全ワイヤレスの高級モデル

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

Sennheiser ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless 2, M3IETW2 BLACK <<ノイズキャンセリング、LDSアンテナ、Bluetooth 5.1、ドイツ本社開発7mmドライバー、aptX、IPX 4 防滴、7+21時間再生【国内正規品】

 

 

 「フラッシュレビュー」はデータ中心の簡潔な内容で、ポイントを絞ってオーディオ製品を解説します。

 今回取り上げる機種はSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2(MTW2)です。SENNHEISERはドイツが誇るオーディオの名門で、プロ用途から民生品までオーディオ製品を幅広く製造しているメーカーです。

 MTW2は2018年末に発売されたSENNHEISER MOMENTUM True Wireless(MTW)の後継機種に当たります。

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 audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Highly Recommended」として、大多数の人にとって満足度が高いオーディオ製品であると推奨します。

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

 

基本スペック

  • 連続/最大再生時間:7h/21h
  • 防水性能:IPX4
  • 対応コーデック:aptX/AAC/SBC

 

 

競合機種との比較表
製品名 Master&Dynamic MW07 Plus BOSE QuietComfort Earbuds Jabra Elite 85t SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2 Technics EAH-AZ70W
タイプ カナル型 インナーイヤー型 カナル型 カナル型 カナル型
連続再生時間 10h 6h 7h 7h 6.5h
最大再生時間 40h 12h 25h 21h 19.5h
対応コーデック aptX/SBC AAC/SBC AAC/SBC aptX/AAC/SBC AAC/SBC
防水性能 IPX5 IPX4 IPX4 IPX4 IPX4
ANC性能(10) 5.5 10 9.5 7.5 8
ヒアスルー(10) 7(自然) 9.5(集音的) 9.5(自然) 8.5(集音的) 7.5(自然)
音質傾向 U字型 フラット U字型 U字型 U字型
プライストレンド(2020/12時点)

価格は値下がり傾向だが、大きく下がることはあまり期待できない。色によってはアマゾンの大型セールなどで3万円を切る価格で入手することも可能。

 

入手困難気味で価格はまだ安くならない。割安で出回るようになるのは2021年半ばごろ以降と予想。

 

Jabra製品は定期的に新製品が出るので、コンスタントに値下がりする傾向がある。2021年前半くらいからセールに出てくる可能性がある。

 

基本的に発売後1年程度は価格は堅調に推移することが多い。割安で手に入りやすくなるのは2021年後半以降と予想。

 

最近は比較的値が落ち着いているようで30000円前後で定着している。現在値がだいたい過去最安。

 

 

 

 

パッケージ

 イヤホンのパッケージ全体は高級感があります。付属品はイヤーピース、充電用ケース、充電用ケーブル(Type-C)、説明書です。

 イヤホンケースはMTWから引き続きファブリック加工されており、高級感があります。

 

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

 

装着サンプル

 装着感は悪くありません。初代から一回り小さくなり、耳への収まりは良くなりました。それでも耳が小さい人にはわりと嵌めづらいかも知れません。

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

 

接続品質

 価格帯ではかなり優秀です。人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では接続は良好です。距離耐性も優秀らしく、5m離れてもシームレスで乱れはありません。遮蔽物があっても問題なく繋がります。

 ホワイトノイズはほとんどないと思います。

 

 ONKYO系DAPであるXDP-20やXDP-30ではどうも相性問題があるようです。

 

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

 

 

アクティブノイズキャンセリング性能

 こちらの記事を参照して下さい。

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Technics EAH-AZ70Wとの比較

 こちらの記事を参照して下さい。

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音質

測定機材

  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

※イヤーシミュレーターの特性上、20hz以下と16khz以上の信頼性は高くありません。 

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周波数特性

 上から順に、

  1. [AET07 M装着時 ANCあり]左右別
  2. [AET07 M装着時 ANCあり]左右平均
  3. [AET07 M装着時 ANCあり]左右別(自由音場補正済み)
  4. [AET07 M装着時 ANCあり]左右平均(自由音場補正済み)
  5. [標準イヤーピース M装着時 ANCあり]左右別
  6. [標準イヤーピース M装着時 ANCあり]左右平均
  7. [標準イヤーピース M装着時 ANCあり]左右別(自由音場補正済み)
  8. [標準イヤーピース M装着時 ANCあり]左右平均(自由音場補正済み)
  9. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み)
  10. 標準イヤーピース比較(自由音場補正済み/2khz-24khz拡大)

 ※「AET07 Mサイズ」は当ブログの測定用レファレンスイヤーピースです。それ以外のイヤーピースは特記がない限り、このイヤホンパッケージの標準添付のものです。

※また当ブログの自由音場補正については機材に合わせてサザン音響さんから提供された補正値を使用しております。

www.s-acoust.jp

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

 

 わりとジグザグノイズが出ていますが、詳しいことは分かりませんが、これはノイキャン機種をスイープ測定するとこういう傾向が出る気がします。

 

 まず最初に断っておかなければいけないのですが、MTW2は最新のファームウェアは4.7.0ですが、私の手持ちのMTW2は日本国内販売時のファームウェアバージョンに基づいているということです。4.7.0にすると音質が変化するという話があり、元々のMTW2の音が気に入っていた私は、とくに不都合がないのでアップデートしておりません。そのため、最近のファームウェア版とは音が違う可能性があるということにはご注意ください。

 サウンドシグネチャーを全体的に確認すると、U字型というべきサウンドをしており、中域から低域はとくに目立つウォームサウンドになっています。中域は充分に充実して明るく、また高域にも一定の派手さがあります。

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  低域の中心から中低域付近に強調があり、また中域に対して低域がやや優位な関係にあり、量感の強調があります。中域は低域よりは少し奥になりますが、ボーカル帯域の上は清潔になっており、ボーカルフォーカスは良いです。傾向として中域にやや音が集中するところがあります。そのため中域は厚みがあり、豪華で充実感がありますが、ベース音などは中域に張り出しやすく、人によっては濁りを感じるかも知れません。少なくとも温かみがあり、清潔な中域ではないと感じるでしょう。

 中高域が落ち着いているために、ボーカルの上ぐらいは静かになっており、刺激的なピークは存在しません。また金管音やバイオリンは落ち着いた背景から浮かび上がるようにダイナミックに伸びるので、音の筋道が優雅に聞こえます。

 全体として豪華さと高級感を意識した芸術性の高いサウンドに仕上がっています。クラシックやJAZZに向く高級オーディオっぽい音を求めているリスナーにとって非常に魅力的な音に聞こえるでしょう。

 

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wirelessとの比較

SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2 vs SENNHEISER MOMENTUM True Wireless

 上のグラフは両者ともにイヤーピースをAET07 Mサイズにして測定比較したものです。初代MTWとMTW2の音質差についてはいろいろ言われていますが、実際上それほど大きな印象差はないと思います。ただ、ANCによる環境ノイズ低減効果やハウジングの大きさの差から来る装着感の差があるので、実際は状況によりわりと音質差を感じるかも知れません。

 

音質比較&聴き比べ記事

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High-End Sound Tuning モード

 4.13.0のアップデートにより新たにHigh-End Sound Tuningモードが追加されました。

 

ゼンハイザージャパンは、ノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 2」のHigh-End Sound Tuningモード対応を実施。スマホアプリ「Smart Control」経由で利用できるようになった。

 

High-End Sound Tuningモードを適用すると、「音場が広くなる」「音の定位がつかみやすくなる」といった効果があり、音楽だけでなく動画などもより臨場感豊かに再生できるとしている。

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 High-End Sound Tuningモードは通常のEQと同じようにSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2の本体に保存され、アプリでOFFにしない限り、他の接続機器とつないでも有効状態のままです。通信品質が少し劣るようになると説明されていますが、たしかに時々プチプチします。

 音質的にはわずかに音場が改善され、中域の聞こえも良くなります。劇的に変化するというほどではありませんが、効果があることは確かです。

 

 High-End Sound Tuningモードについて、測定に基づく、より詳細な情報についてはSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2の有料レビュー記事を参照して下さい。

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録音比較

 以下、実際に録音した音源でHigh-End Sound Tuningモードの効果を体験できます。

 

Sophisticated Fight(ロック系)

Sophisticated Fight / 空の軌跡ざんまい / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. H.E.S.T OFF

    anchor.fm

  2. H.E.S.T ON

    anchor.fm

 

白き魔女(クラシック系)

第3部「白き魔女」: 白き魔女 / 交響曲「ガガーブトリロジー」 ~白き魔女~朱紅い雫~海の檻歌~ / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. H.E.S.T OFF

    anchor.fm

  2. H.E.S.T ON

    anchor.fm

 

ケノーピ火山(JAZZ系)

ケノーピ火山 / 「Zwei!!」 スーパーアレンジバージョン / Copyright © Nihon Falcom Corporation

  1. H.E.S.T OFF

    anchor.fm

  2. H.E.S.T ON

    anchor.fm

 

日本版初期バージョン(4.3.0)と最新版(4.13.0)に音質の違いはありますか?

 MTW2について、巷間ではファームウェアバージョンアップによって音質が変化したという意見があります。この点に関して、測定に基づく、より詳細な情報についてはSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2の有料レビュー記事を参照して下さい。

note.com

 

 

レコーディングシグネチャー

 レコーディングシグネチャーの基本的な原理、楽しみ方については以下を参考にして下さい。

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 参考用にレコーディングシグネチャーを掲載します。自由音場補正済みです。ソースはFiiO M15を用いています。aptXで接続し、ANCをONにしたうえで、標準イヤーピース Mサイズを使用しています。

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 レコーディングシグネチャーで使用している楽曲は私も大好きなゲームメーカー日本ファルコム様のものを使用させて頂いております。

www.falcom.co.jp

 

JAZZ

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OST

anchor.fm

 

クラシック

anchor.fm

 

ロック

anchor.fm

 

総評

 現状の完全ワイヤレスイヤホンの中では最も優れたサウンドの1つを実現していることは事実で、さらに初代MTWの不満点が大幅に改善されています。付属アプリのイコライザーは少しわかりにくいですが、全体的に非常にレベルが高い完成度になっています。とくにクラシックやJAZZで豊かな中域音や、豊穣なボーカルを味わいたい人には文句なくおすすめできる機種と言えます。非常にウォームでムーディーなサウンドを奏でてくれます。

 

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

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【特集】完全ワイヤレスイヤホン最高の音質を持つ四天王を語る。なぜATH-ANC300TWのダークサウンドはこんなにも私の心を打つのか【Technics EAH-AZ70W/SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2/NUARL N6 Pro/audio-technica ATH-ANC300TW】[完全ワイヤレス深掘り]

audio-technica ATH-ANC300TW

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 2018年に急拡大した完全ワイヤレスイヤホンの市場は、2019年にSONY WF-1000XM3Apple Airpods Proという2機種が登場し、さらなる発展の時代に入りました。2020年はまさに豊作の年となりつつあり、各社から次々と魅力的な製品が出てきています。

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 今回はそんな完全ワイヤレスイヤホン市場の中で、とくに「音質的に」優れている4機種を取り上げ、とくにその中では最も地味で、オーディオスペック的に陳腐で、流行と常道を外れていると思われるのに、明らかに異色で驚異としか思えない(少なくとも私にとって)素晴らしいサウンドを持つATH-ANC300TWについて語らせて下さい。

 

完全ワイヤレス「音質」四天王

 あくまで私の勝手なチョイスですが、現状の完全ワイヤレスイヤホンで音質で選ぶなら、有力機種は4つです。

 

合理的で科学的にもしっかりしたチューニングスタイルの「Technics EAH-AZ70W」

Technics EAH-AZ70W

Technics EAH-AZ70W

 

 さて、あなたが若く、どんな音楽でもきれいにしっかりと、聴きたい音をバランス良くちゃんと把握させてくれながら、聴き心地も安定した単純に「良い音」を求めているなら、選ぶべきはEAH-AZ70Wです。ほぼすべてのジャンルの音楽を破綻なく聴かせ、しかも中域が適度に充実していて音楽は安定感があり、少し高級な雰囲気で聞こえるようになっています。音響工学的にもよく考えられたチューニングで、少なくとも音響設計の設計図の上では、非常に理想的に作られており、とてもクリアで透明度の高い「トランスペアレント」な音がすると思います。

 少なくともイヤホンを何個も集めるほどじゃない、興味があるくらいの人にとって、このイヤホンの音は現在の市場に存在するあらゆる完全ワイヤレスイヤホンの中で、最も素晴らしく、また音ゲーや音響エンジニアリング的な発想で音楽を聴く人にとって最も合理的で心地よいサウンドに聞こえるはずです。

 単純に科学的根拠をつきつめて、良い音とは何かを考えた場合、このイヤホンの音が最も素晴らしいことは間違いなく、絶賛されていることは理由のないことではありません。実際店頭試聴で曲を聴いてみれば、もっともクリアで音楽の隅々まで聞こえるような感覚がし、おそらく第一印象は非常に素晴らしいでしょう。

 エントリークラスのオーディオ初心者が高級機にステップアップを考える場合、最も合理的な選択肢で、高級オーディオの良さが素直に体感できる素晴らしいイヤホンです。

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 しかし、あなたがより上質なクラシック音楽やJAZZに嗜みがあり、豊かな広がりのある充実した音楽性を重視するリスナーの場合、EAH-AZ70Wの音はきれいですが、あまり面白くないでしょう。同様に、空間的な立体感や派手さのあるサウンドが好きな場合も、やや中域によりがちなEAH-AZ70Wの音は見通しは良いですが平板で、なんだかダイナミズムに欠けると思うかも知れません。なによりどこもかしこも聞こえすぎて、落ち着かないという意見ももっともです。そういった人からは結局「EAH-AZ70Wの音質は音を聴かせてくれてはいるが、音楽そのものを聴かせてくれていないのではないか」という疑問が生じるのも当然のことです。そういう感想を抱く人にとって、EAH-AZ70Wの音はきれいだけどなじめない、あまり長時間聴いていても面白くない、鑑賞するには底が浅いサウンドに感じられるでしょう。

 一言で言えば、オーディオ的にこれが聞こえなかったらマイナスみたいな「減点方式」で評価すると一番減点が少ないという意味で素晴らしいイヤホンです。

 

 

優れた音楽性とバランス感覚のある正統派「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2」

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

 

 年齢的にも成熟し、音楽的にも幅広いジャンルに精通して、音楽の妙味を知っているリスナーにとってはSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2(MTW2)の音のほうがEAH-AZ70Wより好ましく思えるはずです。クラシック音楽やJAZZ音楽をはじめ、あらゆる音楽に豊かな広がりが感じられ、雄大でのびやかな、より音楽的に美しいサウンドがそこにはあります。

 芸術的なサウンドとは何かを理解しているリスナーにとって、EAH-AZ70Wの音は悪くはないが、結局人工的で計算された、どこか非人間的な音に感じられるでしょうが、MTW2の音はもっと人間的で情感に溢れています。それでいて高域から低域までバランス良く音が配置されており、EAH-AZ70Wほどのクリアさはありませんが、代わりにコクがあり、音楽的な深みが感じられる、鑑賞性の高い音楽体験が存在していることに気づくでしょう。

 流行曲だけでなく、クラシックやJAZZ、そして民族音楽などの多様性に富んだ音楽に馴染みがあるユーザーが聴けば、ドイツの一流メーカーであるSENNHEISERの音作りの確かさは疑いようがないことに気づくはずです。EAH-AZ70Wはたしかに音数は多く、曲のすべてを理解できるような万能感があります。音楽性にも配慮があり、それでいて微視的に音を捉えようとしたときにも求める音がすぐ見つかる感覚は素晴らしいでしょう。しかし、この音は理知的すぎて芸術的ではない、そう感じるかも知れません。音は聞こえればいいわけじゃない、そう思っているリスナーを満足させる芸術性の高い豊かなサウンドがここにあります。音楽性豊かなそのサウンドは、長期的にも味わい深いサウンドで、多くの人にとって、使えば使うほど、これを大事にしたいと思えるところがあるでしょう。

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 「そもそも音のクリアさが足りない、中域のあたりが濁るじゃないか」、そう思うユーザーはEAH-AZ70WやNUARL N6 Proを検討すべきです。

 

 

派手で立体的、解像感が高い「NUARL N6 Pro」

NUARL N6 Pro

NUARL N6 Pro

 

 NUARLというメーカーはあまり知られていないかも知れませんが、完全ワイヤレスイヤホンの市場では間違いなくスタープレーヤーで、その音質が完全ワイヤレスイヤホンの市場で最高水準にあることは疑いなく、1万円台の価格帯では完全ワイヤレスイヤホンが有線イヤホンに音質的に追いついてしまっていることを証明しました。NUARL N6 Proは少なくとも分解能と輪郭的な解像度の点で間違いなく現状の完全ワイヤレスイヤホンで最高の音を持っています。ただし、そのサウンドは少し落ち着きがなく、派手で、人によって「がさつ」に聞こえるかも知れない元気の良い音です。

 このイヤホンは立体感の表現に優れており、とくに音楽に奥行きと高さ、粒立ち的な意味での「繊細さ*1」を重視するユーザーにとって最も望ましいサウンドと言えます。一聴してその凄さがわかるくらいの楽しいサウンドで、とくに年齢が若くて明るい曲を好む場合、EAH-AZ70Wよりかっこよく、立体的で楽しく聞こえるでしょう。

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 わりと癖が強いサウンドなので、万能ではありません。とくにシャリシャリするのが嫌いな人には向かないでしょう。万能なサウンドを求めているのなら、NUARL NT01Aを買うのが良いと思います。NT01Aは同ブランドの人気を不動たらしめた名機NT01AXのマイナーチェンジ版でその音質は今でも1万円くらいで選ぶなら定番と言えるほど高いレベルの音です。

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一流の演奏者。「これでしか聴けない」素晴らしいサウンドを持つ「ATH-ANC300TW」

ATH-ANC300TW

 さて、audio-technica ATH-ANC300TWです。オーディオレビュアー的な視点に立って、読者に「良い音」をおすすめしたいと考える場合、はっきり言ってこのサウンドを褒めることは出来ません。この音は紛れもないダークサウンドで、極端です。原曲を無視し、どんな音でもATH-ANC300TWの音で聴かせる、まさに邪道としか言えないサウンドです。

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 ATH-ANC300TWのやっていることを簡単に解説すると、こういうことです。

LiSA「一番の宝物 ~Yui final ver.~」

 実際にレビューでも紹介したこの曲でイコライジングしてみます。ベースに温かみがほしいので400hzくらいを足してみましょう。だいたい「+5」くらいで。音場にだいぶ温かみが出て、ドラムも少し柔らかくなったと思います。次に1khzを「+3」、2khzを「+6」くらいにしてボーカルを低域に埋もれないように前面に出しつつ、甘味を加えます。

 次は一番のポイントになり得る6.3kの調整です。この曲の情感に関わるアコースティックギターです。ちょっと明るくギラギラさせたいなら「+5」以上くらいで。逆にコシのあるポロンポロンした感じにさせ、ボーカルを支えるバランスにしたいなら「-3」くらいにしてみて下さい。聞き比べてよりいいと思った方を採用で。

 この曲は明るい感じではないので、15.6kは思い切って下げます。「-10」でもいいでしょう。音が濃く感じられるはずです。

 最後に「ClearBASS」を「+6」くらいにして深みを出します。

f:id:kanbun:20190713173920p:plain

 

 この感じが好みだったら、ここから細かく自分好みにいじってみて楽しんでみて下さい。たとえば400hzを「+10」まで引っ張り上げてボリューム感を楽しむ、15.6khzを「+10」にして高域の抜けと余韻を出して違いを楽しむなど、何度も同じ曲を楽しめるはず。

 逆に基本の音楽の組み立て方がちょっと暗いなと思ったら、400hzを下げるか、2.5k以上のバランスを調整してみるとよい感じです。

 

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 そう、音楽をこう聴きたいからイコライザーで音をいじってしまうような、まさに「オーディオマニア」的な発想の音です。音楽をそのまま聴かせるのではなく、聴きたい音に大胆にアレンジしているのです。オーディオレビュー的観点で言えば、原曲の明るい雰囲気を無視して、とにかく自分の好みに合わせた、それも極端な解釈で音を聴かせてくるこのイヤホンはバランスも良くありませんし、原音忠実的でもありません。

 ただ、非常に美しく、素晴らしいサウンドを持っています。このイヤホンは本当にその筐体の中に一つの世界観を実現しており、いまのところ「このイヤホンでしか聴けない音」を持っています。とにかく情感が篭もっていて、芸術的なセンスが感じられ、嘆息するほど美しく、いつまでも聴いていたい、素敵としか言いようのないサウンドです。

 このイヤホンは自ら聴かせたい音をしっかりと持っている一流の演奏家で、このイヤホンを通して聴く音楽はどれもこのイヤホンの独特の美学に則った暗くて深みのある、神秘的で、人間的な暖かいサウンドとして聞こえます。

 繰り返しますが、オーディオレビュアー的にはこれを高く評価することは出来ません。断じて!絶対に!

 しかし、オーディオマニアとしては、この音は本当に素晴らしく芸術的で、感性豊かで愛おしく、いつまでも聴きたい最高のサウンドです。

 

 繰り返しますが、このイヤホンは良くありません。悪です。本当に非常に危険なサウンドです。なぜなら、このサウンドを好きだと言うことは私にとって命を天秤にかけるに等しいからです。これは明らかに独特の、偏った、万人向きでないサウンドで、批判すべき点は非常に多く、音響工学のプロなら、「これはありえない!」と言うでしょう。私も客観的には「これは万人向きではなく、味付けが強すぎて良くない」と考えざるを得ないし、「これを素晴らしい」ということは、この変な、多くの人に共感されないかもしれない音が好きだ、つまり自分が「異端的で変態だ」と宣言するに等しい行為に思えるからです。

 

 ですが、率直に言って、このATH-ANC300TWが実現したサウンドは非常に素晴らしく、甘美でノスタルジックです。聴けば聴くほどのめり込みます。

この音は時代をこえて語り継がれるべきで、現状で完全ワイヤレスイヤホンが到達した一つの金字塔と言って良いでしょう。

 

 

 

 ATH-ANC300TWの音は神がかっていますが、そうした芸術的な音というのは常道を外れることが普通なので、いともたやすくバカにされる可能性のある音です。だからこそ、この音を出そうと思ったオーテクは凄すぎるとしか言いようがないんです。私に言わせれば、オーテクというメーカーは明らかに音が好きでしかたないバカがやってる「頭がおかしい」メーカーです。本当にオーテクは日本が生んだ、いや、人類が育んだ最高に近い素晴らしい音響メーカーの1つで、そのセンスの良さ、大胆さ、音作りの奥深さに驚嘆する気持ちが尽きるところがありません。

 

 このイヤホンでヨルシカの「藍二乗」を聞いてみて下さい。震えます。とにかくもの悲しく、哀切に満ちていて、情緒に溢れている人間的な音がします。このイヤホンは本当に頭がおかしい、常識を越えた天才的なサウンドを持っています。

 オーディオ初心者や普通に良い音を求めるオーディオファン層にこの音はおすすめしません。本当に独特で、美しく感動できる、「これでしか聴けないサウンド」を求めるようなオーディオマニア層にこそ、この製品は深く心に響き、いつまでも持っていたいと思わせる、最高のコレクションになりえるでしょう。

 この音がなぜ心を打つかの理由は、もう明白でしょう。このサウンドには明らかにサウンドエンジニアの人間性が篭もっており、世界観があるからです。この音は本当に個人の人間性に基づいて、「こういう音を俺は聞きたい!」という強い欲望とともに、真心を込めてデザインされているのです。

 

audio-technica ATH-ANC300TW

audio-technica ATH-ANC300TW

audio-technica 完全ワイヤレスイヤホン ノイズキャンセリング Bluetooth マイク付き ATH-ANC300TW

 

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*1:あくまで音の細かさで精細という意味で、音楽性の点で繊細という意味ではありません。

【特集】2020年完全ワイヤレス最強王座の戦い!SENNHEISER MOMENTUM True WIreless 2 vs Technics EAH-AZ70W[完全ワイヤレス深掘り]

Technics EAH-AZ70W

Technics EAH-AZ70W

 

 

2020年完全ワイヤレスイヤホン最強候補2機種を比較します

 2019年がSONY WF-1000XM3AirPods Proの年だったとすれば、2020年の完全ワイヤレスイヤホン市場はこの2機種によって代表されるようになるかもしれません。すなわち、Technics EAH-AZ70WSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2(MTW2)です。

 両者はともに完全ワイヤレスイヤホンとしては3万円以上の高級機になり、しかも音質はどちらも完全ワイヤレスイヤホンの最高峰を目指して作り込まれています。

 今日はこの2機種のうち、どちらがあなたの好みに合うかの比較参考記事を提供致します。どうぞお楽しみください。

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基本スペック比較

  Technics EAH-AZ70W SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
対応コーデック AAC/SBC aptX/AAC/SBC
ノイズキャンセリング
ヒアスルー
連続再生時間/最大再生時間 6.5h/19.5h 7h/28h
防水性能 IPX4 IPX4

 

 スペック上の大きな違いは、まずEAH-AZ70WはaptXに対応しておらず、最大再生時間でもMTW2に水をあけられていることが挙げられます。しかし実際のところ再生時間に関しては日常使用の範囲であれば差はほとんどないはずです。

 防水性能がどちらもIPX4相当で、防汗や少しの雨なら充分に耐えてくれます。

 

外観比較

 

 ケースデザインはEAH-AZ70Wのほうがわずかにコンパクトかもしれません。体感的な重量はMTW2のほうが軽量に思えます。手に馴染む感じ、イヤホンの取り出しやすさも、私の場合MTW2のほうがスムーズです。

 

装着サンプル比較

 

 出っ張りはわずかにMTW2の方が少ないですが、装着感はほとんど相違がありません。

 

アクティブノイズキャンセリング性能の比較

 以下のグラフは規格に基づいて測定したものではなく、あくまで私の我流での測定結果になります。

 

 具体的なテスト方法は、

  1. HATS(測定用ヘッド)にOneAudio A9を被せ、アクティブノイズキャンセリングをONにしたうえでホワイトノイズを再生して「基準ノイズ」を測定し、
  2. 次にHATSにそれぞれの標準イヤーピースのMサイズを装着した各イヤホンを挿入し、そのうえからOneAudio A9を被せ、アクティブノイズキャンセリングをONにしてホワイトノイズを再生して1/6オクターブごとに測定しました。
  3. 測定時には自由音場補正フィルターをかけています。

 以下がそのデータをグラフ化したものになりますが、使用しているイヤーシュミレータの特性上、20hz以下の低域や16khz以上の高域はそれほど参考になりません。

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 グラフからわかるのは、今回の測定テストでは低域ではEAH-AZ70Wが、中域でMTW2の遮音性能が優れていたということです。全体の平均遮音性能では、可聴域(20hz~20khz)の平均値を算出したところ、EAH-AZ70Wの平均遮音性能が18.11dBだったのに対し、MTW2の平均遮音性能は17.82dBになりました。

 少なくとも私のテストの測定値の上では、EAH-AZ70Wの遮音性のほうが優秀だということになりますが、装着感の違いも影響しますし、あくまで参考値ということにして下さい。

 

体感

 実際のところはどうかという問題ですが、これは2通りのテストを行いました。まずヘッドホンで電車内を録音した音声データを再生し、イヤホンの上から被って遮音性を体感しました。もう一つはサーキュレーターを動作させ、その風切り音の遮音性を体感しました。

 結論から言いますと、私の体感上はEAH-AZ70Wのほうがはるかに優秀に感じられました。それは私には聞いた途端に分かるレベルです。アクティブノイズキャンセリング性能についてはEAH-AZ70Wのほうが総合的に優秀なのではないかと推察します。

 

 

アクティブノイズキャンセリング体験

 ここでは録音されたアクティブノイズキャンセリングを体感できます。

 録音はOneAudio A9のアクティブノイズキャンセリングをONにして各環境音源を再生したものが最初に録音されています。次に、ANC機能をONにした各イヤホンを装着した上から、同様にOneAudio A9から各環境音源を再生したものが続いています。装着感などにより、実際は微妙に異なるとは思いますが、参考としてお楽しみください。

 なお環境音源は効果音ラボさんの音源を利用しています。

soundeffect-lab.info

 

電車内

基準環境音

anchor.fm

 

EAH-AZ70W

anchor.fm

 

MTW2

anchor.fm

 

大通り

基準環境音

anchor.fm

 

EAH-AZ70W

anchor.fm

 

MTW2

anchor.fm

 

飛行機内

基準環境音

anchor.fm

 

EAH-AZ70W

anchor.fm

 

MTW2

anchor.fm

 

使い勝手比較

 率直に言って、使い勝手の面では私の場合、MTW2のほうが優秀です。その理由は以下の通りです。

  1. MTW2のほうが接続がスムーズ
  2. MTW2のほうが充電が長持ちする
  3. MTW2のほうがホワイトノイズが少ない
  4. EAH-AZ70Wは親機の切り替え時などに小まめに通信途絶する

 個人的にMTW2のほうがなんだかんだいって完全ワイヤレスイヤホンとしての完成度は高いように思われます。

 

音質比較

 EAH-AZ70WとMTW2はどちらも完全ワイヤレスイヤホンとしての音質は最強クラスと言われています。どちらも中域の充実を意識した高級機らしい音質になっていますが、その音質思想は若干異なるようです。

 以下のグラフは私のHATSで双方の周波数特性を測定したものです。イヤーピースはそれぞれのイヤホンの標準イヤーピースを使い、EAH-AZ70WはMサイズを、MTW2は大きさを合わせて上から2番目のイヤーピースを使いました。

 

使用機材
  • SAMURA HATS Type3500RHRシステム:HEAD & TORSO、左右S-Typeイヤーモデル(Type4565/4566:IEC60268-7準拠)
  • AWA社製Type6162 711イヤーシミュレータ
  • マイクプリアンプ:Type4053
  • Type5050 マイクアンプ電源
  • オーディオインターフェース:ROLAND Rubix 24
  • アナライザソフト:TypeDSSF3-L

 

 

 さて測定して得られた周波数グラフを観察してみますと、MTW2とEAH-AZ70Wは中域上部以上はまあまあ似たような雰囲気になっていますが、中低域から中域下部で大きな差が生じていることが分かります。

 音の厚みに関わる音域に関して言えば、MTW2のほうが優秀で、コントラバスの音の厚み、アコースティックな濃厚感が良好で、クラシック音源やJAZZなどではより深みのある中域が楽しめます。しかし、低域の深さではEAH-AZ70Wのほうが深く感じられ、床面が強く意識されるでしょう。またMTW2の音はイヤーピースや音源次第ですが、少し籠もって聞こえる場合もあるでしょう。

 MTW2の高域の落ち着いた雰囲気と強調は音場にホールのような立体感をもたらし、また中高域の落ち着きは中域のボーカルをナチュラルに聴きやすくし、尖りや刺さり、エッジの立ちを抑えています。

 EAH-AZ70Wはよりエッジが強調され、MTW2よりはとげとげしく、ボーカルの声の端にハスキーさやわずかな尖りを感じやすいでしょう。しかし、中低域から中域下部が清潔なので、ドラムとベースはぶつからずクリアに聞こえますし、中域音がややドライですが、くっきりめに聞こえます。一般的に低域弦楽の味わいには欠けるかも知れませんが、ベース音の明瞭さやドラムキックの重みに優れ、現代的な音楽と相性が良いと思われます。

 

聴き比べ(官能性テスト)

 実際にFiiO M15に両方のイヤホンを繋いで聞き比べを行いました。

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Daft Punk「One More Time」

One More Time

One More Time

 EAH-AZ70TWは低域のリズムが深いところで明確です。しかし、この曲の場合、中域下に厚みがないので、ボーカルは少しドライでカサカサしており、楽器音もやや薄く聞こえます。解像度感は悪くありませんが、高域が少しうるさく、ちょっとガサガサしている雰囲気を感じます。

 ぶっちゃけるとこの曲の場合、私はMTW2の音の方がどちらかというと好みです。低域の深さでEAH-AZ70TWに劣るので、出足は少し貧相に聞こえるのですが、楽曲が走り出すと、厚みのある中低域の支えがボーカルや楽器音にボディを提供し、パンチにもリアルな厚みが出ます。また中高域が落ち着いているうえに、中低域の厚みが適切に充実感をもたらしているので、EAH-AZ70Wよりガシャガシャする感じはありません。

 


One More Time

 

HARUHI「空のパレード」

空のパレード

空のパレード

 第一印象から言えば、この曲を聴いた場合、多くの人はEAH-AZ70Wのほうが好ましいと感じるような気がします。中域が清潔で透明感があり、アコースティックギターのエッジやチャイム音などが明瞭に輝き、スネアの鼓面もよりパリッとキレのある形で聞こえるでしょう。全体的にハイファイ的で、ベース音は中域からしっかり分離されて深く聞こえます。一方でボーカルは清潔で聞き取りやすいですが、子音と息に刺さりがわずかに出やすく、少しだけ攻撃的に聞こえます。高域のスパイクに敏感な人には、中域が清潔でくっきり聞こえる分だけ少し気になるところかもしれません。

 一方、MTW2の音はより温かみがあります。最初の印象はあきらかにボーカル周りに熱気があるので、ぼーっとして聞こえるかも知れません。ベース音の沈み込みも強くなく、むしろ厚みを出して中域を支えます。ボーカルは半ば中域下の厚みに埋もれながら聞こえるところがあるので、EAH-AZ70Wよりは明瞭感に欠けるかもしれませんが、深みがあり、潤い感も増しています。

 私はどっちが好きかって?この曲の場合、MTW2です。

 


ソラのパレード

 

総評

 まず音質ですが、基本的に篭もりに敏感な人はEAH-AZ70Wを、逆に高域の刺さりが気になるタイプの人はMTW2を選ぶのが無難です。MTW2のほうがよりアコースティックな音を奏で、とくに男声ボーカルではよりコクとボディが感じられると思いますが、ボーカル全体の聞き取りやすさではEAH-AZ70Wのほうが優れているでしょう。

 ノイキャン性能は明らかにEAH-AZ70Wが優れています。それ以外の全体的な使い勝手においては、私の中ではMTW2の圧勝です。

 

 

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【コラム】SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2の海外発売前レビューまとめ

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

Sennheiser ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless 2, M3IETW2 BLACK <<ノイズキャンセリング、LDSアンテナ、Bluetooth 5.1、ドイツ本社開発7mmドライバー、aptX、IPX 4 防滴、7+21時間再生【国内正規品】

 

 

大ヒット機種SENNHEISER MOMNTUM True Wirelessの後継機種が登場します

 すでにお伝えしましたように、日本でも大ヒットを飛ばし、少なくとも音質に関してはいまだに完全ワイヤレスの最高峰の1つとして君臨しているSENNHEISER MOMENTUM True Wireless(MTW)に後継機種が登場します。その名もSENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2です!!!……まんまですな!

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 今回は実際のところ、MTW2ってどうなの?MTWの時みたいにバッテリー放電ひどかったりしないの?とか気になる皆さんに、海外レビューを引用し、まとめて紹介したいと思います。ちなみに若干超訳です。

 

 

海外レビューまとめ

cnet

気に入ったところ

  • クソ最高な音質
  • アクティブノイズキャンセル
  • 前世代よりコンパクトで装着の快適性が増したぜ!
  • バッテリーの延長(7時間)
  • 通話品質良好!
  • ヒアスルーモード


気に入らないところ

  • クソ高い値段設定
  • 今時ワイヤレス充電ついてないとかありえなくねぇか?
  • 人によっては装着感が良くないでしょうな!

 

 音質は前世代のMTWよりもしかするとちょっと優れてるように感じるかも知れないけど、まあおそらくチップが新世代のを使ってるんで、その影響じゃないかな?少なくとも音質じゃ、AirPods Proはこいつの相手にならないね。より豊かでディテール感があるし、高級ヘッドホンのような音がするよ!音場は開放的だしね!

 SONY WF-1000XM3と比べたらどうかって?あいつ、通話しづらくない?まあそれはいいとして、あれも音質は良いけど、MTW2のほうがディテールは明確かな。Master&Dynamic MW07 Plusと比べてもサウンドパフォーマンスは良いし、ノイキャン性能もいいね。

 まあ文句を言うとすれば、こんな高い価格で、なんでワイヤレス充電つけないのか理解に苦しむね。でも、音質を重視するならAirPods Proよりこっちを選ぶべきだと断言できますな。わはは。

 

Sennheiser Momentum True Wireless 2 earbuds top AirPods Pro

When they came out in 2018, the Sennheiser Momentum True Wireless were among the best-sounding truly wireless earbuds, if not the best-sounding. They were not without some flaws, however. The buds' batteries would drain while in the case, so if you didn't charge the case for four days, you could end up with a dead set of earbuds, which was annoying.

 

  ちなみにMTW2のcnetのレビュースコアは9.2。AirPods Proが8.7で、Sony WH-1000XM3が9.0、Sony WF-1000XM3が8.5。ぶっちぎりでございます。

 

engadget

長所

  • 傑出したオーディオデザイン!
  • ANC
  • サイズが小さくなって良かったぜ!
  • カスタマイズ可能なコントロール
  • 便利なアプリ


短所

  • 相変わらず高ぇなぁおいw
  • ワイヤレス充電ケースがないってなにごと?
  • バッテリー駆動時間はもうちょっとなんとかできたよね?

 

 ゼンハの第2世代完全ワイヤレスイヤホンは、バッテリー駆動時間が延びてアクティブノイズキャンセレーションがついただけじゃなく、今までより快適性は明らかに向上したよ! ゴミみたいだったタッチコントロールの信頼性が大幅に向上し、設定を微調整できるカスタマイズ機能はそのまま!まあ、唯一の不幸は値段だよね。

 

 MTW2は完全ワイヤレスイヤホンとしては優れた製品だけどさ、ほぼ同等の機能を備えた他の選択肢がはるかに安い価格で買えるってことを考えると、たとえ音質が良くったってほとんど300ドルっていう価格をつけるってのにはちょいと無理を感じるね。まあこの製品の存在によって、競合他社がソニーに追いついているってことは明らかになり、こいつの存在そのものがその証拠なんだけど、ぶっちゃけ価格見たら明らかにソニーの方が買いだろ。わはは。

 

Sennheiser Momentum True Wireless 2 review: Pricey and impressive

Inside the Smart Control app, you can actually choose to pause the audio when you activate Transparent Hearing or keep the music going. The latter is something I used while walking down the street, for example.

 

 ちなみにコメント欄を見ると、「ここらへんのメーカーのアプリはほんと杜撰で失望してるわー。ハードウェアレベルでEQ対応でき、シーン毎にプリセット変更とかできるはずなのに、やる気が感じられねぇ」ってコメントがあります。

 

What Hi-Fi?

総評

 ゼンハイザー殿のこの機種は、我が輩がこれまでテストした中で最も洗練された音楽を奏でるワイヤレスイヤホンであーる。貴殿の懐具合がこの機種を許容するならば、きっと失望することはないと断言できるのであーる。

 

美点

  • 洗練され、成熟したサウンド!!!
  • 軽量で快適!!!
  • 使いやすすぎ!!!ひゃっほー!!!

 

欠点

  • 強いて言えば、ちと高価なのであーる
  • バッテリーに改善余地があるのであーる

 

 貴殿のお財布に充分なお金があるのなら、これを買っておけばいいのであーる。

 

Sennheiser Momentum True Wireless 2 review

The Sennheiser Momentum True Wireless 2 headphones are the company's second stab at the true wireless earbuds market. The original version arrived at the back end of 2018, delivering a balanced sound, a decent smattering of features and good battery life - all adding up to a solid, if pricey, package.

  「What Hi-Fi?」でも指摘されていますが、全体的にタッチコントロールはスムーズになっており、アプリによるコントロールのカスタマイズも本格的になっていて、SONYに対抗できるほどに柔軟になっているようです。ただWhat HiFi?のテスト時にはまだアプリには細かいバグがあったようです。しかし、ゼンハは発売までには修正プログラムを用意すると保証したとのこと。

 

Techradar

第一印象での評価

 MTW2は、オリジナル版に対する本当の意味でのアップグレードといえるし、優秀なノイズキャンセル性能、優れたバッテリー駆動時間、優れた音質を備えていてほとんど完璧なんだけど、どうしてフィット感は少し微妙なんだろね?

 

美点

  • この世のものとは思えない幻想的な音ッッッ!!!!
  • 良好なノイズキャンセルッッッ!!!!
  • 改善されたバッテリー駆動時間ッッッ!!!!

欠点

  • ライバルよりも高い
  • 装着感が悪い

 

 音質、バッテリー駆動時間、接続性に関しては、これまでのところMTW2に感涙してむせってしまうほどだぜッッッ!!! オリジナル版の本当の意味でのアップグレードといえるものを実現していて、ソニーのWF-1000XM3に匹敵する音響性能を手に入れているんだぜッッッ!!!

 …。

 ……。

 ……まあ確かにデザインとフィット感は改善されてる感じはあるけどさ、耳が小さい人には快適じゃないね、これ。ぶっちゃけ、人によりけりだけど、明らかにこれが耳に合わない人はいるよね。

 耳にぴったりだったら?……そりゃもうこいつが2020年最高の完全ワイヤレスイヤホンの候補に違いないぜッッッ!!!!俺が保証する。

 

Hands on: Sennheiser Momentum True Wireless 2 review

Sennheiser is a trusted name in the world of over-ear headphones, and since the release of the popular Momentum True Wireless last year, the world of true wireless earbuds, too. Now the German audio has furnished its popular earbuds with noise cancelation, in a similar vein to the AirPods Pro and the Sony WF-1000XM3, as well as improved battery life, and a more compact design.

 装着感の問題は初代のMTWからさんざん言われてきてて、「ひねりこんで装着しろ!」とかいろいろ言われてましたが、おそらくMTW2でも大きな改善はなさそうです。初代が耳に合わなかった人がMTW2で劇的に装着感が改善するということは期待できそうもありません。

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

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Sennheiser ゼンハイザー Bluetooth 完全ワイヤレスイヤフォン MOMENTUM True Wireless 2, M3IETW2 BLACK <<ノイズキャンセリング、LDSアンテナ、Bluetooth 5.1、ドイツ本社開発7mmドライバー、aptX、IPX 4 防滴、7+21時間再生【国内正規品】

 

 

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【ニュース】SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2がリリースされます。北米での発売日は2020/04/03か?

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

Sennheiser Momentum True Wireless 2 - Bluetooth Earbuds with Active Noise Cancellation, Smart Pause, Customizable Touch Control and 28-Hour Battery Life - Black

 

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wirelessの後継機種がいよいよ来ます!

 かねてより噂のあったSENNHEISER MOMENTUM True Wireless(MTW)の後継機種がいよいよ登場するようです。GIZMODOやSlashgearが相次いで報じてます。

www.gizmodo.jp

slashgear.jp

 

基本的な音質は変わらないが、基本性能が上がり、ノイキャンに対応

 GIZMODOの記事によると、MTW2はBluetooth 5.1に対応し、イヤホン単体で7時間、バッテリケースを利用すると最大28時間のリスニングができるようになっていますが、それだけでなく、イヤホン本体の大きさは2mmほど小さくなっているとか。

 初代に搭載されていたヒアスルー機能だけでなく、アクティブノイズキャンセリングにも対応しました。

 初代は音質の評価は高かったものの、連続使用時間が低く、かつバッテリーケースが放電して使い勝手の面で残念がられていましたが、そこらへんはどうでしょうか。連続使用時間は改善されていますが、使い勝手は非常に気になります。

https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61k7cTqPpfL._AC_SL1200_.jpg

 

日本での発売は未定だが、北米では4/3発売か

 日本での発売日は未定です。北米では4/3に発売されるらしく、米amazonで予約が開始されています

 

SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2

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Sennheiser Momentum True Wireless 2 - Bluetooth Earbuds with Active Noise Cancellation, Smart Pause, Customizable Touch Control and 28-Hour Battery Life - Black

 

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【高級イヤホン試聴レビュー SENNHEISER IE500 Pro】深く広がりを持つ重低音とディテールの緻密な中高域。ゼンハイザー渾身の正統派モニター[KANN CUBEで聴く高級オーディオ]

SENNHEISER IE500 Pro

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ゼンハイザー プロフェッショナルモニタリングイヤホン IE 500 PRO CLEAR 【国内正規品】

 

 

【0】免責事項

 このレビューは販売店舗さんのご厚意で試聴させていただいた範囲内で作成しております。ケーブルは標準付属品のはずですが、セッティングは販売店舗さんにより異なる場合があります。イヤーピースは手持ちのものを使える場合は、それを用いてテストしております。レファレンスはJVC スパイラルドット++ Lサイズですが、機種によって使えない場合もあるかもしれません。使えない場合どうするかはその都度。

 

 テスト機は基本的にAstell & Kern KANN CUBEを用いていますが、音質の特徴を捉えるために副次的にONKYO GRANBEATなど別のDAPも使っております。

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 一応解像度とかの比較用にイヤホンのレファレンスを定めていて、EarSonics ES5です。

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【1】装着感/遮音性/通信品質/ビルドクオリティ

装着感

 デザインはSHUREかWestoneあたりに大きく影響されている。いまさらこのデザインかって思うところはあるけど、装着感は良い。

遮音性

 遮音性はこそこそこ高め。

ビルドクオリティ

 ビルドクオリティは高い。バリはなく、接合面もきれい。ケーブルアダプタが独自規格なのだけが残念。

 

【2】イヤーピース考察

 この機種のノズルの太さは普通。比較的万能にイヤーピースを合わせやすい。

  1. AZLA SednaEarfitを使うと低域がやや厚く、濃くなり、重厚感が増す。
  2. SpinFit CP360は全体的に音に光沢感が出てキラキラする。
  3. JVC スパイラルドット++は音場に広さが感じられ、音の広がりがよくなる。
  4. final E Clearはボーカル周りがすっきり清潔になる。
  5. AZLA SednaEarfit Lightは少し抜けがよくなり、低域もやや分離良く感じられる。。
  6. Acoutune AET08は高域が落ち着き、中域に濃さが出る。

 

【3】音質

総合:24/30

高域:8/10

はっきり明瞭。緻密で伸びも良い高域

  • 質感:ややクール、硬質
  • 明るさ:明るめ
  • 拡張性:良好
  • 派手さ:派手
  • 緻密さ:緻密

 シンバルの粒が細かく、ツッという音が刻みよく繊細。高域の色味自体はレファレンスのES5よりは薄い。空気感はそれほど広がりが強調されないが、粒子の散る感じはきれいに出て、存在感がある。繊細緻密といった感じで抜けも意識されている。

 

中域:8/10

音場の広さを感じさせる清潔な中域

  • 質感:ややクール、清潔、ドライ
  • 明るさ:明るめ
  • 横幅:広い
  • 奥行き:広い
  • ボーカル:やや明るめ、抜けが良い

 

 SENNHEISERのコンセプト的にはギタリストやボーカリスト向きとされているが、たしかにギターのエッジやボーカルの輪郭を丁寧になぞり、中域に清潔感を出して浮き上がりも良くしている印象を受ける。

 基本的に中域は清潔で見通しが良く、音場はやや広めで明るい。音は少し中高域でパリパリして音の粒立ちや輪郭感を強調し、ドライな印象を受けるが、光沢感は明るめで砂粒っぽくなる感じはなく、ギラギラするといったほうが正確か。全体的にディテール重視で音を細く聴かせる。

 

低域:8/10

濃いめに厚く支える低域

  • 質感:ウォーム
  • 明るさ:暗め
  • 重心:低い
  • 重み:重い
  • 重低音:幅が広く、濃い、クリア

 低域は中低域から深い方に向かうにつれ、広くなり、重低音が重く広く支えるバランス。重低音の濃い音が音場に深みを感じさせてくれる。その音は重く黒いが、低域全体はクリアで見通しよく、地熱感は意外と抑えめでノイズ感は丁寧に取り払われている。モニターライクな低域。

 

【4】官能性

上坂すみれ「POP TEAM EPIC」

 低域に黒みがしっかりあり、深いところで広く支える。低域がクリアで深いところまですっきり見通せるので、存在感の割に支配的な印象がなく、中域の広い音場を阻害しない。中高域は濃く、緻密でスピード感も充分。

 ただしレファレンスのES5に比べると音の光沢感や色味、メリハリはよりきれいに聴かせてくれるので、こういう曲を中毒的に楽しむならES5の方がいいかな。ES5に比べるとIE500 PROの音はドライでジャリジャリ感が強めなので、ツヤツヤしてないあたりが物足りないのかも。好みによるんだろうけど。

 


POP TEAM EPIC 【期間限定アニメ盤】

 

SPYAIR「サクラミツツキ」

 中高域はドライに粒立ちを強調する。レファレンスのES5に比べると色味が抑えめでグレーな感じに聞こえる。マッチョで男らしい世界観が感じられるとも言えるが、個人的にはES5の鮮烈なシンバルやギター、ちょっと明るめに抜けるボーカルの感じが好きなので、ややもっさり気味で抜けが足りないような印象を受けるが、人によってはこのバランスの方がボーカルに自然な色味と温度感を感じられるという場合もありそう。

 


サクラミツツキ

 

ヨルシカ「藍二乗」

 ロックではハイハットにドライな感じがあるので、暖かみが感じられる。ハイハットの刻みは細かく、色味もほどよく濃いので、この曲なんかチンチンからシャリシャリまで精彩が乗っていて楽しい。ギターもほどよく浮かれて抜けよく陽気に聞こえてくる。ドラムは床面で重く広がり、中低域の膨らみはセーブされている感じなので、下から湧き上がってくるような透明なリズム感がある。

 


だから僕は音楽を辞めた (初回生産限定盤)

 

ずっと真夜中でいいのに。「君がいて水になる」

 透明でクリアな低域を味わうなら、たとえばこの曲。深い水の底から音が透き通って沁み込んでくるような深さが感じられる。中高域当たりは明るく、見通しも良いので、上でも音が澄み渡っている。

 


正しい偽りからの起床(通常盤)

 

大野雄二トリオ「Love Squall」

 色味を抑えたグレーな感じのせいか、JAZZはムード感が良く出ている。高域のドライな感じはJAZZの熱気を表現するのに向くし、低域には厚みと広がりがあり、しかもクリアでみずみずしい感じがあるので、コントラバスの音に張りと若さが感じられる。ピアノも適度に濃く、粒立ちよくピンピンと活きの良い音を奏でる。

 


LUPIN THE THIRD「JAZZ」

 

藍井エイル「月を追う真夜中」

 高域は明るいものの、ドライでほどよい熱気を感じさせてくれる。ボーカルは少しクールに細身だが、発色はしっかりしている、低域の支えが良く、広がりが感じられて充実感がある。その広がりを足がかりにして、音が立ち上がっていくダイナミクスが感じられるので、立体感も充分。

 


【メーカー特典あり】 月を追う真夜中 (期間生産限定盤) (DVD付) (オリジナル・ポストカード(応援店ver.))

 

【総評】正統派モニター。ボーカルとギター、シンバルを緻密に聴かせる

 SENNHEISERっぽいかっていうと意外と微妙っていう機種。本当にモニター的な音で正統派だから、とくにSHUREあたりの音が好きな人は装着感もクリソツなせいか引き寄せられやすいかも。とはいえ、差別化されているかっていうと「そうでもないかな」っていうところもあって、むしろSENNHEISERらしい豊かな中域表現がすっぽりなくなっている感じがSENNHEISERファンからすると微妙って印象になるかも。音に厚みはないよね。

 結局SHUREやらWestoneやらに似せてくるのはいいんだけど、SHURE好きはSHURE買うだろうし、WeatoneファンもWestone買うんじゃないかな。まあWestoneはあまり欲しくないBluetoothケーブル付けて無駄に高く売ってるから、Westoneサイドから流れてくる人はいるかも知れない。

 重低音にしっかりした広がりを感じられるあたりはSENNHEISERらしくていいけど、SENNHEISERサウンドを「豊かな音」って捉えている人は、「これはなんぞ?」ってなるかも。

 

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【ニュース】フジヤエービックでHD800が売り切り大特価。SONY SA-Z1という怪物[SENNHEISER HD800/SONY SA-Z1]

SENNHEISER HD800

SENNHEISER HD800

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

一世を風靡したHD800、最終売り切りセール中

 フジヤエービックでSENNHEISER HD800が最終売り切りセール中です。HD800の音は伝説と言われるほどの機種で、多くの人が影響を受け、その後のヘッドホンのクオリティをはかるスタンダードになった機種です。後継機種のHD800Sは若干音の傾向が変わったので、今でもHD800の方が好きという人も多いくらい。かなり激安で最終処分されてます。販売ページはこちら

 

www.fujiya-avic.jp

 

すごいすごいという噂だけが流れてくるSONY SA-Z1

www.phileweb.com

 

 なんだかよくわからんけど、とにかく音はすごいという噂だけが流れてくるのがSONY SA-Z1。IFA2019で聴く人聴く人驚いて帰ったというエピソードが流れてきてます。そんなSA-Z1についてのインタビュー記事。まあ内容見ても8割方いつものSONYインタビューっぽい語り口で、「あれ、これどっかで読んだな」という雰囲気満載ですが、相変わらず「妥協してない」点を前面に押し出してます。

 

【レビュー】Acoustune HS1650CU:透明感のあるつややかみずみずしいサウンドが魅力。JAZZ好きに捧ぐ。 | audio-sound @ premium

この機種はTwitterでアユートの営業さんのツイートを目にし、興味を持った機種。ちょうど同じ頃にCayin YB04を聴いており、そちらもJAZZが楽しく、しかもこのイヤホンと価格帯がもろかぶりする。そして海外のレビューを渉猟してみると評判も悪くない感じで、聴きたくなったというわけ。 あくまで個人的な好みで言えば、Cayin ...

 

【おまけ】オーディオ関係ないクーポン


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【ニュース】超人気完全ワイヤレスイヤホン、MW07に後継機種が登場!日本でも人気のMOMENTUMヘッドホンが第三世代に!RHAの航空機用送信機って実用性あるかな?[Master&Dynamic MW07 Plus/SENNHEISER MOMENTUM Wireless/RHA Wireless Flight Adapter/HUAWEI Kirin 990]

Master&Dynamic MW07

Master&Dynamic MW07

 

 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

Master&Dynamic MW07の後継機はANCとヒアスルー搭載で超絶進化!

 大人気完全ワイヤレスイヤホン、Master&Dynamic MW07に後継機種が出ます!その名も「MW07 Plus」。MW07はベリリウムドライバーを搭載していて、巷間では音質評価は高いんですけど、いかんせんバッテリー性能とか通信品質とかがやや微妙で、いろいろ試聴し、オススメも結構されたんですけど、私は華麗にスルーしました。

 しかし、第二世代のPlusは欠点をことごとく潰してきたというね。懸案だった連続再生時間が10時間まで向上し、ケース込みの最大再生時間は40時間に。チップはQualcomm系のイイやつだよね、たぶん。開発時期的にQCC5100はないと思うから、QCC3026かな?

 驚きなのはノイキャンとヒアスルーを搭載してきたことで、この機種元々遮音性高いほうだったんですけど、さらに機能性増して最強レベルになるっていうね。それでお値段据え置き。パネェな。

 これは超絶欲しいかも。たぶん買います。

 

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MOMENTUM Wirelessがパワーアップ!

 SENNHEISER系でははっきり系の気持ち良い音を出すので気に入っているMOMENTUM On-Ear Wireless。その上位機種に当たるのがMOMENTUM WIrelessかな。ついに第三世代に突入。aptX LLに対応します。どうせならaptX HDにも対応してくれたら良かったのに。

 個人的には下位機種のOn-Earくらいなら興味あるけど、この機種は4万円くらいするのでよほどのことがない限り買わないし、スペック的にも特に興味ないかな。前に音も聴いたけど、興味もあんまりないんで、こっちはどんな音か忘れました。

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RHAから航空機用送信機が出るらしいけど、結局使えない場面も多いよね

RHA Wireless Flight Adapter

RHA Wireless Flight Adapter

 

 航空機内で機内サービスをワイヤレスオーディオ化できるというアダプター。ただ、LCCとかエアチャイナとか使うと、機内でBluetoothダメとかあります。エアチャイナみたいな中華系航空会社では、2018年くらいまで、そもそもスマホすら機内で電源OFFにしろとか言われたし。去年解禁されたらしいけど。

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 まあよほど航空機好きな人なら使えるのかも。国内線とか案外こういうのガンガン使えるのかな?でも国内線ってそんな長く乗らないから、いらないよね、こんなの。ヨーロッパまで行くなら結構なフライト時間になるから、どうしても映画とか見たくなるけど。

 まあ頻繁にヨーロッパやアメリカに出張するビジネスマンにはいいのかもね!普通の人にはいらねぇな。

 

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「Kirin 990」は凄そうだけどね。HUAWEIだからなぁ。

 HUAWEIの最新SoC「Kirin 990」にはまたいろいろ詰め込むみたいです。HUAWEIっていろいろ機能性詰め込んでくるのは良いけど、細かいバグとか出ても放置するときとか結構あるイメージで、「世界初」とかこんなに詰め込んで、大丈夫?って個人的には思うけど。私の中では、HUAWEIってユーザー全員最新技術のβテスターにしてるイメージ。ただ逆に言うと、こういう先進技術を躊躇なくぶっこめる大胆なところは今の日系メーカーにはなかなかないよね。

 HUAWEIのって、個人的にはなんか使い勝手いいようで、時々ものすごく不便な不具合があったりして情緒不安定なイメージ。まあ最近はHUAWEIに限らないけど。案外日系メーカーの格安スマホなんかがスペックは中途半端でも、枯れた技術しか搭載しないから、使い心地安定してたりするんですよね。

 

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【ニュース】オーテク、完全ワイヤレスイヤホンにいよいよ本気か?さらに低域ジャンキー向けのおバカヘッドホン再び。そして、ゼンハイザーの名機がワイヤレスに[audio-technica ATH-CK3TW/Skullcandy Crusher ANC/SENNHEISER IE 80S BT/Androidスマホ・フィッシング脆弱性問題/Mpow M5]

audio-technica ATH-CK3TW

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 最近のオーディオ関連で個人的な注目ニュースを紹介します。

 

 

オーテク、完全ワイヤレスイヤホンにいよいよ本気になってきてる?

 ドイツで開催される家電イベント「IFA2019」にて、オーテクが新作完全ワイヤレスイヤホンを発表するとのこと。その名も「ATH-CKS3TW」。オーテクと言えば、廉価な価格帯からプロ仕様まで、業界屈指の幅広いシリーズラインナップと多数のモデルを用意し、それこそ揺りかごから墓場までカバーしてるかのような大衆的メーカーです。私も大好き、オーテクっていうね。日本ではむしろコスパ重視って感じになってるのか、中華イヤホンに押されがちかもしれず、意外と日本国内でより海外で評価が高かったりしますけど。

audio-technica ATH-CK3TW

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 そんなオーテクから出る新作完全ワイヤレスイヤホンは、型番的にはおそらく1万円以下に照準を合わせたスタンダードモデルという感じ。CKの後にRなりSなりシリーズを表す型番もないですし、万人向きという位置づけで世に問うのかな。

 デザイン的にはどこぞのJVC HA-LC50BTと同じく最近流行の「ミニマルデザイン」。ただ、JVCより心なし自然なデザインに見えます。HA-LC50BTはなんであんなデザインになっちゃったんだろうね。いまだにあれをどうすれば正しく装着できるかなんて話題があって、「JVCロゴ」の方向から横向きにひねって入れるのが正しいとか、いや縦に入れるのが自然だろとかいろいろあるもんね。

 閑話休題。話をATH-CK3TWに戻すと、オーテクにはどんどん低価格路線を攻めていって多数のシリーズ展開を期待します。完全ワイヤレスイヤホンは既存のオーディオ製品とはスピード感が違うのでなかなか難しいと思いますが、JVC・オーテクにはいろいろ出して欲しい。個人的にSONY一人勝ちみたいなのは短期的にはよくても、将来的にはどうなんだってのがあるんで。

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 オーテクはノイキャンヘッドホンでもATH-ANC900BTが比較的好意的に迎えられているしね。ノイキャンはなんとなくBOSE党なんで、まだ音聞いてないけど。

 

audio-technica ATH-ANC900BT

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オーディオテクニカ ノイズキャンセリング機能搭載Bluetooth対応ダイナミック密閉型ヘッドホンaudio-technica ATH-ANC900BT

 

Skullcandyが相変わらずおバカなヘッドホン出してます

Skullcandy Crusher ANC

Skullcandy Crusher ANC

 ちょうどノイキャンヘッドホンの話になったんですけど、「IFA 2019」ではSkullcandyもノイキャンヘッドホン出します。その名も「Crusher ANC」!そう、あの低域ジャンキー御用達のおバカヘッドホンCrusherにノイキャン版が登場するっていうね。ていうか、Crusherとかいう熱湯風呂、普通にアホみたいな低域で外音遮断してくれるから、ノイキャン要らなくない?

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 まあ、この機種はカルト的な人気があるから、そんなの関係なしにみんな買うね、きっと。ぶっちゃけ最近は中華製のノイキャンヘッドホンも性能上がってるんで、そこらへんのチップ持ってくれば簡単にノイキャンヘッドホン作れそうっていうね。そして、そういうのに真っ先に飛びつくのがSkullcandyっていうメーカーです。少なくとも、私のイメージ的にはそう。

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ゼンハイザーの名機 IE80Sがワイヤレス化します。いまさら?

Sennheiser IE 80S BT

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 最近妙に活動的になってるゼンハイザー。SENNHEISER MOMENTUM True Wirelessもバカ売れしたし、ウハウハでしょう。なんか最近、10年前くらいにSHUREが流行らせたデザインでIEM続々出してるしね。ちなみに先日YC某旗艦店でIE500 pro試聴したけど、返却時に対応してくれた店員さんはあまり詳しくない人だったらしくて、「これ、ゼンハですか?最近出たんですか?」ってびっくりしてました。デザイン古いしゼンハっぽくないっていうね。

 閑話休題。で、個人的にIE80Sは実はそれほど好きでもない機種で、今更ワイヤレス化したから何なんだみたいな感じなんですけど、IE80Sが実売40000円切ってるのに、ちょこっとワイヤレス化したのを60000円くらいで出そうって言うんだから、「そりゃちょっとお高くない?」ってね。

 一応最近中華メーカーが売り出し中でDAPでも対応機種が増えてきた高音質ワイヤレスコーデックHWAに対応してるのがウリだけど、どうかな。Westoneもそうだけど、最近流行のワイヤレスケーブル抱き合わせで高く売る商法はやめてほしいかな。

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 どうでも良いけど、個人的にHWAは意外と本気でワイヤレス席巻するような気がしてて、SONYはもうちょっとまじめにLDAC広めようとしないと危ないんじゃないかな。Astell&KernあたりはLDAC側に引き込んでおいた方がいい気がしますね。なんでWF-1000XM3にLDAC搭載しなかったの?ほんとそれだけがっかりだわー。外では米中貿易戦争やってるけど、実はオーディオもHUAWEI時代来てるからね。LDAC断然先行してたのに、SONYもうちょっと自社技術大事にしないとベータマックス状態になるよー。イヤホンレベルなら、個人的に優先すべきはノイキャンよりLDACなんだけどねー。

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Androidスマホに新たな脆弱性問題発覚!

 Android DAPも関わるかもしれない問題だけど、記事読む限り、SIM認証に関わる問題らしいから、今のところDAPはSIM使わないから問題ないのかな。

 記事で気になるのは「ソニーはこの脆弱(ぜいじゃく)性を認めようとせず、『同社のデバイスはOMA CP規格に準拠している』と述べている」とかってあたりかな。技術力神話系のソニーっぽいけど、セキュリティ会社がソニー製には問題があるって言ってるんだから、一応対応しておいてくれた方が安心できると思うんだけど。個人的な感想だけど、こういうときに「うちは大丈夫」なんて言ってはねつける態度取ると、大抵フラグになって、後でしっぺ返しきたりするよね。どちらにせよ余裕のないメーカーっぽく見えちゃうかな。

www.itmedia.co.jp

 

 まあぶっちゃけ最近のソニーは意外と余裕ない感じがあって、製品見てると自社製品同士の連携とか悪いよね。ブランド全体どころかスマホ部門、オーディオ部門の部門ごとでも製品毎に開発が分散化されて過ぎてて、連携が悪い気がする。最近発売されるSONY製品を見る限り、人的資源と研究開発費に余裕がある印象は受けないかな。日系メーカーどこもそうだけど。

 

Mpow T5がMpow M5にレベルアップしました。どこが変わったの?

Mpow M5

Mpow M5


【T5進化版】Mpow M5 Bluetooth ワイヤレス イヤホン AAC&APT-X 高音質 レザー調 6時間再生 IPX7防水規格

 

 大人気完全ワイヤレスイヤホンMpow T5がいつの間にかM5になっててビックリ。ていうかT5この前国内販売開始したばっかじゃん。もうモデルチェンジですか。

 まあこのメーカー、型番変えなくてもマイナーチェンジ加えてることがわかってて、T5も初期はQCC3026使ってたんだけど、途中からQCC3020に変えてたりします。なので平常運転なのかも。ある意味、こういうマイナーチェンジが短期間にできるのが今の中国メーカーの強みかもね。連続再生時間が1時間くらい延びたんだって。

 一応Twitterでイヤホンの連続再生時間が5時間から6時間に延びたよ的なこと言ってるけど、私の持ってるT5も6時間連続再生謳ってたんですが、そこのところはどうなってるんだろ?謎。

 

 音質にはたぶん違いはないということらしい。ほんと、どこいじったんだろうね。今なら900円OFFで買えます。

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Mpow M5のレビュー書きました。

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