艶やか
アルファ☆デシベル Spica UMは音の質感とディテールのバランスにおいてほどよい配分を目指したDTM向きのプロモニターサウンドチューニングが施されており、DTMerはこのイヤホンを魅力的に思う可能性があります。しかし、残念ながら音響スペック的に価格帯の…
インナーイヤー型の明るい雰囲気が好きな場合、ディテール感に優れた1more Comfobudsはかなり有力な選択肢です。デザインもかっこよく、機能が豊富というほどではありませんが、使い勝手も悪くありません。通信品質もおそらく問題ないでしょう。繊細なサウン…
KBEAR LARKは5000円以下で入手できるイヤホンとしてはビルドクオリティとパッケージ内容が格別に優れているだけでなく、音質的にも万能系で使いやすいイヤホンです。デザインもかっこよく、入門用のIEMとしてかなり理想的な機種の一つであることは間違いあり…
Mangird Teaは批評的なオーディオマニアも納得の優れたレンジ感とバランス感覚のあるサウンドを持っています。パッケージやビルドのクオリティにも不足がありません。しかし、最大の難点はFiiO FH3という存在です。Teaとよく似たチューニングスタイルを持っ…
Campfire Audio ARAは中域に丁寧にフォーカスされるボーカルが美しいイヤホンです。それはパワフルなサウンドのイヤホンではありませんが、リファレンスサウンドと言うにふさわしいバランス感覚とディテールを持っています。印象的な歪みの少なさもハイエン…
AUDIOSENSE T100はAUDIOSENSEの入門機らしい音質を持っています。深い低域と中域へのフォーカス、ディテール感の強い高域といったAUDIOSENSEらしい特徴を兼ね備えていますが、中高域は露骨に強調されるため、やや派手に傾くところがあり、人によってはうるさ…
BGVP DN2はその価格に比べて優れたビルドクオリティとパッケージ内容で、お得感があるイヤホンです。音質も少し中高域に癖を感じますし、低域はやや強めなものの、全体的なバランスが取れており、重厚感と華やかさのあるゴージャスなサウンドを聴かせてくれ…
Victor JVC HA-MX100Vは甘く美しい透明度の高いみずみずしい中域を中心に開放的な音場で聴かせるモニターヘッドホンです。全体的な雰囲気はモニター的ですが、そのサウンドは決して無機質なものではありません。むしろ音楽性は豊かで、充実した暖かい人間的…
AUDIOSENSE T180は手ごろな価格で本格的で正統派のモニターサウンドを楽しみたいユーザーにとって最適の選択肢の一つになり得ます。分析的な音楽鑑賞だけでなく、楽器練習や語学学習やナレーションの聞き取りなど、より実用的な側面でも優れた性能を持つ機種…
フラットモニターサウンドが好きな人にとって、AVIOT TE-D01d ml2-tqはこの価格帯で最高の選択肢の一つです。一般的な楽曲はときどきうるさい感じがあるのですが、これで聴くDaft Punk「One More TIme」のようなテクノサウンドはリズム感も最高で、独特の没…
SoundPEATS TrueAir2は初代TrueAirの雰囲気を残しつつ、確実にレベルアップした製品です。携行性・デザイン、そして何より通信品質の点で大きな進化を遂げています。インナーイヤー型なので低域の深みは少し足りないかも知れませんが、中域のボーカルや楽器…
iTeknic IK-BH007のサウンドはかなりバランス感覚が良く、それでいて個性的でサウンドデザイナーの欲望が感じられ、個人的にセンスを感じます。艶やかな光沢感のある華麗なサウンドを持っており、アコギ主体の曲が美しいだけでなく、リズム感は明瞭で量は多…
YAMAHA TW-E7Aは本当にYAMAHAらしいサウンドと言え、ピアノの響きがきれいな正統派のモニターサウンドです。真面目な音作りで手堅い感じがあり、個人的にも好きなサウンド傾向ですが、コンシューマーモデルにしては音作りが少し保守的かなとも思います。ただ…
あくまで私の個人的感想ですが、おそらく最近のKZの多ドラはこういう音を最終的な目標にしているのかも知れません。透明度が高く、細かいディテールも強調される楽しいサウンドで悪くありませんが、個人的には静寂感と抜けが足りない感じが気になります。音…
5000円以下の予算を考えており、インナーイヤー型で完全ワイヤレスイヤホンを探している場合、SoundPEATS True Airは悪くない選択肢だと思われます。aptXに対応し、スペック的にも悪くなく、派手で楽しい音がします。
1万円以下の安価な価格で手に入るアクティブノイズキャンセリングを搭載しているので、完全ワイヤレスイヤホン Picun JS-6は魅力的に思えるかも知れません。しかし、アクティブノイズキャンセリング性能は率直に言って価格帯でも高くないので、それを目的に…
coumi ANC860はデザインもおしゃれで、スペック的にも不満が少なくてわりと気に入っているイヤホンです。ただ確実に低域が支配的なので、低域の存在感が強い音が嫌いな人には向かないと思います。ライブ感のあるサウンドなので、ロックではパワフルで骨太な…
2万円台で登場したNUARLのフラッグシップ完全ワイヤレスイヤホンN10 Proは、NUARLらしい高解像度の明るいサウンドを持つイヤホンに仕上がっています。ANC性能や通信品質でやや不足を感じ、またアプリのイコライザーなどは思ったより音質変化幅が少ないですが…
典型的なV字ドンシャリを高解像度で聴きたいなら悪くない選択肢ですが、これに10万以上出す意味って何なんだろうかってイヤホンです。個人的にはこれでなくちゃ聞けない音って面白みがなく、没個性的な音で、チューニングの妙味みたいなものが全く感じられま…
最近このブランドから出たKZ ZAXはだいぶ洗練されたサウンドになっており、悪くはありませんでしたが、感想としては「KZにしてはまとも」といったくらいの感じで、感動には程遠いレベルでした。 しかし物事というのは思いがけない方向に進むものです。KZがわ…
あなたが1万円くらいで現代的でスタイリッシュなサウンドを持つ完全ワイヤレスイヤホンを探しているならば、NUARL N6 miniはまさにあなたを満足させるものです。驚くべきことに、そのサウンドは決して同価格帯のマルチドライバーの有線イヤホンに劣ることは…
HA-FW03はWOODシリーズの入門機ですが、上位機種にはない魅力を持っているイヤホンでもあります。WOODらしさはそれほど強くないかもしれませんが、より若々しくにぎやかで抜けの良いサウンドを持っており、清潔感があって現代的な楽曲との相性も良い万能型に…
驚くべきことに、KZ ZAXには私が想像していた最近のKZの演出過剰な、ひどく歪な変なドンシャリの音の感じは全くありません。そこにあるのは、むしろ丁寧にディテール感を作り込んだややデジタル的なモニターサウンドで、一瞬、CCAの製品と間違えてレビューし…
5000円以内で良質な中華イヤホンを探している場合、BQEYZはまず真っ先に検討すべきブランドの一つです。もしかするとあなたの周辺ではKZを称賛し、ほめちぎっている友人がおり、実際にamazonのカスタマーレビューやネットの記事を読むととても魅力的に思える…
アクティブノイズキャンセリングの性能はお世辞にも良いとは言えませんが、効果がないわけではありません。音質は比較的万能で聞きやすく、甘みのあるフラットに近い中域充実系で個人的には好みです。通信品質やバッテリー性能は優秀で、装着感に優れており…
Superlux HD668Bは自由音場に基づくフラットモニターヘッドホンです。原音忠実で、少し分析的にくっきりはっきりと音を聴かせるその音質は、どんな曲でも基本的に破綻を感じづらいでしょう。ただしやや刺激が強く、硬い感触の音なので、長時間聞くと聞き疲れ…
個人的に同じ価格くらいのデュアルドライバー完全ワイヤレスイヤホンではSoundPEATS Truengine 3SEがお気に入りで、よもやその地位を脅かす機種など1万円以下では登場しないだろうと思っていましたが、5000円以下で手に入るUiiSii TWS808はTruengine 3SEのラ…
AZLink ZH20は自由音場に基づくフラットモニターを意識しつつ、適所に聞き心地とゲーミング性を加味したチューニングが施されているゲーミングヘッドセットです。その聞き疲れしにくい安定した音質と快適な装着感によって、長時間のゲーミングに向いているだ…
JVC HA-FW02はバランスの良い弱ドンシャリのサウンドを持ち、パッケージやビルドクオリティも十分に満足できる製品です。装着感は人によっては安定しない可能性があり、また今回の個体では音量を少し大きくすると露骨な音割れが見られましたが、WOODシリーズ…
低価格で十分なノイズキャンセリング性能があり、防水性能がない以外はスペック的にもほとんど不満がないので、低価格でANCを試したい人には悪くない選択肢だと思います。音質はドンシャリで大衆的ですが、静寂感をうまく出しつつ、ダイナミックに聞かせてく…