音楽的
SENNHEISER HD800Sはリスニング向きのヘッドホンとしては理想形の一つであり、その評判に違わぬ名機です。その生み出す出力は適度に重厚で派手さと広い音場と静寂感も兼ね備えた、SENNHEISERらしい正統派のリッチサウンドで、アコースティックな曲を中心にど…
Victor JVC HA-MX100Vは甘く美しい透明度の高いみずみずしい中域を中心に開放的な音場で聴かせるモニターヘッドホンです。全体的な雰囲気はモニター的ですが、そのサウンドは決して無機質なものではありません。むしろ音楽性は豊かで、充実した暖かい人間的…
ASHIDAVOX ST-90-05は中域の充実感を重視した高級感のあるリッチサウンドを持つヘッドホンです。業務用っぽいその外観からドモニターサウンドで作り込んできたのかと思いきや、装着した途端、豊かで音楽的なハイブランドっぽいサウンドが流れてきて、そのギ…
OPPO Enco W51はHUAWEI Freebuds 3iキラーと言って良い製品です。アクティブノイズキャンセリング性能はほとんど拮抗しています。音質もほとんど同等でしょう。防水性能は同等で、Qiワイヤレス充電に対応し、よりコンパクトで使い勝手が良くなっているのに価…
Cat Ear Audio Miaはウォームで聴き心地が良く、バランス感覚に優れ、アコースティックな自然で充実した質感のサウンドを持っています。温和で豊かなサウンドは温かみがあり、みずみずしい抱擁感と甘みがあります。イヤホン本体のビルドクオリティは文句ない…
coumi ANC860はデザインもおしゃれで、スペック的にも不満が少なくてわりと気に入っているイヤホンです。ただ確実に低域が支配的なので、低域の存在感が強い音が嫌いな人には向かないと思います。ライブ感のあるサウンドなので、ロックではパワフルで骨太な…
1万円くらいの予算で強力なアクティブノイズキャンセリングを持つヘッドホンを探している場合、dyplay UrbanTraveller 2.0は間違いなく有力候補です。音質は中域の聞こえが良く、静寂感があって引き締まったサウンドです。個人的には好きな雰囲気ですが、元…
5000円以内で良質な中華イヤホンを探している場合、BQEYZはまず真っ先に検討すべきブランドの一つです。もしかするとあなたの周辺ではKZを称賛し、ほめちぎっている友人がおり、実際にamazonのカスタマーレビューやネットの記事を読むととても魅力的に思える…
アクティブノイズキャンセリングの性能はお世辞にも良いとは言えませんが、効果がないわけではありません。音質は比較的万能で聞きやすく、甘みのあるフラットに近い中域充実系で個人的には好みです。通信品質やバッテリー性能は優秀で、装着感に優れており…
低価格で十分なノイズキャンセリング性能があり、防水性能がない以外はスペック的にもほとんど不満がないので、低価格でANCを試したい人には悪くない選択肢だと思います。音質はドンシャリで大衆的ですが、静寂感をうまく出しつつ、ダイナミックに聞かせてく…
ノイズキャンセリング性能や通信品質、バッテリー駆動時間は価格帯の水準をぎりぎり満たしているといった具合で、audio-technica ATH-ANC300TWは性能的には地味な完全ワイヤレスイヤホンです。しかし、原曲の雰囲気を維持しつつ、静寂感と奥行き、甘みを丁寧…
これまで感心したり、好きだ、面白いと思うイヤホンはわりと多かったですが、久しぶりに個人的に興奮したイヤホンです。低域での徹底したリアリズムの追求は私の好きな方向性のサウンドで、このイヤホンの存在を同価格帯で特別なものとしています。低域ジャ…
バッテリー性能だけは少し物足りないかもしれませんが、通信品質とアクティブノイズキャンセリング性能はかなり優秀です。パッケージとビルドクオリティ、使い勝手も良好で、1万円台でアクティブノイズキャンセリング搭載イヤホンを探しているなら、かなり有…
重低域が強調気味でノイジーになりやすい熱気が強いこともあり、第一印象は人によってあまりよくない可能性があります。また一聴して解像度が高いのがわかるという類のイヤホンではありません。しかし、ライブ感のある低域とメロウで色づきの良い中域を味わ…
重みとパワフルさのある低域、わかりやすいピーク感のない高域は個人的にはわりと好みですが、万人受けするかというと少し微妙です。スペックも平凡以下なだけでなく、通信品質も優れているとは言えません。充電ケースはオシャレですが、ピカピカ光るイヤホ…
重厚な曲を静寂感を出しつつ、ゆったり丁寧に聴かせる雰囲気は個人的には好きですが、万能な音質とは言い難く、とくに明るいアニソンやスピード感のある曲を好む若い層には受けが悪いと思われます。重みとライブ感はありますがブーミーになりやすい低域もモ…
今回取り上げる機種はKinera YH623です。Kineraは当ブログではこれまで何度も紹介してきた中国のインイヤーモニター(IEM)メーカーです。日本ではあまり知られていませんが、海外のオーディオファンの間では人気の高いブランドの一つで、幅広い価格帯でコス…
今回取り上げる機種はShozy Rougeです。Shozyは高品質のインイヤーモニター(IEM)を製造している中国のイヤホンメーカーで、幅広い製品ラインナップで知られています。直近ではShozy Form 1.4がオーディオファンの間で好評を持って受けいられています。 Sho…
今回取り上げる製品はDACOM Athlete TWS(L19)です。DACOMというブランドについては個人的にはよく知りません。以前からamazonで低価格のワイヤレスイヤホンではぼちぼち見かけるブランドとなっていますが、品質やパッケージングに優れているとは言えないブ…
今回はqdc Uranusを取り上げます。qdcは中国でもトップレベルのIEM製造ブランドであり、中国で軍や警察向けのオーディオデバイスを開発し、アーティストやプロ用のカスタムIEMシェアでもトップを誇っています。 そのqdcがブランド初のハイブリッドIEM Fusion…
今回はKinera Freyaを取り上げます。Kineraは日本ではあまり有名ではないかも知れませんが、中華イヤホン界隈では非常に評価が高いブランドで、その製品ラインナップも5000円以下のエントリークラスから15万円相当のハイエンドモデルに至るまで豊富に揃って…
今回はMpow Mostar BH029ABを取り上げます。Mpowはamzonで販売されている中華系ワイヤレスイヤホンブランドとしては老舗に近く、SoundPEATS・AUKEY・TaoTronics・ANKERと並び、「低価格中華ワイヤレスイヤホンブランド四天王」とでも言うべきトップブランド…
今回はGRADO GS2000eを取り上げます。GRADOは高い人気を誇るアメリカのヘッドホンメーカーです。GS3000eはそのGRADOのステートメントシリーズの最上位から2番目に当たり、同社のウッド製ヘッドホンのハイエンド機種に位置づけられています。
今回はULTRASONE Edition 15を取り上げます。ULTRASONEは1990年12月に設立されたドイツのオーディオメーカーで、独自のS-Logicと呼ばれるサラウンドサウンドシミュレーションテクノロジーを使っているのが特徴です。直接音が耳に到達する従来のヘッドホンと…
今回はTAGO Studio T3-02を取り上げます。TAGO Studioは群馬県高崎市にあるレコーディングスタジオで、その運営責任者である多胡邦夫さんがこのブランドのヘッドホンやイヤホンのプロデュースをしているそうです。
今回取り上げる機種はThe House of Marley UPRISEです。The House of Merleyは偉大なアーティストであったボブ・マーリーの音楽理念を受け継ぎ、その自然と生命にリスペクトする普遍的な人類愛の音楽精神と環境愛を体現した製品を作っているメーカーで、私も…
今回はKBEAR KB04を取り上げます。KBEARはKinboofi(これで「キンボファイ」と読むらしい)系のブランドで低価格で人気のある製品を数多く出してきた中華系のブランドです。このKB04も5000円以下とは思えないビルドクオリティを実現しており、音質も価格帯で…
今回はSIMGOT EM2を取り上げます。SIMGOTは中国のオーディオメーカーで質の高いインイヤーモニター(IEM)製品で知られているメーカーです。SIMGOT EM2はあらゆる音楽に対応できるイヤホンラインナップを目指した同社の洛神シリーズのエントリーモデルであり…
今回取り上げる機種はGRADO GS3000eです。GRADOは高い人気を誇るアメリカのヘッドホンメーカーです。GS3000eはそのGRADOのステートメントシリーズの最上位に当たり、同社のウッド製ヘッドホンの頂点に位置づけられています。
今回取り上げる機種はM-SOUNDS MS-TW3です。M-SOUNDSは株式会社エム・エス・シー(メディア・セル・コーポレーション)の音響ブランドで、完全ワイヤレスイヤホンを出している日本企業としては割と古株です。エム・エス・シーはスイスの大手PC周辺機器メーカ…