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【特集】コスパ最強!おすすめアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン 2022

 

 数年前、アクティブノイズキャンセリング技術は高価で手に入れるのが難しいテクノロジーで、私たちがそれを手に入れるのに、数万円を支払って耳を覆う大きめのヘッドホンを買う必要がありました。

 

 しかし、2022年、テクノロジーは急速に進化し、私たちは小さなイヤホンを耳に入れるだけで静寂な空間にアクセスすることができるようになり、その価格も数千円から手に入るように変わってきています。

 

 

 そこで、この記事では非常に低価格で手に入るアクティブノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。それらは低価格でありながら高級機種に匹敵するアクティブノイズキャンセリングとサウンドを実現しており、お金をかけることなく十分に快適で満足できるサウンド環境を実現します。

 

 

 

Tronsmart Onyx Apex(5000円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2022/01/Tronsmart-Onyx-Apex-1-2048x2048.jpg

 

 Tronsmart Onyx Apexは5000円以下の低価格で強力なアクティブノイズキャンセリングを備えたスタイリッシュなイヤホンがほしいという人におすすめできる完全ワイヤレスイヤホンです。

 

 サウンドバランスはシャープな高域寄りのV字ドンシャリサウンドで、アクティブノイズキャンセリング性能も悪くありません。QualcommのaptXテクノロジーに対応しているため、aptXコーデックを重視している場合はベストバイに近づくでしょう。

 

Tronsmart Onyx Apexの特徴
  • シャープな音
  • 廉価でありながら満足できるアクティブノイズキャンセリング
  • aptX対応

 

各所の評価

 

レビュー記事

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M-SOUNDS MS-TW33

Tronsmart Onyx Apex

Tronsmart Onyx Apex

¥5,499(税込)

 
 
 
 
 

 

 

QCY HT03(5000円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2021/10/QCY-HT03-1-2048x2048.jpg

 

 QCY HT03は5000円以下の低価格でカスタマイズ性も高くアクティブノイズキャンセリングもほしいという欲張り派の人におすすめできる完全ワイヤレスイヤホンです。

 

 サウンドバランスはやや低域寄りながらバランスが取れており、アクティブノイズキャンセリング性能も1万円以上の中価格帯の機種に劣りません。何より専用のQCYアプリによる優れたカスタマイズ性で、低価格とは思えない満足度をもたらします。

 

QCY HT03の特徴
  • 重厚感のある音
  • 廉価でありながら優れたアクティブノイズキャンセリング
  • QCYアプリ対応

 

各所の評価

 

レビュー記事

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QCY HT03

QCY HT03

 

 

 

UGREEN HiTune X6(1万円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2022/04/UGREEN-HiTune-X6-2048x2048.jpg

 

 UGREEN HiTune X6はスタイリッシュで洗練された装着感の良いデザインと優秀なアクティブノイズキャンセリング性能を両立させたモデルです。

 

 サウンドバランスは低域を重視しており、ポップスやEDMをライブ感高めに聴きたい人におすすめできます。人間工学に基づいた独特の形状で耳に快適にフィットします。

 

UGREEN HiTune X6の特徴
  • 臨場感の高い低域
  • 廉価でありながら優れたアクティブノイズキャンセリング
  • 快適な人間工学的フィットデザイン

 

各所の評価

 

レビュー記事

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UGREEN Hitune X6

UGREEN Hitune X6

 

 

SoundPEATS Mini Pro(1万円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2022/04/SoundPEATS-Mini-Pro-2048x2048.jpg

 

 SoundPEATS Mini Proは機能的なデザインと優秀なアクティブノイズキャンセリング、そしてSoundPEATSの専用アプリを兼ね備えたブランドの最新主力機種です。

 

 サウンドバランスはやや低域を重視していますが、ポップスやバラードで美しい歌声にフォーカスされるように中域が丁寧に作り込まれています。小型で持ち運びやすいデザインと強力なANCも魅力です。

 

SoundPEATS Mini Proの特徴
  • 優れたサウンドバランスにメロウで美しいボーカル
  • 廉価でありながら優れたアクティブノイズキャンセリング
  • コンパクトで携行しやすいデザイン

 

各所の評価

 

レビュー記事

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SoundPEATS Mini Pro

SoundPEATS Mini Pro

 

 

EarFun Air Pro SV(1万円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2022/03/EarFun-Air-Pro-SV-1-2048x2048.jpg

 

 EarFun Air Pro SVは低価格でオーディオマニアを唸らせる製品を作り続けているEarFunの最新製品です。EarFunは大きくニュートラルサウンド系で一般の人向きのAirシリーズとドンシャリサウンド系のスポーツライクなFreeシリーズを出していますが、Air Pro SVはAirシリーズの最新製品になります。

 

 EarFun Air Pro SVはオーディオマニアに定評あるAirシリーズのニュートラルサウンドデザインを継承しつつ、低価格最強クラスと呼び声高いアクティブノイズキャンセリング性能もそのままに、専用アプリにも対応した製品です。

 

EarFun Air Pro SVの特徴
  • バランスの良いサウンド
  • 廉価でありながら強力なアクティブノイズキャンセリング
  • コンパクトで携行しやすいデザイン
  • アプリ対応

 

各所の評価

 

レビュー記事

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EarFun Air Pro SV

 

 

Xiaomi Redmi Buds 3 Pro(1万円以下)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2022/01/Xiaomi-Redmi-Buds-3-Pro-1-2048x2048.jpg

 

 Redmi Buds 3 Proは低価格でアクティブノイズキャンセリングとマルチポイントに対応し、低遅延モードやワイヤレス充電も備えた高機能なモデルです。しかもコンパクトで装着感が良く、目立たないためファッションの邪魔にもなりません。ハイエンド並の使い勝手を廉価に実現してほしい場合、Redmi Buds 3 Proは最適解に近くなります。

 

 Redmi Buds 3 Proはサウンドバランスにも優れており、オーディオマニアでも満足できる音質を実現しているのも魅力です。ただし、アクティブノイズキャンセリング性能は競合より若干弱めに感じるかもしれません。

 

Xiaomi Redmi Buds 3 Proの特徴
  • バランスの良いサウンド
  • 廉価でありながら満足できるアクティブノイズキャンセリング
  • コンパクトで携行しやすいデザイン
  • マルチポイント対応

 

各所の評価

 

レビュー記事

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Redmi Bads 3 Pro

Xiaomi Redmi Buds 3 Pro

Xiaomi Redmi Buds 3 Pro

¥6,990(税込)

 
 
 
 
 
 

 

 

XROUND FORGE NC(1万円クラス)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2021/11/XROUND-FORGE-NC-1-2048x2048.jpg

 

 XROUND FORGE NCは日本ではそれほど有名ではないかもしれませんが、非常に高いサウンドパフォーマンスと機能的なイヤホンデザインで知られる台湾のブランド「XROUND」の最新モデルです。

 

 激しいスポーツでも耳から外れることのない、しっかりした装着感と先端研究に基づいた高解像サウンドを両立させ、アクティブノイズキャンセリングも搭載しています。XROUNDはイヤーピースも自ら開発するほど音にこだわりを持つブランドで、その精神はこのFORGE NCにも生かされており、安いのに高品質で高音質だと話題になっています。

 

XROUND FORGE NCの特徴
  • 先端研究に基づく高解像サウンド
  • 良好な装着感
  • コンパクトで携行しやすいデザイン
  • 高機能なアプリ
  • マルチポイント対応

 

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各所の評価

 

レビュー記事

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XROUND FORGE NC

XROUND FORGE NC

XROUND FORGE NC

¥14,000(税込)

 
 
 
 

 

 

Edifier NeoBuds Pro(1万円クラス)

https://www.audio-sound-premium.com/wp-content/uploads/2021/09/Edifier-NeoBuds-Pro-1-2048x2048.jpg

 

 Edifier NeoBuds Proは1万円台という低価格でありながらハイブリッドドライバー構成、強力なアクティブノイズキャンセリング、機能的なアプリ、高音質コーデックLDACとLHDCに対応した野心的なモデルです。

 

 LDACとLHDCはハイレゾ相当の音質をワイヤレスで実現するコーデックで、ともに日本オーディオ協会から「ハイレゾワイヤレス」認証を受けています。

 

 このコーデックに対応する製品を1万円台で入手できることすら稀ですが、さらにNeoBuds Proはより高価な機種でも採用例が少ないハイブリッドドライバー構成や40dB深度のアクティブノイズキャンセリングを搭載しており、ハイエンドクラスに匹敵する技術とクオリティをこのイヤホンに凝縮しています。

 

Edifier NeoBuds Proの特徴
  • LDAC/LHDC対応
  • ハイブリッドドライバー構成
  • 強力なアクティブノイズキャンセリング

 

各所の評価

 

レビュー記事

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Edfier NeoBuds Pro

Edifier NeoBuds Pro

Edifier NeoBuds Pro

¥13,980(税込)

 

 

 

 

 

 

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【特集】大好きだからおすすめしたい!安くて良い完全ワイヤレスイヤホンを出し続ける注目のオーディオブランド「QCY」

QCYが好きだ―!

QCYが好きだ―!

 

 個人的に最近気に入っており、動向を気にしている完全ワイヤレスイヤホンブランドがあります。「QCY」です。

 

 日本ではあまり有名とは言えないブランドですが、じわじわと評判を広げており、とくにQCY T17はかなり人気が出始めているようで、個人的にとてもうれしく思っています。QCY T17は低価格では抜群に近い解像度で、ハイエンドに匹敵し、3000円くらいで買えるワイヤレスイヤホンとは思えないほどのサウンドクオリティを実現しています。

 

QCY T17。すごくいいぞー!

 

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kanbun/20220121/20220121233044.jpg

 

QCY T17の紹介動画

www.youtube.com

www.youtube.com

 

 上の動画で絶賛されているように、QCY T17はQCY製品で最も優れている機種の一つであり、私もQCYの完全ワイヤレスイヤホンでどれか一つ買うなら、いまのところ一番おすすめです。

 

 しかし、実はQCY製品はT17以外も優れたモデルがたくさんあるんです。この記事ではまだまだたくさんある、コスパ最高クラスのQCY製品群について紹介していきます!

 

 

QCYは完全ワイヤレスイヤホン市場ではSONY以上のビッグブランド

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 日本ではあまり知られていないかもしれないQCYですが、実はグローバル市場ではかなり知られたブランドです。2020年の完全ワイヤレスイヤホン・グローバル市場シェア占有率は5.6%でApple、Samsung、XiaoMiに次ぐ第4位の実績規模を持つメーカーです。

 

Canalysによる完全ワイヤレスイヤホン・グローバルマーケットのシェアランキング

Canalysによる完全ワイヤレスイヤホン・グローバルマーケットのシェアランキング

 

2021年11月に稼働したばかりの本社社屋

2021年11月に稼働したばかりの本社社屋(引用元:QCY公式

 

 QCYは高い研究開発能力と製造能力を持っていて、ODMやOEMも積極的に行っており、日本でも別ブランド名で製品が売られていたりします。

 

(引用元:QCY公式)

(引用元:QCY公式

 

 QCYが高い開発能力を持っていることは低遅延モードを業界でいち早く実現したり、自社のさまざまな機種に対応したQCYアプリを用意していたり、製品ごとにコンセプトに合わせた最新のチップや部材を採用して、コストを抑えつつコストバリューを最大化する設計能力を有していることからわかります。

 

エコパッケージ

 QCYはSDGsに関心の高いヨーロッパにも商品を出荷しており、環境意識の高い人々にも安心して選んでもらえるエコパッケージを採用しています。

 

 

 それではQCYの機種を紹介していきます。

 

QCY T17「明るく高解像」

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kanbun/20220121/20220121191347.jpg

 

 明るく、くっきりとし、繊細で煌めき感もある高精細で高解像のサウンドが好きなら、QCY T17がおすすめです。低価格でありながら、ハイエンドクラスに匹敵する高解像度を持っており、キラキラしたサウンドが好きならきっと気に入るでしょう。

 

 QCYアプリに対応していないのだけは欠点です。

 

QCY T17の特徴
  • 明るく高精細なサウンド
  • イヤーフィン付き、優れたフィット感
  • QCYアプリに対応しない

 

 

レビュー記事

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QCY T17

QCY T17

QCY T17

¥3,999(税込)

 
 

 

QCY G1「近未来的なデザインがカッコいいゲーミングモデル」

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kanbun/20220211/20220211234656.jpg

 

 QCY G1の外観はロボコップにインスパイアされた近未来的デザインになっています。ゲーミングモデルで中域がかなりしっかり聞こえるバランスになっており、銃声などが明瞭な定位感で聞こえます。少し硬く聞こえやすい音ですが、音楽鑑賞用としても普通に優れたサウンドバランスになっています。

 

 QCYアプリに対応しています。

 

QCY G1の特徴
  • 硬くソリッドではっきりした音
  • 近未来的デザイン
  • QCYアプリ対応

 

 

レビュー記事

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QCY HT03「低価格でも優秀なアクティブノイズキャンセリング搭載」

 

 QCYがコストパフォーマンス最強を目指して作ったモデルが「QCY HT03」です。5000円以下で最高の使い心地をユーザーに提供すべく、アクティブノイズキャンセリングや高機能なアプリでのカスタマイズを搭載する万能機種として設計されました。

 

QCY HT03の特徴
  • 重厚感のある音
  • 廉価でありながら優れたアクティブノイズキャンセリング
  • QCYアプリ対応

 

 

レビュー記事

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QCY HT03

QCY HT03

 

 

QCY T13「ロングバッテリーにこだわった最高の入門モデル」

 

 QCYが最高のエントリー完全ワイヤレスイヤホンとして使い勝手を重視して作ったのがQCY T13です。非常に廉価に買える入門機でありながらQCYアプリでのカスタマイズに対応し、最大8時間のロングバッテリーによって一流メーカーのミドルレンジ帯機種と同等の使い勝手が実現されています。

 

 本当に欲しいと思えるイヤホンがまだ見つかってない人は、QCY T13を買えば、欲しいイヤホンが見つかるまで満足して使うことができるというようなコンセプトの機種です。

 

QCY T13の特徴
  • メロウなサウンド
  • 8時間連続再生を実現したロングバッテリー
  • QCYアプリ対応

 

 

レビュー記事

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QCY T13

 

QCY T11S「廉価でありながらハイブリッドドライバー搭載」

 

 高級なイヤホンは複数のドライバーを組み合わせたハイブリッドドライバー構成になっていることがあります。一般にドライバーを多く使うほど高価になるので、低価格ではハイブリッドドライバーを搭載している完全ワイヤレスイヤホンは稀です。しかし、QCYはバランスドアーマチュアドライバーとダイナミックドライバーを組み合わせたハイブリッドドライバーイヤホンを廉価に提供しています。「QCY T11S」です。

 

QCY T11Sの特徴
  • 低価格でありながら高級なハイブリッドドライバー構成を実現
  • 繊細で高精細な音
  • QCYアプリ対応

 

 

レビュー記事

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QCY T11S

QCY T11S

 

QCY T17S「T17をブラッシュアップしたアップグレードモデル」

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kanbun/20220222/20220222073432.jpg

 

 QCY T17SはQCY T17のアップグレードモデルでQCYアプリに対応し、サウンドバランスもよりニュートラルに近く調整されています。ケースデザインはスポーツカーを意識したクリアカバーに変更されました。

 

QCY T17Sの特徴
  • 高解像かつバランスの良いサウンド
  • 快適な装着感
  • QCYアプリ対応

 

 

レビュー記事

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QCY T17S

QCY T17S

QCY T17S

$49.99

 
 

 

 

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【特集】5000円以下で選ぶ!今もっとも注目に値する高コスパ完全ワイヤレスイヤホン 2022

5000円以下で選ぶ!今もっとも注目に値する完全ワイヤレスイヤホン 2022

 

 数あるオーディオ製品の中で今、最も成長している分野が完全ワイヤレスイヤホンです。最近はかなり安い値段で手に入る機種でも、非常に高いオーディオパフォーマンスを持つ製品が増えてきました。

 

 この記事では5,000円以下で手に入る優れた完全ワイヤレスイヤホンを紹介します。

 

 

Edifier X3 To U

Edifier X3 To U

 

 Edifierは数ある中国音響ブランドの中でも最も老舗に近いメーカーの一つで、日本の高級音響メーカー「STAX」の親会社でもあります。Edifierはその経験豊富なチューニング技術を完全ワイヤレスイヤホン分野でも生かしており、この分野の人気ブランドの一つとなっています。

 

 Edifier X3 To Uは、このブランドで最も人気のあった完全ワイヤレスイヤホンの一つであるX3をアップデートしたモデルで、好評だった使い勝手や音質をよりブラッシュアップしたリファイン版になっています。

 

Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U
Edifier X3 To U

 

Edifier X3 To Uの特徴
  • バランスの良いチューニング
  • コンパクトで軽量なデザイン
  • 1回の充電で6時間、合計24時間のプレイタイム
  • IP55定格の防塵性と耐水性
  • エレガントな色と絶妙なパッケージデザイン

 

Edifier X3 To Uについての記事

 

Edifier X3 to U(画像引用元:Edifier)

Edifier X3 to U

 

EnacFire E60

EnacFire E60

 

 EnacFireはそれほど有名ではないブランドですが、かなり初期から完全ワイヤレスイヤホンを作り続けており、一部で人気のあるブランドです。その特徴は低域を重視したコンシューマーライクな音作りです。

 

 EnacFire E60は3000円以下で買える非常に廉価な価格設定ながら、ワイヤレス充電に対応し、コンパクトなサイズ感を実現している完全ワイヤレスイヤホンです。サウンドバランスはEnacFireらしい低域を重視したバランスですが、高域も丁寧にチューニングされており、倍音表現がきれいで耳あたりも良い、マイルドなのびやかさのあるサウンドが魅力です。 

 

EnacFire E60
EnacFire E60
EnacFire E60
EnacFire E60

 

EnacFire E60の特徴
  • QI無線充電対応
  • 最大48時間再生可能、存分に堪能できるHIFI高音質
  • 抜群の装着感
  • 安心できるIPX8 防水仕様
  • 片耳使用可能

 

EnacFire E60についての記事

 

EnacFire E60

EnacFire E60

¥2,980

 
 
 
 
 
オススメ

 

EarFun Free Mini

EarFun Free Mini

 

 EarFunは完全ワイヤレスイヤホンの人気ブランドです。受賞歴もある優れたイヤホン製品をたくさん作っており、EarFun FreeシリーズやEarFun Airシリーズはどちらもユーザーや評論家の双方から高い評価を得ています。

 

 EarFun Free MiniはEarFunの最新エントリーモデルです。IPX7の耐水性能と最大24時間稼働可能なバッテリー性能、そして軽量で快適な装着感を実現しており、スポーツシーンに活躍するモデルとして設計されています。

 

 EarFunは優れたサウンドバランスで知られていますが、Free Miniも低価格とは思えない良好なシグネチャーサウンドを実現しています。

 

EarFun Free Mini
EarFun Free Mini

 

EarFun Free Miniの特徴
  • 新型のGreenRadio技術・より低消費電力
  • 24 時間の長時間再生
  • コンパクトで軽量・IPX7防水/防滴
  • 快適なフィット感・タッチセンサー操作
  • 高音質ドライバー搭載・ハンズフリー通話

 

EarFun Free Miniについての記事

 

EarFun Free Mini

EarFun Free Mini

¥3,799

 
 
 
 
オススメ

 

SoundPEATS Mini

SoundPEATS Mini

 

 SoundPEATSは低価格でありながら非常に高品質の完全ワイヤレスイヤホン製品を作り続けている人気ブランドです。日本市場を非常に重視していることでも知られ、日本市場に特化した製品設計や日本のブランド並みかそれ以上の手厚いサポートで知られてきました。

 

 SoundPEATSのエントリーモデルであるSoundPEATS Miniは小型で快適な装着感を実現し、優れたサウンドバランスを実現しています。また、その品質はユーザーだけでなく評論家の間でも認められており、日本の一流オーディオ評論家による家電アワードであるVGPでも高い評価を得ています。

 

SoundPEATS Miniの特徴
  • 流麗で美しいサウンド&美しく見える外観
  • VGP評論家が評するワイヤレスイヤホン、デザインでコンパクト
  • AI通話ノイズキャンセリング対応、リアルな通話実現
  • 安定性にこだわったMCSync左右同時伝送対応&最新のBluetooth5.2対応
  • 驚異的な長持ち、単体5時間連続再生

 

SoundPEATS Mini
SoundPEATS Mini

SoundPEATS Mini

 

SoundPEATS Miniについての記事

 

SoundPEATS Mini

SoundPEATS Mini

¥4,580(税込)

 
 
 
 
 
 
オススメ

 

SoundPEATS Gamer No.1

SoundPEATS Gamer No.1

 

 ゲーミングマウスのような外観のSoundPEATS Gamer No.1は、このブランド唯一のゲーミング特化型イヤホンですが、そのサウンドはむしろ非常に良質なモニターサウンドを持っています。

 

 定位感と質感の両面に置いて正確で、とくに中域から高域の再現度が高く、歯擦音が尖ったりすることなく、スムーズにディテールを聞き取ることが出来ます。FPSゲームでの方向感覚を明確にするためにこのようなチューニングが行われているようですが、音楽鑑賞用としても非常に優れています。

 

 私が普段リファレンスモニターとして使っているイヤホンの一つです。

 

SoundPEATS Gamer No.1
SoundPEATS Gamer No.1

SoundPEATS Gamer No.1

 

SoundPEATS Gamer No.1の特徴
  • 超低遅延ゲームモード                                                      
  • デュアルドライバー搭載、立体感に優れたサウンド
  • 個性が光るデザイン
  • マイクを4基搭載
  • 質感と定位感に優れたバランスモニターチューニング
  • 「低域のサウピー」の常識を覆すモニター的な低域
  • ゲーミングモード時のスーパードンシャリサウンド

 

SoundPEATS Gamer No.1についての記事

 

SoundPEATS Gamer No.1

SoundPEATS Gamer No.1

¥4,880(税込)

 
 
 
 
 
オススメ

 

QCY T17

QCY T17

 

 QCYは日本ではそれほど有名ではありませんが、中国では非常に人気の高いブランドで、グローバル市場でも完全ワイヤレスイヤホン部門で世界4位の規模を持つメーカーです。日本ではQCY名義での製品はあまり見ないと思いますが、その高い技術力は業界では広く知られており、OEMやODMで日本や中国のさまざまなブランドに製品を供給しています。

 

 最新のエントリーモデルQCY T17は低価格では抜群の高音質を実現したモデルで、価格帯の常識を超える高解像で高精細なサウンドを提供します。軽量で人間工学的に設計されたハウジングと装着感を高めるイヤーウィングで、激しい運動でもイヤホンが脱落しない快適なフィットを実現します。

 

QCY T17
QCY T17
QCY T17
QCY T17

 

QCY T17の特徴
  • 6mmチタンドライバーによる高解像サウンド
  • 低遅延モード搭載
  • 1日十分に音楽を楽しめるスペック、ケース込みで最大26時間
  • わずか4gの軽量快適なイヤホン重量
  • 装着感を高め、スポーツでも使えるイヤーウィング形状
  • IPX5防水
  • 現状でQCYアプリのサポートなし

 

QCY T17についての記事

 

QCY T17

QCY T17

QCY T17

¥3,999(税込)

 
 
 
オススメ

 

QCY T13

QCY T13

 

 QCY T13はT17とは異なるもう一つのQCYのエントリーモデルです。この製品はT17よりマイルドでまろやかなサウンドを提供します。T17の繊細ではっきりした音と異なる、メロウでふくよかな音楽を楽しむことが出来ます。

 

 T13はT17とは異なって、QCYの専用アプリにも対応しており、コントロールや音質を調整する機能が提供されています。バッテリー性能にも優れており、旅行のお供にももってこいの万能系製品です。

 

QCY T13
QCY T13

QCY T13

 

QCY T13の特徴
  • 左右同時伝送方式による効率的なバッテリー管理と安定した通信品質
  • イヤホン単体8時間、バッテリー込み40時間のロングバッテリー仕様
  • 急速充電:5分間の充電で1時間再生可能
  • 付属アプリにより音質調整やコントロールのカスタマイズが可能

 

QCY T13についての記事

 

QCY T13

QCY T13

¥4,400(税込)

 
 
 
 
 
 
オススメ

 

 

QCY HT03

QCY HT03

 

 QCYが高い技術力と優れたコストコントロールを結集して、5000円以下で最高の完全ワイヤレスイヤホンとして完成させたのがQCY HT03です。

 QCY HT03は5000円以下の価格でありながら、専用アプリ、アクティブノイズキャンセリング、低遅延モードといった高い機能性を実現しています。音質面でも妥協はなく、低価格でありながらパワフルな低域を持つサウンドを楽しむことが出来ます。

 

QCY HT03

 

QCY HT03の特徴
  • 低価格でありながら静寂性の高い強力なアクティブノイズキャンセリング
  • ゲームに最適な低遅延モード
  • スタイリッシュな外観
  • 高機能なQCYアプリ
  • パワフルなサウンド

 

QCY HT03についての記事

 

QCY HT03

QCY HT03

 

 

 

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【完全ワイヤレスイヤホン QCY T17S アウトラインレビュー】非常に優れたサウンドバランスと高度なカスタマイズ性を備えた、名機T17の上位モデル

QCY T17S

QCY T17S

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

 

こんな人におすすめ

  • スタジオチューニングが好き
  • バランスの良いイヤホンがほしい
  • 機能や音質をカスタマイズしたい
  • コストパフォーマンス重視

 

QCY T17Sの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「QCY T17S」です。

 QCY T17Sの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:7.5h/26h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC
  • 技適番号:216-210074216-210075
  • 価格帯:3000円~5000円

 

パッケージ

 QCY T17Sのパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類

 

QCY T17S
QCY T17S
QCY T17S

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

 QCY T17Sのビルドクオリティは価格の標準を満たします。デザインはおしゃれですね。

 

QCY T17S
QCY T17S

QCY T17S

 

装着サンプル

 耳への収まりもよく、装着感は良好です。

 

QCY T17S
QCY T17S
QCY T17S
QCY T17S

 

接続品質

 aptXでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

 

 人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも音は途切れず、一貫して音楽を聴くことが出来ます。

 

 ホワイトノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

 

www.audio-sound-premium.com

 

インターフェース/操作方法

 操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生 多機能ボタンを2回タップ
再生停止 多機能ボタンを2回タップ
曲送り 右耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
曲戻し 左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答/終了 多機能ボタンを2回タップ
通話拒否 多機能ボタンを1.5秒長押し
音声アシスタント起動 左耳側の多機能ボタンを3回タップ
ゲームモードON/OFF 右耳側の多機能ボタンを3回タップ

 

アプリ

 QCY T17SはQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

 

QCYアプリで可能なこと

  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

QCY T17S
QCY T17S
QCY T17S
QCY T17S

 

音質

 今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とaptXでつないでノーマルモードでレビューします。

 

 

 QCY T17Sのサウンドシグネチャーはかなりニュートラルに近いバランスの良いサウンドを持っており、サウンドバランスは元のQCY T17より改善されています。その意味ではT17の改良版と言えます。しかし、高域で解像度はかなり劣化したために、おそらく多くの人にとってQCY T17のほうが明瞭で高品質な音に聞こえると思われます。

www.audio-sound-premium.com

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:S-
  • 個人的な好み:A+

 

 QCY T17Sはほとんど完璧にオーディオマニアグレードの品質を持っており、低価格ではSoundPEATS Gamer No.1EarFun Air Pro 2などと並ぶ、優れたサウンドバランスを持っています。解像度も十分でオーディオスペック的には価格を超越していますが、高域の解像度が劣るため、T17と聴き比べると、T17のほうがよいと思う人のほうが案外多いかもしれません。

www.audio-sound-premium.com

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音質的な特徴
美点
  • 優れたサウンドバランス
  • 完璧に近い質感表現
  • 原音忠実度が高い
  • 透明度の高い中域
  • 繊細
  • 爽やか
  • メタリック
  • 不快な要素の少ない高域
欠点
  • エッジ感に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 輪郭がぼんやりしやすい
  • T17より高域の明瞭度で劣り、全体の解像度が低下している
  • 低域の量と深さで物足りない

 

デル株式会社

 

総評

 低価格で上位機種並みのカスタマイズ性の高いアプリと高音質を兼ね備えた完全ワイヤレスイヤホンを探しているオーディオ夢想家を笑うことは出来ません。なぜなら、それは目の前に存在するからです。QCY T17Sは高度なカスタマイズ性を備えた専用アプリと優れたサウンドバランスを持っている、完全ワイヤレスイヤホンの革新的機種です。

 

 QCY T17SがCES2022で「World TechMedia Recommendation」を獲ったというニュースを見て、私はなぜEarFunは獲れなかったのだろうかと思いました。T17は解像度で優れたイヤホンですが、中域が少しよくないのを考えると、耳の肥えた批評家受けするとは思われず、その点ではEarFunのほうが優れたものを作っているはずだと考えていたからです。しかし、T17Sを手に入れた後にすべての謎は氷解しました。たしかにこのイヤホンを最高に近く評価しないのは、権威あるオーディオメディアアワードとしてはありえないでしょう。QCY T17Sは同価格帯のEarFun Free Miniをほぼあらゆる点で打ち負かしているのは確実です。

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QCY T17S

QCY T17S

QCY T17S

$49.99

 
 

 

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【完全ワイヤレスイヤホン QCY G1 アウトラインレビュー】中域重視のゲーミングモデル。音場が狭い。デザインはおしゃれ。通信品質だけ少し気になる

QCY G1

QCY G1

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

 

こんな人におすすめ

  • 中域中心で音楽を楽しみたい
  • 高域に敏感
  • かっこいいデザインのイヤホンがほしい
  • サイバーパンクデザインが好き

 

QCY G1の概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「QCY G1」です。

 QCY G1の完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック

 

パッケージ

 QCY G1のパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • イヤホン本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーピース
  • Type-Cケーブル
  • マニュアルや保証書類

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

 QCY G1のビルドクオリティは価格の標準を満たします。デザインはおしゃれですね。

 

QCY G1
QCY G1

QCY G1

 

装着サンプル

 耳への収まりもよく、装着感は良好です。

 

QCY G1
QCY G1
QCY G1
QCY G1

 

接続品質

 AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

 

 人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟むと音が途切れ、接続が解除されました。

 

 ホワイトノイズは少しあるかもしれませんが、ほとんど気になりません。

 

www.audio-sound-premium.com

 

インターフェース/操作方法

 操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
もしくは多機能ボタンを1.5秒長押し
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納する
もしくは多機能ボタンを長押し
ペアリング イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生 多機能ボタンを2回タップ
再生停止 多機能ボタンを2回タップ
曲送り 右耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
曲戻し 左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答/終了 多機能ボタンを2回タップ
通話拒否 多機能ボタンを1.5秒長押し
音声アシスタント起動 左耳側の多機能ボタンを3回タップ
ゲームモードON/OFF 右耳側の多機能ボタンを3回タップ

 

アプリ

 QCY G1はQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

 

QCYアプリで可能なこと

  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

QCY G1
QCY G1
QCY G1

 

音質

 今回は標準イヤーピース Lサイズを使い、FiiO M15とSBCでつないでノーマルモードでレビューします。

 

 

 QCY G1は高域がやや控えめで低域から中域に寄った中域充実系のサウンドシグネチャーを持っています。中域がはっきり聞こえますが、音場が狭く、抜けが悪いので硬質でうるさく聞こえがちなところが好みを分けそうです。

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:B-
  • おすすめ度:B+
  • 個人的な好み:C+

 

 音場が狭めで中域重視で聞こえるEtymotic系のサウンドが好きなら、同様の傾向があるので悪くないと思うかもしれません。ただ、一般的にはレンジ感が不足気味で、音場が狭く聞こえやすいので、QCY T13T17のほうがおすすめしやすいですね。

www.audio-sound-premium.com

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音質的な特徴
美点
  • 中域への適切なフォーカス
  • 硬くはっきりした音
  • 透明度の高い中域
  • かなり正確な質感
欠点
  • 狭い音場
  • ダイナミズムに欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 爽快感に欠ける
  • 繊細さに欠ける
  • 高域の拡張性に欠ける
  • 深さに欠ける
  • 中域がうるさくなりやすい

 

 

総評

 QCY G1は中域重視のサウンドを持っています。音場が狭いのが難点ですが、コンパクトなサウンドで音楽やゲームを楽しみたい人には悪くないでしょう。デザインもおしゃれです。ただ通信品質が少し弱めなのが気になります。

 

QCY G1

QCY G1

¥5,699(税込)

 
 

 

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【セール情報】人気ブランドの新作エントリー完全ワイヤレスイヤホン「QCY T17S」のお得なクーポン配布中!(2022/2/25まで)

QCY T17S

QCY T17S

 

 QCYの最新完全ワイヤレスイヤホン「QCY T17S」がお得に購入できるクーポンが配布されています。

www.ear-phone-review.com

 

EarFun Free Miniの特徴

  • クアルコムのチップを搭載、Bluetooth V5.2対応
  • 4つのマイクと透明カバーデザインの充電ケース
  • 26時間の長時間再生が可能
  • 軽量・耳かけデザイン
  • 高度なカスタマイズを可能にするQCYアプリをサポート

 

Qualcomm製Bluetooth 5.2チップ搭載でAptX対応。より安定度の高い通信

 高速で安定したBluetooth伝送を低消費電力で行えるQualcomm製フラッグシップ通信チップを搭載したことにより、QCY T17Sは超低遅延で革新的な音楽体験をもたらします。

QCY T17S

 

 対応コーデックはaptX/AAC/SBCとなっています。aptX高音質コーデックによりQCY T17Sは高音質なワイヤレス伝送を手に入れました。高音質ワイヤレス伝送が6mmポリマー複合振動板と組み合わさることで、さらに音楽のディテールを引き出します。

 

QCYアプリによる高度なカスタマイズ

 QCY T17SはQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

 

QCYアプリで可能なこと
  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

QCY T17S

 

レビュー記事

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クーポン情報

 

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【セール情報】QCY T13、QCY G1日本国内正式販売開始!記念クーポン配布中

QCY T13 & QCY G1

QCY T13 & QCY G1

 

 完全ワイヤレスイヤホンのグローバルリーディングブランドの一つであるQCYは、エントリーモデルのQCY T13とeスポーツモデルのQCY G1について、正式に日本国内販売を開始しました。この発売を記念して割引クーポンの配布も開始されています。

 

QCY T13「スターターユーザーのために快適な音楽環境を提供」

QCY T13

 QCY T13は完全ワイヤレスイヤホンのスターターユーザーを主なターゲットにしたモデルです。QCYはT13を日常的な通話、音楽鑑賞、ゲーミングや動画鑑賞などのエンターテイメントのニーズを一通り満たす万能モデルとして設計しました。

 

 そのうえで外観デザインや使い勝手の良さ、長時間バッテリー駆動など、一般的なエントリーモデルの水準を超えたスペックに仕上げています。QCY T13は他のイヤホンをメインにしたあとでも、サブ機として使う場合や、家族にプレゼントする場合でも、将来的に十分に満足できる余裕のあるスペック設計が施されています。

www.ear-phone-review.com

 

www.youtube.com

 

QCY T13のクーポンコード
  • 販売URL:https://www.amazon.co.jp/dp/B09QG66GT5
  • 原価:4,399円
  • 割引価格:3,399円
  • クーポン:1,000円(販売ページにあります)
  • 割引コード有効期間:~2022/02/20

 

QCY G1「スマホゲーマーのための『最高の選択肢』を目指して」

QCY G1

 長い歴史の中でコンピュータゲーミングが今ほど活気に溢れた時代はありません。コンピュータゲームプレイングは今や「eスポーツ」と呼ばれ、競技として市民権を得るまでになりました。

 

 完全ワイヤレスイヤホンで先端的な開発を進めているQCYは、拡大するeスポーツにおいても十分な品質を実現できるゲーミングイヤホンの開発に乗り出しました。一般にeスポーツのようなシビアな操作が必要とされる場面では、ワイヤレス通信のコンマゼロ数秒レベルの遅延ですら命取りになるとされています。

 

 QCYはeスポーツクラスのゲーミング体験を実現させるため、遅延を大幅に改善するチューニングを施し、G1でわずか45msという超低遅延を実現しました。さらに、使用するシーンやFPSなどでのチーム連携などを考慮し、プレイヤーの状況や役割に合わせて選べるゲーミング用のEQを用意しています。長時間のゲーミングも可能なイヤホン単体最大8時間の連続再生時間、ゲームを終えたら煩わしさなしに置くだけで充電できるワイヤレス充電など、ゲーマーが快適に利用できる機能を提供します。

www.ear-phone-review.com

 

QCY G1のクーポンコード

 

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【完全ワイヤレスイヤホン QCY T17 アウトラインレビュー】音場を重視し、伸びやかで爽やかな高解像、高精細サウンドを聴かせる。ただし中域が薄味

QCY T17

QCY T17

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

QCY T17

 

こんな人におすすめ

  • すっきりしたサウンドが好き
  • 高解像度な音が好き
  • 優美でのびやかな音が好き
  • 明るい音が好き
  • 音場重視

 

QCY T17の概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「QCY T17」です。

 QCY T17の完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:8h/26h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 技適番号:216-210063/216-210064
  • 価格帯:3000円~5000円

 

パッケージ

 QCY T17のパッケージは価格の標準を満たしています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • QCY T17本体
  • 専用充電ケース
  • USB Type-Cケーブル
  • イヤーピース
  • マニュアル

 

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ビルドクオリティ

 ビルドクオリティは価格を考えると、良好なレベルです。

 

QCY T17
QCY T17
QCY T17
QCY T17

QCY T17

 

装着サンプル

 装着感は良好です。小さな耳でも多分問題ないと思います。

 

QCY T17
QCY T17
QCY T17
QCY T17

 

接続品質

 AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では優秀な接続品質です。

 

 人混みに行ってないのでわかりませんが、家庭内では安定しています。距離耐性は優秀で、5mくらい離れてもシームレスでそのままつながっています。遮蔽物を挟んでも、接続はほとんど問題ないですが、わずかに途切れやすくなります。

 

 ホワイトノイズはわずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が気になりません。

www.audio-sound-premium.com

 

インターフェース/操作方法

 操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
曲再生/停止 多機能ボタンを2回タップ
曲送り 右耳側の多機能ボタン を1.5秒長押し
曲戻し 左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答 多機能ボタンを2回タップ
通話終了 多機能ボタンを2回タップ
音声アシスタントの起動 左側の多機能ボタンを3回タップ
ゲームモードON/OFF 右側の多機能ボタンを3回タップ

 

音質 

 QCY T17はニュートラルを意識しつつ、より音場を重視した調整になっています。これは同じくQCYのエントリーモデルであるT13と同じ発想で作られていますが、T17のサウンドの全体はT13よりさらに高域寄りになっており、明るく伸びやかで爽やかな高解像サウンドになっています。

 

 以下のレビューはFiiO M15にSBCでつないでノーマルモードにし、標準イヤーチップ Lサイズでテストしています。

 

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A+
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:A+

 

 QCY T17はT13を全体的に高域寄りにし、原音忠実度と音場を重視したサウンドと言えます。より伸びやかなサウンドが楽しめますが、中域が薄くなったうえに風通しも良くなったため、全体的に表現が薄味になっています。しかしおそらくチタンドライバーのせいか、解像度が改善しており、総合的な音質ではT13よりおすすめ度が高いと言えます。

 

QCY T17

 

音質的な特徴
美点
  • のびやかなサウンド
  • 繊細
  • 爽やか
  • メタリック
  • 深みと重みがありながら引き締まった低域
  • すっきりした音
  • 原音忠実度が高い
  • 不快な要素の少ない高域
欠点
  • エッジ感に欠ける
  • 構築感に欠ける
  • 輪郭がぼんやりしやすい
  • 芯の強さに欠ける、なよなよした音
  • 少し金属質
  • 薄っぺらく聞こえる音
  • アタックが弱い

 

総評

 QCY T17はT13の音を全体的に明るくしたリファイン版とも言えるサウンドを持っています。より繊細で明るく、爽やか、音場が広く感じられる音が好みならT13よりT17のほうがおすすめです。チタンドライバーの効果なのかわかりませんが、総合的な解像度もT13よりかなり優れています。

 

QCY T17

QCY T17

QCY T17

¥3,999(税込)

 
 
 

 

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【ニュース】QCY T17のアップグレードモデルQCY T17S、CES2022で「World TechMedia Recommendation」を受賞

QCY T17S

QCY T17S

 

 CESTech Awardsは今年から新たに「World TechMedia Recommendation Award」に変更されました。世界のトップテクノロジーメディアジャーナリスト20名の審査によって決定される賞で、これにより世界に向けて推薦される商品として認められます。

 

World TechMedia Recommendation Award

World TechMedia Recommendation Award

 

 今年はQCY T17Sが受賞しました。

 

 QCY T17SQCY T17のアップグレードモデルです。QCY T17はチタンドライバーを搭載し、低価格とは思えない高解像で私も驚かされた機種です。

www.audio-sound-premium.com

 

 T17SはT17の基本デザインはそのままに、新たにQualcomm社製のBluetooth 5.2対応通信チップを搭載し、T17ではオミットされていたQCYアプリにも対応しています。

 

QCY T17Sの特徴

  • クアルコムのチップを搭載、Bluetooth V5.2対応
  • 4つのマイクと透明カバーデザインの充電ケース
  • 26時間の長時間再生が可能
  • 軽量・耳かけデザイン
  • 高度なカスタマイズを可能にするQCYアプリをサポート

 

QCY T17S

 

Qualcomm製Bluetooth 5.2チップ搭載でAptX対応。より安定度の高い通信

 高速で安定したBluetooth伝送を低消費電力で行えるQualcomm製フラッグシップ通信チップを搭載したことにより、QCY T17Sは超低遅延で革新的な音楽体験をもたらします。

QCY T17S

 

 対応コーデックはaptX/AAC/SBCとなっています。aptX高音質コーデックによりQCY T17Sは高音質なワイヤレス伝送を手に入れました。高音質ワイヤレス伝送が6mmポリマー複合振動板と組み合わさることで、さらに音楽のディテールを引き出します。

 

スポーツカーから着想を得たデザイン

 QCY T17Sはスポーツカーに着想を得て、充電ケースのカバーパネルに透明デザインを採用しました。

 

 

スポーツでも快適な装着感を実現するイヤーウィング構造&軽量設計

 QCY T17Sのシングルイヤホン重量はわずか4.2gで、装着時に重さを感じることはなく、人間工学に基づいたインイヤー曲面と角度が耳道の形状に快適にフィットします。超軽量素材で作られた柔らかいシリコンイヤーピース( S / M / L))とイヤーウィングは耳の大きさに合わせて選択可能で、脱落しにくい、個人に最適なフィット感を追求できます。快適な装着感で動きの激しいワークアウトでも安心して使うことが出来ます。

 

QCY T17S

 

4マイク構成でクリアな通話を実現

 QCY T17は各側の本体に2つずつ、合計4基のマイクを搭載しています。これらのマイクがボイスをクリアに拾い、Qualcomm CVCアルゴリズム環境ノイズキャンセリングを組み合わせることで、明瞭な通話音声を相手に届けることができます。

 

QCY T17S

 

QCYアプリによる高度なカスタマイズ

 QCY T17SはQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

 

QCYアプリで可能なこと
  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

QCY T17S

 

レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

 

まとめ

 QCY T17SはQCY公式ストアやAliexpressで販売が開始されていますが、日本国内での販売予定があるかはわかりません。ただし、技適はおそらく取得済みです。

 

 QCY T17はかなり良い出来だったので、その後継機種のT17Sが「World TechMedia Recommendation」を獲得したのも頷けます。

 

 

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【物欲探訪】QCY T17:チタンドライバー搭載のQCYの新作エントリー完全ワイヤレスイヤホン

QCY T17

QCY T17

 

 中国の人気ワイヤレスオーディオブランドQCYから新作エントリー完全ワイヤレスイヤホン「QCY T17」が少し前にリリースされました。記事の最後に読者限定クーポンもあります。

 

QCY T17

 

QCY T17の特徴
  • 6mmチタンドライバーによる高解像サウンド
  • 低遅延モード搭載
  • 1日十分に音楽を楽しめるスペック、ケース込みで最大26時間
  • わずか4gの軽量快適なイヤホン重量
  • 装着感を高め、スポーツでも使えるイヤーウィング形状
  • IPX5防水
  • 現状でQCYアプリのサポートなし

 

QCY T17

 

使い勝手の良い万能スポーツエントリー機を目指して

 QCY T17はQCYの製品群の中でもライトユーザー向けのエントリーモデルになります。ほぼ同じ価格帯にはQCY T13がありますが、こちらはより軽量性や装着感の良さを追求しているスポーツ寄りの廉価モデルになります。

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ユーザーガイドビデオ

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高音質チタニウムドライバー

 QCY T17の最大のポイントの一つが6mmチタニウムドライバーを搭載していることです。チタンは音響的に優れた素材の一つであり、軽量性と強度を兼ね備えているため、伸びやかなサウンドが実現できるとされています。

 

QCY T17

 

低遅延モード搭載

 ゲーミングや配信動画を楽しむユーザーのために、QCY T17には低遅延モードが搭載されています。この低遅延ゲームモードをオンにすると、遅延を45msまで抑えることができるようになり、動画視聴やゲーミングをよりリアルタイムに近いサウンドで楽しむことができるようになります。T17はこれによりユーザーに、優れた没入感のある体験を提供します。

 

QCY T17


スポーツでも快適な装着感を実現するイヤーウィング構造&軽量設計

 QCY T17のシングルイヤホン重量はわずか4.0gで、装着時に重さを感じることはなく、人間工学に基づいたインイヤー曲面と角度が耳道の形状に快適にフィットします。超軽量素材で作られた柔らかいシリコンイヤーピース( S / M / L))とイヤーウィングは耳の大きさに合わせて選択可能で、脱落しにくい、個人に最適なフィット感を追求できます。IPX5の防汗性能もあり、快適な装着感で動きの激しいワークアウトでも安心して使うことが出来ます。

 

QCY T17

 

4マイク構成でクリアな通話を実現

 QCY T17は各側の本体に2つずつ、合計4基のマイクを搭載しています。これらのマイクがボイスをクリアに拾い、環境ノイズキャンセリングを組み合わせることで、明瞭な通話音声を相手に届けることができます。

 

QCY T17

 

レビュー

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まとめ

 QCY T13がエントリーモデルとしてわりと良い出来だったので、QCY T17にも期待がかかりますが、T13と異なり、現状でQCYアプリに対応していないのが気になります。とはいえ、個人的にはアプリは実際殆ど使っていないユーザーのため、あまり気にしていません。たとえば、EQは専用アプリでなくともプレーヤーアプリ側で調整できます。しかし、コントロールカスタマイズにこだわりがある人には少し物足りないでしょう。

 

 見た目上のスペックではT13のほうが値段差以上に優れて見えますが、装着感はこちらのほうが良さそうなので、音質や通信品質次第ではこちらのほうが優れている可能性はあります。

 

ブログ読者限定スペシャルクーポン

 

QCY T17

QCY T17

QCY T17

¥3,999(税込)

 
 

 

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【完全ワイヤレスイヤホン QCY T11S アウトラインレビュー】繊細さと鮮明感を強調したマイクロモニターサウンド。金細工のような華奢で細やかな音が好きならおすすめ

QCY T11S

QCY T11S

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

QCY T11S

 

こんな人におすすめ

  • 繊細なサウンドが好き
  • 明るいサウンドが好き
  • シャカシャカしたサウンドが好き
  • 高機能なアプリを使いたい

 

QCY T11Sの概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「QCY T11S」です。

 QCY T11Sの完全なレビューはこちらにあります。

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:5h/35h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:aptX Adaptive/aptX/AAC/SBC
  • 技適番号:210-147578
  • 価格帯:5000円~10000円

 

パッケージ

 QCY T11Sのパッケージは全体として標準以上で、価格に十分見合っています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • 本体
  • イヤーピース
  • 充電用ケーブル
  • 説明書

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

 ビルドクオリティは価格を考えると、良好なレベルです。

 

 手触りはツルツルとした白磁のような透明感のある温かみのあるデザインです。

 

QCY T11S
QCY T11S

QCY T11S

 

装着サンプル

 耳によく嵌り、装着感は快適です。

 

QCY T11S
QCY T11S
QCY T11S
QCY T11S

 

接続品質

 AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では標準的な接続品質です。

 

 人混みに行ってないのでわかりませんが、 家庭内では安定しています。距離耐性も十分で、5mくらい離れても通信が途切れることはありません。遮蔽物を挟むと、一瞬通信が途切れます。接続は維持されていましたが、音楽を一貫して聞くのは難しいでしょう。

 

 ホワイトノイズはわずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が気になりません。

www.audio-sound-premium.com

 

インターフェース/操作方法

 操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開ける
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納し、ケースの蓋を閉じる
ペアリング イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
リセット方法 ①イヤホンをケースに収納する
②ケースのボタンを10秒間長押しして、イヤホンのLEDが赤と緑に交互に3回点滅するのを確認する
曲再生/停止 多機能ボタンを2回タップ
曲送り 左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
曲戻し 右耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答 多機能ボタンを2回タップ
通話終了 多機能ボタンを2回タップ
通話拒否 多機能ボタンを1.5秒長押し
ボイスアシスタント起動 左耳側の多機能ボタンを3回タップ
低遅延モード切替 右耳側の多機能ボタンを3回タップ

 

アプリ

 QCY T11SはQCYアプリに対応しており、音質とコントロールを自分好みにカスタマイズすることが可能です。さらにヘッドセットの位置情報を追跡し、ヘッドセットから音を鳴らすことで見つけやすくする検索機能はかなり便利です。

 

QCYアプリで可能なこと
  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

音質 

 QCY T11Sは鮮明でマイクロディテールが強調された繊細な高域寄りのニュートラル系弱ドンシャリサウンドを聴かせます。明るく繊細なサウンドが好きな高域好きを満足させる可能性が高いですが、人によってはシャカシャカとした安っぽい音に聞こえる可能性もあります。また中域薄っぺらいので、全体的に細い音で華奢なサウンドに聞こえやすいでしょう。

 

 今回はFiiO M15でSBCでつないで駆動し、標準イヤーピース(Lサイズ)を使ってレビューしています。

 

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

音質総評
  • 原音忠実度:A
  • おすすめ度:A-
  • 個人的な好み:A-

 

 繊細な味付けは個人的にはなかなか好みですが、充実感の不足は気になるところです。最初は細かいところが金細工のようにきれいに聞こえる気がしても、長く聴いていると包容力に欠ける細い音がいまいちに思えてくれるかもしれません。

 

 とはいえ、全体の原音忠実度は高めで、ニュートラルにも近く、バランスは悪くありません。少し明るくシャリシャリと聞こえる繊細な音が好きなら選択肢として考慮しても良いでしょう。オーディオスペックは総合的には価格なりです。

 

音質的な特徴
美点
  • 比較的高い原音忠実度
  • 優秀な解像度
  • 優れたイメージング
  • スタジオモニターライク
  • 躍動的でダイナミックなサウンド
欠点
  • 低域の深みに欠ける
  • はっきりしないぼんやりした低域
  • 質感と定位が少し正確ではない
  • 音像の一貫性に欠ける

総評

 QCY T11Sは深みのある低域と繊細な高域を共存させる、いかにもハイブリッドドライバーモデルといった感じの音を奏でます。繊細な雰囲気が強調されやすいので、マイクロモニターサウンドが好きならおすすめできますが、大抵の曲でシャカシャカしたシンバルが目立ちやすく、高域が敏感な人には向きません。

 

QCY T11S

QCY T11S

 

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【完全ワイヤレスイヤホン QCY T13 アウトラインレビュー】少しゆったりした音場で雄大に音楽を聞かせるメロウサウンド。カスタマイズ性も高く、長時間再生可能。優れた入門機種だが、通信品質だけ少し不安

QCY T13

QCY T13

 

免責事項
  • このレビューは誠実な品質レビューを読者に伝えるためにQCYから提供されたサンプルに基づいて書かれています。
  • これを掲載することによる原稿料のような報酬または対価は一切受け取っておらず、個人的な試験での測定データや個人的見解に基づいて誠実に評価したものです。
  • 当サイトのプライバシーポリシーをご確認ください。

 

QCY T13

 

こんな人におすすめ

  • 安くて長く使える機種がほしい
  • 音場の広い音が好き
  • バランスの良い音が好き
  • カスタマイズ性の高い機種がほしい

 

QCY T13の概要

 「アウトラインレビュー」は製品の概要を簡潔に紹介するレビューシリーズです。今回取り上げる製品は「QCY T13」です。

 QCY T13の完全なレビューはこちらにあります。

www.ear-phone-review.com

 

基本スペック
  • 連続/最大再生時間:8h/40h
  • 防水性能:IPX5
  • 対応コーデック:AAC/SBC
  • 技適番号:216-210031
  • 価格帯:3000円~5000円

 

パッケージ

 QCY T13のパッケージは全体として標準以上で、価格に十分見合っています。

 

パッケージ内容

 付属品に不足はありません。

  • QCY T13本体
  • イヤーピース
  • 充電用ケーブル
  • 説明書

 

www.youtube.com

 

ビルドクオリティ

 ビルドクオリティは価格を考えると、良好なレベルです。

 

 白磁のように美しい透明感のあるデザインです。

 

 

装着サンプル

 耳によく嵌り、装着感は快適です。わりとよく耳に収まる形をしています。

 

QCY T13
QCY T13
QCY T13
QCY T13

 

接続品質

 AACでCayin N6II/E02と接続してテストしました。価格帯では標準的な接続品質です。

 

 人混みに行ってないのでわかりませんが、 家庭内では安定しています。距離耐性はやや弱く、5mくらい離れると少し途切れがちになります。また遮蔽物を挟むと、接続が途切れてしまいました。

 

 ホワイトノイズはわずかにあるかもしれませんが、おそらくほとんどの人が気になりません。

www.audio-sound-premium.com

 

インターフェース/操作方法

 操作インターフェースはタッチ式です。

 

電源ON 充電ケースの蓋を開け、イヤホンを取り出す
電源OFF 充電ケースにイヤホンを収納する
ペアリング イヤホンを電源ONにしたあと、接続先がない場合は自動でペアリングモード
手動でペアリングモードにする場合は、イヤホンをケースに収納し、蓋を開けた状態でケースのペアリングボタンを3秒間長押し
リセット方法 ①イヤホンをケースに収納する
②イヤホンを10秒間長押しして、イヤホンのLEDが赤と青で素早く点滅するのを確認する
曲再生/停止 多機能ボタンを2回タップ
曲送り 左耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
曲戻し 右耳側の多機能ボタンを1.5秒長押し
通話応答 多機能ボタンを2回タップ
通話終了 多機能ボタンを2回タップ
通話拒否 多機能ボタンを1.5秒長押し
ボイスアシスタント起動 左耳側の多機能ボタンを3回タップ
低遅延モード切替 右耳側の多機能ボタンを3回タップ

 

アプリ

 アプリでは以下の機能が提供されます。

  • 音質のカスタマイズ
  • コントロールのカスタマイズ
  • 追跡機能
  • ファームウェアアップデート
  • ペアリング解除
  • ファクトリーリセット
  • デバイス情報の確認

 

音質

 QCY T13はニュートラルを意識しながらもより低域を前面に出す、ゆったりした奥行き感のあるサウンドを実現しています。音楽は雄大さが強調され、スケール感が高まって聞こえるでしょう。鮮明感も高めで、なかなかバランスの良い低域強調系のリスニングサウンドです。

 

 以下のレビューはFiiO M15にaptXでつないでテストしています。

 

 

 音質についての詳しいレビュー内容はこちらを参照して下さい。

 

QCY T13

 

音質総評
  • 原音忠実度:A-
  • おすすめ度:A+
  • 個人的な好み:A+

 

 低価格機種ですが、全体的に音場をゆったりと、楽器音が少し響いてまろやかに聞こえるように、うまく調整してあり、上品かつ雄大でありながら優美でもある絶妙なラインを攻めているリスニングサウンドです。構築感が足りないので、ソリッドなサウンドが好きな人には向きませんが、かなり多くの人を満足させることができそうです。

 

 万人向きののエントリークラスとして作られたQCY T13にふさわしい音といえ、コンセプトによくマッチしていると言えるでしょう。

 

音質的な特徴
美点
  • 奥行きのある広い音場
  • 中域への適切なフォーカス
  • 優美
  • 雄大
  • マイルドでメロウな聴き心地
  • 響きが豊か
欠点
  • 構築感に欠ける
  • やや鈍重に聞こえるサウンド

 

総評

 QCY T13はバランスのよい低域寄りのサウンドを持っています。非常にうまくバランスを維持しながら音場が広く聞こえるように丁寧に強調されており、ディテールをうまく維持し、聞き心地の良い優れたリスニングサウンドを聞かせます。通信品質だけやや心配なものの、スペックも優秀なうえ、付属アプリで音質や操作性のカスタマイズも可能なため、最初に買ってから長く使えるイヤホンです。入門モデルとして非常に優秀ですね。

 

QCY T13

 

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【特集】音質にこだわるマルチドライバー完全ワイヤレスイヤホン。注目機種をご紹介!

音質に優れたマルチドライバー完全ワイヤレスイヤホン。注目機種をご紹介!

 

 2010年代になって登場した最も新しい革新的なオーディオ機器である完全ワイヤレスイヤホンは、いまやオーディオの主要なストリームを占めるに至っています。この新しく若々しいオーディオの潮流は、古く伝統的なオーディオ機器を押しのけ、音楽の世界を一変させました。世界中で多くの人がワイヤーの煩わしさから開放されています。

 

 しかし一方で多くの人が疑念を持っていたのはその音質です。ワイヤーがなくなって空中を音声信号が飛び交うということを想像したオーディオファンはすぐにこう考えました。「音楽信号を空中に飛ばすだって?……信じられない。ノイズから保護されているはずのケーブルですら音楽を劣化させるのに、それをさらに磁界ノイズの溢れた空中に解き放って劣化させるなんて正気の沙汰じゃない」と。

 

 一部のオーディオメーカーも音質の劣化を理由に完全ワイヤレスイヤホンの市場に参入するのを躊躇っていましたが、時間がすべてを解決しました。初期の完全ワイヤレスイヤホンはかなりの問題を抱えていたことは事実ですが、すぐに一定程度の満足できる音質と通信性が実現されました。古い考えの人々も、完全ワイヤレスイヤホンがオーディオ売り場の一番目立つ位置に美しく並べられるようになり、人々がそれについて目を輝かせて語り、楽しんでいるのを見ると、その環に加わろうと思い直しました。完全ワイヤレスイヤホンがオーディオ的にはまだ不完全であるにしても、それは音楽の楽しみを後退させるものではない、むしろ重要な前進がそこにあることに気づいたのです。

 

 完全ワイヤレスイヤホンの進歩は驚くべき速度で進み、技術は日々更新されています。課題は次々と解決され、今も解決されつつあります。この新しいオーディオ機器はスマートデバイスと連携するようにもなり、旧来のオーディオ機器が持っていた電気的性能の束縛(インピーダンス整合の問題、駆動の問題)からの解放をもたらし、ユーザーに直感的なオーディオアクセスを可能にするとともに、人々がこれによって開かれたオーディオの未来に目を向けていったことは当然の流れです。

 

 消費者もエンジニアもこの新しい潮流がオーディオ機器の革命であり、ライフスタイルにおける音楽のあり方自体を変える可能性があることを理解すると、次はどうやってこの革命を押し広げ、既存のオーディオを置き換えていくかということを考え、実行し始めました。

www.grandviewresearch.com

 

 2021年の現在、市場は様々な完全ワイヤレスイヤホンに溢れています。そして、完全ワイヤレスイヤホンの中には有線イヤホンの高級機種と同じようにたくさんのドライバーを積んだモデルが登場するようにもなりました。この記事では現在市場に存在しているマルチドライバー完全ワイヤレスイヤホンの中から注目すべき機種をピックアップします。

 

ところでマルチドライバーイヤホンってどういうメリットがあるの?

 一般にマルチドライバー化のメリットは音域周波数のレンジと解像度の改善にあります。各音域をその音域の特性に最適化した専用ドライバーに担当させることで周波数特性の精度が高まり、各音域のドライバー数を増やすことで解像度も改善します。一方で、適切な設計をしない場合、複数のドライバーを同一空間に入れることによる歪の増大、クロスオーバー周波数で問題が発生するといった音響上のデメリットがあります。

www.ear-phone-review.com

 

SoundPEATS H2

 SoundPEATSはワイヤレスイヤホンにおけるパイオニア企業として知られており、廉価な価格で高品質な製品と誠意のあるユーザーサポートで知られ、日本のユーザーに徐々に支持されてきました。SoundPEATSも日本市場に積極的に関与し、日本の成熟したポータブルオーディオ市場にコミットしたいと考えており、専用のチューニングを施した機種を販売するなど、熱心なマーケティングを行っています。

www.phileweb.com

 

 しかし、今となってはほとんど忘れられていますが、彼らは完全ワイヤレスイヤホンにおいては少し出遅れたメーカーでした。SoundPEATSは完全ワイヤレスイヤホンが出回り始めた比較的初期の2017年にQCYと協働して作ったと思われる「Q29」や「Q16」といった機種をリリースしていますが、全くと言っていいほどヒットしてません。SoundPEATSが完全ワイヤレスイヤホン市場で存在感を示すようになるのは、2018年の「SoundPEATS TrueFree」のヒット以降です。

 

SoundPEATS H2

 

 その後は高い品質の製品と確かなチューニングと技術力に基づいた豊富なラインナップが評価されはじめ、直近のVGP 2022でも「Air 3」や「H2」が部門金賞を取るなど、存在感を急速に高めており、オーディオファンにも広く認知されるブランドになってきました。

 

 部門金賞を取ったSoundPEATS H2はそのSoundPEATSの最新ハイブリッドドライバー搭載完全ワイヤレスイヤホンです。リーズナブルな価格でありながら、最新のaptX Adaptiveコーデックに対応するなど機能面を充実させ、スタジオチューニングライクなサウンドを施されたH2は、完全ワイヤレスイヤホンに参入するエントリーユーザーが高音質にステップアップするためのちょうどよい腰掛けとなるでしょう。

 

 

SoundPEATS H2

SoundPEATS H2

SoundPEATS H2

¥8,990(税込)

 
 
 
 
 

 

QCY T11S

QCY T11S

 QCYは日本では少し知名度に劣るかもしれませんが、世界的にはSoundPEATS以上の存在感を持つとも言えるブランドです。2018年頃までQCYはSoundPEATSと密接な関係にあり、おそらく両者は工場を共有していたか、QCYがSoundPEATS製品を受託生産していたようです。SoundPEATSの現在の製品群を見ると、複数のブランドと同じ工場で作られたと思われる製品が存在しているため、同社はファブレスブランドだと思われます。SoundPEATSの製品は2018年頃までQCYの型番そのままの製品を展開していましたし、「TrueFree」も「QCY T1」の同一機種です。しかし、近年は両者の製品ラインナップは全く異なったものとなっています。

 

 QCYはSoundPEATSに比べるとより技術的なメーカーであり、その製品の殆どに対応する独自のQCYアプリを備えていることで知られています。QCYは優れたワイヤレスオーディオ開発能力を持っており、完全ワイヤレスイヤホンにいち早く「低遅延モード」を導入したことでも知られています。

 

www.youtube.com

 

 その最新のマルチドライバーモデル「QCY T11S」はSoundPEATS H2の強力な対抗馬であり、ほぼ同等のスペックでイコライザーを備えた高機能アプリに対応しているという優位性を持っています。残念ながら輝かしいVGPアワードの栄冠はこの機種にはないものの、それはおそらく審査員の面々がこの機種をまだ知らないというだけでしょう。

 

 

QCY T11S

QCY T11S

 

KZ VX10

KZ VX10

 KZは他社より安く大量のドライバーをイヤホンに詰め込むことを至上の喜びとしているようなメーカーです。公式サイトで「有名他社のミドルレンジ帯と似せた外観のイヤホンをより安く提供しています(The company offers an impressive range of low-priced earphones that crib the form-factor from many moderately priced earphones provided by the mainstream brands.)」なんて宣言するブランドはKZくらいのもんでしょう(せめてリスペクトと言え。辞書でcribの意味を調べてみよう)。このブランドは他社を出し抜き、見た目上のスペックを優秀に見せることを至上命令としているかのようです。

 

KZ VX10

 

 フェイスプレートに「10 Drivers」と無邪気に書かれているKZ VX10は、わずか$65程度の価格で手に入るにも関わらず、片側に1DD+4BAの合計5基のドライバーを搭載しているハイブリッドモデルです。この天才的なブランドはさらにこのVX10に、ハーマンターゲットに基づいて音響設計を施したと称していますが、公式周波数特性はハーマンターゲットとは少し違うようです。

 

KZ VX10

 

 KZファンなら毎度おなじみのことで、いつもの楽しいKZ節が全開で心地よいのですが、真面目に受け取りすぎると痛い目にあいます。技適を取得しているかも不明です。最近のKZはまじめに技適を取得しているのですが、この機種に関しては総務省のサイトで検索しても出てきません。

 

 他の人が持っていないレアイヤホンを求めるなら、アリでしょう。一般の方にはおすすめしません。個人的にKZ流ハーマンチューニングに興味津々ですが、技適を取得していないとおおっぴらにレビューすることも難しいので、見送っています。

 

 

KZ VX10
KZ VX10

 

AVIOT TE-BD21j-ltd

AVIOT TE-BD21j-ltd

AVIOT TE-BD21j-ltd

 

 日本人エンジニアによる徹底的な日本人のためのサウンドを謳っている日本のオーディオブランドがAVIOTです(AVIOTのために「日本」を連呼しておきました)。先日、AVIOTはかねてより開発を明らかにしていた「Qualcomm Snapdragon Sound」対応の完全ワイヤレスイヤホンをリリースしました。

 

 「TE-BD21j-ltd」は、圧倒的な音楽性と解像度を実現するハイブリッド・トリプルドライバーモデルとして発売された「TE-BD21j」を大幅ブラッシュアップした最新作になります。デザインの基本はそのままに、新世代オーディオプラットフォームに対応することで、最新の快適で柔軟かつ高音質のオーディオ体験を実現し、マルチポイントにも対応しているなど大注目製品です。 

 

 

AVIOT TE-BD21j-ltd

AVIOT TE-BD21j-ltd

¥17,280(税込)

 
 
 
 
 
 
 

 

Noble FoKus PRO

Noble FoKus PRO

 音の「ウィザード」ジョン・モールトン博士が手掛けるNoble Audioはインイヤーモニターの世界では人気のあるブランドです。そのNoble Audioは(エミライの差し金もあって)この手のブランドとしては珍しく、完全ワイヤレスイヤホンの展開に熱心です*1

 

 Nobleは最初の1DD+2BAのハイブリッドドライバー完全ワイヤレスイヤホン「FALCON PRO」で成功を収め、今回はさらにチューニングに磨きをかけて最新仕様で「Fokus Pro」を完成させたといいます。Falcon Proの評判の高さを考えると、Fokus Proも期待できそうです。

 

 発売時期と価格は未定です。現時点で4万円は超える価格設定との噂があり、わりと高額のお値段になる可能性もあります。

 

 

Noble FoKus PRO

Noble FoKus PRO

 

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*1:公式にはモールトン博士の「遊び」から生まれたとされています。

【ニュース】QCY G1:超低遅延設計、EQによるカスタマイズ、ワイヤレス充電可能。「eスポーツ向け」を謳う10mm振動板を採用したゲーミング完全ワイヤレスイヤホン

QCY G1

QCY G1

 

 大人気完全ワイヤレスイヤホンブランド「QCY」は、スマートフォンでもハイレベルなゲーミング体験を提供するゲーミング完全ワイヤレスイヤホン「QCY G1」をリリースしました。

 

www.youtube.com

 

QCY G1

 

完全ワイヤレスイヤホンの人気ブランド「QCY」

 QCYは、2009年に設立されたDongguan Hele Electronics Co., Ltd.傘下のブランドで、TWS、ポータブルスポーツ製品など様々なブランドポートフォリオを持っています。QCYはBluetooth分野全般を網羅する技術企業であり、クオリティが高く、人々の生活を豊かにする、斬新でスタイリッシュなBluetooth製品を生み出すため、日夜努力と研鑽を続けてきました。

 

 2013年にQCYに奇跡が起きます。その年QCYは、最も人気のあるオンラインショッピングプラットフォームの一つである「T-mall」で最初のサイバーショップを開店しました。その後の20日間で、消費者はこの若いブランドの製品を歓迎し、QCYはBluetooth製品のカタログでトップの販売量を達成します。このときから、QCYのアイコンである緑色のロゴは、中国全土で知られるようになりました。その後、世界に広がる正規代理店(7カ国)の支援を受け、QCYは中国でトップの輸出企業の一つにまで成長します。

 

 2020年の第1四半期時点で、QCYはBluetooth完全ワイヤレスイヤホン部門における国際グローバル市場で世界第4位の巨人となっています。

 

 

スマホゲーマーのための「最高の選択肢」を目指して

 長い歴史の中でコンピュータゲーミングが今ほど活気に溢れた時代はありません。コンピュータゲームプレイングは今や「eスポーツ」と呼ばれ、競技として市民権を得るまでになりました。

 

 完全ワイヤレスイヤホンで先端的な開発を進めているQCYは、拡大するeスポーツにおいても十分な品質を実現できるゲーミングイヤホンの開発に乗り出しました。一般にeスポーツのようなシビアな操作が必要とされる場面では、ワイヤレス通信のコンマゼロ数秒レベルの遅延ですら命取りになるとされています。

 

 QCYはeスポーツクラスのゲーミング体験を実現させるため、遅延を大幅に改善するチューニングを施し、G1でわずか45msという超低遅延を実現しました。さらに、使用するシーンやFPSなどでのチーム連携などを考慮し、プレイヤーの状況や役割に合わせて選べるゲーミング用のEQを用意しています。長時間のゲーミングも可能なイヤホン単体最大8時間の連続再生時間、ゲームを終えたら煩わしさなしに置くだけで充電できるワイヤレス充電など、ゲーマーが快適に利用できる機能を提供します。

 

QCY G1

 

シビアなゲームにも追従する45msの超低遅延

 QCY G1の遅延はわずか45msとなっており、完全ワイヤレスイヤホンの中では抜群に近いスペックを持っています。G1はオンラインのヴァーチャル空間で展開される戦闘のサウンドをほぼリアルタイムに近い聞こえ方で耳に届けることで、ゲーミング体験の質と精度を大きく向上させます。

 

QCY G1

 

ゲーミング用に特別なEQを搭載

 QCYは完全ワイヤレスイヤホンのDSP(デジタルシグナルプロセッサ)についてもよく理解しており、開発経験が豊富です。QCYはこれまでの製品で価格帯に合わせてさまざまなメーカーのさまざまなDSPを搭載し、その最適化技術に精通しているだけでなく、ユーザー自身が音質をコントロールできるイコライザー機能も提供してきました。

 

 QCY G1にはQCYのエンジニアがゲーミングサウンドに最適化した専用のEQを搭載しており、銃声・足音・爆発音・航空機の音など、さまざまな音にフォーカスすることができます。

 

QCY G1

 

機敏にバトルフィールドに飛び込み、速やかに休息を取れるワイヤレス充電

 QCY G1はワイヤレス充電に対応しており、ケーブル充電の煩雑さからゲーマーを開放します。卓上に対応するワイヤレス充電器さえあれば、置くだけで充電をすることができ、使うときはケーブルを抜く必要なく、掴んですぐに持っていけます。

 

 G1を使えば、充電を気にせず、好きなときにゲームの中へ飛び込み、ゲームを楽しんで休憩を取るときにはケーブルを探す手間がなく、対応充電器に置くだけで休息に入れます。

 

QCY G1

 

近未来的なデザイン、光るLED

 QCY G1はケースにLEDを配し、近未来的なデザインを実現しています。QCYはサイバーパンク映画「ロボコップ」の世界観に着想を得て、このスピード感があり、スポーティで、しかもロボティクスを感じさせるデザインにたどり着きました。黒くシックにまとめ上げられた筐体に搭載されたLEDが呼吸をするように美しく明滅します。

 

QCY G1

 

長時間のゲーミングが可能な8h+24hバッテリー

 QCY G1はイヤホン単体で連続8時間、ケース込みで最大32時間の駆動時間を確保しています。これによりeスポーツの長時間練習を完全にカヴァーできるだけでなく、一日中使っても途切れることのないゲーミング体験を可能としています。

 

QCY G1

 

クアッドマイク構成によるクリアな通話

 eスポーツではパートナーやコンパニオンとの適切なコミュニケーションによる連携が必須です。QCYは4マイク構成により、ゲーマーの声を適切に拾い、仲間に届けることができます。

 

QCY G1

 

外観サンプル

QCY G1
QCY G1
QCY G1
QCY G1
QCY G1
QCY G1

 

レビュー記事

www.audio-sound-premium.com

 

価格と販売時期

 QCY G1$39.99で販売が開始されています。今の段階ではAliexpressなどの販売価格は高いので、QCY公式で購入することを推奨します。

 

 

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【ニュース】GEOの最新完全ワイヤレスイヤホン「GRFD-TWS HT03」登場!サンキュッパで全部入り!

GEO GRFD-TWS HT03

GEO GRFD-TWS HT03

 

 GEOが同ブランド史上最高コスパを謳う完全ワイヤレスイヤホン「GEO GRFD-TWS HT03」を発表しました。

www.youtube.com

 

 ¥3,980(税抜、税込は¥4,378)でハイブリッドアクティブノイズキャンセリングやゲーミングモード搭載を実現した夢の「全部入り」高コスパ完全ワイヤレスイヤホンです。

 

 ……。

 

 …………。

 

 

 ……QCY HT03やんけ!w

 

 

 

 というわけで、5000円以下ではかなり優秀なQCY HT03が全国のGEOで販売されるようです。ネットからも簡単に入手可能になりますね。アプリ対応だけはオミットされているようですが、この機会にコスパに優れたこのイヤホンを手に入れてみるのも良いでしょう。音質が一緒かどうかはわかりません。

www.ear-phone-review.com

www.ear-phone-review.com

www.audio-sound-premium.com

 

GEO GRFD-TWS HT03の主な特徴

  • アクティブノイズキャンセリング搭載
  • ヒアスルー搭載
  • スマホゲームに最適!低遅延モード搭載
  • IPX5相当の防水性能
  • 連続再生時間5時間(ANC ON)

 

GEO GRFD-TWS HT03

GEO GRFD-TWS HT03

GEO GRFD-TWS HT03

¥4,378(税込)

 

 
 
 
 
 

 

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