重厚
SENNHEISER HD800Sはリスニング向きのヘッドホンとしては理想形の一つであり、その評判に違わぬ名機です。その生み出す出力は適度に重厚で派手さと広い音場と静寂感も兼ね備えた、SENNHEISERらしい正統派のリッチサウンドで、アコースティックな曲を中心にど…
BGVP DN2はその価格に比べて優れたビルドクオリティとパッケージ内容で、お得感があるイヤホンです。音質も少し中高域に癖を感じますし、低域はやや強めなものの、全体的なバランスが取れており、重厚感と華やかさのあるゴージャスなサウンドを聴かせてくれ…
1万円以下の安価な価格で手に入るアクティブノイズキャンセリングを搭載しているので、完全ワイヤレスイヤホン Picun JS-6は魅力的に思えるかも知れません。しかし、アクティブノイズキャンセリング性能は率直に言って価格帯でも高くないので、それを目的に…
coumi ANC860はデザインもおしゃれで、スペック的にも不満が少なくてわりと気に入っているイヤホンです。ただ確実に低域が支配的なので、低域の存在感が強い音が嫌いな人には向かないと思います。ライブ感のあるサウンドなので、ロックではパワフルで骨太な…
MEBUYZ A20は低域バカのための低価格完全ワイヤレスイヤホンです。どんな曲でも重厚で静かな雰囲気で聞かせてくれますが、大抵の人は籠っていると感じるかもしれません。しかし、ライブ感のある重低域が好きなら、これほどの低価格でスペックや通信品質で満…
JVC HA-FW02はバランスの良い弱ドンシャリのサウンドを持ち、パッケージやビルドクオリティも十分に満足できる製品です。装着感は人によっては安定しない可能性があり、また今回の個体では音量を少し大きくすると露骨な音割れが見られましたが、WOODシリーズ…
低価格で十分なノイズキャンセリング性能があり、防水性能がない以外はスペック的にもほとんど不満がないので、低価格でANCを試したい人には悪くない選択肢だと思います。音質はドンシャリで大衆的ですが、静寂感をうまく出しつつ、ダイナミックに聞かせてく…
Kinera IdunはKineraらしいバランス感覚に優れ、その中で中域の音楽性を丁寧に追及したサウンドを味わうことができます。パッケージはおしゃれで、付属品も十分にそろっており、ビルドクオリティは良好で価格以上に十分に満足できる品質を実現しています。1…
これまで感心したり、好きだ、面白いと思うイヤホンはわりと多かったですが、久しぶりに個人的に興奮したイヤホンです。低域での徹底したリアリズムの追求は私の好きな方向性のサウンドで、このイヤホンの存在を同価格帯で特別なものとしています。低域ジャ…
QoA Pink Ladyはブランドの最初のイヤホンとしては十分すぎるほどのインパクトを持ったイヤホンです。ナチュラルでバランスの良いサウンドをもたらしている絶妙のチューニングによって、ほとんどの音楽で窮屈さがなく、かつ充実した安定感のある自然なサウン…
重低域が強調気味でノイジーになりやすい熱気が強いこともあり、第一印象は人によってあまりよくない可能性があります。また一聴して解像度が高いのがわかるという類のイヤホンではありません。しかし、ライブ感のある低域とメロウで色づきの良い中域を味わ…
2万円くらいでロックサウンドを楽しく聞けるイヤホンを探しているなら、TFZ KING EDITIONを考慮に入れても良いでしょう。派手でスピード感のあるリズムとともに、引き締まったボーカル表現が味わえます。ライブリスニングスイッチに関しては、あくまで個人的…
重みとパワフルさのある低域、わかりやすいピーク感のない高域は個人的にはわりと好みですが、万人受けするかというと少し微妙です。スペックも平凡以下なだけでなく、通信品質も優れているとは言えません。充電ケースはオシャレですが、ピカピカ光るイヤホ…
重厚な曲を静寂感を出しつつ、ゆったり丁寧に聴かせる雰囲気は個人的には好きですが、万能な音質とは言い難く、とくに明るいアニソンやスピード感のある曲を好む若い層には受けが悪いと思われます。重みとライブ感はありますがブーミーになりやすい低域もモ…
今回取り上げる機種はShozy Rougeです。Shozyは高品質のインイヤーモニター(IEM)を製造している中国のイヤホンメーカーで、幅広い製品ラインナップで知られています。直近ではShozy Form 1.4がオーディオファンの間で好評を持って受けいられています。 Sho…
今回取り上げる製品はEnacFire G20です。EnacFireはわりと低域を重視するモデルを展開しているメーカーで、中には例外もありますが、基本的に重厚なサウンドが好きな人にとってはSoundPeatsと並んで好みの可能性が高いブランドです。 EnacFire G20は一見する…
今回取り上げる製品はMonster Achieve 100 AirLinksです。Monster Cableは1979年に設立されたアメリカの音響機器メーカーで、その名の通り高品質なオーディオ信号伝送ケーブルを主力商品としてます。モンスターケーブルはオーディオケーブルが音質の違いをも…
今回取り上げる機種はAUKEY EP-N33です。AUKEYはモバイルバッテリーやUSB充電器を主力製品とする中国のブランドで、この分野ではANKERやRAVPowerの競合企業です。ANKERと同様ワイヤレスオーディオにも早くから進出し、amazonで展開していました。とはいえ、…
今回はFiiO FD1を取り上げます。FiiOはオーディオ界隈では知らない人はいない中国のトップ音響ブランドの一つで、とくにデジタルオーディオプレーヤー(DAP)の分野ではSONYやAstell&Kernと並び市場の勝利者として君臨するトップメーカーです。一方でFiiOは…
今回取り上げる機種はSoundPEATS Truengine 3SEです。SoundPEATSはまだまだ日本で知名度が高いとは言えないかも知れませんが、ワイヤレスイヤホン市場では中華ブランドの中で最も成功したブランドの一つと言え、その高品質製品で多くのファンを獲得していま…
今回取り上げる機種はHolyHigh ET1です。HolyHighはShenzhen YUANGU Technology社のオーディオブランドでMuzili、Arbilyなどの姉妹ブランドになります。ここはわりと真面目に技適やPSEを取って日本展開しているメーカーで、サポートも悪くありません。ちなみ…
今回取り上げる機種はAusounds AU-Stream Hybridです。Ausounds(「オーサウンズ」と読みます)はアメリカのプレミアムオーディオメーカーで、BOSEやSENNHEISER、JBLなどで研究開発に携わった開発チームが製品作りを行っています。サウンドチューニングと品…
今回はULTRASONE Edition 15を取り上げます。ULTRASONEは1990年12月に設立されたドイツのオーディオメーカーで、独自のS-Logicと呼ばれるサラウンドサウンドシミュレーションテクノロジーを使っているのが特徴です。直接音が耳に到達する従来のヘッドホンと…
今回はKBEAR KB04を取り上げます。KBEARはKinboofi(これで「キンボファイ」と読むらしい)系のブランドで低価格で人気のある製品を数多く出してきた中華系のブランドです。このKB04も5000円以下とは思えないビルドクオリティを実現しており、音質も価格帯で…
今回取り上げる機種は1more EHD9001BAです。1moreの最新アクティブノイズキャンセリング技術が導入されているワイヤレスイヤホンで、アクティブノイズキャンセリングON時でも15時間という長い再生時間を実現しているのが特徴です。また独自の「風切り音低減…
今回はSkullcandy Pushを取り上げます。Skullcandyはアメリカのオーディオメーカーで、若者やスポーツファン向けのオーディオ製品で有名です。アメリカ的量産メーカーの象徴でもあり、毀誉褒貶あるメーカーです。以前は一部で粗悪品メーカーのイメージもあり…
今回はWG T-oneを取り上げます。WGというブランドについては中国のブランドであるということ以外はわりとよくわかりません。このT-oneの強みは特許取得済みのテスラドライバーを用いているという点で、実際解像感はかなりよいサウンドを持っています。個人的…
今回取り上げる機種はGRADO GS3000eです。GRADOは高い人気を誇るアメリカのヘッドホンメーカーです。GS3000eはそのGRADOのステートメントシリーズの最上位に当たり、同社のウッド製ヘッドホンの頂点に位置づけられています。
今回取り上げる機種はM-SOUNDS MS-TW3です。M-SOUNDSは株式会社エム・エス・シー(メディア・セル・コーポレーション)の音響ブランドで、完全ワイヤレスイヤホンを出している日本企業としては割と古株です。エム・エス・シーはスイスの大手PC周辺機器メーカ…
今回取り上げる機種はTribit Flybuds 1です。Tribitはワイヤレススピーカーやワイヤレスイヤホン製品を製造している中国のブランドです。低価格帯の中国製メーカーの中では品質面でかなりまともなほうです。