SONY MDR-M1STの音質は中域充実系のいわゆる「かまぼこ」サウンドです。高域は中域より後退的なので、解像度はあまり高くなく、モニターサウンドにありがちな硬いディテール感はほとんど感じません。そのサウンドはあまり分析的に聞こえず、どちらかといえばリスニングライクです。長時間の音楽リスニングでも聞き疲れないのは良いですが、批判的なリスニングにはあまり向かないサウンドです。
SONY MDR-M1STは中域充実系の聴き心地の良いサウンドを持っています。ビルドクオリティは優れており、モニターヘッドホンとしての使い勝手にも優れていますが、もし楽曲の構成を分析的に提示してくれるモニターヘッドホンを求めているなら、MDR-M1STはそういうヘッドホンではありません。個人的にはこれよりYAMAHA HPH-MT8やVictor HA-MX100Vをおすすめします。
⼈気モデル「Soundcore Liberty Air 2」の音質・機能性をさらにアップグレードした上位モデル。Anker独自の「ウルトラノイズキャンセリング」を搭載。イヤホンの外側と内側に配置した2つのマイクで周囲の音を検知し雑音を除去することで、聴きたい音楽をクリアに届けます。また、あなたが今いる環境をアプリ上で選ぶだけで、そのシーンに最適なノイズキャンセリングを起動させることができます。
SONY MDR-7506はわりとなんとなく買った機種ですが、たちまち私のお気に入りになりました。それは一定のフレームに音楽の全体像を情報量が多めに提示してくれる効率的なサウンドを持っているだけでなく、非常にボーカルフォーカスに優れたヘッドホンでもあります。ハイ上がりのややアグレッシブなサウンドですが、宅録で歌唱をする人におすすめできるだけでなく、ボーカルを愛するすべての人にとって、この価格帯で最も魅力的なヘッドホンの一つになりえるでしょう。ただし一般的な作曲・モニターチェック用途にはSW-HP10Sのほうが優れていると思われるので、万能系のモニターヘッドホンを求めている場合はそちらを選んだほうが良いでしょう。
SONY WH-1000XM4は間違いなく期待できる製品に思えます。NCH 700は現在の価格で売られている限り、相対的に魅力が乏しいことは間違いありません。とくにSONY WH-1000XM4がXM3と同じような値動きをした場合には、それは顕著になるでしょう。XM4がXM3と同じ価格変動をたどるかはわかりませんが、SONY製品の初値は基本的にご祝儀価格になる傾向があります。テレワークには魅力的な製品で、初値でも決してコスパは悪くないはずですが、急いで必要と思ってない人は値下がりを待つか、十分な性能で格段に安く手に入るXM3を選んでもよいかもしれません。
SONY WF-1000XM3を暗い場所に置くと、インジケーターライトの動作ステータスが表示され、イヤホンと充電ボックスがわずかにオレンジ色のライトで点灯しています。
箱からイヤホンを取り出すと、LとRの位置を表す色違いのヒント、突起状金具、マグネットが見えます。
イヤホンの充電やケースとイヤホンとの通信には、3つの突起状金具が使用されます。
充電ボックスの出力は5V 120mAで、イヤホンに電力を供給するために使用されます。
2つのイヤホンは対称デザインになっており、外部タッチ領域があります。 Sony WF-1000XM3は、デュアル伝送と低遅延をサポートしています。 最新のBluetoothチップは、サウンド信号を左右のイヤホンのドライバーに同時に送信し、遅延を減らし、安定したBluetooth接続と高品質のリスニングエクスペリエンスを提供してくれます。
Sony WF-1000XM3は、大きなプラスチック製のフレームの周りにBlueToothアンテナを備えた、より大きなアンテナを使用しています。 イヤホンの中央にはノイズ低減マイクがあり、黒いプラスチックの外側には金属化されたBluetoothアンテナがあり、信号品質を効果的に保証できます。 ヘッドフォンのBluetooth®アンテナの配置は、より広いカバレッジを確保するために最適化されています。 これにより、ストリーミングを中断することなく信号を強く保つことができます。
[高音]:一聴した印象では高域はあまり出ていない感じがするが、よく聴いてみると透明に近い感じでありながら、そこそこ高いところまで伸びて聞こえる。たとえばシンバルの空気感は派手にシャーンとは明瞭には広がらないが、聴いてみれば淡い感じでかなり広がっている。弦楽も透明に高いところに伸びていくが存在感は目立たないようになっている。そのため高域は薄味であるにも関わらず、閉じている感じは強くなく、適度に開放されているように感じる。中高域はそれほど鮮やかさを強調せず自然な色味に聞こえる(秦基博「水彩の月」、井口裕香「Hey World」、菅野よう子「Power Of the Light」でテスト)
KANN CUBEで聴いてみると重低音で広がりやすく、とくにロックではドラムとベースの熱量が高まりやすいところがある。KANN CUBEも素直なモニター的なところがあるのが影響するのか、基本的に中域は少し奥まって、低域支配を受けやすい感じで聞こえやすく、中高域でもう一度前に出てくるというようなバランスになっている。曲にもよるが、低域のドライブ感が出やすく、やや圧迫感が強い。
CCA C12。「昔はKZ好きだったけど、最近のKZが嫌いな私にわざわざレビュー依頼するか?」なんて思って、「本当に正直に書いちゃいますよ?」ってよく確認したけど、聴いてみると普通にまとも。ZSXの、あのゴミ集積場みたいなグッシャグシャ詰まった音が何だったの?ってくらい音場整理されている。 pic.twitter.com/1zS9XnAzja